こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2021年12月22日にフルモデルチェンジが行われたスズキ「アルト」のおすすめオプション、不要なオプションをご紹介します。
果たして「アルト」に必要なオプションとは!?
アルトのおすすめオプション
まずは、スズキ「アルト」のおすすめオプションについて、みていきましょう。
全方位モニター用カメラパッケージ
まずは、メーカーオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」です。
「全方位モニター用カメラパッケージ」は、最上位グレードの「HYBRID X」のみ選択できます。
「全方位モニター」は、駐車の際に自車を上から見下ろした様なカメラ映像を確認できるだけでなく、走行中に自車の前、または横のカメラ映像を確認することができるため、細い道路への進入時や幅寄せの際にも便利です。
さらに、運転席からは見えない死角から近づいてくる人や物をブザーで知らせてくれる「左右確認サポート機能」も搭載されているため、見通しの悪い交差点に進入する際や後退時に安心です。
死角となる部分をカメラやブザーで確認できるため、運転に自信がある方にとっても、便利で安心な装備だと考えます。
上記のとおり、「全方位モニター」は非常におすすめのオプションなのですが、迷いどころは「ディスプレイオーディオ」または「ディーラーオプションのナビ」という点でしょう。
ディスプレイオーディオのメリットは、アップルカープレイやアンドロイドオートによりグーグルマップなどのスマートフォンアプリをディスプレイオーディオに表示して使用することができることです。
ディスプレイオーディオにナビ機能は搭載されていませんが、スマホのナビアプリをナビとして使用することができます。
気になる通信量は、1時間使用しても15MB前後しか使用しないため、街乗り中心の方で滅多にナビを使用しない方なら、各個人のスマホ1月の容量をオーバーしてしまうことはないでしょう。
※ナビアプリのデータ使用量は目安です。
そして、ディスプレイオーディオの最大の魅力は価格の安さです。
ディスプレイオーディオ単体の価格は3.3万円となっており、ディーラーオプションのナビは最も安いものでも12万円以上しますので、比較するとその圧倒的な安さがわかります。
デメリットは、ナビ機能が搭載されていないこと、CD・DVDデッキが搭載されないこと、スマートフォンと接続するにはケーブルを差し込む必要があること、などがあります。
スマホアプリをうまく使用できないユーザーからすると、デメリットの方が多くなってしまうでしょう。
ディーラーオプションのナビは、全方位モニターに対応している最も安い7インチのスタンダードワイドナビの価格が約13万円となっています。
ディスプレイオーディオより10万円ほど高くなってしまいますが、購入してから変更する場合さらに工賃が発生してしまうので、少しでも不安がある方はディーラーオプションのナビを選択するのが無難です。
ディーラーオプションのナビの場合、ディスプレイオーディオよりディスプレイサイズが大きい8インチナビを選択できたり、高速道路の逆走注意機能が使用できるなどのメリットもあります。
上記の理由から、「全方位モニター用カメラパッケージ」は非常におすすめです。
価格は79,200円と決して安くはない価格となっていますが、購入後再設定できないメーカーオプションとなっているため、絶対設定すべきオプションだと考えます。
もちろん、ディスプレイオーディオをうまく使いこなせるユーザーは「全方位モニター付ディスプレイオーディオ」の方がおすすめです。
ナビ代を10万円以上節約できます。
アップグレードパッケージ
次は、メーカーオプションの「アップグレードパッケージ」です。
「アップグレードパッケージ」は、中間グレードの「L」のみ選択できます。
「アップグレードパッケージ」の内容は、以下のとおりです。
- フルオートエアコン[エアフィルター付]
- リヤシートヘッドレスト
- LEDヘッドランプ[ハイ/ロービーム、マニュアルレベリング機構付]
- スモークガラス(リヤドア、バックドア)
- 助手席シートヒーター(2WD車) ※4WD車は標準装備
- UVカット機能付ガラス(全面)
- 運転席シートリフター
