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【ヤリスクロス(HYBRID Z・G)試乗】辛口評価でわかった欠点とは~乗り出し価格・値引き額も解説

トヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリア車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2022年7月19日に一部改良が行われた新型トヨタ「ヤリスクロス」(HYBRID Z・HYBRID G)にがっつり試乗してきましたので、良かった点や気になった点をご紹介します。

また、乗り出し価格や値引き額、おすすめグレードもご紹介します。

 

新型ヤリスクロス GR SPORT・アドベンチャー乗り出し価格は?~マイナーチェンジまとめ
2022年7月19日に行われた新型トヨタ「ヤリスクロス」のマイナーチェンジによる変更点、GR SPORTとZ"Adventure"の詳細をまとめました。最新おすすめグレードはどっち!?

 

※掲載している写真は「HYBRID Z」(ブラックマイカ)及び「HYBRID G」(ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ)です。

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新型「ヤリスクロス」のエクステリア

■「HYBRID G」(ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ)
トヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリアトヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリアトヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリア

 

■「HYBRID Z」(ブラックマイカ)
トヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリアトヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリア
新型「ヤリスクロス」のエクステリアは、車名に「ヤリス」と付いていますが「ヤリス」とはフロントデザインが結構異なります。

フロントグリルが大きい「ヤリス」に対して、「ヤリスクロス」のフロントグリルは小さく、ヘッドランプもよりシャープになっています。

また、フロントフォグランプとは別に設定されている縦長のデイタイムランニングランプ(ターンランプ)や、ドア下モールディングの車名プレートが全車標準装備されている点も特徴的です。

リヤデザインは、リヤコンビネーションランプの形状など、比較的「ヤリス」と似たデザインになっています。

 

エクステリアの質感は、ピラーの艶有り塗装やドアベルトモールディングのメッキ加飾などはないため、特別質感高い印象はなく、クラス標準的といった印象です。

「ヤリス」と比較すると、艶有り塗装部分が若干少なくなっていますが、大きな質感差があるわけではありません。

上位グレード「Z」と中間グレード「G」の質感差(装備差)は、「Z」のみに設定されている切削光輝のアルミホイール、ピアノブラックのアッパーグリル程度しかなく、それほど大きな違いはありません。

上の写真を見ても分かるとおり、アッパーグリルの違いはよく見ないと分からないレベルなので、エクステリアの最大の違いはアルミホイールといえそうです。

アルミホイールのデザインは当然「Z」の方がカッコよくなっていますが、2インチもタイヤサイズが大きくなるためタイヤ代が4本で12,000円前後異なりますし、燃費性能にも影響してくるため、一長一短あると思います。

両グレードともにフォグランプはオプションとなっていますが、”フタ”がされている箇所がそれほど目立っていないこと、LEDヘッドランプが非常に明るいことを考慮すると、5万円前後のフォグランプをわざわざ設定する必要はないかと個人的には考えます。

 

中間グレード「G」で気になる点は、LEDヘッドランプ(約7万円)がオプション設定となっている点で、今どきハロゲンヘッドランプというのは軽自動車より劣る装備内容といえるでしょう。

そのため、LEDヘッドランプのオプション装備は必須だと考えます。

とはいえ、アルミホイールが全グレードでオプション設定となっている「ヤリス」よりは大分マシといえます。

「ヤリス」よりも上位グレードと中間グレードの質感差が少なくなっていることも好印象です。

 

2022年7月19日の一部改良にて、新たに「Z”Adventure”」が追加されました。

「Z”Adventure”」は、「Z」にはないシルバー塗装の前後バンパー、ルーフレールが設定されることにより、“よりSUVらしい”力強いデザインとなっています。

 

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新型「ヤリスクロス」のインテリア

■「HYBRID G」
トヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリア

 

■「HYBRID Z」
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新型「ヤリスクロス」のインテリアデザインは、エクステリアと異なり「ヤリス」とほとんど同じです。

「ヤリスクロス」と「ヤリス」のインテリア装備差は、電動パーキングブレーキとブレーキホールド、2.1Aの充電用USB、倒すとリヤセンターアームレストになる4:2:4分割可倒式リヤシート、などが主な違いです。

 

特に電動パーキングブレーキとブレーキホールドが搭載されている点が「ヤリス」との最大の違いといえるでしょう。

筆者はトヨタ「カローラツーリング」オーナーですが、電動パーキングブレーキとブレーキホールドは非常に便利で、パーキングブレーキの操作が一切不要になるためパーキングブレーキのかけ忘れや解除し忘れがなくなります。

また、赤信号などでの停止時にブレーキペダルを踏み続ける必要がないため非常に楽で、安全装備「レーダークルーズコントロール」も停止保持が可能となっています。

上記の点だけでも、「ヤリス」ではなく「ヤリスクロス」を選ぶメリットがあるといえます。

 

インテリアの質感は「ヤリス」とほぼ同じで、従来のコンパクトカーと比較すると質感高くなっていますが、ホンダ「ヴェゼル」やトヨタ「C-HR」と比較すると、かなり劣ります。

インパネやドアトリムなどの質感も大きく異なりますが、特に気になるのはセンターコンソールボックスがオプションでも設定できない点でしょう。

アームレストはオプションで設定可能ですが軽自動車的な装備で、同クラスのSUVと比較すると質感の低さが気になります。

同トヨタの「ライズ」にはセンターコンソールボックスは設定されているため、その点では「ライズ」よりも劣ることになります。

価格は「ライズ」より「ヤリスクロス」の方が15万円前後高いことを考慮すると、「ヤリスクロス」の欠点の1つといえます。

「ヤリス」についても、同時期に発売されたホンダ「フィット」と比較すると質感の低さが欠点の1つとなっていましたので、その点では「ヤリスクロス」も同様です。

 

上位グレード「Z」と中間グレード「G」の質感差(装備差)は、シート表皮、メーター、パワーシート、シートヒーター程度で、「ヤリス」と比較するとそれほど多くはありません。

内装色がダークブラウンとなっている「Z」と比較すると、写真では「Z」と「G」でかなり違う様に見えますが、大きな質感差はありません。

「ヤリス」の場合、中間グレード以下だと”ヘッドレスト一体型のシート”となっており、今どき軽自動車でもスズキ「アルト」やダイハツ「ミライース」程度しかない非常に廉価な装備で、大きな欠点となっていました。

その点、「ヤリスクロス」はエントリーグレードを除きヘッドレストセパレート型のシートとなっているなど、「ヤリス」よりも上位グレードと中間グレードの差が少なくなっています。

 

室内の広さは、「ヤリス」よりも室内高が1.5cm高くなっているため広く感じましたが、「ヴェゼル」や「ライズ」などと比較すると狭めです。

ただ、運転席や助手席に座る方が大柄でなければ(170cm程度の方であれば)広さに問題はないですし、「C-HR」よりは広くなっています。

室内の使い勝手も向上しており、「運転席イージーリターン機能」は運転席のシートポジションを頻繁に変更する場合は便利でしょう。

また、アジャスタブルデッキボードを使用すれば後席を倒した際にフラットにすることが可能です。

「ヤリス」だと中間グレードではオプション設定となっていましたが、「ヤリスクロス」は中間グレードから標準装備となっています。

 

ラゲッジスペースは、「ヤリス」の270ℓよりも120ℓ広い390ℓとなっており、「ライズ」の369ℓよりも広くなっています。

また、「ハンズフリーパワーバックドア」が設定されている点でも「ヤリス」や「ライズ」、「C-HR」よりも便利です。従来車よりも約2倍のスピードで開閉する点も好印象です。

 

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新型「ヤリスクロス」の加速性能、走行性能、乗り心地

■「HYBRID G」
トヨタ ヤリスクロス 外装,エクステリア

 

■「HYBRID Z」
トヨタ ヤリスクロス 外装,エクステリア

新型「ヤリスクロス」の加速性能

新型「ヤリスクロス」は、「ヤリス」と同じ1.5Lダイナミックフォースエンジンと新世代1.5Lハイブリッドシステムが採用されており、ハイブリッド車のシステム最高出力は「ヴィッツ」など旧世代1.5Lハイブリッドシステムの73kW(100PS)から85kW(116PS)に上昇しています。

1.5Lガソリン車は、トヨタ「RAV4」などにも設定されている発進用ギヤ付きのDirect Shift-CVTが設定されたため、発進時のもっさり感などはなくスムーズに加速してくれます。

1,100kg前後の車両重量には十分なパワーで、街中でパワー不足を感じることはないでしょう。

ただ、モーターのアシストがあるハイブリッド車の方が発進時の加速性能は優れており、静粛性や燃費性能を考慮すれば、ハイブリッド車の方が総合的に優れているといえるでしょう。

「ヤリス」よりも100kg程度車両重量が増加していますが、その差はほとんど感じられず、走りは軽快です。

 

新型「ヤリスクロス」の走行性能

新型「ヤリスクロス」と「ヤリス」の最大の違いとなるのが、この走行性能でしょう。

ガソリン車には「RAV4」にも採用されている4WDシステム「ダイナミックトルクコントロール4WD」や「マルチテレインセレクト」などが採用されており、「RAV4」並の悪路走破性を誇ります。

ハイブリッド車にも「RAV4」と同じ「TRAILモード」や「SNOWモード」が採用されており、まさにコンパクト「RAV4」といった感じです。

最低地上高は「ヤリス」よりも最大4cm高い17cmとなっており、「ヴェゼル」や日産「キックス」と同程度です。

 

最小回転半径は5.3mとなっていますので、中間グレード以下では4.8m、最大でも5.1mとなっている「ヤリス」よりも小回りは悪くなっています。

ちなみに、「ライズ」は最大で5.0m、「C-HR」は5.2mとなっていますので、トヨタのコンパクトSUVの中では最も小回りがきかないクルマといえそうです。

 

新型「ヤリスクロス」の乗り心地

新型「ヤリスクロス」の乗り心地は、凹凸をキレイにいなして、コンパクトクラス(Bセグメントクラス)のクルマとは思えない乗り心地となっています。静粛性も同様の優秀です。

感覚的には一昔前のCセグメントクラスのクルマの乗り心地や静粛性といった印象で、従来のコンパクトカーと比較すると圧勝です。

同様に優秀だった「ヤリス」との違いは、ほとんどありません。

シートの座り心地も良く、通常のファブリックシートより合成皮革+ツィード調ファブリックシートの方が快適な印象です。

 

ただ、「C-HR」や「カローラ」などはさらに優れているため、乗り心地や静粛性にこだわる方は1クラス上のクルマの方がおすすめです。

 

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新型「ヤリスクロス」の安全性能

トヨタ ヤリスクロス 内装 インテリア

新型「ヤリスクロス」と「ヤリス」の違い

まず、新型「ヤリスクロス」と「ヤリス」の安全性能の違いを、以下にまとめてみました。

  • 先進ライト「アダプティブハイビームシステム」
  • 自車線内の歩行者と衝突する可能性が高い場合に回避操舵後の操舵をアシストする「緊急時操舵支援機能」
  • 「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」
  • 電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド
  • トヨタ初採用となる横風対応制御付きのS-VSC
  • コネクティッドサービス「リモートスタート」 ※ハイブリッド車のみ

※2021年5月10日に行われた「ヤリス」の一部改良により、取消線の装備は「ヤリス」にも搭載されています。

【ヤリス マイナーチェンジ2021】プラスサポートは必要!?自動ブレーキ・レーダークルーズコントロールの違い・変更点
今回は、2021年5月10日に行われたトヨタ「ヤリス」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点をまとめてみました。また、プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールの従来との違い、新たに追加設定された安全装備「プラスサポート」の詳細や必要性についても検証してみました。

 

何と言っても最大の違いは、電動パーキングブレーキが搭載されていることでしょう。

電動パーキングブレーキとブレーキホールドがあることで、長距離運転時の負担軽減効果が大きくなっています。

また、軽自動車にも採用が進められている「オートハイビーム」より先進的な「アダプティブハイビームシステム」、トヨタ初採用となる横風対応制御付きのS-VSCも搭載されています。

 

「ヤリスクロス」には「RAV4」や「ハリアー」など上位モデルのSUVにも採用されていない先進安全装備が搭載されています。

そのため、安全性能が高いSUVが欲しい方には、「ヤリスクロス」は非常におすすめだといえるでしょう。

 

新型「ヤリスクロス」と「ライズ」・「C-HR」の違い

次は、新型「ヤリスクロス」と「ライズ」・「C-HR」の安全性能の違いを、比較してみましょう。

 

ライズヤリスクロスC-HR
ADB(アダプティブドライビングビーム)アダプティブハイビームシステム
オートハイビームオートマチックハイビームオートマチックハイビーム
サイドビューランプ
車線逸脱警報機能レーントレーシングアシストレーントレーシングアシスト
車線逸脱抑制制御機能レーントレーシングアシストレーントレーシングアシスト
LKC(レーンキープコントロール)レーントレーシングアシストレーントレーシングアシスト
BSM(ブラインドスポットモニター)ブラインドスポットモニターブラインドスポットモニター
RCTA(リヤクロストラフィックアラート)パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)
衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)、衝突警報機能(対車両・対歩行者)プリクラッシュセーフティプリクラッシュセーフティ
ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)、コーナーセンサーパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)、ドライブスタートコントロールパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)、ドライブスタートコントロール
パノラミックビューパノラミックビューモニターパノラミックビューモニター
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
先行車発進お知らせ機能先行車発進告知機能先行車発進告知機能
標識認識機能(進入禁止)ロードサインアシストロードサインアシスト
防眩インナーミラードライブレコーダー付自動防眩インナーミラー自動防眩付インナーミラー
スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)アドバンストパーク
レバー式パーキングブレーキ電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド

上の表だけ見ると各車良い点がある様にも見えますが、総合的に新型「ヤリスクロス」が最も優れているでしょう。

以下に、「ヤリスクロス」が優れている点をまとめてみました。

 

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新型「ヤリスクロス」が優秀な点

「ライズ」より優秀な点

  • 自動ブレーキが交差点右左折時の歩行者も検知可能(プリクラッシュセーフティ)
    ※多くのクルマはハンドル操作中は自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある)
  • 自動ブレーキに「緊急時操舵支援機能」が搭載されている(プリクラッシュセーフティ)
  • 後側方から接近する車両を検知し、自動ブレーキが作動(パーキングサポートブレーキ[後方接近車両])
  • アダプティブクルーズコントロールが停止保持も可能(レーダークルーズコントロール)
  • クルーズコントロールが作動中の全車速域で車線中央維持支援が可能(レーントレーシングアシスト)
  • アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動操作する自動駐車機能(アドバンストパーク)
  • ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー
  • 横風対応制御付きのS-VSC

 

「ヤリスクロス」が「ライズ」より優れている点の中でも、前後の自動ブレーキの性能が最大の違いといえるでしょう。

「ヤリスクロス」の自動ブレーキの性能は、2021年時点でトップクラスの性能となっており、「ライズ」より優れているというより、ほとんどのクルマより優れています。

また、「ヤリスクロス」には、元々トップクラスの自動ブレーキ性能だった「ヤリス」の「プリクラッシュセーフティ」に「緊急時操舵支援機能」が追加されています。

この機能は、自車線内の歩行者と衝突回避操作後に車線逸脱を抑制する機能で、2020年8月4日に一部改良が行われた「C-HR」より採用された新機能となっています。

また、後ろ側方から接近する車両に対しても自動ブレーキが作動する点でも「ヤリスクロス」の方が優れています。

 

