こんにちは！青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年7月1日に行われたトヨタ「アクア」のマイナーチェンジ（一部改良）による変更点をまとめてみました。
また、今回のマイナーチェンジ（一部改良）を受けて、最もお得なグレード、おすすめグレードは何なのか！？徹底検証してみました。
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トヨタ「アクア」マイナーチェンジ(一部改良)2019による変更点
2019年7月1日に行われたトヨタ「アクア」のマイナーチェンジ（一部改良）による変更点は、以下のとおりです。
■安全装備
- 「パノラミックビューモニター」を新たに設定（全車にメーカーパッケージオプション）
- 「オート電動格納式リモコンカラードドアミラー」に、車両後退時に助手席側のドアミラーが自動で下向きになる”リバース連動機能”を設定（「S」、「L」を除く）
- 「オート電動格納式リモコンカラードドアミラー」に、ヒーター機能を全車標準装備
■エクステリア、インテリア
- フロントグリル、ホイールキャップ、リアコンビネーションランプ加飾のデザインを変更
- ボディカラーに、新色「サーモテクトライムグリーン」を新たに設定
- 上位グレード「G」のシート表皮をダークブラウン基調に変更
- 中間グレード「S」の内装色をレッドとした場合の一部デザインを変更
※インパネ助手席側カラーをブラック、レジスターリングをレッドに変更
■新しい特別仕様車
- 新特別仕様車「S“Business Package”」を追加
※ベース車はグレード「S」、内装色はナチュラルグレーを採用、「Toyota Safety Sense」・「インテリジェントクリアランスソナー」・「フルフラットデッキボード」などを特別装備、ボディカラー色は「スーパーホワイトⅡ」・「シルバーメタリック」・「ブラックマイカ」の3色のみの設定
■特別仕様車の設定変更
- 特別仕様車「S“Style Black”」
専用LEDヘッドランプ・ナビレディパッケージを特別装備、さらにシートは車内消臭・防汚・撥水機能付の高機能表皮を採用 - 特別仕様車「Crossover“Glam”」
ナビレディパッケージを特別装備、アウトサイドハンドルにメッキ加飾を追加
今回のマイナーチェンジ（一部改良）による最大の変更点は、「パノラミックビューモニター」の採用と新特別仕様車「S“Business Package”」を追加でしょう。
今回の改良により、特別仕様車「Crossover“Glam”」は3万円程度、特別仕様車「S“Style Black”」は7万円程度上昇しています。
駐車時の安全性能が強化！
「パノラミックビューモニター」は、いわゆる日産の「インテリジェントアラウンドビューモニター」と類似した機能で、車を真上から見ているような映像を表示し、駐車時の安全確認が可能です。
トヨタ車としては「シエンタ」、「プリウスPHV」、「ハリアー」、「クラウン」にしか設定されていない比較的採用例が少ない装備です。「ヴィッツ ハイブリッド」には設定されていないので、「アクア」と「ヴィッツ」の違いの1つになるでしょう。
合わせて、リバース連動ドアミラーも設定されたため、駐車時の安全性能が高まったといえるでしょう。
「S“Business Package”」は、あくまで”ビジネスパッケージ”
新特別仕様車「S“Business Package”」は、44,000円する「Toyota Safety Sense」、28,600円する「インテリジェントクリアランスソナー」、26,400円する「フルフラットデッキボード」などが特別装備されて、ベース車より3万円程度しか価格が上昇していません。そのため、一見非常にお得なグレードである様にみえます。
しかし、以下の点に注意が必要です。
- フロントガラスが”高遮音性”ではない
- リヤガラスなどがプライバシーガラスではない
- フロントワイパーが時間調整式機能が省かれている
- フロントシートの「シート上下アジャスター」機能が省かれている
- リヤシートが6：4分割可倒がではない（一体可倒式）
- 助手席シートバックポケットがない
- 車内のメッキ加飾やピアノブラック塗装が一部省かれている
- 買い物フックがない
- 助手席バニティミラーがない
- スピーカー数が4つから2つに減少
- ボディカラーが3色限定
など
特別仕様車の名称が”ビジネスパッケージ”となっているだけあって、ベース車と比べると、かなり”社用車感”が増加しています。
そのため、一般のユーザーの方には、おすすめできるグレードではないでしょう。
エクステリア、インテリアの変更は僅か
上の写真左が一部改良前、右が一部改良後となっています。メッキ加飾が追加されているのが分かります。
フロントグリルの他に、ホイールキャップ、リアコンビネーションランプなども変更されていますが、パッと見では気づかないほどの小改良となっています。
今回の一部改良で特別仕様車「S“Style Black”」に追加された「専用LEDヘッドランプ」は、車名ロゴ付きで特別感があります。
最新！「アクア」で最もお得なグレード、おすすめグレードは！？
最もお得なグレードは特別仕様車「S“Style Black”」
「アクア」で最もお得なグレードは特別仕様車「S“Style Black”」です。
ベース車の「S」と比較
まず、ベース車の「S」と比較した場合、「S」は約192万円、特別仕様車「S“Style Black”」は約209万円となっているため、約16.6万円の差があります。
装備差は、以下のとおりです。
- 44,000円する「Toyota Safety Sense」が標準装備でお得
