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元ディーラーの新型「ステップワゴン」試乗記~辛口評価でわかった欠点・デメリット

ホンダ ステップワゴン 外装 エクステリア車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2022年5月26日にフルモデルチェンジが行われた新型ホンダ「ステップワゴン」を長距離試乗、徹底分析した上で、良かった点、気になった点をご紹介します。

果たして、新型「ステップワゴン」はおすすめミニバンなのか!?

 

※掲載している新型「ステップワゴン」の写真は「SPADA(7人乗り)」のプラチナホワイト・パールです。

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新型ホンダ「ステップワゴン」のエクステリア(外装)

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新型ホンダ「ステップワゴン」のエクステリアは、非常にシンプルで、どことなく懐かしい雰囲気のあるデザインとなっています。

ノーマルモデルの「AIR(エアー)」とエアロモデルである「SPADA(スパーダ)」の見た目の違いが、他社ミニバンと比較して限定的なところも新型「ステップワゴン」の特徴です。

 

エクステリアの質感は、「SPADA(スパーダ)」であれば艶感のあるフロントグリル、フロント・リヤ・サイドのダーククロームメッキ加飾、ハイグロスブラックのピラーガーニッシュなどにより、質感高くなっています。

フロントの艶有り塗装やメッキ加飾の多さはトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」が勝る印象ですが、各ピラーが艶のあるハイグロスブラックとなっているため、サイドの印象は「ノア」・「ヴォクシー」より新型「ステップワゴン」の方が上質です。

ただ、「AIR(エアー)」だと上記の各装備は設定されないため、各ピラーは艶なし塗装となり、前後のメッキ加飾や艶あり加飾も少なくなります。

 

最大のライバルとなる「ノア」・「ヴォクシー」は、非常にシンプルなノーマルモデルの「ノア」、メッキ加飾の多い正統派エアロモデルの「ノア」、オラオラ感の強い「ヴォクシー」と、デザインの選択肢が多い点が大きな魅力です。

新型「ステップワゴン」は、ノーマル・エアロ共に基本的なデザインは同じで、先進性やスタイリッシュな印象は希薄なため、幅広いユーザーに選ばれるデザインではないと個人的に考えます。

デザインの良し悪しはユーザーによって好みが分かれるため、欠点とは言えませんが、クルマとしては非常に良いのにデザインがネックで販売台数が伸び悩んでいるホンダ「フィット」の様になる可能性は十分あると考えます。

 

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新型ホンダ「ステップワゴン」のインテリア(内装)

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新型ホンダ「ステップワゴン」のインテリア(内装)デザインと質感

新型ホンダ「ステップワゴン」のインテリアは、水平基調なインパネ、最大11.4インチのHonda CONNECTナビ、10.2インチのデジタルグラフィックメーター、そしてギア操作が全てボタンとなるエレクトリックギアセレクターが大きな特徴です。
※エレクトリックギアセレクターが設定されるのはe:HEV(ハイブリッド車)のみ

インテリアデザインは昨今の各新型車同様、非常にシンプルです。

エレクトリックギアセレクターは、最初こそ操作に戸惑いはあるものの、慣れれば問題ないと考えます。

「ノア」・「ヴォクシー」と比べてギアセレクターの突き出し(インパネの出っ張り)が少ないため、フロントシート間の移動がしやすいメリットもあります。

 

インテリアの質感は、エアロモデルである「SPADA(スパーダ)」であればインパネアッパー部やドアオーナメントやドアアームレストなどがプライムスムース(合皮)となり、シート表皮は座面中央以外がプライムスムース(合皮)となります。
※ノーマルモデルの「AIR(エアー)」は上記の部分がファブリック

そのため、“新型「ステップワゴン」は「ノア」・「ヴォクシー」より上質”だと試乗前は考えていました。

 

しかし実際試乗してみると、予想以上にインパネやドアアームレスト周辺にプラスチッキーな印象を受けました。

「ノア」・「ヴォクシー」のインパネは、多くの部分が合成皮革、ディスプレイオーディオ周辺はピアノブラック塗装となっているのに対して、新型「ステップワゴン」はインパネアッパー部以外の多くの部分が無塗装樹脂となっているため、インパネの質感は「ノア」・「ヴォクシー」の方が上質な印象です。