その他、トヨタ初採用となる横風対応制御付きのS-VSCも搭載されており、自動駐車機能についても「ヤリスクロス」の方がスムーズで使いやすくなっています。
※詳細は後述しています。

 

「ライズ」には「サイドビューランプ」が搭載されている点で「ヤリスクロス」より優れていますが、総合的に「ヤリスクロス」の方が優れていることは間違いありません。

 

「C-HR」より優秀な点

  • 「オートハイビーム」より先進的な「アダプティブハイビームシステム」が搭載されている
  • アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動操作する自動駐車機能(アドバンストパーク)
  • ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー
  • 横風対応制御付きのS-VSC

 

「C-HR」は、2020年8月4日に行われた一部改良により劇的に安全性能が向上しましたが、それでも上記の装備がない点で「ヤリスクロス」より劣ります。

2022年7月19日に一部改良で「ヤリスクロス」に「ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー」が設定できるようになったことで、装備差がさらに拡大しています。

何れにしても、価格が安い下位モデルである「ヤリスクロス」の方が安全性能が先進的な内容となっていることは間違いありません。

 

新型「ヤリスクロス」の自動駐車機能「アドバンストパーク」を試してみた!

新型「ヤリスクロス」の自動駐車機能「アドバンストパーク」を試乗で試してみました。

従来(「ライズ」や日産「リーフ」)の自動駐車機能より使いやすくなっており、特に駐車箇所の設定がほとんど不要だった(自動で空間を認識する)点に衝撃を受けました。

その後は指示に従って操作するだけで、映像も伴っているためゲーム感覚で操作ができます。駐車にかかる時間も短くスムーズで、切り返しも少なくなっています。

ただ、駐車場の状況によっては時間がかかることもあるでしょうし、慣れている方であれば自分がした方が早いことは確実です。

何れにしても、性能はかなり向上しているため、駐車が苦手な方には嬉しい装備といえるでしょう。ガソリン車には設定できないため、欲しい方は必然的にハイブリッド車を選択する必要があります。

 

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新型「ヤリスクロス」の燃費性能、乗り出し価格と値引き額

トヨタ ヤリスクロス 内装 インテリア

新型「ヤリスクロス」の燃費性能

新型「ヤリスクロス」の燃費性能を、「ヤリス」・「ライズ」・「C-HR」と比較してみましょう。

 

・ヤリスクロス

・1.5Lガソリン ※2WD、CVT
→20.2km/L(WLTCモード)
→13.92km/L(e燃費より)

・1.5Lハイブリッド ※2WD
→30.8km/L(WLTCモード)
→25.12km/L(e燃費より)

 

・ヤリス

・1.0Lガソリン
→20.2km/L(WLTCモード)
→-km/L(e燃費より)

・1.5Lガソリン ※2WD、CVT
→21.6km/L(WLTCモード)
→17.01km/L(e燃費より)

・1.5Lハイブリッド ※2WD
36.0km/L(WLTCモード)
31.30km/Le燃費より)

 

・ライズ

・1.2Lガソリン
→20.7km/L(WLTCモード)
→14.96km/L(e燃費より)

・1.0Lターボ
→17.4km/L(WLTCモード)
→14.02km/L(e燃費より)

・1.2Lハイブリッド
→28.0km/L(WLTCモード)
→22.32km/L(e燃費より)

 

・C-HR

・1.2Lターボ ※2WD、CVT
→14.9km/L(WLTCモード)
→13.90km/L(e燃費より)

・1.8Lハイブリッド
→25.8km/L(WLTCモード)
→21.65km/L(e燃費より)

 

