こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年10月25日に発売された新型スバル「レヴォーグ レイバック」と「レヴォーグ」の違いを元スバリストが徹底比較してみました。
買うならどっちが後悔しない!?
※同日に行われた「レヴォーグ」のマイナーチェンジ(D型改良)による変更点や違いは、以下の記事にまとめています。
新型スバル「レヴォーグ レイバック」と「レヴォーグ」の違い
■レヴォーグ レイバック
■レヴォーグ
2023年10月25日に発売された新型スバル「レヴォーグ レイバック」は「Limited EX」だけの1グレード設定となっており、「レヴォーグ」だと「GT-H EX」と近い装備内容となっています。
では、「レヴォーグ レイバック Limited EX」と「レヴォーグ GT-H EX」はどう違うのか!?
ボディサイズや燃費性能の違い
ボディサイズや燃費性能の違いは、以下のとおりです。
・レヴォーグ レイバック
- 全長(mm):4,770
- 全幅(mm):1,820
- 全高(mm):1,570
- ホイールベース(mm):2,670
- 車両重量(kg):1,600
- 最低地上高(mm):200
- 最小回転半径(m):5.4
- 燃費性能(km/L):13.6
・レヴォーグ
- 全長(mm):4,755
- 全幅(mm):1,795
- 全高(mm):1,500
- ホイールベース(mm):2,670
- 車両重量(kg):1,570~1,640
- 最低地上高(mm):145
- 最小回転半径(m):5.5
- 燃費性能(km/L):13.7
上記のとおり、「レヴォーグ レイバック」は「レヴォーグ」よりも全長(+15mm)・全幅(+25mm)・全高(+70mm)がそれぞれ若干大きくなっています。
そして、ボディサイズの最大の違いとなるのが最低地上高で、「レヴォーグ レイバック」は「レヴォーグ」よりも55mmも高くなっています。
同スバルのSUV「レガシィ アウトバック」が213mm、「フォレスター」が220mmとなっているため、それらのクルマよりは低いものの、悪路走破性が優れた「クロストレック」も同じく200mmとなっています。
「レヴォーグ レイバック」はタイヤの扁平率が「レヴォーグ」より少し大きいため、僅か0.1km/Lですが燃費性能が優れており、最小回転半径も0.1m小さくなっています。
全く差がないため記載していませんが、室内や荷室(ラゲッジスペース)の広さに違いはありません。
装備の違い
主な装備差は、以下のとおりです。
- フロントグリルのデザイン
- LEDフロント/リヤフォグランプのデザイン
- タイヤ(レイバック:225/55R18 オールシーズンタイヤ、レヴォーグ:225/45R18ノーマルタイヤ)
- アルミホイール(レイバック:スーパープラックハイラスター塗装、レヴォーグ:ブラック塗装+切削光輝)
- インテリアカラー(レイバック:ブラック/アッシュ、レヴォーグ:ブラック)
- ハーマンカードンサウンドシステム(レイバック:標準装備、レヴォーグ:オプション)
エクステリアデザインの違いは、上の写真のとおりフロントグリルと前後フォグランプの形状が異なります。
インテリアデザインの違いは、センターアームレストやドアアームレスト、センターコンソールサイドやシートサイズのカラーが異なります。
装備内容は、「レヴォーグ レイバック」はオールシーズンタイヤとハーマンカードンサウンドシステムが標準装備されている点が最大の違いでしょう。
価格の違い
価格の違いは、以下のとおりです。
- 「レヴォーグ レイバック Limited EX」:約399万円
- 「レヴォーグ GT-H EX」:約380万円
価格は、「レヴォーグ レイバック Limited EX」の方が19万円程高く設定されていますが、「レヴォーグ GT-H EX」にハーマンカードンサウンドシステムを設定した場合の価格差は88,000円となります。
「レヴォーグ レイバック」と「レヴォーグ」の違いは限定的
ここまで「レヴォーグ レイバック」と「レヴォーグ」の違いをみてきましたが、最低地上高と価格を除き、違いは限定的だといえます。
「レヴォーグ レイバック」は、SUVスタイルが好みなユーザーには「レヴォーグ」にはない魅力があるといえますが、SUVスタイルが好みなのであれば「フォレスター」の方が本格的なSUV性能があり、価格も安く抑えられます。
「レヴォーグ レイバック Limited EX」と「レヴォーグ GT-H EX」の価格差は88,000円と記載しましたが、ハーマンカードンサウンドシステムが不要であれば20万円近い価格差があり、「レヴォーグ」には価格が安い「Smart Edition EX」が設定されていますので、価格差は40万円近くまで広がります。
発売したてということで、月間販売計画は「レヴォーグ」の1,000台に対して、「レヴォーグ レイバック」は1,300台となっており、スバルは「レヴォーグ レイバック」の方が売れると考えているようです。
「クロストレック」のようにベース車である「インプレッサ」以上の人気となるか否か・・・
新型スバル「レヴォーグ レイバック」の乗り出し価格
最後は、新型「レヴォーグ レイバック」と「レヴォーグ」の見積額をご紹介します。
- 「レヴォーグ レイバック Limited EX」:約415万円
- 「レヴォーグ Smart Edition EX」:約378万円
- 「レヴォーグ GT-H EX」:約395万円
- 「レヴォーグ STI Sport EX」:約450万円
オプションに、LEDアクセサリーライナー(約6万円)、ETC車載器(約2万円)とマット(約3.7万円)を設定、値引き額が20万円程度だった場合の価格です。
「レヴォーグ」にはハーマンカードンサウンドシステムを設定していませんので、「レヴォーグ GT-H EX」は20万円程、「レヴォーグ Smart Edition EX」は37万円程、「レヴォーグ レイバック」より安くなります。
「レヴォーグ」、「レヴォーグ レイバック」いずれも普通に見積もりをお願いすると400万円を超す価格になることが多く、「レヴォーグ レイバック」なら450万円近い価格を、「レヴォーグ STI Sport EX」なら500万円近い価格を提示されることになるでしょう。
ディーラーに言われるがままの条件で購入すると、不要なオプションを付けられたり、値引き額が少ないままの価格となってしまうため、少しでも安く新型「レヴォーグ レイバック」や「レヴォーグ」を購入できる様に工夫しましょう。
新型「レヴォーグ レイバック」や「レヴォーグ」を少しでも安く、お得にを購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型スバル「レヴォーグ レイバック」と「レヴォーグ」の違いを徹底比較してみました。
「レヴォーグ レイバック」と「レヴォーグ」の違いは最低地上高と価格を除き、限定的ではありましたが、他車にはない唯一無二のスタイリッシュなSUVとなっています。
「レヴォーグ レイバック」は、「レヴォーグ」同様、走行性能と安全性能が国産車トップクラスの性能となっているため、安全性能で選ぶなら「レヴォーグ レイバック」と言っても過言ではありません。
また、後席の快適性が優れているためファミリー向けにもおすすめで、視界性能も優れているためクルマの感覚をつかみやすく、運転しやすいメリットもあります。
さらに、内外装の質感も比較的上質なため、燃費性能を除けば欠点のない非常に総合力の高いクルマだと考えます。
「レヴォーグ」より価格が少し高くなるものの、スタイリッシュなSUVスタイルの「レヴォーグ レイバック」は非常に魅力的だといえるでしょう。
おすすめです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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