こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年5月9日に行われたスズキ「ハスラー」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点をまとめてみました。
また、今回の改良で新たに追加された特別仕様車「J STYLEⅡ」と他グレードの違いもまとめてみました。
新型スズキ「ハスラー」マイナーチェンジ2022による変更点
2022年5月9日に行われたスズキ「ハスラー」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点は、以下のとおりです。
- 従来はターボ車のみの装備だった「アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]」、「車線逸脱抑制機能」を全車に標準装備
※「HYBRID G」は非装着車の設定あり - 全方位モニター用カメラに「すれ違い支援機能」を追加
- 「スズキ セーフティサポート 非装着車」グレードの廃止
- LEDヘッドランプを「HYBRID Gターボ」に標準装備、「HYBRID G」にメーカーオプション設定
- USB電源ソケット、時間調整付フロント間欠ワイパーを「HYBRID X」、「HYBRID Xターボ」に標準装備
- ルーフレールを「HYBRID Xターボ」に標準装備
- 従来のホワイト2トーンに替わって新たに「ソフトベージュ2トーン」が採用
また、ソフトベージュ2トーン仕様車に「コーラルオレンジメタリック」を設定 - 2トーン仕様車のバンパーガーニッシュをボディー同色からルーフ同色に変更
- 2020年11月に発売された特別仕様車「J STYLE」の後継となる「J STYLE II」の発売
今回の改良による最大の変更点は、ノンターボ車にも「アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]」、「車線逸脱抑制機能」が標準装備されたことでしょう。
従来は、「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や「車線逸脱抑制機能」を使用したいならターボ車を選択する必要がありましたが、今後は価格の安いノンターボ車でも使用することが可能です。
高速道路での運転、特に長距離ドライブの際は「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」の有無で負担が大きく異なるため、ノンターボ車を検討していた方には朗報といえます。
安全装備では、2021年に発売されたスズキ「ワゴンRスマイル」から採用が開始された「すれ違い支援機能」が新たに採用されています。
「すれ違い支援機能」は、全方位モニター用カメラ装着車が狭路での車速が約5km/h以下でのすれ違い時に“自動で”ナビゲーション画面に左側及び前方の映像を表示して死角を減らし、接触防止をサポートする安全装備となっています。
ボタン押下時ではなく、“自動で”表示されるため、生活道路のような狭い道の走行時や、幅寄せの際に非常に便利です。
また、下位グレードの「HYBRID Gターボ」や「HYBRID G」にLEDヘッドランプが設定できるようになりましたので、夜間の視認性が向上しています。
快適装備では、インパネのアクセサリーソケット横に新たに設置された充電用USB電源ソケット2個が嬉しい変更点です。
従来、スマートフォンなどを充電する際は、社外品のUSBチャージャーを購入し、アクセサリーソケットに差し込んで使用する方法しかなく、昨今の新型車としてはモバイル端末の充電設備が少ないという欠点がありました。
ドライブレコーダーなどでアクセサリーソケットを使用している場合、スマートフォンの充電ができない状況にもなりえましたが、今後は標準装備のUSB電源ソケットより充電できるため、安心です。
上記の変更に伴い、車両本体価格は2万円程度上昇しています。
スズキ「ハスラー」特別仕様車「J STYLEⅡ」の違い
今回の改良で、新型スズキ「ハスラー」に特別仕様車「J STYLE II」が追加されました。
そんな特別仕様車「J STYLE II」と他グレードの違いをみていきましょう。
特別仕様車「J STYLE II」とベース車との違い
■ベース車
- 「HYBRID X」
- 「HYBRID Xターボ」
■エクステリアの特別装備
- 専用メッキフロントグリル
- メッキフォグランプガーニッシュ
- HUSTLERアルファベットエンブレム[メッキ](フロントフード)
- メッキドアハンドル
- ルーフレール
- J STYLEエンブレム(バックドア)
■インテリアの特別装備
- レザー調&ファブリックシート表皮[ブラウン&ダークブルー]
- レザー調ドアトリムクロス[ブラック](フロントドア)
- ドアトリムカラーガーニッシュ[チタニウムグレー]
- インパネカラーガーニッシュ[チタニウムグレー]
- フロアコンソールトレー[ドリンクホルダー付][チタニウムグレー]
- メッキインサイドドアハンドル
■快適装備の特別装備
- 「ナノイー X」搭載フルオートエアコン[スズキ初]
- 360°プレミアムUV&IRカットガラス
■ボディカラーの特別装備
- 特別仕様車専用「ウッディブラウン2トーン」を採用
※「シフォンアイボリーメタリック×ウッディブラウン2トーン」
※「ピュアホワイトパール×ウッディブラウン2トーン」 - ソフトベージュ2トーン仕様車に「アーバンブラウンパールメタリック」を設定
■価格
- 「HYBRID X」より+82,500円
- 「HYBRID Xターボ」より+60,500円
エクステリアでは専用メッキフロントグリル・メッキフォグランプガーニッシュ・メッキドアハンドルにより、インテリアではレザー調&ファブリックシート表皮・レザー調ドアトリムクロス・メッキインサイドドアハンドルにより、大きく質感が向上します。
