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新型フリード BLACK STYLEの違い~マイナーチェンジ2022まとめ

モデルチェンジ情報

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2022年6月23日に行われた新型ホンダ「フリード」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点をまとめてみました。

また、今回の改良で新たに追加された特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」と通常グレードの違いもまとめてみました。

 

※追記
2023年6月9日に発売されたホンダ「フリード CROSSTAR(クロスター)」の特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)については、以下の記事にまとめています。

新型フリード クロスター「特別仕様車BLACK STYLE」の違いまとめ
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2023年6月9日に発売されたホンダ「フリード CROSSTAR(クロスター)」の特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」と通常グレードの違いをまとめてみました。 2022年6月2...

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新型ホンダ「フリード」マイナーチェンジ2022による変更点


ホンダ「フリード」公式HPより

2022年6月23日に行われた新型ホンダ「フリード」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点は、以下のとおりです。

 

  • コンフォートビューパッケージ、ロールサンシェード(スライドドア両側)を標準装備
  • 運転席・助手席シートヒーターを「Modulo X(モデューロ エックス)」を除き標準装備
  • シート表皮には撥水撥油加工が施された「FABTECT(ファブテクト)」を新たに採用
    ※「Modulo X(モデューロ エックス)」を除く
  • ボディーカラーは、新色のプレミアムクリスタルブルー・メタリック、フィヨルドミスト・パール、トワイライトミストブラック・パールを追加
  • エントリーグレード「B・Honda SENSING」の廃止
  • 各グレード名から“Honda SENSING”を削除
  • ハイブリッド車に装着されているサイドフェンダーのHYBRIDエンブレムを廃止
    ※バックドアのみに変更
  • 特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」の発売

 

上記のとおり今回の改良は、オプション設定だった装備の標準装備化、ボディカラーの刷新、売れていないエントリーグレードの廃止、グレード名の変更など、全体的に小振りな変更となっています。

というのも、「フリード」は近々フルモデルチェンジが予想されており、それが小振りな変更内容となった要因だと思われます。

いずれにしても、今回のマイナーチェンジ(一部改良)が、現行「フリード」の最後の改良となるでしょう。

今回の改良に伴い、車両本体価格は12万円程度と大きく上昇しています。

 

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特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」の違い


ホンダ「フリード」公式HPより

今回の改良で、新型ホンダ「フリード」に特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」が追加されました。

そんな特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」と通常グレードの違いをみていきましょう。

 

■ベース車

  • 「G」
  • 「HYBRID G」

■エクステリア

  • フロントグリルを「CROSSTER(クロスター)」と同じデザイン
    ※ダーククロームメッキのフロントグリルガーニッシュ、マットグレーのフロントグリル
  • ダーククロームメッキのリアライセンスガーニッシュ
  • クリスタルブラック・パールのドアミラー
  • クリスタルブラック・パールのアウタードアハンドル
  • ブラック塗装の15インチアルミホイール
  • クリアタイプのLEDハイマウント・ストップランプ

■インテリア

  • インパネミドルエリアやシート表皮などブラウンからブラックに変更

■ボディカラー

  • フィヨルドミスト・パール、トワイライトミストブラック・パール、シルバーミストグリーン・メタリック、プラチナホワイトパールの4色のみの設定

■価格

  • ベース車より+66,000円
    ※「G」はLEDヘッドライト+LEDアクティブコーナリングライトも標準装備されるため+137,500円

 

上記のとおり、最大の違いはブラック塗装となるドアミラーやアウタードアハンドル、そしてアルミホイールでしょう。

さらに、+66,000円でフルホイールキャップからアルミホイールに変更となり、フロントグリルが「CROSSTER(クロスター)」と同じデザインになる点も大きなポイントです。

そのため、“「CROSSTER(クロスター)」のフロントグリルにしたいけど、「CROSSTER(クロスター)」だとちょっと価格が高い”と考えていた方には、ちょうどいいグレードとなっています。

 

一方、気になるのは、Sパッケージを選択できない点です。

ベース車の「G」、「HYBRID G」であれば、Sパッケージにすることで、「CROSSTER(クロスター)」と同じくシート側面などがプライムスムースとなるコンビシート、本革巻きステアリングホイールが設定され、衝突被害を軽減させるサイドエアバッグやサイドカーテンエアバッグも装備されます。

「G」、「HYBRID G」にSパッケージを設定した場合、室内の質感面では特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」の方が劣る形となり、安全面でも劣ります。

 

価格をみても、特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」よりも、「HYBRID G」にSパッケージを設定した場合の方が、+55,000円高くなっています。

  • HYBRID G:2,688,400円
  • HYBRID G BLACK STYLE:2,754,400円
  • HYBRID G Sパッケージ装着車:2,809,400円

そのため、グレード的には低い順から、“G < 特別仕様車 < G Sパッケージ”という位置づけになります。

質感や安全装備より、価格面を優先した特別仕様車だといえるでしょう。

 

比較的低価格でフロントグリルやアルミホイールが設定される点が非常に魅力的なため、特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」は、価格を抑えてエクステリアをカッコよくしたい方におすすめだと考えます。

 

個人的には、質感や安全性を妥協したくないため、Sパッケージ装着車をベース車とした方が良かったのでは?と考えたりもします。

エクステリア、インテリア、安全装備など、どこかで妥協するくらいなら、「CROSSTER(クロスター)」を選択した方が良いでしょう。

人気のクロスオーバースタイルとなっているため、リセールバリューを考慮すれば価格差は限定的になります。

 

