こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、昨今相次いでいる高齢者による事故について、原因と対策を整理してみました。
トヨタ「プリウス」の踏み間違いによる衝突事故が目立ち、”プリウスミサイル”などと言われていますが、筆者は決して「プリウス」が悪いわけではないと考えています。
事故を教訓に、安全性能が高い車に乗り換えることを検討してみましょう。
トヨタ「プリウス」が悪いわけではない
高齢者に比較的人気の高いトヨタ「プリウス」による事故が多いため、「プリウス」に悪いイメージを持たれている方が多いかもしれませんが、別に「プリウス」が悪いわけではありません。
シフトノブの「ドライブ(D)とリバース(R)が逆になっているから間違いやすい」という意見もありますが、これは「プリウス」に限った話ではなく、日産「ノート」など多くのハイブリッド車で採用されているものですので、「プリウス」だけの特殊シフトノブではないのです。
高齢者に人気が高いが故に事故を起こした車が「プリウス」であることが多い。単に確率が高くなっているだけだと筆者は思います。
事故の原因は、判断や操作ミスによるものです。
4代目「プリウス」による事故
2019年5月15日に千葉県市原市で起きた保育士の方が怪我をした事故については、事故を起こした車が現行型の4代目「プリウス」であったため、衝撃を受けた方も少なくないかもしれません。これまで事故に関連した多くの「プリウス」が古い3代目以前のモデルだったからです。
しかし、現場写真のホイールの形状などから判断して、おそらく「Toyota Safety Sence」がオプション装備であった(2018年末のマイナーチェンジで全車標準装備となった)最廉価グレード「E」または「S」である可能性が高いと考えています。
そうであれば、オーナーが購入時に「Toyota Safety Sence」を付けていなければ、自動ブレーキなどの装備がなかったことになります。
もし「Toyota Safety Sence」を付けていれば「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付)」や「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」が作動し、保育士の方が怪我をすることもなかったかもしれません。
高齢者だけでなく、運転に自信がない方は先進安全装備搭載車を!
先進安全装備搭載車であれば事故を完全に防げるわけではありませんが、少なくとも減少または被害を軽減させることができると思います。
ご自分で運転に自信がないと不安に思っている方はもちろんのこと、周りの人から見て運転技術や判断が鈍ってきたなと感じたら、最新の安全装備が搭載された車への乗り換えをおすすめしたいです。
事故を起こし、人に怪我をさせてしまった場合、または被害者が亡くなる様なこととなれば、被害者の遺族だけでなく事故を起こした本人や家族も不幸になることでしょう。
車の乗り換えはお金のかかることではありますが、200万円以下で購入できる比較的安い車もありますので、保険だと考え乗り換えを検討してみましょう。
まとめ
以下の記事で、運転が苦手な初心者の方、運転に不安がでてきた高齢者の方向けに、最新の安全装備が搭載されたおすすめの車を価格別、ボディタイプ別にご紹介しています。
購入してから後悔しない様に、まして事故を起こしてから後悔しない様に、先進の安全装備が搭載された車を選択しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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