快適装備では、トヨタの新型車で採用が進んでいる「ナノイーX」がスズキとして初採用され、ベース車だとフロントドアだけに採用されているプレミアムUV&IRカットガラスが全面に採用されています。
「ナノイーX」は、カビや花粉・ニオイ・PM2.5・菌・ウイルス・アレル物質の働きを抑制し、うるおいに包まれたナノイーが皮脂となじんで美肌・美髪にも効果があるため、女性やお子さんに嬉しい装備で、従来の「ナノイー」より性能は10倍以上向上しています。
プレミアムUV&IRカットガラスは、真夏の強い日差しによる日焼けや気温上昇を低減してくれます。
ボディカラーは先代の特別仕様車「J STYLE」と同じく2トーン仕様のみで、中でも「シフォンアイボリーメタリック×ウッディブラウン2トーン」が人気カラーとなるでしょう。
スズキの大人気車「ジムニー」のような印象となるボディカラーです。
価格はノンターボ車で+約8万円、ターボ車で+6万円と決して安くはない価格設定ですが、質感や快適性が大幅に向上し、リセールバリューも向上が見込まれるため、非常におすすめのグレードだと考えます。
特別仕様車「J STYLE II」と「J STYLE」の違い
2020年11月に発売された特別仕様車「J STYLE」との違いは、以下のとおりです。
- 前後のバンパーガーニッシュに特別装備されたスチールシルバーメタリックがなくなった
- インパネカラーガーニッシュやフロアコンソールトレーは、ブルーイッシュシルバーからチタニウムグレーに変更
- 「ナノイー」は「ナノイーX」にアップグレード
- ボディカラー設定
上記のとおり、あんまり変わっていません。
特別装備の違いより、今回のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による違いの方が大きいといえるでしょう。
特にノンターボ車は「アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]」と「車線逸脱抑制機能」の装備有無が異なりますので、この点は非常に大きいでしょう。
新型スズキ「ハスラー」の価格・おすすめグレード
最後に新型スズキ「ハスラー」の価格、おすすめグレードをご紹介します。
「ハスラー」のおすすめグレードは、特別仕様車「J STYLE IIターボ」で約170万円となります。
特別仕様車「J STYLE IIターボ」がおすすめな理由は、下位グレードの「HYBRID Gターボ」やベースグレードの「HYBRID Xターボ」にはない質感や快適性があるからです。
下位グレードであれば価格は18万円程度安くなり、安全性能も上位グレードと差はありませんが、ステアリングホイールやインパネなど質感が低さが目立ち、2スピーカーとなる点やスチールホイールとなる点が気になる方も少なくないでしょう。
上位グレードの「HYBRID Xターボ」にすれば質感はある程度向上しますが、+6万円で質感や快適性がさらに向上できる特別仕様車の方がメリットは大きく、前述のとおりリセールバリューも期待できるため、「HYBRID Xターボ」との価格差を回収できる可能性もあります。
上記により、特別仕様車「J STYLE IIターボ」がおすすめだと考えます。
ノンターボ車とターボ車の違いは、加速性能の他、パワーモードの設定有無があります。
街乗りがメインの方は8万円程度安くなるノンターボ車でも十分だと思います。
燃費性能もWLTCモードで+2.4km/L向上するため、僅かではありますが維持費も安くすることができます。
その場合は、特別仕様車「J STYLE II」がおすすめです。
長距離ドライブが多い方、急な上り坂が多い箇所にお住まいの方、軽自動車だと追い越し時の加速性能に不満がある方は、ターボ車がおすすめです。
昨今の軽自動車の加速性能は昔に比べて大幅に向上していますが、新型車でも上り坂や追い越しでは加速性能に不満を感じるシーンも多く、長距離ドライブでは負担も大きく変わってきます。
オプションに全方位モニター付メモリーナビゲーション、ETC車載器、合計約20万円を設定した場合の「J STYLE IIターボ」の全込み(諸費用、値引き額込み)価格は約190万円となります。
同クラスのライバル、ダイハツ「タフト」との価格差は+6万円程度で、価格差の主な要因は特別装備です。
「タフト」の「Gターボ」、「ハスラー」の「HYBRID Xターボ」の価格差はほとんどありません。
「スペーシア」や「N-BOX」のカスタムモデルなら200万円を超えるため、「ハスラー」の価格は比較的安めだといえるでしょう。
とはいえ、200万円前後の価格となるため、決して安い金額ではありません。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
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気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スズキ「ハスラー」のマイナーチェンジ(一部仕様変更)による変更点、特別仕様車「J STYLEⅡ」と他グレードの違いをまとめてみました。
SUVスタイルの軽自動車としては最も人気の高いスズキ「ハスラー」。
※2022年5月時点
ライバルのダイハツ「タフト」の登場以降も、その人気を維持しています。
そんな人気の「ハスラー」は、今回の改良により、さらに魅力的になったといえるでしょう。
スズキ「スペーシア ギア」やダイハツ「タフト」などの購入を検討している方は、ぜひ新型「ハスラー」も検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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