上記のとおり、燃費性能は「ヤリス」がぶっちぎりで優秀です。

とはいえ、「ヤリスクロス」の燃費性能も非常に優秀で、総合的にトヨタ「プリウス」を超える燃費性能となっています。

「ヤリスクロス」はSUVトップクラスの燃費性能なのはもちろん、全車種でみても「ヤリス」に次ぐ2番目に優秀な燃費性能となっています。
※PHV・PHEVを除く

「ヤリス」は実燃費30.0km/Lを超える驚異の未来的燃費性能となっていますが、「ヤリスクロス」も実燃費25.0km/Lを超える素晴らしい燃費性能となっています。

ただ、価格の安い「ライズ」にハイブリッド車が追加されたことで、総合的なコストの安さでは「ヤリスクロス」より「ライズ」に軍配が上がるでしょう。

 

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新型「ヤリスクロス」の乗り出し価格・値引き額

最後に新型「ヤリスクロス」の乗り出し価格をみていきましょう。
※いずれも2WDの価格です。
※4WD(E-Four)は以下の価格+23万円程度となります。

  • 「G」:約232万円
  • 「Z」:約247万円
  • 「Z”Adventure”」:約257万円
  • 「HYBRID G」:約265万円
  • 「HYBRID Z」:約279万円
  • 「HYBRID Z”Adventure”」:約289万円

 

値引き額は30万円でした。

オプションは、「HYBRID G」・「G」には、LEDヘッドランプ(約7万円)、アクセサリーコンセント(約4.4万円)、ハンズフリーパワーバックドア(約7.7万円)、ブラインドスポットモニター+パノラミックビューモニター(約7.7万円)、T-CONNECTナビキット(約11万円)、ETC車載器(約3万円)、マット(約1.5万円)、アームレスト(約2万円)、合計44.7万円程度を設定しています。
※ガソリン車はアクセサリーコンセントなしで合計40万円程度

「HYBRID Z”Adventure”」「HYBRID Z」・「Z”Adventure”」・「Z」には、アクセサリーコンセント(約4.4万円)、ハンズフリーパワーバックドア(約7.7万円)、ブラインドスポットモニター+パノラミックビューモニター(約7.7万円)、T-CONNECTナビキット(約11万円)、ETC車載器(約3万円)、マット(約1.5万円)、アームレスト(約2万円)、合計37.6万円程度を設定しています。
※ガソリン車はアクセサリーコンセントなしで合計33万円程度

 

【トヨタ ヤリスクロス オプション】おすすめ&不要なオプション8選!おすすめグレードも徹底解説!
2022年7月19日に一部改良が行われたトヨタ「ヤリスクロス」のおすすめオプション、不要なオプションを、長距離試乗で全て試した上で徹底検証!使用感も合わせてご紹介!

 

人気の高いグレードは、「HYBRID Z”Adventure”」と「HYBRID Z」です。

価格差は10万円程度ありますが、SUVらしいエクステリアにしたい方には、専用フロントバンパーとリアバンパー、そしてルーフレールが設定されることで“よりSUVらしい”力強いデザインになる「HYBRID Z”Adventure”」がおすすめです。

 

ちなみに、「HYBRID G」・「G」と「HYBRID Z」・「Z」の価格差は12万円程度ありますが、前述のオプションを設定した後の装備差は以下のとおりになります。

  • アルミホイールのデザイン及びサイズ
  • ブラック塗装のフロントグリル
  • 時間調整式のフロントワイパー
  • メーター、マルチインフォメーションディスプレイ
  • シート表皮(合成皮革+ツィード調ファブリック)
  • 運転席パワーシート
  • シートヒーター
  • アシストグリップ(リヤ)
  • 照明付きバニティミラー(運転席、助手席)
  • 助手席シートバックポケット
  • 助手席シートアンダートレイ
  • LEDアンビエント照明(前席足元など)
  • アクセサリーソケット(DC12V・120W)デッキ

 

「ヤリス」と比較すると装備差は限定的なため、「ヤリスクロス」を少しでもお得に購入したい方は中間グレードの「HYBRID G」・「G」もおすすめだと考えます。

 

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新型「ヤリスクロス」はガソリン車とハイブリッド車のどっちがおすすめ!?

