こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年6月24日に行われた日産「NV100クリッパー」及び「NV100クリッパー リオ」のマイナーチェンジ(一部仕様向上)による変更点をまとめてみました。
※「NV100クリッパー」は軽キャブバン(軽商用車)、「NV100クリッパー リオ」は軽キャブワゴン(軽乗用車)です。
また、「NV100クリッパー リオ」の姉妹車(OEM供給元)であるスズキ「エブリイワゴン」とどう違うのか!?安全装備や価格など、徹底比較してみました。
日産「NV100クリッパー」マイナーチェンジ2019による変更点
2019年6月24日に行われた日産「NV100クリッパー」及び「NV100クリッパー リオ」のマイナーチェンジ(一部仕様向上)による変更点は、以下のとおりです。
■安全装備
- 「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」は、従来のレーザーレーダー方式からステレオカメラ方式に変更され、夜間歩行者検知機能が追加
- 「踏み間違い防止アシスト」に後退時自動(衝突被害軽減)ブレーキ機能が追加
- 「踏み間違い防止アシスト」に後方誤発進抑制機能が追加
- 「リヤパーキングセンサー」の搭載(標準装備)
- 「LDW(車線逸脱警報)」の搭載(標準装備)
- 「インテリジェント DA(ふらつき警報)」の搭載(標準装備)
- 「先行車発進お知らせ」の搭載(標準装備)
- 「ハイビームアシスト」の搭載(標準装備)
- 「オートライトシステム」の搭載(標準装備)
※「NV100クリッパー」で標準装備となるのは上位グレード「DX セーフティ パッケージ」、「DX GL セーフティ パッケージ」、「GX(4AT車のみ)」、「GXターボ」のみ
■その他(「NV100クリッパー」のみ)
- 「DX(標準ルーフ)」、「DX GLパッケージ」、「DX GL セーフティ パッケージ」は5AGSから4ATに変更(この変更により5AGSは「DX(ハイルーフ)」、「DX セーフティ パッケージ」のみとなる)
- 廉価グレード「DX(ハイルーフ)」、「DX セーフティ パッケージ」にも「オーバーヘッドシェルフ」を採用
上記のとおり、今回のマイナーチェンジ(一部仕様向上)による最大の変更点は先進安全装備の搭載です。
基本である自動ブレーキは、これまでなかった夜間歩行者検知機能が付き、先進の装備に変更されています。さらに誤発進抑制機能は、これまでの前方に作動する装備だけでなく、後方に作動する装備が追加されています。
また、他車の軽自動車ではまだ採用していないケースが多い後退時の自動ブレーキが搭載されている点も大きな変更点です。
今回の変更内容は、OEM供給元であるスズキ「エブリイ」及び「エブリイワゴン」の2019年6月17日に行われた一部仕様変更の内容とほぼ同じです。
改良前の「NV100クリッパー」及び「NV100クリッパー リオ」には、自動ブレーキと前方の誤発進抑制機能程度しか安全装備が設定されていませんでしたので、大幅に安全性能が向上されたといえるでしょう。
安全装備の他、廉価グレードに設定がなかった「オーバーヘッドシェルフ」が採用され、機能性も向上されています。
今回の改良により、「NV100クリッパー」の価格は3~8万円程度上昇、「NV100クリッパー リオ」の価格は8万円程度上昇しています。
「NV100クリッパー リオ」と「エブリイワゴン」を比較!
ここまで、日産「NV100クリッパー」及び「NV100クリッパー リオ」の改良内容をご紹介しましたが、「NV100クリッパー リオ」の姉妹車(OEM供給元)であるスズキ「エブリイワゴン」とどう違うのか!?