ドアアームレスト周辺は、新型「ステップワゴン」も「ノア」・「ヴォクシー」も上位グレードであればドアオーナメントやドアアームレストがプライムスムース、またはソフトレザーとなる点は同じです。

しかし、「ノア」・「ヴォクシー」であれば、アームレスト部にメッキ加飾が入り、スイッチ部が若干光沢があることから、「ノア」・「ヴォクシー」の方が上質な印象です。

また、e:HEV(ハイブリッド車)だと設定されるセンターコンソールボックスが非常に簡素な作りになっている点も気になりました。

センターコンソールボックスがあることで前後シート移動がしにくい(できない)というデメリットもあるため、“いっそ無くても良いのでは!?”と思ったりもします。

その他、フロントマップランプを除くルームランプはハロゲンとなっている点も残念です。

「ノア」・「ヴォクシー」であればラゲッジルームランプを含め全てLEDとなっています。

 

以上から、新型「ステップワゴン」のインテリアの質感は「ノア」・「ヴォクシー」と比較すると劣ると考えます。

安全性能や燃費性能で「ノア」・「ヴォクシー」より劣ることは発売前から分かっていましたが、質感面では「ノア」・「ヴォクシー」より大きく勝ってほしかったところです。
※安全性能と燃費性能については後述しています。

「ノア」・「ヴォクシー」より劣るインテリアの質感ですが、「セレナ」よりは圧倒的に上質です。

 

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新型ホンダ「ステップワゴン」の2列目・3列目の使い勝手

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新型「ステップワゴン」の2列目(セカンドシート)は、「ノア」・「ヴォクシー」の745mmより35mm長い780mmとロングスライドとなっています。

ただし、ロングスライドさせるには2列目(セカンドシート)を内寄せする必要があるため、使い勝手では「ノア」・「ヴォクシー」が勝ります。

新型「ステップワゴン」で便利なのは、ピラーに設置したスイッチでスライドドアを開閉できる点です。

これにより、2列目(セカンドシート)の位置がどこでも開閉操作がしやすくなっています。

一方、2列目(セカンドシート)の位置がどこでも使用しやすい「折りたたみ式サイドテーブル」が設定できる点、3.3万円と比較的安い価格設定となっている「ユニバーサルステップ」を設定できる点では、「ノア」・「ヴォクシー」の方が利便性が高いといえます。

 

新型「ステップワゴン」の3列目(サードシート)は、シートクッションが「ノア」・「ヴォクシー」よりも厚みがある点が大きな魅力です。

そのため、座り心地が良く、乗り心地も2列目ほどではないものの、「ノア」・「ヴォクシー」より補助席感が少ない印象を受けました。

さらに、3列目の足元スペースも「ノア」・「ヴォクシー」より拳半分くらい広くなっています。

 

その他、新型「ステップワゴン」3列目両サイドの肘置きはソフトパッドとなっており、3列目用のUSB端子(タイプC)が設定されている点も魅力です。

「ノア」・「ヴォクシー」の場合、2列目の折りたたみ式大型サイドテーブルに設置されているUSB端子を使用する形になるため、3列目での充電のしやすさは新型「ステップワゴン」が勝るでしょう。

ただ残念ながら、エントリーグレードの「AIR(エアー)」だと設定されません。

この点は上位グレード(Z、S-Z)にしか折りたたみ式大型サイドテーブルを設定できない「ノア」・「ヴォクシー」と同じですね。

充電設備でいうと、「ノア」・「ヴォクシー」のハイブリッド車ならAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントがセンターコンソールボックス裏に1つ、ラゲッジ左後ろに1つ設定可能なため、幅広い電化製品をクルマで使用できる点では「ノア」・「ヴォクシー」が勝ります。

 

いずれにしても、3列目(サードシート)の快適性は「ノア」・「ヴォクシー」や「セレナ」より、新型「ステップワゴン」が優れていると考えます。

 

