こんにちは！青空ひつじ(♂)です。
2022年3月3日、2011年1月より約11年発売されていたレクサス「CT」が2022年10月に生産終了となることが発表されました。
これにより、レクサスのラインナップからハッチバック車がなくなることになります。
ハッチバック好きの筆者としては、非常に残念です。
そこで今回は、生産終了発表と同時に発売されたレクサス「CT」最後の特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」がお得なおすすめグレードなのか徹底検証してみました。
レクサス「CT」特別仕様車「Cherished Touring」とは！？
では、2022年3月3日に発売されたレクサス「CT」最後の特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」がお得なおすすめグレードなのか検証してみましょう。
「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」の特別装備
特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」の特別装備は、以下のとおりです。
・ベース車：「CT200h “version C”」
■エクステリア
- 専用スピンドルグリル（特別仕様車専用シルバー塗装）
- 専用フロントフォグランプベゼル（特別仕様車専用シルバー塗装）
- 専用リヤバンパーベゼル（特別仕様車専用シルバー塗装）
- 特別仕様車専用2トーンボディカラー
ソニックチタニウムルーフ＆グラファイトブラックガラスフレーク
ソニックチタニウムルーフ＆ソニッククォーツ - オート電動格納式ドアミラー（広角・自動防眩・リバース連動チルトダウン・メモリー・ヒーター付）
- 雨滴感知式オートフロントワイパー
■インテリア
- ファブリック／L texシート（特別仕様車専用クリムゾン＆ブラック・クリムゾンステッチ）
- ドアトリム（特別仕様車専用クリムゾン＆ブラック・クリムゾンステッチ）
- レザー巻きメーターフード（特別仕様車専用クリムゾンステッチ）
- 本革ステアリング（特別仕様車専用クリムゾンステッチ）
- フロントセンターコンソールボックス（特別仕様車専用クリムゾンステッチ）
- ニーパッド（フロントコンソールサイド［特別仕様車専用クリムゾンステッチ］）
- 運転席ポジションメモリー
- ステアリングヒーター
上記の特別装備の中でも、特別仕様車専用シルバー塗装となるスピンドルグリル・フロントフォグランプベゼル・リヤバンパーベゼル、そしてインテリアカラーがクリムゾン＆ブラックとなる点が最大の特徴でしょう。
77,000円と高価なものの、ルーフがソニックチタニウムとなる2トーンカラーを選択できる点も大きな特徴です。
グリルやバンパーが漆黒メッキからシルバーとなることでエクステリアはエレガントな印象となり、インテリアはクリムゾンにより上質さが際立つ形になります。
ベース車だとオプション設定の雨滴感知式オートフロントワイパー、オート電動格納式ドアミラー、ファブリック／L texシート、運転席ポジションメモリーのセット（73,500円）、ステアリングヒーター（11,000円）も標準装備されています。
ベース車「“version C”」と比較して、どうなのか！？
特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」の価格は約422万円、ベース車「CT200h “version C”」の価格は約409万円となっているため、価格差は13万円もあります。
ただし、特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」には雨滴感知式オートフロントワイパー、オート電動格納式ドアミラー、ファブリック／L texシート、運転席ポジションメモリーのセット（73,500円）、ステアリングヒーター（11,000円）が標準装備されているため、価格差は実質45,500円となります。
ファブリック／L texシートや運転席ポジションメモリーのセットは人気のメーカーオプションとなっているため、多くのユーザーはベース車と特別仕様車の価格差5万円前後と考えても差し支えないでしょう。
つまり、5万円前後でスピンドルグリル・フロントフォグランプベゼル・リヤバンパーベゼルをシルバー塗装に、インテリアカラーがクリムゾン＆ブラックにしたいか否かで、特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」がおすすめかどうか変わってくるでしょう。
デザインの好みはユーザーによって変わってきますが、漆黒メッキがアクセントになる点、インテリアカラーを選択できる点、そして少しでも安く購入できる点から、筆者はベース車「CT200h “version C”」がおすすめだと考えます。
シルバー塗装となるスピンドルグリル・フロントフォグランプベゼル・リヤバンパーベゼルは黒系ボディカラーだとエレガントが際立つものの、白系ボディカラーだとエクステリアが白系の色のみとなってしまうため、単調なデザインとなってしまうデメリットがあります。
また、特別仕様車はインテリアカラーをクリムゾン/ブラックしか選択できず、シャトー/フロマージュ、ブラック、ダークキャメル/ノーブルブラウンを選択できないデメリットもあります。
これらを考慮すると、あえて特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」を選択するメリットが少ないと筆者は考えます。
一方、「レクサスCT」最後の特別仕様車という“特別感”を重視する場合は、特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」を選択する価値は多いにあると思いますし、リセールバリューで価格アップとなる可能性もありえます。
レクサス「CT」のおすすめグレードは！？
最後に「レクサスCT」のおすすめグレードについて、検証してみましょう。
「レクサスCT」は特別仕様車を除くと、エントリーグレードの「CT200h」（約387万円）、「CT200h “version C”」（約409万円）、「CT200h “F SPORT”」（約451万円）、「CT200h “version L”」（約488万円）の4グレード構成となっています。
エントリーグレードの「CT200h」は価格が安いものの、標準装備がハロゲンヘッドランプ、フロントフォグランプなし、パワーシートなしとなっており、何と言ってもシート表皮をファブリックしか選択できないことが大きな欠点となっています。
「CT200h “F SPORT”」は専用サスペンションやチューニングが施されたスポーティなグレード、「CT200h “version L”」は本革シートが採用されるなど上質なグレードになっていますが、価格が高い点がネックです。
その点、中間グレードの「CT200h “version C”」は、シート表皮に合成皮革のL texシートを選択でき、価格設定も比較的安いことから、人気グレードとなっています。
上記より、「CT200h “version C”」が最もおすすめだと考えます。
ナビゲーションシステムやETC2.0ユニットは標準装備されているため、L texシートや運転席ポジションメモリーのメーカーオプション、マット程度をオプション設定して、全込み435万円程度で購入できます。
何れにしても、レクサス車はその他の国産車と比較すると100万円程度高めです。
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■中古車のメリット、デメリット
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 修復歴車（事故車、事故歴ありの車）を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証（走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証）
ガリバーによると、修復歴車の約4割（39.4％）の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、レクサス「CT」最後の特別仕様車「Cherished Touring（チェリッシュトツーリング）」についてまとめてみました。
「レクサスCT」は、2014年と2017年の2度マイナーチェンジが行われたものの、昨今のレクサス車やトヨタ車などと比較すると装備内容が古く、特に安全装備では大きな性能差がついている状態です。
とはいえ、高級レクサス車を最も安く購入できるメリットは大きく、レクサスでは欠かせない存在となっていました。
今後の購入は中古車がメインとなってくるかと思いますが、購入を考えている方は「Lexus Safety System +」が全車標準装備された2017年8月以降のモデルから選択するようにしましょう。
2017年のマイナーチェンジ前までは、ミリ波レーダー方式の自動ブレーキ程度しか装備されていないため、安全性能はかなり低くなっています。
2020年8月の一部改良にてパーキングサポートブレーキ（静止物）が新たに全車標準設定されているため、2020年8月以降のモデルが最もおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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