- 44,000円するスマートエントリーパッケージが標準装備でお得
- 28,600円する「インテリジェントクリアランスソナー」が標準装備でお得
- 28,600円するナビレディパッケージが標準装備でお得
- LEDヘッドランプが標準装備でお得
※LEDフロントフォグランプはないものの、LEDヘッドランプパッケージが11万円するためお得 - IR＜赤外線＞カット機能付フロントガラスが標準装備でお得
※「ナノイー」やシートヒーターはないものの、ビューティーパッケージが約3万円するためお得
上記のほか、「リバース連動機能付（助手席側）ドアミラー」、「消臭・ 防汚・撥水機能付ファブリックシート表皮」、合成皮革巻きインパネ助手席オーナメント」などが装備されます。
特別装備を全て合計すると、確実に16.6万円以上します。
安全装備やスマートエントリー＆スタートシステム、バックカメラをオプション装備することを考えた場合、間違いなくベース車の「S」よりお得であることが分かります。
「G」及び「Crossover」と比較
ほぼ同じ価格である「G」及び「Crossover」と比較した場合でも、以下の理由からお得です。
※「S“Style Black”」は約209万円、「G」及び「Crossover」は約210万円
- 44,000円するスマートエントリーパッケージが標準装備でお得（「G」は標準装備）
- 28,600円する「インテリジェントクリアランスソナー」が標準装備でお得
- 28,600円するナビレディパッケージが標準装備でお得
- LEDヘッドランプが標準装備でお得
※LEDフロントフォグランプはないものの、LEDヘッドランプパッケージが11万円するためお得 - IR＜赤外線＞カット機能付フロントガラスが標準装備でお得
※「ナノイー」やシートヒーターはないものの、ビューティーパッケージが約3万円するためお得
上記の装備差だけを考慮すれば、「Crossover」より10万円以上、「G」より6万円以上、お得です。
ただし、「S“Style Black”」には以下の装備がありません。
- 16インチアルミホイール（「Crossover」のみ装備）
- 専用フロントバンパー、ルーフモールなど（「Crossover」のみ装備）
- シート表皮が合成皮革＋ファブリック（「Crossover」のみ装備）
- クルーズコントロール（「G」のみ装備）
- 本革巻きステアリングホイール
- フロントカップホルダー
- センターレジスターノブ、インサイドドアハンドルのメッキ加飾
上記の装備を考慮すれば「S“Style Black”」がお得であるとはいえませんが、ほとんどが質感を高める装備であり、車好きでなければ不要であると考える人も少なくないでしょう。
つまり、上記の装備が不要であれば、「G」及び「Crossover」よりもお得なんです！
おすすめグレードは「Crossover」
「アクア」で最もお得なグレードは特別仕様車「S“Style Black”」とご紹介しましたが、筆者が考える”おすすめグレード”は「Crossover」です。
理由は以下のとおりです。
- SUVスタイルなエクステリアがカッコいい
- 最低地上高が標準の140mmより高い170mmとなっている（「C-HR」の140～155mmより高い）
- 「アクア」で唯一のアルミホイール標準装備グレードである
- 本革巻ステアリング、シートが合成皮革＋ファブリックとなっており質感も高い
やはり最大の理由は、社用車などでも多い「アクア」なので、「Crossover」にすることで明らかな違い、魅力を出してくれるからです。
ボディカラーに専用色「オリーブマイカメタリック」を選択でき、アウトサイドドアハンドルにメッキ加飾が施され、内装色がブラウン基調となる特別仕様車「Crossover“Glam”」も魅力的ですが、お得感がないため「Crossover」を選択しました。
まとめ
「アクア」をお得に購入したい方には、特別仕様車「S“Style Black”」がおすすめです。
他人の「アクア」と違う魅力を出したい方には、は「Crossover」がおすすめです。
「アクア」のフルモデルチェンジが2020年頃に行われると噂されており、今回の一部改良が現行「アクア」最後の改良となる可能性も十分考えられます。そのため、「アクア」をお得に購入したいなら今がチャンスです！
さらに、お得に購入したい方は”新車同様の中古車”も検討してみましょう！
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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ガリバーによると、修復歴車の約4割（39.4％）の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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まとめ
今回は、2019年7月1日に行われたトヨタ「アクア」のマイナーチェンジ（一部改良）による変更点、最もお得なグレード、おすすめグレードをご紹介しました。
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コンパクトカーの購入を考えていた方は、安全性能が高まった今回の改良を機に「アクア」も検討してみては如何でしょうか
コンパクトカーの比較は、以下の記事にまとめています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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