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新型ホンダ「ステップワゴン」のラゲッジスペース(荷室)の使い勝手

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新型「ステップワゴン」の3列目展開時の荷室スペースは、足元スペースが広い分「ノア」・「ヴォクシー」より僅かに縦に狭い印象がありますが、底が深いため高さはあります。

ただ、「ノア」・「ヴォクシー」もデッキボードを持ち上げて固定、またはデッキボードを取り外すことも可能なため、3列目展開時の荷室は「ノア」・「ヴォクシー」が勝る印象です。

 

新型「ステップワゴン」の3列目格納方法は、先代の「ステップワゴン」と同じく、背もたれ調整ストラップを引き上げてシートバックを前に倒し、後方に引くことで床下に格納することができます。

スペースアップレバーの片手操作で格納できる「ノア」・「ヴォクシー」も非常に楽ですが、新型「ステップワゴン」もほぼ片手操作が可能で、床下に格納できるため格納後に3列目が邪魔にならないメリットがあります。

「ノア」・「ヴォクシー」も新型となったことで、格納後の3列目は大分邪魔にならないようになりましたが、依然として「ステップワゴン」が勝ると考えます。

3列目の中央ヘッドレストを設置する機会が多くないため、大きなメリットとはいえませんが、3列目中央のヘッドレストを設置したままで、格納できる点でも「ステップワゴン」が勝ります。

「ノア」・「ヴォクシー」の場合、3列目中央のヘッドレストをラゲッジ左下に格納してからでないと、3列目を格納することはできません。

 

その他、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントがラゲッジ左後ろに1つ設定可能なため、幅広い電化製品をラゲッジスペースで使用できる点では「ノア」・「ヴォクシー」が勝ります。

また、何と言っても「ノア」・「ヴォクシー」は、「フリーストップバックドア」が便利です。

「フリーストップバックドア」は、バックドア開閉時に任意の角度で保持できるを世界初採用となる装備で、車両後方にスペースがない場合でも、バックドアからの荷物の出し入れが簡単に行えるメリットがあります。

実際試してみましたが、バックドアを少し押すだけで角度を保持できるため、操作性は非常に優れています。

また、「ノア」・「ヴォクシー」のパワーバックドアは、車両側面両側にパワーバックドアスイッチが設置されていることにより、後ずさりすることなく使用可能な点も魅力です。

 

以上から、3列目格納後の荷室空間の広さは新型「ステップワゴン」が勝りますが、快適装備では「ノア」・「ヴォクシー」が勝ると考えます。

 

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新型ホンダ「ステップワゴン」の加速性能・乗り心地・静粛性

ホンダ ステップワゴン タイヤ ホイール
新型ホンダ「ステップワゴン」のパワートレインは、先代「ステップワゴン」と同じエンジンとモーターを採用したe:HEV(2.0Lハイブリッド)、先代より静粛性が向上した1.5Lガソリンターボの2種となっています。

 

では、エンジン性能を他車と比較してみましょう。

・新型ステップワゴン

・1.5Lターボ
→最高出力 110kW〈150PS〉/5,500rpm
→最大トルク 203N・m〈20.7kgf・m〉/1,600~5,000rpm

・2.0Lハイブリッド(e:HEV)
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,200rpm
→最大トルク 175N・m〈17.8kgf・m〉/3,500rpm
モーター
→最高出力 135kW〈184PS〉
→最大トルク 315N・m〈32.1kgf・m〉

 

・ノア、ヴォクシー

・2.0Lガソリン
→最高出力 125kW〈170PS〉/6,600rpm
→最大トルク 202N・m〈20.6kgf・m〉/4,900rpm

・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
フロントモーター
→最高出力 70kW〈95PS〉
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉
リヤモーター
→最高出力 30kW〈41PS〉
→最大トルク 84N・m〈8.6kgf・m〉

→システム最高出力 103kW〈140PS〉

 

