こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、ホンダのCセグメントセダン/ワゴン「シビック セダン」・「グレイス」・「ジェイド」が2020年夏(7月・8月)に生産終了という残念なお知らせについて、まとめてみました。
これによりホンダのセダンとワゴンが一気に3車種も減少します。
そこで、残る国産セダンとワゴンのおすすめ12選もご紹介します。
昨今、SUVやコンパクトカー、軽自動車に人気が集まっていますが、筆者としてはセダンやワゴンをめちゃくちゃおすすめしています!
※筆者はトヨタ「カローラツーリング」オーナーです。
「シビック セダン」、「グレイス」、「ジェイド」生産終了まとめ
「シビック セダン」2017年9月~2020年8月の約3年で生産終了
ホンダ「シビック セダン」は、2017年9月に現行モデルが発売され、2020年8月で生産終了となりました。
「シビック」は、1972年から販売されている歴史あるクルマですが、日本では8代目「シビック」が2010年9月に生産終了となり、10代目「シビック」が2017年9月に復活したという経緯があります。
復活後、月間販売台数1,000台~1,500台程度をキープしていましたが人気が徐々になくなり、2020年1月10日にマイナーチェンジが行われ人気復活となるか注目されましたが、起爆剤とはならなかった様です。
筆者は「シビック セダン」に試乗しましたが、1.5L VTEC TURBOエンジンの素晴らしい加速性能と優れた乗り心地に感動し、非常に”いいクルマ”という印象があります。
見た目が気に入ったこともあり、真剣に購入を検討したこともあります。
おすすめのCセグメントであっただけに、非常に残念です。
「グレイス」2014年12月~2020年7月の約5年7ヶ月で生産終了
ホンダ「グレイス」は、2014年12月に発売され、2020年7月で生産終了となりました。
ホンダのコンパクトカー「フィット」のセダン版として発売された「グレイス」は、2017年頃までは月間販売台数1,000台程度をキープしていましたが、2018年以降はさっぱり人気がなくなりました。
「グレイス」は、トヨタ「アクシオ」の対向車というポジションであったと思いますが、筆者としては加速性能やスポーティな見た目などから「アクシオ」よりおすすめのセダンという印象でした。
乗り心地についても優れており、”「グレイス」は隠れた名車”と言う方も少なくありません。
それだけに、今回の生産終了は非常に残念です。
「ジェイド」2015年2月~2020年7月の約5年5ヶ月で生産終了
ホンダ「ジェイド」は、2015年2月に発売され、2020年7月で生産終了となりました。
「ジェイド」は、当初”ミニバン”というポジションで発売されていましたが、3列目が狭く、さっぱり売れませんでした。
そのため、2018年5月のマイナーチェンジにて2列シートモデルを追加し、ポジションを”ステーションワゴン”に変更して再起を図りましたが、起爆剤とはならなかった様です。
筆者は「ジェイド」がマイナーチェンジを受けたタイミングで試乗しましたが、1.5L VTEC TURBOエンジンの素晴らしい加速性能と後部座席の圧倒的な広さに感動し、”ファミリー向けステーションワゴン”という印象があります。
「シビック」同様、見た目が気に入ったこともあり、真剣に購入を検討したこともあります。
”ミニバン”としては失敗でも、”ステーションワゴン”としては後部座席の広さを重視した稀有で魅力的な1台だったため、今回の生産終了は非常に残念です。
残るホンダのセダンとワゴンは?そもそもホンダで売れているのは・・・
「シビック セダン」・「グレイス」・「ジェイド」の生産終了により、残るホンダのセダンとワゴンは以下の5車種です。
- シャトル
- インサイト
- アコード
- レジェンド
- クラリティ
ただ、「レジェンド」と「クラリティ」は500万円以上する高価なクルマなため、除外すると実質3車種しかないことになります。
さらに、「インサイト」は発売当初から「シビック」より売れていないクルマのため、生産終了は時間の問題かと思われます。。
「アコード」は、2020年2月にフルモデルチェンジが行われたばかりで、そのポジションから何とも言えませんが、売れていないという現状は「インサイト」と同様です。
つまり、ホンダで”ちゃんと売れている”セダン/ワゴンは「シャトル」だけということです。
これだけ見ると、”やっぱりセダンとワゴンは売れないんだな”という印象もありますが、そもそも昨今のホンダで”ちゃんと売れている”クルマは、以下7位までの車種だけです。
順位 | 車種名 | メーカー名 | 販売台数 |
1 | N-BOX | ホンダ | 253,500 |
2 | フリード | ホンダ | 85,596 |
3 | フィット | ホンダ | 74,410 |
4 | ヴェゼル | ホンダ | 55,886 |
5 | ステップワゴン | ホンダ | 52,676 |
6 | N-WGN | ホンダ | 32,382 |
7 | シャトル | ホンダ | 30,856 |
8 | オデッセイ | ホンダ | 14,614 |
9 | CR-V | ホンダ | 13,041 |
※2019年 ホンダ年間販売台数ランキング
「N-BOX」の販売台数だけが際立っていますが、上記は2019年時点の話で「フィット」と「N-WGN」は2020年にて販売台数をもっと伸ばしています。
