こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は他の記事でも度々紹介していた、マツダ「MAZDA3(旧アクセラ)」の最新フルモデルチェンジ情報をまとめてご紹介します。
※2019年5月24日追記
以下の記事で、変更点をより詳細にまとめています。ライバル車と比較した上で新型「MAZDA3(マツダ3)」が”買い”な点もまとめています。
東京モーターショー2017情報+追加情報(2017年10月)
2017年10月に開催された東京モーターショー2017で、「マツダ 魁 CONCEPT」と呼ばれる「SKYACTIV-X」が搭載された次世代型のハッチバック車が紹介されており、次期「アクセラ」ではないかと噂されています。
また、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの長所をともに備えたともいうべき新型エンジン「SKYACTIV-X」は、2018年2月にイタリアのミラノで、将来性が期待される自動車技術に贈られる「Q Global Tech Award」を受賞しています。
そんな「SKYACTIV-X」のエンジン本体の排気量は2.0Lとなりそうで、最高出力は132kW〈180PS〉、最大トルクは224N・m〈22.8kgf・m〉と素晴らしいパワーを発揮します。
2.0Lとは別に1.5L版「SKYACTIV-X」の開発も進められているそうですが、「アクセラ」には間に合わない可能性が高そうです。
さらに、発進時にモーターアシストするマイルドハイブリッドシステムを組み合わせる予定です。これまではトヨタのハイブリッドシステム「THS」を用いていましたが、マツダ独自のハイブリッドシステムへと移行するようです。
新型「MAZDA3」最新情報
2018年11月に開催されたロサンゼルスモーターショー2018で、新型マツダ「MAZDA3」が世界初公開されました。
写真を見ると、エクステリアやインテリアの一部が確認できます。ぱっと見では、それほど大きく変更された印象はありませんが、細かなところでデザインが変更されています。特にインパネ・ダッシュボード付近は現行モデルと大きく異なっています。
新型「MAZDA3」のボディサイズ
次はボディサイズを見ていきましょう。
新型「MAZDA3」のボディサイズは、以下のサイズとなります。前モデルの「アクセラ」とボディサイズを比較してみましょう。
■MAZDA3 FASTBACK(新型モデル)
全長(mm):4,460
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,440
ホイールベース(mm):2,725
■アクセラスポーツ(前モデル)
全長(mm):4,470
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,470
ホイールベース(mm):2,700
■MAZDA3 SEDAN(新型モデル)
全長(mm):4,660
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,445
ホイールベース(mm):2,725
■アクセラセダン(前モデル)
全長(mm):4,580
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,455
ホイールベース(mm):2,700
ハッチバックモデルは、大きくなるどころか若干小さくなっているのは意外です。ハッチバックモデルの全高が30mm低くなっています。
セダンモデルは、全長が82mm大きくなっていますが、それ以外は現行モデルとあまり変わりありません。
新型「MAZDA3」のパワートレイン
次は注目のパワートレインを見ていきましょう。
ディーゼルエンジンは現行の1.5Lと2.2Lの2種類から、1.8Lの1種類に変更されます。
ガソリンエンジンは現行の1.5Lの1種類から、1.5L、2.0L、2.5Lの3種類に変更されます。
そして最も注目されている「SKYACTIV-X」の1種類、という全5種類のラインナップになります。
しかし、日本向けには2.5Lガソリンエンジンは設定されないようで、全4種類のラインナップとなります。少し残念ですね。
「SKYACTIV-X」は以前よりご紹介しているとおり、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの長所をともに備えたともいうべき新型エンジンです。新開発エンジンの排気量は2.0Lで、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせています。
トランスミッションは、6EC-ATと6MTが設定されます。ただし、6MTが設定されているのはハッチバックの1.5Lガソリン車と「SKYACTIV-X」搭載車のみです。セダンはAT車のみです。
各パワートレインのスペックは、以下のとおりです。
■1.5Lガソリンエンジン
[SKYACTIV-G1.5]
→最高出力 82kW〈111PS〉/6,000rpm
→最大トルク 146N・m〈14.9kgf・m〉/3,500rpm
■2.0Lガソリンエンジン
[SKYACTIV-G2.0]
→最高出力 115kW〈156PS〉/6,000rpm
→最大トルク 199N・m〈20.3kgf・m〉/4,000rpm
■1.8Lディーゼルエンジン
[SKYACTIV-D1.8]
→最高出力 85kW〈116PS〉/4,000rpm
→最大トルク 270N・m〈27.5kgf・m〉/1,600~2,600rpm
■2.0Lガソリンエンジン+モーター(マイルドハイブリッド)
[SKYACTIV-X2.0+M-Hybrid]
エンジン
→最高出力 132kW〈180PS〉/6,000rpm
→最大トルク 224N・m〈22.8kgf・m〉/3,000rpm
モーター
→最高出力 4.8kW〈6.5PS〉/1,000rpm
→最大トルク 61N・m〈6.2kgf・m〉/100rpm
新型「MAZDA3」の0-100km/h加速
現時点で分かっているパワートレイン毎の0-100km/h加速を見ていきましょう。
■2.0Lガソリンエンジン
[SKYACTIV-G2.0]
→AT 10.8秒
→MT 10.4秒
■1.8Lディーゼルエンジン
[SKYACTIV-D1.8]
→AT 12.1秒
→MT 10.3秒
2.0Lガソリンエンジンについては概ね他車と同水準ですが、1.8LディーゼルエンジンのAT車だけ極端に遅い印象です。
新型「MAZDA3」の燃費性能
パワートレイン毎の燃費性能を見ていきましょう。
※2WD車、WLTCモードの数値
■1.5Lガソリンエンジン
[SKYACTIV-G1.5]
→AT 16.6km/L
→MT 17.8km/L
■2.0Lガソリンエンジン
[SKYACTIV-G2.0]
→AT 15.6km/L(FASTBACK)
→AT 15.8km/L(SEDAN)
■1.8Lディーゼルエンジン
[SKYACTIV-D1.8]
