こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年8月1日に商品改良が行われた「MAZDA3(マツダ3)」と、2023年9月21日に商品改良が行われた「MAZDA2(マツダ2)」を、エクステリア・インテリア・加速性能・燃費性能・車内の広さ・安全性能・価格など、各項目を徹底比較いたします。
果たしてどれほどの性能差があり、どっちが”おすすめ”なのか!?
ボディサイズ・エクステリアの比較
ボディサイズ
・MAZDA2
全長(mm):4,080
全幅(mm):1,695
全高(mm):1,500~1,550
ホイールベース(mm):2,570
車両重量(kg):1,040~1,250
最小回転半径(m):4.7~4.9
・MAZDA3 FASTBACK
全長(mm):4,460
全幅(mm):1,795
全高(mm):1,440
ホイールベース(mm):2,725
車両重量(kg):1,340~1,520
最小回転半径(m):5.3
全長は38cm、全幅は10cm、全高は最大で11cm、車両重量は300kg程度、最小回転半径は最大で60cm違います。
当然ですが、1クラス上の「MAZDA3(マツダ3)」の方が全高を除いて全て大きくなっています。
全長が短く、全幅が5ナンバーサイズで、最小回転半径が5m未満となる「MAZDA2(マツダ2)」の方が扱いやすく、運転しやすいのは間違いありません。
試乗した感覚としても「MAZDA2(マツダ2)」の方が運転しやすく感じましたが、「MAZDA3(マツダ3)」も「アクセラ」よりも運転しやすくなったと感じたため、特別「MAZDA3(マツダ3)」だから運転しにくいということはないと思います。
全長や全幅が小さいことは取り回しの面では良いことばかりですが、スタイリング的には「MAZDA3(マツダ3)」の方がカッコいいと個人的には思います。
エクステリア
「MAZDA2(マツダ2)」は「デミオ」からフロントやリアのデザインが大きく変更され、かなり質感が高くなっています。
フロントデザインは「MAZDA6(マツダ6)」にそっくりで、艶の有るメッシュやメッキ加飾などが施されています。
リアもヘッドライトが細くなり、2023年の大幅商品改良では未塗装バンパーはなくなっています。
ただ、質感が非常に高い「MAZDA3(マツダ3)」と比較すると、センターピラーの塗装がないなど、廉価な部分も目立ちます。
「デミオ」から「MAZDA2(マツダ2)」になり、質感はより上位モデルに近づいた印象ですが、やはり「MAZDA3(マツダ3)」には敵いません。
むしろ、「MAZDA3(マツダ3)」は「MAZDA6(マツダ6)」と比較しても同等かそれ以上に質感が高いクルマに仕上がっているので、「MAZDA3(マツダ3)」の質感がクラスを大きく超えていると言った方が正しいかもしれません。
インテリア・居住性・ラゲッジスペースの比較
インテリア
「MAZDA2(マツダ2)」は、ドアアームレストに革素材を採用するなど「デミオ」よりインテリアの質感が向上されています。
他社コンパクトカーと比較すると質感は高い部類に入ります。
ただ、エアコンの操作パネルや中央のカップホルダー部については廉価で、インパネなどの質感が高い分残念でした。
「MAZDA3(マツダ3)」と比べると、アクティブ・ドライビング・ディスプレイがフロントガラス照射タイプてはないため若干見にくい点も気になります。
特に気になるのは「MAZDA2(マツダ2)」に改良されたタイミングで「電動パーキングブレーキ」と「オートホールド」が採用されなかった点です。
装備面での古さが感じられるだけでなく、「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」で停車保持機能がない等、機能面でも大きく劣ります。
「MAZDA3(マツダ3)」は、革素材が多く用いられ、メッキ加飾も多く、安い素材がほとんど使用されていないため上質です。
ステアリングなど各パーツの触り心地であったり、オーディオシステムであったり、すごい細かい所までこだわって造られているなと感じられます。
個人的に、「MAZDA3(マツダ3)」の肘が置きやすいセンターアームレストが非常に素晴らしいと感じました。
上記より、インテリアの質感は「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝でしょう。
居住性・ラゲッジスペース
室内長の比較
マツダ「MAZDA2(マツダ2)」:1,805mm
マツダ「MAZDA3(マツダ3)」:1,820mm
「MAZDA3(マツダ3)」の方が+1.5cm広い
室内幅の比較
マツダ「MAZDA2(マツダ2)」:1,445mm
マツダ「MAZDA3(マツダ3)」:1,490mm
「MAZDA3(マツダ3)」の方が+4.5cm広い
室内高の比較