・セレナ

・2.0Lマイルドハイブリッド(スマートシンプルハイブリッド)
エンジン
→最高出力 110kW〈150PS〉/6,000rpm
→最大トルク 200N・m〈20.4kgf・m〉/4,400rpm
モーター
→最高出力 1.9kW〈2.6PS〉
→最大トルク 48N・m〈4.9kgf・m〉

・1.2Lハイブリッド(e-POWER)
エンジン
→最高出力 62kW〈84PS〉/6,000rpm
→最大トルク 103N・m〈10.5kgf・m〉/3,200~5,200rpm
モーター
→最高出力 100kW〈136PS〉
→最大トルク 320N・m〈32.6kgf・m〉

 

新型「ステップワゴン」のe:HEV(ハイブリッド車)は、余裕のあるトルクから加速性能と静粛性が非常に優れています。

1.5Lターボ車もe:HEV(ハイブリッド車)に負けない発進加速や中間加速を誇り、e:HEV(ハイブリッド車)以上に走りが面白い印象があります。

一方で、急な上り坂では少し加速が重い印象も受けました。

いずれにしても、同クラスのミニバンの中では依然としてトップクラスの加速性能となっています。

 

乗り心地や静粛性も非常に優れており、「ノア」・「ヴォクシー」や「セレナ」より優れていると感じました。

特に3列目(サードシート)の乗り心地は、間違いなく最も優れています。

優れた加速性能・乗り心地・静粛性は、新型「ステップワゴン」の大きな魅力だといえるでしょう。

 

新型「ステップワゴン」は視界は広く、運転しやすいですが、「ノア」・「ヴォクシー」や「セレナ」より全長は100mm程度、全幅は20mm程度大きくなっています。

そのため、「ノア」・「ヴォクシー」の方が運転のしやすい印象を受けました。

一方で、小回りの良さを示す最小回転半径は、新型「ステップワゴン」が10cm程度小さくなっています。

「ノア」・「ヴォクシー」・「セレナ」のいずれも運転しやすいファミリーカーとなっていますが、小回りでは新型「ステップワゴン」が最も優れています。

 

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新型ホンダ「ステップワゴン」の燃費性能・維持費

ホンダ ステップワゴン 新型 メーター
新型ホンダ「ステップワゴン」の燃費性能と維持費を、トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」、日産「セレナ」と比較しながらみていきましょう。

結論から言うと、「セレナ」とは大きな違いはないものの、「ノア」・「ヴォクシー」と比較すると、燃費性能も維持費も劣ります。

詳細は、以下の記事にまとめています。

新型ステップワゴン 実燃費・維持費(税金)まとめ~ヴォクシー・ノア・セレナと比較
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2022年5月26日にフルモデルチェンジが行われた新型ホンダ「ステップワゴン」の燃費性能や維持費を、ライバルのトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」、日産「セレナ」と比較してみました。

 

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新型ホンダ「ステップワゴン」の安全性能

ホンダ ステップワゴン 内装 ナビ
新型ホンダ「ステップワゴン」は基本的な安全装備が概ね搭載されており、日産「セレナ」とは大きな装備差はありません。

しかし、トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」と比較すると、以下の装備(性能)がない点で劣ります。

「ノア」・「ヴォクシー」の安全性能は2022年時点で国産車トップクラスの性能となっており、同じく安全性能がトップクラスのスバル「レヴォーグ」と比較しても全く負けれおらず、むしろ一部では上回っています。

 

■自動ブレーキ、衝突回避操舵支援

  • プリクラッシュセーフティ
    自動ブレーキが夜間自転車と昼自動二輪車も検知可能となり、交差点右左折時の対向車や歩行者、自転車に対しても作動し、対向車については2レーンまで対応可能
    さらに交差点の出合い頭時にも自車速度5~60km/hと幅広く作動する国産車トップクラスの性能
  • パーキングサポートブレーキ(周囲静止物、後方歩行者)
    車両前後方のみならず側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動し、後退時に歩行者と接触する危険性が高い場合にも自動ブレーキも作動
  • 緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)
    自車線内に回避スペースがある場合、システムが回避操舵を行い、衝突を回避する
  • フロントクロストラフィックアラート
    交差点に進入する際、車両前方左右から接近する車両をレーダーで検知してブザー音とディスプレイ表示で警告する
  • プロアクティブドライビングアシスト
    歩行車や自転車が横断する場合や、側道に歩行者や自転車、駐車車両がいる場合、ステアリング操作やブレーキ操作支援による衝突を事前に抑制
    先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏みかえ操作を軽減