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新型ホンダ「フリード」の価格・おすすめグレード


ホンダ「フリード」公式HPより

最後に新型ホンダ「フリード」の価格、おすすめグレードをご紹介します。

 

新型ホンダ「フリード」のおすすめグレード

「フリード」は購入するユーザー層が広いため、おすすめグレードを3つに分けて考えてみました。

 

初期費用を抑えたいユーザーは、特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」がおすすめです。

敢えてエントリーグレードとしなかった理由は、66,000円と限定的な価格差でエクステリアデザインが大きく向上し、リセールバリューを考慮すると「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」の方がお得になる可能性が高いと考えたからです。

 

エクステリアはノーマルデザインが好みで、質感や安全性を重視を重視するユーザーは、「G Sパッケージ」または「HYBRID G Sパッケージ」がおすすめです。

やはりコンビシートとなることで質感面で大きく向上し、サイドエアバッグやサイドカーテンエアバッグが装備される点は安全性の観点から大きな違いだと考えます。

昨今の新型軽自動車は、サイドエアバッグやサイドカーテンエアバッグが標準装備されており、もはや当たり前の装備となりつつあります。

そんな当たり前の安全装備すら付いていないクルマはちょっと・・・と考えるユーザーにとっては、最も安いグレードとなります。

 

クロスオーバースタイルが好みで、質感や安全性のいずれも妥協したくない、というユーザーには「CROSSTER(クロスター)」または「HYBRID CROSSTER(クロスター)」がおすすめです。

現行「フリード」で非常に人気の高いグレードとなっている「CROSSTER(クロスター)」。

Sパッケージ装着車より+15万円程度価格が高いものの、フロントグリルはもちろん、前後のロアースポイラー、サイドシルガーニッシュ、ルーフレールなど一目でクロスオーバースタイルだとわかる、今流行りのデザインとなっている点が大きな特徴です。

当然、リセールバリューも最も期待できるため、個人的には最もおすすめのグレードだと考えます。

 

新型ホンダ「フリード」は何人乗りがおすすめ!?

5人(フリードプラス)、6人、7人乗りのいずれかは、ユーザーの用途によって判断しましょう。

5人以上乗車するケースがあって、後部座席に3人座るケースがないのであれば6人乗りがおすすめです。

2列目的には6人乗りが最も快適です。

5人以上乗車するケースがあって、後部座席に3人座るケースがあるのであれば7人乗りがおすすめです。

5人以上乗車するケースがないなら、5人(フリードプラス)がおすすめです。

車中泊を想定しているなら5人(フリードプラス)が最もおすすめです。

2列目の間に隙間ができるため、6人乗りが車中泊に最も適していないといえるでしょう。

 

新型ホンダ「フリード」はハイブリッド車 or ガソリン車!?

ハイブリッド車またはガソリン車を選ぶ際は、年間走行距離によって判断しましょう。

ハイブリッド車とガソリン車の価格差は30万円程度ありますが、諸費用の差で25万円程度まで縮まります。

年間走行距離8,000km前後、ガソリン価格が160円の場合、維持費は年2.5万円程ハイブリッド車が安くなります。

そのため、年間走行距離8,000km以上で10年以上乗ると考えているユーザーは、ハイブリッド車の方が良いでしょう。

5年程度で乗り換えることを検討している場合でも、ハイブリッド車の方がリセールバリューが高いため、価格差はほとんどなくなる、または逆転するケースもあるでしょう。

そのため、年間走行距離8,000km前後、またはそれ以上のユーザーはハイブリッド車がおすすめです。

逆に、半分の4,000km前後しか乗らないようなユーザーの場合はガソリン車がおすすめです。

また、高速道路走行が多いユーザーにもガソリン車がおすすめです。

高速道路走行ではハイブリッド車とガソリン車の燃費性能差が大きく縮まるため、ハイブリッド車の魅力が大きく減少するためです。

 

新型ホンダ「フリード」の価格

オプションに9インチナビ、ETC車載器、マット、合計約31万円を設定した場合の全込み(諸費用、値引き額込み)価格は以下のとおりです。
※いずれも6人乗り車の価格

 

■ガソリン車

  • G BLACK STYLE(ブラックスタイル):約275万円
  • G Sパッケージ:約280万円
  • CROSSTER(クロスター):約292万円

■ハイブリッド車

  • HYBRID G BLACK STYLE(ブラックスタイル):約300万円
  • HYBRID G Sパッケージ:約305万円
  • HYBRID CROSSTER(クロスター):約320万円

 

ライバルのトヨタ「シエンタ」とは、ほとんど価格差はありません。

1クラス上のトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」のガソリン車を購入する価格以下で、ハイブリッド車を購入できるため、ミニバンとしては比較的安めだといえるでしょう。

とはいえ、300万円前後の価格となるため、決して安い金額ではありません。

さらに「フリード」を安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

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まとめ

今回は、ホンダ「フリード」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点、特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」と通常グレードの違いをまとめてみました。

 

モデル末期ながら「フリード」はまだまだ大人気で、2023年に入ってからは新型「シエンタ」に負けているものの、2022年年間の販売台数では「シエンタ」を上回っています。
※2022年年間販売台数:フリード 79,525台、シエンタ 68,922台

そんな人気の「フリード」は、今回の改良により、さらに魅力的になったといえるでしょう。

ミニバンの購入を検討している方は、ぜひ新型「フリード」も検討してみましょう。

前述のとおり、「フリード」は近々フルモデルチェンジが行われると予想されています。

現行モデルが気に入っている方は、購入を急いだ方が良いかもしれませんよ!?

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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