マツダ「MAZDA2(マツダ2)」:1,210mm
マツダ「MAZDA3(マツダ3)」:1,160mm
「MAZDA2(マツダ2)」の方が5cm高い
ラゲッジスペースの比較
マツダ「MAZDA2(マツダ2)」:280ℓ
マツダ「MAZDA3 FASTBACK」:358ℓ
「MAZDA3(マツダ3)」の方が78ℓ広い
車内の広さ比較 まとめ
室内の広さは上記の数値のとおり、「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝でしょう。
ただ、圧倒的な差があるのはラゲッジスペースのみで、室内の広さについては「MAZDA3(マツダ3)」と大きな差は感じられず、むしろ室内高が高い「MAZDA2(マツダ2)」の方が広く感じるほどでした。
ラゲッジスペースについては、「MAZDA2(マツダ2)」は後部座席を倒した際に段差ができてしまうため、使い勝手についても「MAZDA3(マツダ3)」の方が優れています。
上記のとおり、室内の広さで「MAZDA2(マツダ2)」が特別劣っているわけではないので、ラゲッジスペースが不満でなければ、狭いから「MAZDA2(マツダ2)」はやめようという考えは必要ないかと思います。
何れにしても、どちらもファミリーカーとしては少し狭めな印象ではあります。
快適装備の比較
「MAZDA3(マツダ3)」には、「MAZDA2(マツダ2)」には無い以下の装備が搭載されています。
- リバース連動機能付、自動防眩機能付ドアミラー
- アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(フロントガラス照射タイプ)
- 10.25インチセンターディスプレイ&コマンダーコントロール(タッチパッド機能)
- アームレスト付コンソールボックス
- 運転席10Wayパワーシート
- リアシートセンターアームレスト
- 運転席/助手席独立コントロール機能付フルオートエアコン
- マツダ・ハーモニック・アコースティックス+8スピーカー
- 電動パーキングブレーキ
- オートホールド
- 車速感応式オートドアロック
- ワイヤレス接続機能(Apple CarPlay)
- ワイヤレス充電(Qi)
上記のとおり、かなり装備差があります。
「MAZDA3(マツダ3)」には、利便性・快適性・安全性を高める先進装備が満載です。
10.25インチセンターディスプレイは視認性が高く、綺麗で見やすくなっています。
コマンダーコントロールも直感的に操作がしやすく、スイッチの押し心地までこだわりを感じました。オーディオについても、スピーカーの配置が工夫されており、全車8スピーカーと1クラス上の装備内容となっています。
フロントガラスに速度や交通標識などが表示される「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」は、トヨタ「カローラ」の「カラーヘッドアップディスプレイ」よりもフロントガラスの上の方(先の方)に投射されるため、視界を下げることなく認識できるため好印象です。
※照射位置は設定で変更可能です。
快適装備で「MAZDA3(マツダ3)」と大きな差がある「MAZDA2(マツダ2)」ですが、2023年9月21日の改良でコネクティッドサービス対応のマツダコネクト、8.8インチセンターディスプレイが採用されたため、僅かに差が縮まっています。
燃費性能の比較
燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・MAZDA2(マツダ2)
・1.5Lガソリン ※2WD、6AT
→20.3km/L(WLTCモード)
→16.52km/L(e燃費より)
・1.5Lディーゼル ※2WD、6AT
→21.6km/L(WLTCモード)
→19.36km/L(e燃費より)
・MAZDA3(マツダ3)
・1.5Lガソリン
→16.6km/L(WLTCモード)
→14.27km/L(e燃費より)
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-SKYACTIV G 2.0) ※2WD、6AT
→16.4km/L(WLTCモード)
→13.22km/L(e燃費より)
・1.8Lディーゼル ※2WD
→21.2km/L(WLTCモード)
→17.77km/L(e燃費より)
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-SKYACTIV X) ※6AT
→16.7km/L(WLTCモード)
→14.24km/L(e燃費より)
燃費性能を比較すると、車両重量の軽く低排気量な「MAZDA2(マツダ2)」の方が優秀です。
ただ、「MAZDA3(マツダ3)」の燃費性能も年々向上しており、特にディーゼル車の燃費性能差は僅かです。
