こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2021年6月15日にフルモデルチェンジが行われた新型フォルクスワーゲン「ゴルフ8」にがっつり試乗してきました。
そこで、新型「ゴルフ」のおすすめオプションを徹底検証。
果たして、新型「ゴルフ」に必要なオプションは何なのか!?
※掲載している新型「ゴルフ8」の写真は、1.0Lターボ車の「eTSI Active」(アトランティックブルーメタリック、純正ナビ“Discover Pro”・テクノロジーパッケージ)です。
新型「ゴルフ8」のおすすめオプション
まずは、新型「ゴルフ8」のおすすめオプションについて、考えてみましょう。
新型「ゴルフ8」は、“Discover Pro”パッケージやテクノロジーパッケージなどメーカーオプション設定が存在します。
しかし、“Discover Pro”パッケージにはナビゲーションシステムが含まれているため多くのユーザーにとって必須装備で、テクノロジーパッケージには前後の自動ブレーキが含まれているため、こちらも必須装備です。
ラグジュアリーパッケージはプレミアムオーディオと電動パノラマスライディングルーフが装備されるもので、価格が約23万円と高価なため、あまりおすすめできません。
ラグジュアリーパッケージは1.5Lターボ車限定の装備ということもあり、設定する方は少ないでしょう。
さらに、国産車だとディーラーオプション設定となっていることが多いETC車載器は、新型「ゴルフ8」の場合ETC2.0車載器が標準装備されているため、別途設定する必要がありません。
つまり、新型「ゴルフ8」に絶対必要なオプションはないと言っても過言ではないでしょう。
そんな、新型「ゴルフ8」に敢えておすすめしたいオプションは、以下のとおりです。
フロアマット プレミアムクリーン
まずは、フロアマットです。
フロアマットはネットやクルマ用品店でも新型「ゴルフ8」専用設計の物が安く購入できるため、少しでも安く購入したい方はディーラーで購入しない方が良いでしょう。
一方、純正品は車名のオーナメントが入っていたり、床にしっかり簡単に固定できるなどのメリットがあります。
そのため、個人的には純正品をおすすめしています。
純正のフロアマットは3種類設定されており、価格が1番高いプレミアムクリーン、中間のチェック、価格が1番安いテキスタイルとなっています。
テキスタイルは、後席足元中央部分がなく、見た目的にも非常に簡素なため、おすすめできません。
テキスタイルを購入するくらいなら、ネットやクルマ用品店で安く購入した方が良いでしょう。
チェックは上の写真に写っているもので、ご覧のとおりかなり派手目です。
個人的には、少し目立ち過ぎな印象を受けました。
その点、プレミアムクリーンは、シンプルながら上質な印象があり、抗菌・消臭・防ダニ・抗ウィルス・抗アレル物質の効果があるため、小さなお子さんが乗車する場合や車内の環境をキレイに保ちたい方におすすめです。
価格は、チェックの38,500円より5,500円高い44,000円となっています。
価格差がそこまで大きくないことも、プレミアムクリーンがおすすめな理由です。
ペダルカバーセット&フットレスト
次は、ペダルカバーセットとフットレストです。
通常のアクセルペダルとブレーキペダルはゴム製となっており、滑りにくいという点では非常に優れています。
ただ、見た目的には少し残念な印象もあります。
ディーラーオプションのペダルカバーセットとフットレストは、スポーティでオシャレなペダルとなっており、見ると走り出したくなる気分になります。
筆者はスバル「インプレッサ」購入時にSTIペダルを設定していましたが、やはり乗り込む際の印象が全く異なります。
価格は両方合わせて44,000円となっており、他社と比べると倍くらい高いですが、足元にこだわる方におすすめです。
断熱フィルムクリスタリン90
最後は、断熱フィルムクリスタリン90です。
名前のとおり、太陽光を断熱するフィルムとなっています。
これは新型「ゴルフ8」のアクセサリーカタログには掲載されていないもののため、店舗によっては対応していないディーラーがあるかもしれません。
筆者が見積もりを貰った際、ディーラーさんに非常におすすめされたオプションとなっています。