- バニティ―ミラー(運転席)
- ステアリングガーニッシュ[シルバー]
ガソリン車(マイルドハイブリッド車ではない)の最上位グレードという位置づけの「L」は、標準装備だとマニュアルエアコン、ハロゲンヘッドランプなど、廉価な装備内容となっています。
ハロゲンヘッドランプだと夜は暗くて見にくいため、夜間の視認性を向上、つまり夜間の安全性を向上させるためにLEDヘッドランプに是非交換したいところです。
さらに、標準だとリヤシートのヘッドレストも装備されていません。
ヘッドレストは追突時に頭部を衝撃から守り、むちうち症などの軽減を図るもので、安全装備の1つとなっています。
それが標準だと“装備されていない”状態なので、後部座席に人が乗車する機会が想定される場合は、“絶対に装備すべき”だと考えます。
価格は132,000円と高価ではありますが、上記のとおり夜間の安全性や、後部座席に乗車する人員の安全性を高める装備が含まれているため、絶対設定すべきオプションだと考えます。
ルームランプバルブ
最後は、ディーラーオプションの「ルームランプバルブ」です。
「アルト」は、残念ながらルームランプはハロゲンランプが標準装備となっています。
ハロゲンランプだと暗くてよく見えない夜の車内でも、LEDランプなら昼の様に明るくなります。
価格の低下もあり、昨今の新型車の多くはLEDランプが標準装備されています。
そのため、ルームランプをLED化することは非常におすすめなのですが、筆者は基本的にディーラーオプションのLEDランプを推奨していません。
最大の理由は価格で、社外品だと3,000~5,000円程度で購入できる物が、ディーラーオプションだと2万円以上する様な場合が多いからです。
しかし「アルト」の場合、ディーラーオプションでも価格は4,235円となっており、社外品との価格差が限定的になっています。
自分でルームランプを交換する手間などを考慮すれば、ディーラーオプションの「ルームランプバルブ」を設定するメリットは大きいと考えます。
以上の理由から、ディーラーオプションの「ルームランプバルブ」はおすすめです。
アルトの不要なオプション
次は、逆に筆者が考える不要なオプションをご紹介します。
ディーラーに言われるがままオプションを設定すると、オプション総額が非常に高くなってしまうため、極力不要なオプションは省くようにしましょう。
LEDヘッドランプ
まずは、メーカーオプションのLEDヘッドランプです。
中間グレードの「HYBRID S」のみ選択できるメーカーオプションとなっています。
前述のとおり、ハロゲンヘッドランプは夜は暗くて見にくいため、夜間の視認性を向上、つまり夜間の安全性を向上させるためにLEDヘッドランプに交換すべきだと考えます。
ただ、問題は価格です。
メーカーオプションのLEDヘッドランプは、LEDヘッドランプの他にリヤドアとバックドアのスモークガラス、UVカット機能付きガラス(全面)がセットで、価格は57,200円となっています。
LEDヘッドランプは社外品で4,000~5,000円程度、スモークガラスやUVカットガラスも同機能を持ったフィルムが1,000円程度で販売されています。
つまり、全込み1万円未満で入手可能なんです。
もちろん、施工が必要になりますが、仮に車用品店にお願いした場合でも、片側3,000~5,000円程度で施工してくれるため、取付費用を含めても3万円もしないでしょう。
あえて価格の安い「HYBRID S」の購入を考えるのであれば、メーカーオプションのLEDヘッドランプは選択せず、購入後に安く施工する方法を選んだ方が、賢いと考えます。
高すぎるドライブレコーダー
次は、ディーラーオプションのドライブレコーダーです。
ディーラーで購入した場合、前後方録画タイプなら7.1万円前後、前だけのドライブレコーダーでも3.7万円前後と非常に高い価格になることがネックです。
自分で購入した場合、価格は前後方録画タイプのドライブレコーダーなら2万円以下、360°カメラでも3万円前後ですむため、間違いなく自分で購入した方がお得です。
装着は非常に簡単ですが、難しい場合は自分で社外品を購入してディーラーに装着をお願いしても良いと思います。
ディーラーにもよりますが、おそらく無料で装着してくれるでしょう。
クルマは高い買い物ですから、サービスの範囲内でしょう。