→AT 19.8km/L(FASTBACK)
→AT 20.0km/L(SEDAN)
■2.0Lガソリンエンジン+モーター(マイルドハイブリッド)
[SKYACTIV-X2.0+M-Hybrid]
→AT 17.2km/L
→MT 17.4km/L
上記は実燃費ではないので、実際はもう少し(2.0km/L~3.0km/L程度)落ちると思われます。
新型「MAZDA3」の安全装備
安全装備を見ていきましょう。
新型「MAZDA3」で追加となる安全装備は、以下のとおりです。
- スマート・ブレーキ・サポートが自転車検知機能が追加
- ドライバー・モニタリング
- フロント・クロス・トラフィック・アラート(前側方接近車両検知)
- スマート・ブレーキ・サポート(後進時左右接近物)
- クルージング&トラフィックサポート
- 交通標識認識システムに”制限速度を超えた場合、表示や警報音でお知らせする機能”が追加
- デイタイム・ランニング・ライト
- ニーエアバッグ
■ドライバー・モニタリング
「ドライバー・モニタリング」は、従来の「i-ACTIVSENSE」の「ドライバー・アテンション・アラート」とは異なり、ステアリング操作ではなくカメラでドライバーの状態をチェックし、眠気や疲れを検知し注意喚起を行います。
■フロント・クロス・トラフィック・アラート
「フロント・クロス・トラフィック・アラート」は、前方左右の死角からの車両を検知する機能です。前モデル(アクセラ)では、後方の車両を検知する「リア・クロス・トラフィック・アラート」のみ装備されていました。
■クルージング&トラフィックサポート
「クルージング&トラフィックサポート」は、追従走行機能とステアリングアシスト機能を組み合わせた機能ので、アクセルとブレーキを自動調整して適切な車間距離を維持するだけでなく、ステアリング操作を支援して、走行する車線を維持することが可能です。
ただ、ステアリングアシスト機能はAT車:約55km/h未満、MT車:約30~55km/hのみの対応となっており、約60km/h以上で走行中に作動する「レーンキープ・アシスト・システム(LAS)」は車線逸脱抑制機能(車線中央維持機能ではない)となっていますので、全車速域で車線中央維持機能があるトヨタの「レーントレーシングアシスト」やスバルの「ツーリングアシスト」よりは劣る感じです。
■エアバッグ
エアバッグシステムも、新たにニーエアバッグが追加されます。
新型「MAZDA3」のラゲッジスペース
ラゲッジスペースを見ていきましょう。
■MAZDA3 FASTBACK(新型モデル)
容量(L):358
■アクセラスポーツ(前モデル)
容量(L):364
■MAZDA3 SEDAN(新型モデル)
容量(L):450
■アクセラセダン(前モデル)
容量(L):419
ボディサイズの関係で、セダンモデルはラゲッジ容量が拡大される一方、ハッチバックモデルは若干狭くなるようです。
新型「MAZDA3」の価格
価格帯は以下のとおりです。
■1.5Lガソリンエンジン
[SKYACTIV-G1.5]
→約222万円~約255万円
■2.0Lガソリンエンジン
[SKYACTIV-G2.0]
→約252万円~約277万円
■1.8Lディーゼルエンジン
[SKYACTIV-D1.8]
→約279万円~約328万円
■2.0Lガソリンエンジン+モーター(マイルドハイブリッド)
[SKYACTIV-X2.0+M-Hybrid]
→約320万円~約369万円
前モデルと比較すると30~40万円程度価格が上がっている印象ですね。
そして、最も注目されている「SKYACTIV-X」は、かなりお高い設定となっています。価格設定が高すぎると「良い車なんだけど価格が高い」という最近のホンダ車みたいにならないか心配ですね。
マツダの車は、走り・燃費性能・安全性能・質感が高いけど比較的安いということに魅力があったかと思いますので、価格設定が気になるところです。
新型「MAZDA3」の新装備
新型「MAZDA3」には、新開発の8.8インチ「マツダ コネクト」が搭載されるようです。これまでの7インチサイズから、かなり大きくなりますね。さらに「Apple CarPlay」や「Android Auto」にも対応可能となっています。
また、車両の安定性を向上させる「G-ベクタリング コントロール プラス 」も新たに採用されています。これは「CX-5」や「CX-8」にのみ設定されていた機能ですね。
【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。
しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!
中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。
■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。
そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。
実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。
■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。
2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。
■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。
私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。
楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。
また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。
■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます。
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。
マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。
楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。
■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、マツダ「MAZDA3(旧アクセラ)」のフルモデルチェンジ情報をご紹介しました。
Cセグメント車好きとしては、ワクワクしてしょうがないニュースです。
発売されれば、筆者はもちろん即試乗しに行きます!
がっつり試乗してきました!試乗した上での感想は以下の記事にまとめています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント