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新型RAV4 特別仕様車オフロードパッケージ2の見積もり価格~マイナーチェンジ変更点まとめ

モデルチェンジ情報

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2022年10月4日に行われた新型トヨタ「RAV4」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点や違いをまとめてみました。

また、同時に発売された特別仕様車「Adventure“OFFROAD package Ⅱ”(アドベンチャーオフロードパッケージ2)」の違い、乗り出し価格もまとめています。

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新型トヨタ「RAV4」マイナーチェンジ2022による変更点まとめ


トヨタ「RAV4」公式HPより

2022年10月4日に行われた新型トヨタ「RAV4」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点は、以下のとおりです。

 

  • 安全装備の進化(自動ブレーキが交差点左右折時の対向車や歩行者を検知できるようになるなど)
  • 前後方録画機能付デジタルインナーミラーの採用
  • 10.5インチディスプレイオーディオを新たに採用
  • コネクティッドナビ、車内Wi-Fi、リモートエアコンなどコネクティッドサービスの拡充
  • マルチインフォメーションディスプレイ7インチから12.3インチに拡大、デジタルメーターの採用
    ※下位グレードは7インチマルチインフォメーションディスプレイ+オプティトロンメーター
  • ナノイーXの採用
  • ディスプレイオーディオレス設定がエントリーグレードのみに変更
  • ボディカラー「ホワイトパールクリスタルシャイン」を「プラチナホワイトパールマイカ」に変更
  • 「RAV4 PHV」のグレード整理
    ※「G」・「G”Z”」の廃止、「BLACK TONE」は「Z」に名称変更

 

何と言っても、今回の改良による最大の変更点は安全装備の改良でしょう。

改良内容は先日一部改良が行われたトヨタ「ハリアー」とほとんど同じで、前後方録画機能付デジタルインナーミラーも採用されたため、安全装備の内容はほぼ同じとなりました。

安全装備の詳細は後述しています。

 

上記のほか、大きな改良となったのは10.5インチディスプレイオーディオや12.3インチマルチインフォメーションディスプレイの採用、最新のコネクティッドサービスの採用です。

最大で9インチだったディスプレイオーディオは、今回の改良で1.5インチ大きい10.5インチとなっており、ディスプレイ左右にあった多くのスイッチ類がなくなっています。

ちなみに、先日一部改良が行われた「ハリアー」はディスプレイオーディオのサイズは、「RAV4」より大きい12.3インチとなっています。

 

ディスプレイサイズが大きく見やすくなったのは良い点ですが、ディスプレイオーディオレスの設定がエントリーグレードのみとなったのは残念に思っている方もいるでしょう。

「RAV4」はCD・DVDデッキの設定ができないため、あえてディーラーオプションのナビを選択する方もいたかと思いますが、今後はエントリーグレードでしか行なえません。

また、以前は選択できた9インチのディーラーオプションナビがなくなり、7インチナビしかありません。

この辺は、時代の流れとして諦めるしかありませんね。

 

メーターは、12.3インチマルチインフォメーションディスプレイとなったことで完全にデジタルメーターとなり、ナビの地図表示もできるようになっています。

テイストやレイアウト、メーター表示などが自由に設定できるようになっており、ハイブリッドシステムインジケーターやタコメーター、アナログスピードメーターなどを表示できるようになっています。

 

コネクティッドサービスは、従来の車載ナビからコネクティッドナビに変更されたことにより、常時最新の地図状態を維持できることもが大きな魅力です。

従来からあるマップオンデマンドサービスでも、通信により最新の地図状態にすることができましたが、2週間前後の時間差がある点がネックでした。

また、従来のディスプレイオーディオでナビを使用する場合、T-Connectナビキットの設定に11万円必要でしたが、コネクティッドナビは標準装備されているため、価格的メリットもあります。

その他、エアコンの温度調整や窓の開閉が音声操作で可能なエージェント、月1,100円で無制限使い放題の車内Wi-Fi、スマホやスマートキーによりドライバー毎のメーター表示やディスプレイ表示などの設定を復元できるマイセッティングなど、便利なコネクティッドサービスが増えています。

上記は、新型「ノア」・「ヴォクシー」から採用されているサービスばかりですが、スマホでドアロックやアンロック、パワーオンが可能なデジタルキーは採用されなかったようです。

 

そして、もう1つ大きな変更点となるのが「RAV4 PHV」のグレード整理でしょう。

今までは「RAV4 PHV」として独立していた立ち位置が、「RAV4」の最上位グレードとして位置づけられ、安く「RAV4 PHV」を購入できた「G」や「G”Z”」グレードが廃止されています。

「BLACK TONE」とほぼ同じ装備内容の新たなグレード「Z」も、「BLACK TONE」より約24万円高い約563万円となったため、「RAV4 PHV」の最低価格が大幅に引き上げられた形です。

ちなみに、呼称も「PHV」から「PHEV」に変わっています。

 

車両本体価格は12~24万円前後と大きく上昇しています。

11万円程度のT-Connectナビキットの設定が不要になりましたので、ナビキットを設定することを考えれば価格上昇は1~13万円程度となります。

 

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新型トヨタ「RAV4」の安全装備はどれだけ変わったのか!?


トヨタ「RAV4」公式HPより

新型トヨタ「RAV4」に追加された新しい安全装備

では、今回の改良で新型トヨタ「RAV4」の安全装備がどれだけ変わったのか、確認してみましょう。

以下に追加された機能をまとめてみました。

 

■自動ブレーキ、衝突回避操舵支援

  • 交差点右左折支援
    交差点右左折時の対向車や歩行者に対しても衝突警報や自動ブレーキが作動
  • 低速時加速抑制機能
    低速走行時にアクセルペダルを強く踏むと、出力を抑制、または弱いブレーキをかけて加速を抑制
  • 緊急時操操舵支援
    歩行者と衝突する可能性が高い際に自車線内に回避するスペースがある際、ドライバーの回避操作をアシスト、車線逸脱抑制に寄与

■駐車支援

  • 床下透過表示機能付パノラミックビューモニター
    サイドクリアランスビュー、コーナリングビューなどクルマを透かしたような映像を表示できる
  • 前後方録画機能付デジタルインナーミラー
    録画角度が狭い、駐車録画ができないなど、一般的に販売されているドライブレコーダーより劣るものの、常時録画や衝撃検知録画が可能

■高速運転支援

  • ドライバー異常時対応システム
    レーントレーシングアシスト作動中にドライバーの無操作状態が続くとハザードランプやストップランプの点灯、ホーンを鳴らし、自車線内で停止、ドア解錠を行い、緊急車両の手配まで行う
  • レーダークルーズコントロール(カーブ速度抑制機能)
    ステアリングの切り始めを検知し、速度を抑制

 

何と言っても最大の変更点は、自動ブレーキの進化です。

従来、交差点右左折時ではプリクラッシュセーフティが作動しない(しない可能性がある)レベルでしたが、今回の改良で交差点右左折時でも対向車や歩行者に対しても作動するようになっています。

また、低速時加速抑制機能、緊急時操舵支援が追加されています。

いずれも、トヨタ「ヤリスクロス」や「C-HR」には搭載済みの機能となっています。

 

もう1つ大きく進化したのが、高速運転支援です。

従来、レーダークルーズコントロールは設定速度のままカーブを走行しようとするため、速度を自分で落とす必要がありましたが、今回の改良で自動的に速度が抑制されるようになっています。

そのため、レーダークルーズコントロールの利便性が大きく向上したといえます。

また、レーントレーシングアシスト使用中にドライバーの無操作状態が続くと、緊急車両の手配まで行うドライバー異常時対応システムが追加されています。

これにより、“もしも”の際の安心感が向上しています。

 

前述のとおり、トヨタ「ハリアー」とほぼ同じ安全装備の内容となりましたが、「パノラミックビューモニター」が自動表示する地点の登録や音声操作に対応している点で「ハリアー」の方が優れています。

 

新型トヨタ「RAV4」に“追加されなかった”安全装備

上記のとおり、新型「RAV4」の安全性能は大きく向上したといえますが、新型「ノア」・「ヴォクシー」に搭載されている以下の機能は採用が見送られています。

 

■自動ブレーキ、衝突回避操舵支援

  • 交差点右左折支援★
    自転車に対しても衝突警報や自動ブレーキが作動作動し、対向車については2レーンまで対応可能
    さらに交差点の出合い頭時にも自車速度5~60km/hと幅広く作動する国産車トップクラスの性能
  • パーキングサポートブレーキ(周囲静止物、後方歩行者)★
    車両前後方のみならず側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動し、後退時に歩行者と接触する危険性が高い場合にも自動ブレーキも作動
  • 緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)
    自車線内に回避スペースがある場合、システムが回避操舵を行い、衝突を回避する
  • フロントクロストラフィックアラート
    交差点に進入する際、車両前方左右から接近する車両をレーダーで検知してブザー音とディスプレイ表示で警告する
  • プロアクティブドライビングアシスト★
    歩行車や自転車が横断する場合や、側道に歩行者や自転車、駐車車両がいる場合、ステアリング操作やブレーキ操作支援による衝突を事前に抑制
    先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏みかえ操作を軽減

■駐車支援

  • 安心降車アシスト(ドアオープン制御付)
    後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、パワースライドドアの一時停止、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる
  • トヨタ チームメイト[アドバンストパーク]★
    従来のステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全操作を自動で行う駐車機能に、並列駐車時の前向き駐車、前向き出庫、バック出庫機能を追加
    スマートフォンを操作による駐車および出庫が可能なリモート機能を追加

■高速運転支援

  • トヨタ チームメイト[アドバンストドライブ]
    40km/h以下で自動車専用道路ならハンズオフ走行が可能、停車後再発進もドライバーの操作は不要
  • レーンチェンジアシスト
    自動車専用道路で方向指示器を操作すると、ハンドル操作をシステムがアシスト

■運転サポート

  • ロードサインアシスト★
    信号が青に変わるとブザー音やディスプレイ表示でお知らせする機能を追加、方向指示器側の信号にも対応

■その他

  • ソフトウェアアップデート★
    Toyota Safety Senseに機能の追加や更新があった場合、DCM(通信)でアップデート

 

まず、何と言っても最大の違いが自動ブレーキです。

「ノア」・「ヴォクシー」の自動ブレーキは、交差点右左折時に自転車も検知できるだけでなく、交差点の出合い頭時にも対応できるようになっています。

また、車両側方や後退時の歩行者に対しても自動ブレーキが作動するようになっています。

さらに、“衝突する可能性があるかもしれない”という状況を予測してステアリング操作やブレーキ操作を支援する「プロアクティブドライビングアシスト」も先進的で、この機能により事故を“もっと手前で”防いでくれます。

上記のとおり、「ノア」・「ヴォクシー」の自動ブレーキ性能は、2022年時点でトップクラスの性能となっています。

一部性能ではスバル「レヴォーグ」すら上回っています。

 

その他、青信号をお知らせする機能、降車乗員と後方から接近する車両や自転車が衝突する危険性を検知してくれる機能、そして自動運転や自動駐車機能など「トヨタ チームメイト」の有無が大きな違いとなっています。

細かくいえば、「レーントレーシングアシスト」はカーブや車両などの回避動作に対応できるようになっており、「レーダークルーズコントロール」は前方認識範囲を拡大したことで無駄な加速・減速をなくせるようになるなど、従来からある安全装備についても性能が異なります。

 

また、地味に大きく異なるのがToyota Safety Senseのソフトウェアアップデート機能の有無です。

これにより、購入後の一部改良などで安全装備が追加されても自動的にアップデートしてくれますので、改良前後での安全装備差が減少することになります。

 

上記のとおり、「RAV4」より「ノア」・「ヴォクシー」の方が安全性能が優れている状態となっています。

また、★印を付けている安全装備は新型「シエンタ」にも搭載されている機能で、「RAV4」よりBセグメントクラスの「シエンタ」の方が安全性能が優れている状態にあるともいえます。

 

下位モデルのクルマの方が安全性能が優れているという状況は、少し気になる方もいるでしょう。

新型車のメリットとして割り切るしかありませんね。

 

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「アドベンチャーオフロードパッケージ2」の違い・乗り出し価格

■特別仕様車Adventure“OFFROAD package Ⅱ”(アドベンチャーオフロードパッケージ2)


トヨタ「RAV4」公式HPより

■RAV4 HYBRID Adventure


トヨタ「RAV4」公式HPより

ここからは、今回の改良で追加された特別仕様車「Adventure“OFFROAD package Ⅱ”(アドベンチャーオフロードパッケージ2)」の違い、乗り出し価格をみていきましょう。

 

ベース車両は、ハイブリッド車・ガソリン車ともに「Adventure(アドベンチャー)」グレードとなっています。

エクステリア(外装)は、18インチオールテレインタイヤにマット調ブラック塗装のアルミホイール、GORI GORI BLACK塗装のフロントバンパーやスキッドプレート、ドアミラーカバー、ブリッジ型のルーフレールなどが特別装備されます。

インテリア(内装)は、専用配色のカップホルダーやオープントレイ、オフロードパッケージ専用デザインのシート、助手席前インパネにレーザー刻印されたオフロードパッケージ専用マークなどが特別装備されます。

最大の違いはエクステリア(外装)で、特にツートーンだとフロントマスク全てがGORI GORI BLACK塗装となるため、迫力があるタフな印象へと変わります。
※モノトーン車にオプション設定も可能

また、最低地上高がベース車より1cm高くなるため、悪路走破性も向上しています。

気になる価格はベース車より20万円高い約388万円(ガソリン車)と約450万円(ハイブリッド車)です。

 

乗り出し価格は、以下のとおりです。

  • RAV4 Adventure OFFROAD package II:約393万円
  • RAV4 HYBRID Adventure OFFROAD package II:約450万円

 

上記は、オプションにハンズフリーパワーバックドア、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、マット、スライドタイプのアームレスト、ディスプレイオーディオPlusを設定、値引き額が30万円だった場合の価格です。

ちなみに、ベース車ならガソリン車で約373万円、ハイブリッド車で約430万円となります。

 

【最新!新型RAV4 オプション】おすすめオプション7選!
こんにちは!青空ひつじ(♂)です。 今回は、2022年10月4日にマイナーチェンジ(一部改良)が行われた新型トヨタ「RAV4」のおすすめオプションを徹底検証してみました。 果たして、新型「RAV4」に必要なオプションとは!?

 

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今トヨタ「RAV4」を買うなら中古車がおすすめ!?


トヨタ「RAV4」公式HPより

新型トヨタ「RAV4」は、Cセグメントクラス以上のSUVの中ではトヨタ「カローラクロス」や「ハリアー」に次ぐ人気車種となっており、「カローラクロス」や「ハリアー」にはない本格SUVとしての魅力があります。

 

一方、「RAV4」に限った話ではありませんが、深刻な納期待ちが発生しており、半年で買えれば早い方といった異常事態に陥っています。

「RAV4 PHEV」に限っては1年以上の納期待ちになることもあるでしょう。

そのため、今「RAV4」を購入するなら、納期待ちがほとんどない中古車が非常におすすめです。

“新車同様の中古車”なら、年式2022年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「RAV4 Adventure OFFROAD package」が約315万円で買えるクルマもあります!

「RAV4」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

 

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まとめ

今回は、新型トヨタ「RAV4」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点、特別仕様車「Adventure“OFFROAD package Ⅱ”(アドベンチャーオフロードパッケージ2)」の違いや乗り出し価格をまとめてみました。

 

トヨタ「ハリアー」やトヨタ「カローラクロス」などの発売により、販売台数は当初から考えると大幅に減少している「RAV4」ですが、お求めやすい価格設定と優れた安全性能・加速性能・燃費性能・悪路走破性など非常にコスパが高いクルマとなっていることは変わりません。

同性能ながら「ハリアー」より30万円前後安く、「カローラクロス」より後部座席が広い「RAV4」は、非常におすすめのSUVだといえるでしょう。

SUVの購入を検討していた方は、新型「RAV4」も検討してみましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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