※筆者は社外品のLEDマップランプとルームランプを自分で購入し、ディーラーさんに無料で取り付けてもらいました。
メリットがないETC2.0車載器
次は、ディーラーオプションのETC2.0車載器です。
ETC2.0車載器は、通常のETC車載器より2万円程度高いにも関わらず、恩恵はほとんどありません。
筆者はスバル「インプレッサスポーツ」購入時にETC2.0車載器を選択しましたが、何のメリットもなかったため、以後ETC車載器を装着する様にしています。
東京など一部の地域ではメリットもありますが、ほとんどの地域で価格が高いだけでメリットは少ないため、不要だと考えます。
高価なボディコーティング
最後は、ボディコーティングです。
ボディコーティングは、多くのディーラーでおすすめされますが、小まめ(1ヶ月~2ヶ月に1回程度)に洗車を行うのであれば、筆者は不要ではないかと考えています。
価格も3~7万円前後と非常に高額なため、可能であれば外しましょう。
スズキ「アルト」の価格・おすすめグレード
最後にスズキ「アルト」の価格、おすすめグレードをご紹介します。
「アルト」のおすすめグレードは、「HYBRID X」で約126万円となります。
「HYBRID X」がおすすめな理由は、キーレスプッシュスタートシステム、フルオートエアコン、全方位モニターなど、装備が充実しているからです。
キーレスプッシュスタートシステムにより鍵を鞄から出す必要性が一切なくなり、フルオートエアコンによりエアコンの各種設定を自動で行ってくれるため、非常に便利です。
いずれも購入後に再設定できない装備ばかりなため、ケチらず「HYBRID X」すべきだと考えます。
オプションに全方位モニター用カメラパッケージ、ナビ、ETC車載器、合計約29万円を設定した場合の「HYBRID X」の全込み(諸費用、値引き額込み)価格は約155万円となります。
同クラスのライバル、ダイハツ「ミライース」との+10万円程度で、価格差の主な要因は全方位モニターです。
走行距離やガソリン代によりますが、維持費の差(燃費性能の差)で価格差はほとんどなくなる可能性が高くなっています。
「スペーシア」や「N-BOX」のカスタムモデルなら200万円を超えるため、「アルト」の価格は比較的安めだといえるでしょう。
とはいえ、150万円前後の価格となるため、決して安い金額ではありません。
「アルト」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう!
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さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スズキ「アルト」のおすすめオプション、不要なオプションをご紹介しました。
新型「アルト」は、車両本体価格の安さ、運転のしやすさ、さらに圧倒的な燃費性能が魅力です。
同クラスのダイハツ「ミライース」は25.0km/Lとなっているのに対して、「アルト」のマイルドハイブリッド車は27.7km/Lと、トヨタのハイブリッド車の中でも燃費性能が優れた「ヤリスクロス」と同等の燃費性能となっています。
※いずれもWLTCモードの数値
さらに、「アルト」のマイルドハイブリッド車の実燃費は29.0km/L前後と、非常に優れています。
まだサンプル数が少ないことから、実燃費はあくまで参考値ではありますが、実燃費でも27.0km/L前後の燃費性能を発揮できることは間違いないでしょう。
つまり、「アルト」は初期費用も維持費も安いという大きな魅力があるといえるでしょう。
また、「ミライース」にはない後退時に作動する自動ブレーキ、全方位モニター、カーテンエアバッグが搭載されているため、安全性能の高さという魅力もあります。
そのため、安くて安全な軽自動車が欲しい方には非常におすすめであると考えます。
「アルト」は、オプションが比較的少ない部類に入るかと思いますが、必要なオプションの設定が漏れたり、逆にケチって後悔しないように気をつけましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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