こんにちは！青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年9月29日に行われた新型日産「デイズ/ハイウェイスター/ボレロ」のマイナーチェンジによる変更点や違いをまとめてみました。
今回の改良による最大の変更点は、まさかの価格！？
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新型日産「デイズ」マイナーチェンジ2023による変更点まとめ
■マイナーチェンジ2023前
■マイナーチェンジ2023後
2023年9月29日に行われた新型日産「デイズ/ハイウェイスター/ボレロ」のマイナーチェンジによる変更点は、以下のとおりです。
■エクステリア・インテリアのデザイン変更
- フロントグリルのデザイン変更（デジタル・Vモーションを採用、ヘッドランプとグリルを一体化）
- リヤバンパーのデザイン変更
- アルミホイール/フルホイールカバーのデザイン変更
- 一部グレードのシート表皮の設定を変更
・「ハイウェイスターX」は、ブラウン系とブルー系の混色配合で作った深みのあるブラックのトリコット地にエンボス加工を施したシート地を採用
・「ハイウェイスターGターボ」は、カシス色のアクセントがのぞくパーフォレーション加工を施したフルレザー調素材を採用 - ボディカラーの設定変更
・「デイズ」は、日産車初採用となるシルキーライラック、ソルベブルー/ホワイトパール、シルキーライラックパールメタリック/フローズンバニラパールを追加
・「ハイウェイスター」は、ソルベブルー、カクタスグリーン、ソルベブルー/オーシャンブルー、シルキーライラック/カンジュクカシス、カンジュクカシス/ホワイトパールを追加
■安全性能の向上
- 「後側方車両検知警報（BSW）」と「後退時車両検知警報（RCTA）」を標準設定 ※軽自動車初
- インテリジェント エマージェンシーブレーキの性能向上（前走中・横断中の自転車検知が可能に）
- LEDヘッドランプを新たにオプション設定（デイズ X）
■快適装備の追加
- 助手席側のインストルメントパネル上に設置したトレーをより深い形状に変更、カード置き場を新設、カップホルダーに飲み物を倒れにくくするフラップを追加
- 寒冷地仕様にステアリングヒーターが新たに設定
■特別仕様車の変更
- 特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム」の発売
- 特別仕様車「ファイントーン」の廃止
今回のマイナーチェンジによる最大の変更点は、何と言ってもフロントフェイスのデザイン変更でしょう。
上の写真のとおり、マイナーチェンジ前とは大きく異なるデザインとなっています。
ハイウェイスターについては、Vモーションの太さが上下にグラデーションで変化するクロームメッキが採用されており、リヤバンパーも水平基調のワイドなデザインになっています。
その他、安全装備も強化されており、「後側方車両検知警報（BSW）」と「後退時車両検知警報（RCTA）」を軽自動車として初めて標準設定され、インテリジェント エマージェンシーブレーキの性能も向上しています。
元々“先進安全装備が豊富な軽自動車”という印象が強かった「デイズ」ですが、今回の改良により、さらにその印象を深めています。
上記のとおり、今回のマイナーチェンジでデザイン面でも安全面でも“より先進的”になった新型「デイズ」ですが、良いことばかりではありません。
新型「デイズ」は、マイナーチェンジ前と比べ、以下のとおり各グレードの価格が大幅に上がっています。
- S：約133万円→約144万円（約11万円アップ）
- X：約138万円→約148万円（約10万円アップ）
- ハイウェイスター X：約159万円→約170万円（約11万円アップ）
- ハイウェイスター X プロパイロットE：約169万円→約180万円（約11万円アップ）
- ハイウェイスター Gターボ：約167万円→約184万円（約17万円アップ）
- ハイウェイスター Gターボ プロパイロットE：約177万円→約193万円（約16万円アップ）
- ボレロ：約151万円→約160万円（約9万円アップ）
一部装備の標準装備化など、価格アップの内訳に装備追加によるものも含まれています。
とはいえ、それだけで大幅な価格アップとはなりませんので、今回のマイナーチェンジで「デイズ」は値上げされたといえるでしょう。
特に「ハイウェイスター Gターボ」、「ハイウェイスター Gターボ プロパイロットエディション」は15万円以上と、大きく価格が上昇しています。
「デイズ」を安く購入したいと考えていたユーザーにとっては、今回のマイナーチェンジは改悪といえなくもありません。
新型「デイズ」に限らず、物価高騰により各車値上げ、または値引き額の下落が行われていますので、仕方ないところもありますが、価格の上がり方が他車（他メーカー）より大きい印象があります。
新型日産「デイズ」の乗り出し価格
最後に、新型「デイズ」の最新乗り出し価格をみていきましょう。
- X：約175万円
- ハイウェイスター X プロパイロットE：約204万円
- ハイウェイスター Gターボ プロパイロットE：約217万円
上記の価格は、オプションに日産オリジナルナビゲーション（約20万円）、ETCユニット（約2.3万円）、アームレストコンソール（約1.8万円）、フロアカーペット（約1.7万円）を設定、値引き額10万円だった場合の価格です。
また、「デイズ X」には別途「インテリジェント アラウンドビューモニター」のセットオプションを設定しています。
価格が上がった新型「デイズ」ですが、「ハイウェイスター Gターボ プロパイロットエディション」を除き、ホンダ「N-WGN」やスズキ「ワゴンR」など同クラス他車と概ね同価格帯な印象です。
「ハイウェイスター Gターボ プロパイロットエディション」は、同クラス他車の最上位グレード（カスタムターボ車）と比較すると、10万円以上価格が高くなっています。
230万円を超えるような価格になってくると、トヨタ「ヤリス」などのコンパクトカー、トヨタ「ライズ」などのコンパクトSUVのガソリン車を購入できる価格となるため、「ハイウェイスター Gターボ プロパイロットエディション」は少し割高な印象です。
上記のとおり、新型「デイズ」はハイウェイスターであれば200万円を超える価格となる場合が多く、決して安いクルマではありません！
そのため、「デイズ」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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- ディーラーより長い10年保証（走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証）
ガリバーによると、修復歴車の約4割（39.4％）の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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まとめ
今回は、新型日産「デイズ/ハイウェイスター/ボレロ」のマイナーチェンジによる変更点や違いをまとめてみました。
新型「デイズ」は、同クラスのスズキ「ワゴンR」と一二を争う人気車種となっています。
新型「デイズ」は「ワゴンR」にはない先進装備が豊富に設定されているメリットがあるため、個人的には非常におすすめの軽自動車だと考えます。
一方、同クラスの代表的な車種だったダイハツ「ムーヴ」が2023年6月で生産終了となるなど、軽自動車は軽スーパーハイトワゴン一色となりつつあります。
室内高の面で劣る「デイズ」などの軽トールワゴンですが、その分風の影響を受けにくく、走行しやすいメリットがあります。
軽自動車の購入を検討している方は、ぜひ新型「デイズ」を検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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