何れにしても、ホンダ車で昨今売れているのは、軽自動車やコンパクトカー、コンパクトSUVやコンパクトミニバンと、小型車ばかりという印象があります。
それ以外の車種だと、「オデッセイ」の人気は非常に低迷していますし、「ステップワゴン」もライバル車と比較すると圧倒的に負けています。
「CR-V」についても同様で、「シビック」や「インサイト」の様に”久しぶりに復活したけど売れない”ということで生産終了となる可能性も十分あるでしょう。
上記のとおり、ホンダは販売する車種が減少しますが、ホンダだけでなくクルマ業界全体的に販売する車種を減らす方向にあります。
何れにしても、自分の好きなクルマが消えていくことは何とも残念ですね。
残る国産セダンとワゴンのおすすめ12選
残る国産セダンとワゴンのおすすめ12選
ここまで「シビック セダン」・「グレイス」・「ジェイド」の生産終了についてご紹介してきましたが、ここからは”残る国産セダンとワゴンのおすすめ12選”をご紹介します。
■トヨタ
- カローラ/カローラツーリング
- カムリ
- クラウン
■日産
- スカイライン
■ホンダ
- シャトル
- インサイト
- アコード
■マツダ
- MAZDA3(マツダ3)
- MAZDA6(マツダ6)
■スバル
- インプレッサG4
- レヴォーグ
- WRX S4
残る国産セダンとワゴンのおすすめ~トヨタ編
まず何と言っても、昨今(2020年5月時点)最も売れているCセグメントセダン及びワゴンであるトヨタ「カローラ」・「カローラツーリング」が最もおすすめです。
優れた燃費性能・安全性能・乗り心地を備え、コストパフォーマンスが高い点が最大の理由です。
元Cセグメント王者の「プリウス」と比較しても、安全性能は先進的で優秀、シフトノブがハイブリッド特有のものではないなど、優れている点が多くなっています。
走りや車内の広さなど、他車より劣る点もありますが、総合的に非常に優れていると考えています。
筆者もその魅力より、先日スバル「インプレッサスポーツ」から乗り換えました。
トヨタだと「カローラ」の他、「カムリ」と「クラウン」がおすすめです。コスパを考えれば「クラウン」より「カムリ」の方が個人的にはおすすめです。
トヨタは他にも「カローラアクシオ」・「カローラフィールダー」・「プレミオ/アリオン」・「プリウスα」などありますが、モデルチェンジが行われていないため装備内容が古く、あまりおすすめできません。
残る国産セダンとワゴンのおすすめ~日産編
日産だと、ハンズオフの自動運転技術「プロパイロット2.0」が搭載された「スカイライン」がおすすめです。
日産には他にも「シーマ」・「フーガ」・「ティアナ」・「シルフィ」などがありますが、装備内容の古さや価格の高さなどが気になります。
残る国産セダンとワゴンのおすすめ~ホンダ編
ホンダだと「シャトル」・「インサイト」・「アコード」がおすすめです。
コスパを考慮すれば「インサイト」や「アコード」より「シャトル」がおすすめです。
ただし「シャトル」はそろそろフルモデルチェンジが行われる予定ですので、フルモデルチェンジを待った方が良いでしょう。
残る国産セダンとワゴンのおすすめ~マツダ編
マツダだと「MAZDA3(マツダ3)」と「MAZDA6(マツダ6)」がおすすめです。
価格面や装備差から「MAZDA3(マツダ3)」の方がおすすめです。
残る国産セダンとワゴンのおすすめ~スバル編
スバルだと「インプレッサG4」・「レヴォーグ」・「WRX S4」がおすすめです。
コスパ的には「インプレッサG4」が最も良いですが、2020年後半にフルモデルチェンジが行われる新型「レヴォーグ」は最も注目の1台です。
「プロパイロット2.0」同様ハンズオフ可能な自動運転技術が搭載されるなど、先進安全装備が満載です。
スバルには他にも「レガシィB4」がありますが、2020年秋頃に国内生産終了予定となっています。
残る国産セダンとワゴンのおすすめ~まとめ
”残る国産セダンとワゴンのおすすめ12選”の中で個人的に最もおすすめなのはトヨタ「カローラ」及び「カローラツーリング」とマツダ「MAZDA3(マツダ3)」です。
「カローラ」及び「カローラツーリング」と「MAZDA3(マツダ3)」は、走り・質感・乗り心地・燃費性能・安全性能・価格(コスパ)を総合的にみたときに、非常に優れていると考えます。
ただし、生産終了となる「シビック セダン」・「グレイス」・「ジェイド」も非常におすすめで、生産終了後も中古車であれば購入可能です。
何れのクルマも走行距離が少なく、良い状態の中古車が豊富にありますので、「シビック セダン」・「グレイス」・「ジェイド」の購入を検討している方、少しでも安くお得に購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、ホンダ「シビック セダン」・「グレイス」・「ジェイド」の生産終了について、残る国産セダンとワゴンのおすすめ12選をご紹介しました。
繰り返しになりますが、「シビック セダン」・「グレイス」・「ジェイド」の何れもおすすめのクルマです。
個人的には「シビック セダン」を特におすすめしています。
生産終了というのは非常に残念ではありますが、今後また復活となる可能性もゼロではありません。
筆者は、各車の復活を切に願っております!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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