こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、アメリカの電気自動車メーカーTESLA(テスラ)の低価格3列7人乗りSUV「モデルY」の最新情報をまとめてみました。
テスラジャパンでも「モデルY」のページが公開されているため、日本での発売もほぼ確実でしょう。
そんな「モデルY」と、テスラの低価格セダン「モデル3」、日産「リーフ」と加速性能・航続距離など徹底比較してみました。
【新型】テスラ「モデルY」情報
【新型】テスラ「モデルY」とは
2019年3月15日に公開された「モデルY」は、低価格モデルセダン「モデル3」をベースとしたSUVタイプの電気自動車です。
ベースは2列5人乗りモデルですが、オプションで3列7人乗りモデルを選択することも可能です。
【新型】テスラ「モデルY」の価格
「モデルY」の価格は、低価格セダンである「モデルX」の「スタンダードレンジ プラス」が約511万円、最上位グレードの「パフォーマンス」が約717万円となっていますので、+50万円程度の価格帯になるのではないかと思われます。
それでも「モデルS」や「モデルX」が1,000万円以上したことを考えるとかなり安く設定されているのが印象的です。
発売時期は、アメリカ市場で2020年からとアナウンスされています。日本については現時点で不明です。
【新型】テスラ「モデルY」の0-100km/h加速、航続距離、充電時間
「モデルY」の駆動方式は、後輪駆動(RR)と四輪駆動(AWD)の2種類設定されます。
バッテリーのラインナップは現時点では不明ですが、「モデル3」が54kWhと75kWhの2種類設定されていることから、おそらく「モデルY」も同様のラインナップになるものかと思われます。
■0-100km/h加速
0-100km/h加速、最高速度は以下のとおりです
- スタンダードモデル(後輪駆動):6.3秒、193km/h
- ロングレンジモデル(後輪駆動):5.8秒、209km/h
- ロングレンジモデル(四輪駆動):5.1秒、217km/h
- パフォーマンスモデル(四輪駆動):3.7秒、241km/h
■航続距離
航続距離は、以下のとおりです。
※数値はWLTP(国際的な燃費試験法)によるもの
- スタンダードモデル(後輪駆動):390km
- ロングレンジモデル(後輪駆動):540km
- ロングレンジモデル(四輪駆動):505km
- パフォーマンスモデル(四輪駆動):480km
■充電時間
充電時間は、最新の第3世代スーパーチャージャーにより、5分で約120km、15分で約270km走行可能となっています。
「モデルY」は、航続距離の長さ、0-100km/h加速も素晴らしいですが、個人的には”充電の速さ”が最も素晴らしいと感じています。ちなみに日産「リーフ」は40分で約322km(40kWhモデル)ですので、「モデルY」の充電の速さがよくわかりますね。
【新型】テスラ「モデルY」の安全装備、快適装備
「モデルY」の現時点で分かっている装備は、以下のとおりです。
■安全装備
- 部分自動運転システム
- 自動ブレーキシステム
- ブラインドスポットモニター
- パーキングセンサー
- 360°カメラ
■快適装備
- マップとナビーゲーションシステムを搭載した15インチタッチスクリーンディスプレイ
- WiFi、LTEによるインターネット接続
- ストリーミングミュージックメディア
- インターネットブラウザ
- 14スピーカー
- バックドア自動開閉機能
- USB端子4個、スマートフォン接続端子2個付きセンターコンソール
- シートヒーター
- 12wayメモリー機能付パワーシート
- 紫外線および赤外線保護機能付きガラスルーフ
- LEDフォグランプ
- 防眩、ヒーター付きサイドミラー
部分自動運転システムについては、「モデル3」に搭載される以下の装備が設定されるでしょう。
- 同一車線でアクセル、ブレーキ、ステアリングを制御する「オートパイロット」
- 高速道路上で自動車線変更
- 自動的に車両を車庫から出し入れ「サモン」
- 自動駐車「オートパーキング」
- 信号、標識認識機能
インテリアのデザインは、横に大きい15インチの大型ディスプレイとステアリングホイールがあるだけで、かなりシンプルなデザインとなっています。