とはいえ、ディーゼル車の自動車税は「MAZDA2(マツダ2)」の方が5,500円安くなるため、維持費は間違いなく「MAZDA2(マツダ2)」の方が安くなるでしょう。
エンジン性能・乗り心地の比較
エンジン性能
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・MAZDA2(マツダ2)
・1.5Lガソリン
→最高出力 81kW〈110PS〉/6,000rpm
→最大トルク 141N・m〈14.4kgf・m〉/4,000rpm
・1.5Lディーゼル
→最高出力 77kW〈105PS〉/4,000rpm
→最大トルク 250N・m〈25.5kgf・m〉/1,500~2,500rpm
・MAZDA3(マツダ3)
・1.5Lガソリン
→最高出力 82kW〈111PS〉/6,000rpm
→最大トルク 146N・m〈14.9kgf・m〉/3,500rpm
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-SKYACTIV G 2.0)
エンジン
→最高出力 115kW〈156PS〉/6,000rpm
→最大トルク 199N・m〈20.3kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 5.1kW〈6.9PS〉/1,800rpm
→最大トルク 49N・m〈5.0kgf・m〉/100rpm
・1.8Lディーゼル
→最高出力 95kW〈130PS〉/4,000rpm
→最大トルク 270N・m〈27.5kgf・m〉/1,600~2,600rpm
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-SKYACTIV X)
エンジン
→最高出力 140kW〈190PS〉/6,000rpm
→最大トルク 240N・m〈24.5kgf・m〉/4,500rpm
モーター
→最高出力 4.8kW〈6.5PS〉/1,000rpm
→最大トルク 61N・m〈6.2kgf・m〉/100rpm
あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は1.5Lガソリン、2.0Lマイルドハイブリッド(e-SKYACTIV G 2.0)、1.5Lディーゼル、1.8Lディーゼルの何れも10秒~11秒前後といったイメージです。
「e-SKYACTIV X」搭載車は唯一8秒台で、最も加速性能が優れています。
1.5Lガソリン車は、決してトルクフルでパワーがあるという印象はありませんが、街乗りでパワー不足を感じることはないと思います。
1.5Lガソリン車で比較すると、「MAZDA3(マツダ3)」より車両重量が300kg程度軽い「MAZDA2(マツダ2)」の方が軽やかに加速します。
ただ、上り坂や追い越し時はパワー不足を顕著に感じるため、「MAZDA3(マツダ3)」は、2.0Lマイルドハイブリッド車(e-SKYACTIV G 2.0)がおすすめです。
ディーゼル車は、加速が“鋭い”というより”力強い”印象で、アクセルを踏み込む上り坂や追い越し時などに低回転域で力強く加速する感じです。
パワー的には1.5Lと1.8Lであまり変わりませんが、車両重量が300kg程度軽いため、「MAZDA2(マツダ2)」は「MAZDA3(マツダ3)」以上にその魅力が感じられます。
上記より、エンジン性能は「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝でしょう。
ただ、「e-SKYACTIV X」搭載車を除けば、あまり差はない印象です。
乗り心地
前後のサスペンション、「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」や「G-ベクタリング コントロール プラス」の搭載は同じなため、ブレーキを踏んだ際に発生する前後のGや、カーブ時に発生する横Gを感じにくく、頭が振られない(揺れない)ため、乗り心地が良く、両車ともに酔いにくい印象です。
静粛性についても、「デミオ」から「MAZDA2(マツダ2)」になったことで強化されており、甲乙つけがたい印象です。
上記より、乗り心地は引き分けとしておきます。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
MAZDA2(マツダ2) | MAZDA3(マツダ3) |
アダプティブ・LED・ヘッドライト | アダプティブ・LED・ヘッドライト |
ハイ・ビーム・コントロールシステム | ハイ・ビーム・コントロールシステム |
車線逸脱警報システム | 車線逸脱警報システム |
レーンキープ・アシスト・システム | レーンキープ・アシスト・システム |
- | クルージング&トラフィック・サポート |