通常であれば、お断りする様なオプションですが、夏場なかなか涼しくならないことが新型「ゴルフ8」の欠点となっており、おそらくその要因の1つが日光のジリジリ感によるものだと思われるため、この断熱フィルムクリスタリン90が重要になってくるわけです。
断熱フィルムクリスタリン90は、赤外線カット率93%と非常に高くなっており、日光のジリジリ感を大幅に抑制してくれることが期待されます。
断熱フィルムクリスタリン90で”夏場なかなか涼しくならない問題”が解決するかは分かりかねますが、少なくとも何も施工せずに購入するのはリスクが高いと考えます。
価格は約3万円と、そこまで高価ではないため、購入してから後悔しないためにも設定しておきましょう。
新型「ゴルフ8」のおすすめグレード、見積額
※上から1.0Lターボ車の「eTSI Active」、1.5Lターボ車の「eTSI Style」、「eTSI R-Line」
新型「ゴルフ8」のおすすめグレード
次は、新型「ゴルフ8」のグレードの違いについて、みていきましょう。
新型「ゴルフ8」のグレードは1.0Lターボ車2グレード、1.5Lターボ車2グレードの合計4グレード構成となっていますが、エントリーグレード「eTSI Active Basic」は一般的に販売するグレードとはなっていないため、実質3グレード構成といえます。
各グレードの違いは、エクステリアだとフロントグリル上部(フロントヘッドライトの間)のLEDポジションランプの有無、フロントロアグリルの形状、アルミホイール、リアバンパーのメッキ加飾の有無などが主な違いです。
リヤサスペンションは、1.0Lターボ車と1.5Lターボ車でトレーリングアーム(トーションビーム)と4リンクで異なります。
インテリアだとシート形状やシート表皮が異なり、装備内容はシートヒーター、ドライビングプロファイル機能、電動パノラマスライディングルーフの有無が異なります。
ドライビングプロファイル機能は、通常のコンフォート以外にエコ、スポーツなどドライブモードを選択でき、エアコンの強弱やアクセルレスポンスを変更できる装備です。
ただ、主な違いは上記程度で、グレード間の装備差は非常に限定的だといえます。
上位グレードの方が質感が圧倒的に高く、快適性が大きく異なる様なことはありません。
それでいて価格は、いずれも純正ナビ“Discover Pro”・テクノロジーパッケージ付き車で、「eTSI Active」が約353万円、「eTSI Style」が約407万円、「eTSI R-Line」が約412万円と、1.0Lターボ車と1.5Lターボ車の価格差が54万円以上もあります。
そのため、コストを重視するなら「eTSI Active」1択です。
装備差を考慮しても、多くのユーザーに最もおすすめできるグレードは「eTSI Active」だといえます。
一方、注目すべきは「eTSI Style」と「eTSI R-Line」の価格差で、たった約5万円しかないことです。
それでいて「eTSI R-Line」には専用のエクステリア、通常より少ない操作で快適な取り回しが可能なプログレッシブステアリングなど専用装備が搭載されているため、1.5Lターボ車を購入するなら「eTSI R-Line」がおすすめです。
新型「ゴルフ8」の見積額と値引き額
最後は、新型「ゴルフ8」の見積額をご紹介します。
- 「eTSI Active」:約356万円
- 「eTSI Style」:約409万円
- 「eTSI R-Line」:約414万円
上記は、何れもマットや断熱フィルムなどのオプション、諸費用を含んだ価格です。
値引き額は25万程度でした。
メンテナンスサービスは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスサービスの価格は”先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
先代「ゴルフ7」と比較すると、「eTSI Active」は「TSI Comfortline」より、「eTSI Style」は「TSI Highline Meister」より、それぞれ30万円程度高い価格となっています。
