こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年7月12日に行われたスズキ「ワゴンRスマイル」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点をまとめてみました。
また、今回の改良で新たに追加された特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」と他グレードの違いもまとめてみました。
新型スズキ「ワゴンRスマイル」マイナーチェンジ2023による変更点
2023年7月12日に行われたスズキ「ワゴンRスマイル」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点は、以下のとおりです。
- 「HYBRID S」グレードに従来設定されていた「2トーンルーフパッケージ」の解体
※2トーンルーフのみのメーカーオプションに変更 - 上記に伴い「2トーンルーフパッケージ」に含まれていたメッキフロントグリル、メッキヘッドランプガーニッシュ、2トーンカラーホイールキャップを標準装備化
- インパネにあるUSB電源ソケット(全2個)の1つをタイプAからタイプCに変更
※USB電源ソケットの設定がない「G」グレードを除く - 特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」の発売
- 全グレードで車両本体価格の上昇(6万円前後)
上記のとおり、今回の改良による最大の変更点は、特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」の発売、そして車両本体価格の上昇(6万円前後)でしょう。
特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」の発売はグレードの選択肢が広がることからユーザーにメリットのある変更といえますが、車両本体価格の上昇は何とも残念な変更です。
価格の上昇は昨今の物価上昇の影響によるもののため、致し方ないかとは思います。
ただ、「HYBRID S」グレードを除き、大きな変更がほとんどないため、単なる値上がりといえるでしょう。
「HYBRID S」グレードについては、従来はメーカーオプションだった装備の一部が標準装備となるため、他のグレードと比較するとお得感があります。
その他の変更は、USB電源ソケットのタイプ変更のみと、かなり小規模な内容となっています。
ワゴンRスマイル 特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」の違い
ここからは、今回の改良で追加された特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」と、他グレードの違いをみていきましょう。
■ベース車
- 「HYBRID S」
■エクステリアの特別装備
- 専用フロントグリル[車体色&メッキ]
- 専用14インチフルホイールキャップ[シルバー×ソフトベージュ]
- メッキドアハンド
■インテリアの特別装備
- インパネカラーパネル[チタニウムグレー]
- インパネカラーパネルガーニッシュ[サテンダークシルバー]
- エアコンサイドルーバーガーニッシュ[ダーククロームメッキ調]
- メッキインサイドドアハンドル(運転席、助手席)
- ドアトリムカラーガーニッシュ[サテンダークシルバー](運転席、助手席)
■快適装備の特別装備
- LEDヘッドランプ[ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付]
- LEDポジションランプ
■ボディカラーの特別装備
- モノトーン仕様車は、特別仕様車専用の「モスグレーメタリック」、「ウッディブラウンメタリック」、「シフォンアイボリーメタリック」を設定
- 2トーンルーフ仕様車は、上記のカラーをベースに、ルーフ色に「ソフトベージュ」を採用
■価格
- 「HYBRID S」より+50,600円
- 「HYBRID X」より-61,600円
エクステリアの最大の違いはフロントグリルで、ベース車の「HYBRID S」は最上位グレード「HYBRID X」と同じデザインとなっているのに対して、特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」はエントリーグレードの「G」をベースとしたデザインとなっています。
一方で、バックドアハンドルを除くアウトサイドドアハンドルにメッキ加飾が施されるため、最上位グレード「HYBRID X」に近い上質な印象となります。
インテリアも同様で、インサイドドアハンドルにメッキ加飾が、その周辺を囲うガーニッシュはサテンダークシルバーとなるため、最上位グレード「HYBRID X」に近い上質な印象となります。
インパネカラーパネルやエアコン吹き出し口周辺のメッキなどがカッパーゴールドとなっているベース車の「HYBRID S」や最上位グレード「HYBRID X」と異なり、特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」はサテンダークシルバーとなるため、少しシックな印象となっています。
ベース車の「HYBRID S」との最大の違いとなるのが、ヘッドランプ及びポジションランプがハロゲンからLEDとなることでしょう。
昨今の軽自動車はLEDヘッドランプが標準装備となっているクルマが多く、今どきハロゲンヘッドランプというのは軽自動車の中でもかなり廉価な装備といえます。