新型「ヤリスクロス」には、ガソリン車とハイブリッド車が設定されています。

 

発進時の加速性能や静粛性などを考慮すれば、ハイブリッド車がおすすめだと考えます。

ハイブリッド車には、おすすめオプション「アクセサリーコンセント」が設定できるメリットもあります。

ただ、ガソリン車には「ダイナミックトルクコントロール4WD」や「マルチテレインセレクト」が設定されますので、悪路走破性を重視する方にはガソリン車がおすすめだと考えます。

 

では、車両本体価格の違い、維持費の違いを比較してみましょう。

車両本体価格差は40万円程度です。

しかし、購入時の諸費用の減税により価格差は30万円程度まで縮まります。

燃費性能が圧倒的に異なるため、年間走行距離が1万km程度であれば10年で10万円ほどハイブリッド車の方が安くなるでしょう。5千km程度であれば逆に10万円程度ガソリン車の方が安くなるでしょう。
※燃料代140円で計算した場合

そのため、年間走行距離7,500km程度を基準に、上回る場合はハイブリッド車を、下回る場合はガソリン車を選択した方がお得になる可能性が高くなります。

ご自分の年間走行距離によって、お得になる方を選択しましょう。

リセールバリューはハイブリッド車の方が高くなるため、走行距離が極端に短い場合を除き、ハイブリッド車の方がお得になる可能性が高いと考えます。

 

今トヨタ「ヤリスクロス」を買うなら中古車がおすすめ!?

新型「ヤリスクロス」は、コンパクトSUVの中でもトヨタ「ライズ」と1・2を争う人気車種となっており、安全性能や悪路走破性、燃費性能などは、コンパクトSUVの中で最も優れています。

 

一方で、「ヤリスクロス」に限った話ではありませんが、深刻な納期待ちが発生しており、半年で買えれば早い方といった異常事態に陥っています。

そのため、今「ヤリスクロス」を購入するなら、納期待ちがほとんどない中古車が非常におすすめです。

“新車同様の中古車”なら、年式2022年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「ヤリスクロス HYBRID Z」が240万円で買えるクルマもあります!

「ヤリスクロス」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

 

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【おすすめ】”新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!


車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。

しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。

さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!

上記を考えると、新車購入を検討中の方は”新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!

また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。

 

■中古車のメリット、デメリット
”新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

■中古車を買うなら中古車販売台数No1のガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数1位のガリバーがおすすめです。

中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。

さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。

  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
  • ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)

ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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■筆者の一括査定体験談
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また、個人情報も各社に流れてしまうためプライバシー保護の観点からみても良くありません。

上記のことから、一括査定サービスはあまりおすすめできません。

 

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もちろん、とりあえず査定するだけもOKです。

 

私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後にガリバーの無料査定を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。

私のような後悔をしないためにもガリバー無料査定を行い、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう

※愛車の査定金額は申込完了ページには表示されません。入力後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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まとめ

新型「ヤリスクロス」は、運転しやすいボディサイズに「RAV4」並の走行性能、最先端の自動ブレーキや自動駐車機能を搭載した安全性能、そして圧倒的な燃費性能が魅力です。

特に「RAV4」だと大きすぎる、「ライズ」だと安全性能が劣る、「C-HR」だと少し高い、などと考えていた方には、ちょうどいいサイズで最高の性能を持った最適な価格設定のSUVであるといえます。

「ヤリス」を検討していた方からしても、価格はそれほど上がらずに先進装備が搭載され、少し室内が広く(高く)なっているため、非常に魅力的です。

室内の狭さや質感の低さなど欠点がないわけではありませんが、「ヤリスクロス」が高コスパのSUVであることは間違いありません!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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