■駐車支援

  • 安心降車アシスト(ドアオープン制御付)
    後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、パワースライドドアの一時停止、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる
  • トヨタ チームメイト[アドバンストパーク]
    従来のステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全操作を自動で行う駐車機能に、並列駐車時の前向き駐車、前向き出庫、バック出庫機能を追加
    スマートフォンを操作による駐車および出庫が可能なリモート機能を追加
  • パノラミックビューモニター
    床下透過機能(サイドクリアランスビュー、コーナリングビュー)を追加
    さらに、自動表示する地点の登録機能や音声操作に対応

■高速運転支援

  • トヨタ チームメイト[アドバンストドライブ]
    40km/h以下で自動車専用道路ならハンズオフ走行が可能、停車後再発進もドライバーの操作は不要
  • ドライバー異常時対応システム
    「レーントレーシングアシスト」や「アドバンストドライブ」作動中にドライバーの無操作状態が続くとハザードランプやストップランプの点灯、ホーンを鳴らし、自車線内で停止、ドア解錠を行い、緊急車両の手配まで行う
  • レーントレーシングアシスト
    自動車専用道路で方向指示器を操作すると、ハンドル操作をシステムがアシスト

■運転サポート

  • ロードサインアシスト
    信号が青に変わるとブザー音やディスプレイ表示でお知らせする機能を追加、方向指示器側の信号にも対応

 

新型「ステップワゴン」の安全性能は、上記の先進安全装備がない点で「ノア」・「ヴォクシー」より大きく劣るといえるでしょう。

新型「ステップワゴン」の安全性能が低いというより、「ノア」・「ヴォクシー」の安全性能が頭一つ抜けていると言ったほうが正しいかもしれません。

前述のとおり、現行「セレナ」とは大きな装備差はありませんが、「セレナ」のフルモデルチェンジが行われれば新型「ステップワゴン」が劣る形になることは間違いありません。

そのため、安全性能は新型「ステップワゴン」の欠点の1つといえるでしょう。

 

ちなみに、上の写真のとおり、11.4インチディスプレイはカメラ映像を含め非常に高画質なため、綺麗で見やすくなっています。

運転席の位置が高く、ディスプレイ設置位置が低いため、上から見下ろす形となっています。

 

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新型ホンダ「ステップワゴン」のおすすめグレード・オプション

ホンダ ステップワゴン リアモニター

新型ホンダ「ステップワゴン」のおすすめグレード

新型ホンダ「ステップワゴン」のおすすめグレードについて考えてみましょう。

 

「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」は25万円前後という大きな価格差があり、オプションでも価格差は縮まりませんので、新型「ステップワゴン」をお得に購入したいユーザーには、「AIR(エアー)」が最もおすすめのグレードだと考えます。

一方、エクステリアやインテリアの質感にこだわりがある方、後席用オートエアコンやオットマン、パワーテールゲートが必須装備だとお考えの方には「SPADA(スパーダ)」が最もおすすめのグレードです。

また、5年以内などで乗り換えをご検討の方の場合、リセールバリューで価格差をある程度回収できる可能性が見込めるため、短期間で乗り換えを検討している方にも「SPADA(スパーダ)」がおすすめだと考えます。

 

各グレードの違い、おすすめグレードについては、以下の記事にまとめています。

【新型ステップワゴン】グレード(AIR・SPADA)の違い!おすすめは?
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2022年5月26日にフルモデルチェンジが行われた新型ホンダ「ステップワゴン」のグレードの違いを徹底比較! 各グレードがどんなユーザーにおすすめなのか、をまとめてみました。

 

新型ホンダ「ステップワゴン」のおすすめオプション

新型ホンダ「ステップワゴン」のおすすめオプションについて考えてみましょう。

以下の記事に新型「ステップワゴン」のおすすめオプションをまとめています。

【新型ステップワゴン オプション】おすすめオプション7選!
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2022年5月26日にフルモデルチェンジが行われた新型ホンダ「ステップワゴン」を長距離試乗、徹底分析した上で、おすすめオプション・不要なオプションをご紹介します。 果たして、新型「ステップワゴン」...