見た目の印象を損なうだけでなく、夜間の視認性が大きく異なるため、夜間の安全性の面でも劣るといえるでしょう。
LEDヘッドランプが装備されたグレードが最上位グレード「HYBRID X」以外でも選択できるようになった点は、ユーザーにとって大きなメリットだと考えます。
その他、特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」の特別装備の中でも、一段と特別な設定となっているのがボディカラーです。
特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」に設定されているボディカラーは全て特別設定で、特にモスグレーメタリックについては他のグレードでは選べない特別なボディカラーとなっています。
上記のとおり魅力が満載な特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」ですが、価格はベース車の「HYBRID S」と最上位グレード「HYBRID X」の”まさに中間”となっています。
ベース車の「HYBRID S」にはない装備は前述のとおりですが、最上位グレード「HYBRID X」にあって特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」にない装備は、以下のとおりです。
- 時間調整付フロント間欠ワイパー
- フルオートエアコンのメッキボタン
- 360°プレミアムUV&IRカットガラス
- LEDとサイドターンランプ付ドアミラー
- メッキフォグランプベゼル
- メッキバックドアガーニッシュ
- メッキシフトノブボタン
- パーソナルテーブル
- シートバックアッパーポケット
- フロントアームレストボックス
- 6スピーカー
上記のとおり、エクステリア・インテリアに若干の質感差があり、何と言っても利便性や快適性の面で異なります。
特に360°プレミアムUV&IRカットガラス、パーソナルテーブルやフロントアームレストボックスは欲しいと考えるユーザーが多いでしょう。
また、2スピーカーと6スピーカーでは音響面でも全く異なるため、それらを重視するユーザーには、依然として最上位グレードの「HYBRID X」が最もおすすめだと考えます。
一方で、上記の装備に特別必要性を感じないものの、LEDヘッドランプを装備したいと考えているユーザーには特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」は非常におすすめのグレードだと考えます。
新型スズキ「ワゴンRスマイル」の価格・おすすめグレード
最後にスズキ「ワゴンRスマイル」の価格、おすすめグレードをご紹介します。
「ワゴンRスマイル」のおすすめグレードは、「HYBRID X」で約165万円となります。
「HYBRID X」がおすすめな理由は、LEDヘッドランプ、360°プレミアムUV&IRカットガラス、6スピーカーなど、装備が充実しているからです。
ハロゲンヘッドランプは古臭さがあるだけでなく夜は暗くて見にくいため、LEDヘッドランプにすることで夜間の安全性が向上します。
また、360°プレミアムUV&IRカットガラスにより夏場は日差しが低減され、6スピーカーになることで音響の迫力も全く異なります。
LEDヘッドランプだけなら購入後に交換することもできなくはないですが、他の装備差も考慮すれば、ケチらず「HYBRID X」すべきだと考えます。
オプションにセーフティプラスパッケージ、全方位モニター付メモリーナビゲーション、ETC車載器、合計約25万円を設定した場合の「HYBRID X」の全込み(諸費用、値引き額込み)価格は約190万円となります。
同じスズキの「スペーシア」、ライバルのダイハツ「ムーヴキャンバス」との価格差はほとんどありません。
「スペーシア」や「N-BOX」のカスタムモデルなら200万円を超えるため、「ワゴンRスマイル」の価格は比較的安めだといえるでしょう。
とはいえ、200万円近い価格となるため、決して安い金額ではありません。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スズキ「ワゴンRスマイル」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点、特別仕様車「HYBRID Sリミテッド」と他グレードの違いをまとめてみました。
スズキ「ワゴンRスマイル」は、今回の改良で価格上昇が行われたものの、比較的装備は充実しながらも価格設定が抑えられた特別仕様車が発売されたことで、よりグレードの選択肢が広まったといえるでしょう。
そもそも「ワゴンRスマイル」は非常に優れた燃費性能が魅力で、他の軽スーパーハイトワゴンの燃費性能が21.0~23.0km/L前後となっている中、「ワゴンRスマイル」は25.1km/Lとハイブリッド車のような燃費性能となっています。
※いずれもWLTCモードの数値
実燃費も22.88km/Lと、非常に優れています。
車両本体価格が安めなこともあり、「ワゴンRスマイル」は“総コストが安い”という大きな魅力があるといえるでしょう。
スズキ「スペーシア」やダイハツ「ムーヴキャンバス」などの購入を検討している方は、ぜひ新型「ワゴンRスマイル」も検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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