アドバンスド・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(夜間歩行者検知機能付)、スマート・ブレーキ・サポート | スマート・ブレーキ・サポート(自転車検知機能付) |
- | スマート・ブレーキ・サポート[後進時左右接近物] |
AT誤発進抑制制御[前進時][後退時] | AT誤発進抑制制御[前進時][後退時] |
スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時] | スマート・ブレーキ・サポート[後退時] |
ブラインド・スポット・モニタリング | ブラインド・スポット・モニタリング |
- | 前側方接近車両検知(FCTA) |
リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA) | 後側方接近車両検知(RCTA) |
360°ビュー・モニター | 360°ビュー・モニター |
交通標識認識システム | 交通標識認識システム |
ドライバー・アテンション・アラート | ドライバー・アテンション・アラート |
- | ドライバー・モニタリング |
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール 全車速追従機能付 | マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール 全車速追従機能付 |
自動防眩ルームミラー | 自動防眩ルームミラー |
自動ブレーキは、自転車検知機能が付いている「MAZDA3(マツダ3)」の方が優秀でしょう。
さらに「MAZDA3(マツダ3)」には、後側方から車両が接近した際にも自動ブレーキがかかる装備を有していますので先進的です。
また、レーンキープは「クルージング&トラフィック・サポート」が装備されている点で「MAZDA3(マツダ3)」の方が優秀でしょう。
「クルージング&トラフィック・サポート」は、2020年11月19日の商品改良までステアリングアシスト機能がAT車:約55km/h未満、MT車:約30~55km/hのみの対応となっていましたが、商品改良により高速域でも作動可能となっています。
性能的にはスバルの「ツーリングアシスト」やトヨタの「レーントレーシングアシスト」と同等の性能となりました。
その他、「MAZDA3(マツダ3)」にしか搭載されていない機能がいくつかあります。
カメラでドライバーの状態をチェックし、眠気や疲れを検知し注意喚起を行ってくれる機能(ドライバー・モニタリング)や、前方左右の死角からの車両を検知する機能(前側方接近車両検知)、運転席ニーエアバッグなどです。
2023年の改良で「AT誤発進抑制制御[前進時/後退時]」が「歩行者(前方)」も検知対象に、「ドライバー・モニタリング」に「わき見警報機能」を新たに追加されるなど、「MAZDA3(マツダ3)」の安全性能は先進的です。
上記より、安全性能は「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝でしょう。
価格の比較
価格について、比較します。
MAZDA2(マツダ2)のおすすめグレード&価格
「MAZDA2(マツダ2)」のおすすめグレードは、1.5Lガソリン車なら「15 SPORT」(約208万円)、1.5Lディーゼル車なら「XD SPORT+」(約240万円)です。
上記グレードがおすすめな理由は、内装の質感が高く、快適装備が充実しているからです。
メーカーオプションのルーフフィルム/ドアミラーカバー/シャークフィンアンテナのグロスブラック、ナビゲーション用SDカードPLUS、ETC車載器代等を加えると、「15 SPORT」が約222万円、「XD SPORT+」が約254万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+10~15万円程度の価格になります。
MAZDA3(マツダ3)のおすすめグレード&価格
「MAZDA3(マツダ3)」のおすすめグレードは、1.5Lガソリン車なら「15S Package」(約241万円)、2.0Lマイルドハイブリッド車なら「20S Touring」(約284万円)、1.8Lディーゼル車なら「XD Touring」(約311万円)、e-SKYACTIV X搭載車なら「X Touring」(約397万円)です。
ディーラーオプションのマツダオンラインナビ用SDカードアドバンス、ETC代等を加えると、「15S Package」が約274万円、「20S Touring」が約300万円、「XD Touring」が約327万円、「X Touring」が約413万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+10~20万円程度の価格になります。
■おすすめグレードは?
