こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2021年4月1日に行われたトヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」のマイナーチェンジ(一部改良)の変更点をまとめてみました。
また、「パッソ」と「ブーン」の違いについても、まとめてみました。
「パッソ」や「ブーン」の購入を検討している方は、要チェック!!
「パッソ」・「ブーン」マイナーチェンジ(一部改良)2021の変更点
2021年4月1日に行われたトヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」のマイナーチェンジ(一部改良)の変更点は、以下のとおりです。
■全グレード
- 14インチフルホイールキャップのデザイン変更
- オートライト(コンライト)の全車標準装備化
- ボディカラーの設定変更(ターコイズブルーマイカメタリックを新設定など)
■Xグレード
- 「X」(スマートアシストⅢなし車)及び「X“Gパッケージ”」の廃止
※Xグレードのエントリーグレードと最上位グレードの廃止 - 「X」にリヤスモークドガラス(UVカット機能付プライバシーガラス)を標準装備
- 「X」にシルバードアアウターハンドルを標準装備
- 「X“Lパッケージ”」にLEDヘッドランプとシルバードアアウターハンドルを標準装備
- 「X」及び「X“Lパッケージ”」の後部座席を一体可倒シート化
- 「X」及び「X“Lパッケージ”」のクォーターガーニッシュ(バックドアガラスの横の部分)の黒材着化
- 「X“Lパッケージ”」に、シルバー+ピアノブラック調加飾を施したオーディオクラスターとサイドレジスターリングを設定
■MODA/CILQグレード
- 「“Gパッケージ”」のメーカーオプションの15インチアルミホイールのデザイン変更
- 14/15インチアルミホイールのセンターキャップを黒塗装化
■STYLEグレード(ブーンのみ)
- 「“ホワイトリミテッド SA Ⅲ”」と「“ブラックリミテッド SA Ⅲ”」にメッキドアアウターハンドル
を標準装備 - メーカーオプションの14インチアルミホイールのセンターキャップを黒塗装化
今回のマイナーチェンジ(一部改良)は、オートライトやLEDヘッドランプなど元オプション装備の標準装備化、グレード体系の見直し(グレードの削減)が主な変更点となっています。
いくつか装備が標準装備されていますが価格の上昇はありませんので、実質値引きともいえます。
特に「X“Lパッケージ”」はお得感が増加した形です。
また、両車の特別仕様車の販売は継続されるようです。
トヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」の違いとは!?
トヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」の違いとは!?
トヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」は、エンジン性能や燃費性能、ボディサイズなどの諸元は全く同じで、価格設定もほぼ同じです。
装備内容も、ディーラーオプションのナビなど一部で違いはありますが、概ね同じです。
では、「パッソ」と「ブーン」の違いは何なのか!?
販売点とエンブレムが違う!
当然ですが、トヨタとダイハツで異なるため、販売する店舗(ディーラー)とエンブレムが異なります。
トヨタは2020年4月以降、トヨタ店やネッツ店などで販売する車種の縛りを解除し、どのディーラーでも全てのトヨタ車を購入できる様になりましたので、ディーラーの多さではトヨタが圧倒的に勝ります。
そのため、購入しやすい(家の近くに店が多い)という意味では、「パッソ」の方が手軽に買えます。
購入後も、家の近くにディーラーがあれば、整備にも行きやすいというメリットはあるでしょう。
また、各メーカーのディーラーに行く機会が多い筆者としては、信頼感や親切さ・丁寧さという意味では、トヨタが最も優れていると考えています。
これは、ダイハツの信頼感が低いという意味ではなく、トヨタが特別優れていると言う方が正しいです。
※地域差や店舗差があります。
筆者はスズキ・スバル・トヨタと乗り継いできましたが、対応が最も親切なのは”ぶっちぎり”でトヨタです。
販売台数が違う!
トヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」の販売台数は、月によって異なりますが、概ね「パッソ」が2,500台前後、「ブーン」が500台前後となっており、「パッソ」が「ブーン」の5倍程度多く売れています。
ディーラーが多いということもありますが、やはり”トヨタ”の信頼感は大きいでしょう。
そもそも「パッソ」は「ブーン」のOEM車で、ダイハツが生産しているクルマとなっています。
しかしながら、前述の通り販売台数はトヨタ車の方が圧倒的に多く、その状況はトヨタ「ルーミー」やトヨタ「ライズ」も同じです。
とはいえ、「パッソ」が5倍売れているからといって、「パッソ」の方が優れているわけではありません。
グレードが違う!
※写真は上から「STYLE」、「CILQ」、「X」です。
トヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」の最大の違いはグレードです。
「パッソ」が「X」グレードと「MODA」グレードで2つしかデザイン設定がないのに対して、「ブーン」は「X」グレードと「CILQ」グレード、そして「STYLE」グレードの3つのデザインが設定されています。
「X」と「MODA」及び「CILQ」は両車全く同じデザインとなっていますが、「STYLE」は「ブーン」でしか選べないデザインで、上の写真のとおり可愛いデザインとなっています。
そのため、可愛いデザインのクルマを購入したい方は、「ブーン」の「STYLE」がおすすめだといえるでしょう。
ただ「パッソ」にも、同様に可愛いをコンセプトとした特別仕様車「MODA”Charm”」が2020年4月7日に発売されましたので、可愛いデザインのクルマを購入したい方も「ブーン」1択の状況ではなくなっています。
特別仕様車「MODA”Charm”」は、「STYLE」の異なりシート表皮が合成皮革+ファブリックとなっており、運転席シートヒーターも標準装備されています。
それでいて価格は「STYLE」の“リミテッド”シリーズより2万円ほど安いため、お得感があります。
※逆に「MODA”Charm”」には「STYLE」の“リミテッド”シリーズに設定されているフロントフォグランプは設定されません。
より可愛いデザインなのは「ブーン」の「STYLE」かと思いますが、装備差を考慮すれば「パッソ」の「MODA”Charm”」がおすすめだと個人的には考えます。
「パッソ」と「ブーン」のおすすめグレード
おすすめグレードは、トヨタ「パッソ」なら「MODA “G package”」、ダイハツ「ブーン」なら「CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ”」です。
理由は、14インチアルミホイールや本革巻きステアリングホイール、合成皮革+ファブリックシートを設定できるなど、内外装の質感が最も高くなっているからです。
お求めやすいグレードだと、エントリーグレードの「X」は、エアコンがダイヤル式のマニュアル、ハロゲンヘッドランプなど、軽自動車よりも劣る装備内容となっているため、おすすめできません。
一方「X“Lパッケージ”」は、内外装の質感がかなり低いものの、オートエアコンやLEDヘッドランプなどが装備され、上位グレードと安全性や機能性に大きな差はないため、最も安くお得に購入できるグレードといえるでしょう。
そのため、「パッソ」・「ブーン」を安く購入したい方には「X“Lパッケージ”」が最もおすすめです。
前述の通り、可愛いデザインのクルマを購入したい方には、「パッソ」の「MODA”Charm”」がおすすめです。
さらに安く、お得に購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。
中古車なら、走行距離1,000km未満の修復歴なし車でも、「パッソ」の「MODA “G package”」や「ブーン」の「CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ”」が120万円で買えるクルマもあるため、非常にお得ですよ。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、トヨタ「パッソ」とダイハツ「ブーン」のマイナーチェンジによる変更点、「パッソ」と「ブーン」の違いをご紹介しました。
「パッソ」と「ブーン」の違いは多くはありませんでしたが、細かい違いがいくつかありました。
売れているから何となく「パッソ」を選択するのではなく、両車の違いをしっかり把握した上で購入しましょう。
また、トヨタとダイハツ両方のディーラーで見積もりを取って交渉すれば、より安く購入できるかもしれませんよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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