では、同じフォルクスワーゲン車である「ポロ」や「T-Cross(Tクロス)」の見積額と比較してみましょう。
- ポロ「TSI Comfortline」:約303万円
- ポロ「TSI Highline」:約326万円
- ポロ「TSI R-Line」:約353万円
- Tクロス「TSI Active」:約331万円
- Tクロス「TSI Style」:約354万円
- Tクロス「TSI R-Line」:約377万円
※「ポロ」はいずれもDiscover Mediaパッケージ、セーフティパッケージ、テクノロジーパッケージ付車
※「Tクロス」はいずれもDiscover Proパッケージ、セーフティパッケージ、テクノロジーパッケージ付車
上記のとおり、新型「ゴルフ8」より「ポロ」は50万円前後安く、「T-Cross(Tクロス)」は20~40万円前後安い価格となっています。
年間走行距離8,000km、ガソリン代(ハイオク)150円だった場合、新型「ゴルフ8」の1.0Lターボ車(eTSI Active)の方が年1.5万円前後安くなることを考慮すると、10年乗れば「T-Cross(Tクロス)」の「TSI Active」との価格差は10万円まで縮まり、「ポロ」の「TSI Comfortline」との価格差は38万円まで縮まります。
加速性能、燃費性能、安全性能、電動パーキングブレーキの有無、先進装備など、総合的に考えれば新型「ゴルフ8」が最もおすすめだと筆者は考えます。
特に乗り心地や静粛性、剛性や走行安定性が「ポロ」や「T-Cross(Tクロス)」より優れており、新型「ゴルフ8」がおすすめな最大の理由です。
一方、価格の安さを重視するなら「ポロ」という選択肢もありますし、SUVにこだわるなら「T-Cross(Tクロス)」という選択肢もあるでしょう。
ただ、価格の安さを重視するなら、そもそもフォルクスワーゲン車ではなく国産車を選択した方が賢いので、敢えてフォルクスワーゲン車を選択するなら「ポロ」より新型「ゴルフ8」の方がおすすめだと考えます。
新型「ゴルフ8」は高すぎる!ということであれば、「ゴルフ7」の購入を検討するのも賢い選択だと考えます。
安全性能や先進装備では大きな差がありますが、走行性能は「ゴルフ7」も非常に優れています。
価格は前述のとおり、新型「ゴルフ8」より30万円程度安く、中古車ならさらに安く購入できます。
そのため、コスパ的には「ゴルフ7」を購入した方がお得ともいえます。
また、新型「ゴルフ8」は納期が半年待ちと長くなっているため、中古車であれば納期が短いというメリットもあります。
※納期の長さは時期や店舗によって異なります。
少しでも安く、お得に「ゴルフ」を購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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■中古車のメリット、デメリット
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
新型「ゴルフ8」は、先進的なインテリア、優れた加速性能や安全性能、そして何より乗り心地や静粛性、剛性や走行安定性が非常に優れていることが最大の魅力だと考えます。
また、輸入車の中では価格が安い部類に入るため、価格的なメリットもあるでしょう。
走行性能が高いクルマを購入したい方、輸入車の購入を検討している方には非常におすすめです
一方で室内の質感の低さ、維持費や車両本体価格の高さが欠点となっており、コスパを重視すると手が出にくいクルマだといえます。
国産車と比較した場合、価格差以上にメリットがあると考えるユーザーは少ないのが現実でしょう。
ただし、中古車で「ゴルフ」の購入を考えた場合は話が変わります。
例えば、300万円以下で「ゴルフ」を購入できた場合、国産Cセグメントとの価格差がなくなる、むしろ安くなりますので、「ゴルフ」は一気に魅力的なクルマになるでしょう。
そのため、コスパを重視して「ゴルフ」を購入したい場合は、”新車同様の中古車”を検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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