こんにちは！青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年7月19日に行われた新型日産「キックス」のマイナーチェンジによる変更点や違いをまとめてみました。
また、新型「キックス」の最新乗り出し価格もご紹介します。
果たして、今回新たに追加設定された4WDモデルはいくらで購入できるのか！？
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新型日産「キックス」マイナーチェンジ2022による変更点
※1～3枚目の写真は「スタイルエディション」、4枚目は新しいセンターコンソール、5枚目はベージュの「ツートーンインテリアエディション」
2022年7月19日に行われた新型日産「キックス」のマイナーチェンジによる変更点は、以下のとおりです。
- 「ノート」と同じ第2世代e-POWERの採用
モーター出力を約5%、最大トルクを約7%向上
低速走行時のエンジン始動頻度を低減、より静粛性が向上
e-Pedal Stepの操作性の改善
SPORTやECOモードを選択時にもBレンジへ切り替えが可能
燃費性能（WLTCモード）が21.6km/Lから23.0km/Lに約6.4％の向上 - 「e-POWER 4WD」モデルの追加
- センターコンソールとシフトレバーのデザインを一新
- 安全装備「インテリジェントFCW（前方衝突予測警報）」を新たに全グレード標準装備
- 「ツートーンインテリアエディション」にベージュを追加
- 新グレードの「スタイルエディション」を追加
・ブラウンインテリア（インスト、ドアトリムクロス、合皮（ダブルステッチ付）シート）
・ダーククローム調グリルフィニッシャー
・ダーククローム調フロントバンパーロアフィニッシャー
・バックドアフィニッシャー（LEDリヤコンビネーションランプ一体型デザイン）
・インテリジェント アラウンドビューモニター、インテリジェント ルームミラー、前席ヒーター付シート、ステアリングヒーター、寒冷地仕様（ヒーター付ドアミラー、リヤヒーターダクト、PTC素子ヒーター、高濃度不凍液）の標準装備
今回のマイナーチェンジによる最大の変更点は、第2世代e-POWERの採用、「e-POWER 4WD」モデルの追加でしょう。
第2世代e-POWERは、2020年12月にフルモデルチェンジが行われた日産「ノート」と同じものですが、最高出力は「ノート」の85KW(116PS）より高い100KW(136PS）となっています。
第2世代e-POWERの採用により、加速性能・燃費性能・静粛性のいずれも向上した形になります。
上記に伴い、センターコンソールとシフトレバーが、「ノート」に似たデザインに変更されています。
「e-POWER 4WD」モデルは、最高出力50kWのパワフルなリヤモーターが搭載されていることが特徴で、その最高出力はトヨタ「RAV4」以上、ミディアムクラスSUVと比較しても劣らないパワーとなっています。
当然、リヤモーターのパワーを他社コンパクトSUVと比較すると新型「キックス」が圧倒的に優れています。
そのため、新型「キックス」は降雪量が多い地域にお住まいの方に非常におすすめのコンパクトSUVになったといえるでしょう。
その他、新グレードの「スタイルエディション」の追加も大きな変更点の1つです。
「スタイルエディション」と他グレードとの最大の違いは、LEDリヤコンビネーションランプ一体型デザインとなったバックドアフィニッシャーです。
これにより、リヤの印象が他グレードと大きく異なります。
あくまで個人的な感想ですが、新型「キックス」の中で「スタイルエディション」が最もカッコいいと考えます。
ちなみに、今回のマイナーチェンジで「AUTECH（オーテック）」にもLEDリヤコンビネーションランプ一体型デザインのバックドアフィニッシャーが採用されています。
「AUTECH（オーテック）」には、メタル調フィニッシュのフロントプロテクターやサイドシルプロテクターなど、専用装備が多数設定されているため、最もスタイリッシュなグレードとなっています。
そのため、予算に余裕がある方は「AUTECH（オーテック）」が最もおすすめです。
今回の改良で、ベースグレードの価格は4万円程度、「AUTECH（オーテック）」の価格は7万円程度上昇しています。
新型日産「キックス」の乗り出し価格
では、新型日産「キックス」の乗り出し価格をみていきましょう。
- 「X」：約303万円
- 「X スタイルエディション」：約319万円
- 「X Four」：約330万円
- 「X Four スタイルエディション」：約349万円
オプションに9インチナビ、ETC車載器、マット、「X」と「X Four」には「インテリジェント アラウンドビューモニター」のセットを設定した場合の諸費用と値引き額を含めた価格です。
値引き額は25万円でしたが、時期や店舗、オプションによって前後します。
同クラスのSUVで大人気のトヨタ「ヤリスクロス」と比較すると10～20万円程度、同日産のコンパクトカー「ノート」と比較すると20～30万円程度高い価格となっています。
そのため、価格設定は比較的高めだといえるでしょう。
特に「X スタイルエディション」の価格は、1クラス上のトヨタ「カローラクロス」やホンダ「ヴェゼル」に近い価格となっています。
※「ヴェゼル」はBCセグメントと言われているので、1クラス上とはいえませんが・・・
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証（走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証）
ガリバーによると、修復歴車の約4割（39.4％）の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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まとめ
今回は、新型日産「キックス」のマイナーチェンジによる変更点、最新乗り出し価格をまとめてみました。
新型「キックス」は、トヨタ「ライズ」やトヨタ「ヤリスクロス」など人気のコンパクトSUVと比較すると、販売台数的には1/4程度となっています。
※2022年上半期販売台数：「ライズ」45,380台、「キックス」12,250台
その要因の1つとして、同日産のコンパクトカー「ノート」の存在は大きいでしょう。
「ノート」は運転席周りの質感に優れ、先進安全装備も「キックス」より豊富な上、クロスオーバーモデルの設定もある非常に魅力的なコンパクトカーとなっています。
そんな「ノート」は、コンパクトカー部門でトヨタ「ルーミー」に次ぐ2位となっており、トヨタ「ヤリス」や「アクア」よりも人気です。
ある意味「ノート」は、「キックス」の最大のライバルとなっているかもしれません。
とはいえ「キックス」も今回のマイナーチェンジで、第2世代e-POWERの採用や、「e-POWER 4WD」モデルの追加で、「ノート」との差は縮まったといえます。
コンパクトSUVの購入を考えている方は、是非新型「キックス」も検討してみましょう！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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