ガソリン車とディーゼル車の”走りの差”をどう感じるかによりますが、ガソリン車の走りが気に入ったのであれば1.5Lより余裕のある走りがあり、安全装備も充実する「20S Touring」がおすすめです。
ただ、1.5Lガソリン車に”設定できない装備”が不要で、走りも1.5Lで十分なら、最も安くなる「15S Package」がおすすめです。やはり”安い”といのは魅力的ですよね。
遠出が多く、年間走行距離が多い方は、最も安くなる可能性が高い「XD Touring」がおすすめです。ちょい乗りが多い方は、結果的に燃費もあまり伸びないため、走行距離が多い方に向いています。
価格は高くなりますが、加速性能を重視するなら「X Touring」1択です。
ただ、e-SKYACTIV X搭載車は2023年の改良で4WD専用となったことで他グレードとの価格差がさらに拡大、選択しにくいグレードといえます。
価格比較 結果
1.5Lガソリン車で比較すると、「MAZDA2(マツダ2)」の方が50万円程度安くなります。
ディーゼル車で比較すると、「MAZDA2(マツダ2)」の方が70万円程度安くなります。
「MAZDA3(マツダ3)」より「MAZDA2(マツダ2)」の方がかなり安く購入できるといえるでしょう。
■最も安くなるのは?
年間走行距離が6千km以上であれば、最も安くなる可能性が高いのは維持費が安い「MAZDA2(マツダ2)」のディーゼル車です。
年間走行距離が5千km以下であれば、最も安くなる可能性が高いのは初期費用が安い「MAZDA2(マツダ2)」のガソリン車です。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、マツダ「MAZDA2(マツダ2)」と「MAZDA3(マツダ3)」の違いを徹底検証してみました。
「MAZDA2(マツダ2)」と「MAZDA3(マツダ3)」の比較結果を以下にまとめてみました。
- 運転のしやすさ:「MAZDA2(マツダ2)」の方が取り回しが良い
- エクステリアやインテリアの質感:「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝
- 車内の広さ:ラゲッジスペースは「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝
- 快適装備:「MAZDA3(マツダ3)」は利便性・快適性・安全性を高める先進装備が満載
- 燃費性能:「MAZDA2(マツダ2)」が優秀
- エンジン性能:「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝(e-SKYACTIV Xを除けば引き分け)
- 乗り心地:引き分け
- 安全性能:「MAZDA3(マツダ3)」の圧勝
- 価格の安さ:「MAZDA2(マツダ2)」の方が圧倒的に安い
「MAZDA2(マツダ2)」の方が取り回しが良く、維持費が安く、価格が圧倒的に安いという魅力があります。
「MAZDA3(マツダ3)」の方が先進装備が豊富で、安全性能が高く、質感は1クラス上で高級感があります。
どの部分を優先するかによりますが、決め手は予算だと考えます。
予算が200万円前半で少しでも月々のコストを安くしたいのであれば「MAZDA2(マツダ2)」がおすすめです。
「MAZDA2(マツダ2)」でも比較的質感は高く、安全性能も優れているため、コスパは高いといえます。
ただ、より高い質感や利便性の良い装備は妥協する必要があるでしょう。
予算が200万円後半から300万円程度あれば、間違いなく「MAZDA3(マツダ3)」がおすすめです。
国産Cセグメントと同価格帯ですが、質感は1クラス上であるため、こちらもコスパが高いといえます。
ただ、維持費が比較的安いディーゼル車は初期費用が高く、ガソリン車だとそこまで燃費性能が良くないというデメリットがあるでしょう。
上記の通り、一部で圧倒的な差はあるものの、どの点を重視するかによってどちらが良いかは変わってきます。
あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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