 

購入後後悔しないように必要なオプションはしっかり設定し、一方で設定するオプションを必要最小限にとどめ、新型「ステップワゴン」をできるだけ安く購入できるようにしましょう。

 

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新型ホンダ「ステップワゴン」の見積もり額・値引き額

ホンダ ステップワゴン 内装 インテリア
最後に、新型ホンダ「ステップワゴン」の見積り額をみていきましょう。

 

■ガソリン車

  • 「AIR(エアー)」:約358万円
  • 「SPADA(スパーダ)」:約384万円
  • 「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアム ライン)」:約410万

■ハイブリッド車

  • 「AIR(エアー)」:約389円
  • 「SPADA(スパーダ)」:約415万円
  • 「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアム ライン)」:約435万

 

上記は、オプションに11.4インチHonda CONNECTナビ、マット、ETC車載器、を設定した場合の価格です。

オプション総額は39万円となっています。

先進装備が豊富で、セットオプション設定により高額になりやすいトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」と比較すると、オプション総額は安目だといえます。

値引き額を含んでいない価格ではありますが、最も高い「e:HEV SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアム ライン)」だと430万円をオーバーしています。

もはや、人気の高級ミニバン、トヨタ「アルファード」に近い価格になっています。

 

では、値引き額を含んだ場合の価格をみてみましょう。

■ガソリン車

  • 「AIR(エアー)」:約328万円
  • 「SPADA(スパーダ)」:約354万円
  • 「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアム ライン)」:約380万

■ハイブリッド車

  • 「AIR(エアー)」:約359円
  • 「SPADA(スパーダ)」:約385万円
  • 「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアム ライン)」:約405万

 

先程の価格と比較すると、かなり現実的な価格になっていることがわかります。

上記の他、メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。

気になる値引き額は30万円でした。時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。

ただ、「ノア」・「ヴォクシー」や「セレナ」と比較すると、値引きが引き出しにくい印象があります。

この値引きが引き出しにくい点も、欠点の1つといえます。

 

上記の価格をライバル車と比較してみると、以下のとおり同価格帯となっています。
※「SPADA(スパーダ)」と同装備内容に設定しています。

  • 「ヴォクシー S-Z」ガソリン車:約352万円
  • 「ヴォクシー S-Z」ハイブリッド車:約372万円
  • 「セレナ ハイウェイスターV」:約342万円
  • 「セレナ e-POWER ハイウェイスターV」:約380万円

 

ちなみに、「アルファード」と比較すると、ガソリン車1番人気の「S“Cパッケージ”」が約462万円、ハイブリッド車1番人気の「S“TYPE GOLDⅡ”」が約504万円なので、110万円前後高いことがわかります。

 

いずれにしても、全込み300万円以上、場合によっては450万円以上する価格となりますので、決して安いクルマではありません。

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まとめ

新型ホンダ「ステップワゴン」は、加速性能や乗り心地、静粛性が優れたミニバンとなっています。

また、3列目(サードシート)の快適性、格納のしやすさ、格納後3列目(サードシート)が邪魔にならない点も大きな魅力です。

エントリーグレードから装備が比較的充実しているため、エントリーグレードのガソリン車「AIR(エアー)」であれば、300万円前半で購入できるため、比較的価格設定は安目だといえるでしょう。

一方、先進安全装備や燃費性能などはトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」と比較すると大きく劣り、値引きが引き出しにくいため、結果的に総額で高くなる可能性も考えられます。

何より、エクステリアデザインが最も判断が分かれるところになると考えます。

逆にデザイン面で気に入れば、長く乗り続けられる“いいクルマ”だと考えます。

ミニバンの購入を検討している方は、新型「ステップワゴン」を是非検討してみましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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