15インチディスプレイに全ての情報が表示され、ナビゲーションだけでなく安全装備の設定やエアコンの設定など、全ての操作が行えるようです。インターネットにも接続可能で、USB端子が多く設定されていることも特徴的です。
天井がパノラマルーフとなっていますので、開放的な車内空間となっています。
テスラ「モデルY」・「モデル3」・日産「リーフ」を比較
現時点で分かっている情報でTESLA(テスラ)「モデルY」・「モデル3」と日産「リーフ」を比較してみましょう。
航続距離の比較
・モデルY
スタンダードモデル:390km
ロングレンジモデル:505~540km
パフォーマンスモデル:480km
・モデル3
54kWh:409km
75kWh(ロングレンジ):560km
75kWh(パフォーマンス):530km
・リーフ
40kWh:322km
62kWh:458km
※「モデルY」&「モデル3」は国際的なWLTP、「リーフ」は日本のWLTCモードによる数値
測定方法に若干の違いがありますが、総電力量の大きいバッテリーを搭載している「モデルY」や「モデル3」の航続距離が最も長くなっています。
前述の通り、「モデルY」の充電時間は、最新の第3世代スーパーチャージャーにより、5分で約120km、15分で約270km走行可能となっています。「リーフ」は40分で約322km(40kWhモデル)ですので、「モデルY」の充電の速さがよくわかりますね。
加速性能(0-100km/h加速)の比較
・モデルY
スタンダードモデル:6.3秒
ロングレンジモデル:5.8~5.1秒
パフォーマンスモデル:3.7秒
※公式数値
・モデル3
50kWh:5.6秒
75kWh(ロングレンジ):4.7秒
75kWh(パフォーマンス):3.4秒
※公式数値
・リーフ
40kWh:7.1秒
62kWh:-
0-100km/h加速は、あくまで参考程度ですが、「モデル3」と「モデルY」の最上位グレード「パフォーマンス」モデルが圧倒的に速くなっています。「リーフ」の62kWhモデルがどこまで速いかは不明ですが、「モデル3」の50kWhモデル前後の速さとなるでしょう。
私は「リーフ」の40kWhモデルに150km程度試乗しましたが、40kWhモデルでも素晴らしい加速性能です。個人的には、これ以上の加速性能が日本の道で必要になるとは思えませんが、航続距離が伸びる点で総電力量の大きいバッテリーは魅力的ですね。
価格の比較
・モデルY
スタンダードモデル:-
ロングレンジモデル:-
パフォーマンスモデル:-
・モデル3
50kWh:約511万円
75kWh(ロングレンジ):約655万円
75kWh(パフォーマンス):約717万円
・リーフ
40kWh:約333万円~約419万円
62kWh:約441万円~約500万円
価格は、「リーフ」が100万円以上安くなりそうです。
「リーフ」は、質感はあまり高くありませんが安全性能なら「モデルY」や「モデル3」に負けていません。
「モデルY」の詳細なスペックはまだ不明ですが、走り・静粛性・車内の広さ・安全性能・価格など、総合力の高い「リーフ」に、人気(販売台数)で勝つのは中々難しいのではないかと現時点では思います。
「リーフ」の維持費は月2,000円(税別)と圧倒的に安いため、普段使いだと「リーフ」はかなり良い車だと思います。
※2019年12月16日にZESP2(ゼスプ2)からZESP3(ゼスプ3)に改定となったことで「使いホーダイプラン」は廃止されています。
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まとめ
今回は、TESLA(テスラ)「モデルY」の最新情報、「モデルY」・「モデル3」・日産「リーフ」の違いを徹底比較してみました。
これまでは電気自動車の中では圧倒的な人気を誇っていた「リーフ」ですが、「モデルY」や「モデル3」だけでなく他メーカーの電気自動車も相次いで発売となりますので、電気自動車市場は激変することになるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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