こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、他の記事でも度々紹介していた、新型カローラハッチバック(カローラスポーツ)の最新情報についてご紹介します。
日本で発売される車名が現段階で不明なため、カローラハッチバック(カローラスポーツ)と記載します。
■新型カローラハッチバック(カローラスポーツ)は、オーリスの後継
新型カローラハッチバック(カローラスポーツ)は、オーリスの後継となる車で、カローラアクシオとカローラフィールダーとは別になります。
※そのため、オーリスという車名は廃止されることになります。
そんな新型カローラハッチバック(カローラスポーツ)は、2018年5月12日より全国の「トヨタカローラ店」で先行予約受注が開始され、2018年6月26日に発売されました!
私の愛車はスバル インプレッサスポーツですが、トヨタのCセグメント車オーリスも何度も試乗し、購入を検討していましたので、今回のカローラハッチバック(カローラスポーツ)の発売はとても楽しみです。
その前にオーリスがどんな車かを知りたい方は、以下の記事でスバル インプレッサスポーツとマツダ アクセラスポーツとを比較する形で紹介していますので、是非読んでみてください。
それでは、カローラハッチバック(カローラスポーツ)の最新情報についてご紹介していきます。
第88回ジュネーブ国際モーターショー情報
2018年3月6日から開催された「第88回 ジュネーブ国際モーターショー」で新型オーリス(カローラハッチバック、カローラスポーツ)が公開されました。
パワートレーンは、従来モデルよりある1.2リッターのガソリンエンジン搭載モデルのほか、122HPを発生する1.8リッターエンジン、または180HPを発生する2.0リッターエンジン搭載のハイブリッドモデルを設定するとのこと。
全長は40mm長くなり、全幅は30mm広く、全高は25mm低くなり、ルーフやピラーがブラックになる2トーンカラーもオプションで設定されるそうです。
ニューヨーク国際モーターショー2018情報
2018年3月30日から開催された「ニューヨーク国際モーターショー2018」で新型カローラハッチバック(現オーリス)が公開されました。
アメリカでは「カローラiM」の後継モデルとして2018年夏より発売されます。
日本でも2018年初夏よりトヨタ カローラ店より販売を開始する予定です。
新しいカローラハッチバック(現オーリス)の特徴は、以下のとおりです。
1.新しいプラットフォーム
新しいプラットフォーム「TNGA(Toyota New Global Architecture)のGA-Cプラットフォーム」の採用。
エクステリアのデザインコンセプトは「シューティングロバスト」。
TNGAのプラットフォームにより、現行型よりも全高を25mm低く、全幅は30mm広く、全長・ホイールベースは40mm長くなります。
■主要諸元
ホイールベース | 2,640mm(現行型+40mm) |
全長 | 4,370mm(現行型+40mm) |
全幅 | 1,790mm(現行型+30mm) |
全高 | 1,435mm(現行型-25mm) |
2.新型エンジン
新型直列4気筒直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」、世界初の発進用ギヤを採用した新型無段変速機(CVT)「Direct Shift-CVT」、新型6速マニュアルトランスミッションを採用。
3.第2世代型「Toyota Safety Sense」
第2世代型の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準搭載(以下着色は新機能)
- 歩行者検知(昼間・夜間)、自転車検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」、
- 前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」
- レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う「レーントレーシングアシスト(LTA)」
- 車線逸脱による事故予防に貢献するステアリング制御機能付き「レーンディパーチャーアラート(LDA)」
- 夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム(AHB)」
- カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示する「ロードサインアシスト(RSA)」
新しいエンジンの採用によって、燃費性能の向上とスムーズで力強い走りを実現したとのこと。とても期待できそうですよね。
また、「Toyota Safety Sense」が第2世代型となったことで、夜間での歩行者検知や自転車の検知、クルーズコントロール時のハンドルアシストや道路標識の自動認識など、従来の「Toyota Safety Sense」から機能がかなり増加しています。
予防安全の面では、他社より少し遅れをとっていた面もありましたので、これも楽しみですね。
日本向け市販プロトタイプ公開(車両価格、グレード情報)
日本向けの市販プロトタイプが公開されました。
さらに、日本で発売されるグレード及び価格、カラー、燃費等の情報は以下のとおりです。
■グレード&価格
・ガソリン(8NR-FTS/1.2Lターボ)
・ハイブリッド(2ZR-FXE/1.8L+モーター)
FF | FF | 4WD | FF | |
グレード | ガソリン(6MT) | ガソリン(CVT) | ガソリン(CVT) | ハイブリッド |
GX | 210万6,000円 | 213万8,400円 | 233万2,800円 | 241万9,200円 |
G | 222万4,800円 | 225万7,200円 | 245万1,600円 | 252万7,200円 |
GZ | 238万6,800円 | 241万9,200円 | 261万3,600円 | 268万9,200円 |
■カラー
・標準色
「スーパーホワイトⅡ」、「シルバーメタリック」、「アティチュードブラックマイカ」、「オキサイドブロンズメタリック」、「シアンメタリック」
・3万2400円のプラスとなる特別塗装色
「ホワイトパールクリスタルシャイン」、「ブラキッシュアゲハガラスフレーク」、「スカーレットメタリック」
■燃費(JC08モード)
・ガソリン(8NR-FTS/1.2Lターボ):17.2~19.6km/L
・ハイブリッド(2ZR-FXE/1.8L+モーター):29.6~34.2km/L
■安全装備は第2世代型「Toyota Safety Sense」を設定
上述(ニューヨーク国際モーターショー)でご説明した第2世代型の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準搭載されます。
■カローラハッチバック(カローラスポーツ)の1番の売りはコネクティッド!!
車の状態をスマホから確認でき、ドアロックの締め忘れ等を確認でき、ドアロックやエンジン始動が可能だったり、スマホのLINEと連携してナビの目的地設定やガソリン残量等を確認できる「コネクティッド」がカローラハッチバック(カローラスポーツ)の1番の売りです。
その他、アップルカープレイやアンドロイドオートにも対応しています。
まとめ
エンジンの設定や車内の質感はトヨタ C-HRに似ています。オーリスの時より、質感は向上させているようです。
ただし、ホイールベースはオーリスよりも伸びているものの、後部座席は天井が低く、足元空間もオーリスよりも若干狭くなっています。トヨタ ヴィッツよりも後部座席は狭いとのこと…このあたりは気になりますね。
価格については、同Cセグメントであるスバル インプレッサスポーツが194万4,400円~、マツダ アクセラスポーツが182万5,200円~であり、売れ筋グレードを考えれば、似たような価格設定であることがわかります。
あとは、安全装備、居住性、そして走りがどうなのかで、カローラハッチバック(カローラスポーツ)が買いなのかどうかがわかりますね。
個人的には、ハイブリッドが当初いわれていた、2.0Lハイブリッドではないことと、ガソリンモデルに1.2Lターボしかないことが少し気になります。
1.2Lターボは1.8L NAエンジン並みのパワーということですので、スバル インプレッサやマツダ アクセラと比較するとパワー不足かもしれませんね。
そうなると、後部座席や荷室や広くEyeSightがあるスバル インプレッサ、走りでディーゼルモデルを選択できるマツダ アクセラの方が良いという話になりかねませんが…
そんなカローラスポーツに試乗してみました。
以下の記事で各国産Cセグメント車と比較する形でご紹介していますので、是非読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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