姉妹車であるため、見た目は同じで、共に軽キャブバン(軽商用車)と軽キャブワゴン(軽乗用車)の設定があります。
そんな”基本的には同じ車”である両車の、ディーラーとエンブレム以外の違いを徹底検証してみました。
安全性能を比較
まずは、安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
NV100クリッパー リオ | エブリイワゴン |
インテリジェント エマージェンシーブレーキ | デュアルセンサーブレーキサポート |
踏み間違い衝突防止アシスト | 後退時ブレーキサポート |
踏み間違い衝突防止アシスト | 誤発進抑制機能 |
踏み間違い衝突防止アシスト | 後方誤発進抑制機能 |
LDW(車線逸脱警報) | 車線逸脱警報機能 |
インテリジェント DA(ふらつき警報) | ふらつき警報機能 |
先行車発進お知らせ | 先行車発進お知らせ機能 |
ハイビームアシスト | ハイビームアシスト |
リヤパーキングセンサー | リヤパーキングセンサー |
「NV100クリッパー リオ」の装備名称は日産仕様となっていますが、安全装備の内容及び性能はOEM供給元である「エブリイワゴン」と全く同じです。
前述の通り、スズキ(軽自動車)の安全装備最大のポイントは、後退時自動ブレーキ(後退時ブレーキサポート)が搭載されている点です。
その他装備、設定の比較
その他快適装備、設定などを比較してみましょう。
■「NV100クリッパー リオ」だけにある設定、装備
- 「NissanConnect サービス」が利用できるため、オペレーターによる目的地の設定などが行える「コネクティッドサービス」を利用できる
■「エブリイワゴン」だけにある設定、装備
- ハロゲンヘッドランプ、13インチタイヤ、2スピーカーとなっている廉価(安い)グレードの設定がある
- 車両本体価格が「NV100クリッパー リオ」より6万円程度安い
姉妹車であるため、ボディサイズやエンジン、快適装備などの内容は全く同じです。
ただし、グレード設定が異なり、全体的に「エブリイワゴン」の方が安く設定されています。
また、カーナビなどのオプション装備は異なります。「NV100クリッパー リオ」は日産オリジナルナビゲーションにより、コネクティッドサービスを利用できることが最大の違いでしょう。
※「エブリイワゴン」は、パイオニア「楽ナビ」など、ナビメーカー製のナビゲーション
価格の比較
価格を比較してみましょう。両車、最上位グレードで比較します。
「NV100クリッパー リオ」の最上位グレード「G ハイルーフ」にバックカメラ、ナビ、ETCなどを装備させると、諸費用込みで約220万円となります。
「エブリイワゴン」の最上位グレード「PZターボスペシャル ハイルーフ」にバックカメラ、ナビ、ETCなどを装備させると、諸費用込みで約204万円となります。
上記のとおり、「NV100クリッパー リオ」の方が16万円程高くなりそうです。
「NV100クリッパー リオ」の方が車両本体価格が6万円程度高く、さらにカーナビの価格が4万円程度、バックカメラが3万円程度、ETC車載器が1万円程度高くなっていることが要因となっています。
そのため、”安くしたい”ということであれば、「エブリイワゴン」の方が良いでしょう。
燃費性能は基本的に同じであるため、維持費に差はでないでしょう。
※車検費用などは考慮していません。
比較結果
ナビゲーションなどに違いはあったものの、やはり”安く購入できる”というメリットがある「エブリイワゴン」の方が、筆者としては魅力的に感じました。
軽キャブバン(軽商用車)である「NV100クリッパー」と「エブリイ」の違いも同様ですので、「エブリイ」を選択した方が安く購入できるでしょう。
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まとめ
今回は、日産「NV100クリッパー」及び「NV100クリッパー リオ」のマイナーチェンジ(一部仕様向上)による変更点、姉妹車(OEM供給元)であるスズキ「エブリイワゴン」との違いを比較しながらご紹介しました。
比較結果としては、「エブリイワゴン」の方が安く購入できるというメリットがありました。
販売台数をみると、「エブリイワゴン」は「NV100クリッパー リオ」の4倍以上売れており、「エブリイ」は「NV100クリッパー」の2.5倍以上売れているため、スズキの圧勝です。※2018年度販売台数より
何れにしても、両車ともに車内が広く、使い勝手も良く、キャンプなどにも最適で、安全性能も先進的!
日産「デイズルークス」やスズキ「スペーシア」を検討している方は、「NV100クリッパー リオ」や「エブリイワゴン」を検討してみる価値あり?かもしれませんよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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