こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年5月10日に行われたホンダ「シャトル」のマイナーチェンジによる変更点をまとめてみました。
また、ライバルであるトヨタ「カローラフィールダー」、2019年にフルモデルチェンジされた新型「カローラツーリング」と、今回強化された安全性能を徹底比較いたします。
ホンダ「シャトル」マイナーチェンジ2019による変更点
エクステリア・インテリアがより上質に!
上の写真がマイナーチェンジが行われた新型「シャトル」です。
前モデルの「シャトル」と比較してみましょう。
エクステリア・インテリアともにデザインが変更されてるのが一目瞭然ですね。
主なの変更点は以下のとおりです。
■エクステリア
- フロントバンパー、LEDフォグライトのデザインの変更
- リアバンパー、リアテールライトのデザインの変更
- アルミホイールのデザインの変更
- アウタードアハンドルやカラーサイドシルガーニッシュにクロームメッキが追加
■インテリア
- 本革シート(メーカーオプション)が新設定
- リアセンターアームレストにカップホルダーが追加
- ハイブリッド専用セレクトレバーなど、シルバー塗装をピアノブラック塗装に変更
デザインが変更されたことにより格好良くなっていますし、クロームメッキの追加などにより質感がかなり向上されています。
安全装備「Honda SENSING」にオートハイビームが追加!
今回のマイナーチェンジにより、安全装備「Honda SENSING」にこれまでなかった「オートハイビーム」の機能が追加されました。
さらに、ルームミラーも「自動防眩ルームミラー」となり、後続車のヘッドライトまぶしさを自動で軽減してくれます。
価格は1万円~9万円程度上昇
今回のマイナーチェンジにより、価格設定も変更されています。
■「1.5L直噴ガソリンエンジン」モデル
①「G・Honda SENSING」
FF(約181万円)、4WD(約201万円)→1万円程度上昇
■「1.5Lハイブリッド」モデル
②「HYBRID・Honda SENSING」
FF(約216万円)、4WD(約236万円)→3万円程度上昇
③「HYBRID X・Honda SENSING」
FF(約242万円)、4WD(約262万円)→6万円程度上昇
④「HYBRID Z・Honda SENSING」
FF(約261万円)、4WD(約277万円)→9万円程度上昇
上記のとおり、上位グレードになるほど価格が上昇しています。これは、今回のマイナーチェンジにより追加された「自動防眩ルームミラー」、ピアノブラックやクロームメッキなどの加飾が上位グレードのみ追加されているためです。つまり、上位グレードほどマイナーチェンジ前より質感が向上しているわけですね。
シャトル・カローラフィールダー及びカローラツーリングの比較
今回のホンダ「シャトル」のマイナーチェンジによる大きな変更点は、内外装の質感の向上と安全装備の強化でした。
そこで、強化された安全性能についてトヨタ「カローラフィールダー」、そして2019年にフルモデルチェンジされた新型「カローラツーリング」と安全性能を徹底比較いたします。
「シャトル」と「カローラフィールダー」のその他の比較結果は、以下の記事で詳細をまとめています。
カローラフィールダーと安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
カローラフィールダー | シャトル |
オートマチックハイビーム | オートハイビーム |
レーンディパーチャーアラート | 路外逸脱抑制機能 |
- | LKAS<車線維持支援システム> |
プリクラッシュセーフティシステム | 衝突軽減ブレーキ<CMBS> |
ドライブスタートコントロール | 誤発進抑制機能 |
インテリジェントクリアランスソナー | - |
- | 歩行者事故低減ステアリング |
先行車発進告知機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
クルーズコントロール | アダプティブクルーズコントロール |
- | 標識認識機能 |
防眩インナーミラー | 自動防眩ルームミラー |
「シャトル」には、車線内をはみ出さないようにステアリング操作を支援する「LKAS<車線維持支援システム>」や「アダプティブクルーズコントロール」が装備されているため、「カローラフィールダー」と比較して長距離運転時の負担が大幅に少なくなっています。
また、歩行者との衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」が装備されているため、もしもの際の回避操作も支援されます。
また、今回のマイナーチェンジにより「自動防眩ルームミラー」が装備された点でも優秀です。
「カローラフィールダー」には、踏み間違いによる衝突を回避する「インテリジェントクリアランスソナー」が装備されているため、発進時の前方及び後方に衝突するリスクを回避することができます。
上記のとおり、踏み間違いによる衝突回避という意味では、「カローラフィールダー」の方が優秀で、長距離運転をある程度自動化でき、長距離運転時の安全性が高いのは「シャトル」です。
また、「カローラフィールダー」はSRSサイドエアバッグとSRSカーテンシールドエアバッグが全車標準装備となっている点で、衝突安全性は高いといえます。「シャトル」の場合、ガソリン車はオプション装備、ハイブリッド車の上位2グレードは標準装備となっています。
カローラツーリングと安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
カローラツーリング | シャトル |
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) | アダプティブクルーズコントロール |
レーントレーシングアシスト | LKAS<車線維持支援システム>、路外逸脱抑制機能 |
- | 歩行者事故低減ステアリング |
オートマチックハイビーム | オートハイビーム |
ブラインドスポットモニター | - |
リヤクロストラフィックオートブレーキ | - |
プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付) | 衝突軽減ブレーキ<CMBS> |
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) | - |
ドライブスタートコントロール | 誤発進抑制機能 |
先行車発進告知機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
ロードサインアシスト | 標識認識機能 |
防眩インナーミラー | 自動防眩ルームミラー |
まず、「カローラツーリング」の自動ブレーキは夜の歩行者や自転車も検知可能で、後退時の誤発進抑制機能、後退時の自動ブレーキが搭載されている点で優秀です。
また、「カローラツーリング」のアダプティブクルーズコントロール、車線中央維持支援機能は全車速域で作動する点で優秀です。「シャトル」のアダプティブクルーズコントロールは30km/h以上で作動する機能、車線中央維持支援機能は65km/h以上で作動する機能となっています。
その他、「カローラツーリング」には後方から接近する車両を検知し、自動ブレーキも作動する機能(リヤクロストラフィックオートブレーキ)も搭載されています。
「歩行者事故低減ステアリング」や「自動防眩ルームミラー」が搭載されている点で「シャトル」の方が優秀ですが、総合的にみると安全性能は「シャトル」の完敗です。
上記のとおり、安全性能は「カローラツーリング」の方が先進的で優秀です。
比較結果
「カローラフィールダー」と比較した場合、安全性能は「シャトル」が勝っていた点も多くありましたし、加速性能やラゲッジスペースの広さなど、その他勝っている項目が多くありました。しかし、「カローラツーリング」と比較すると安全性能は完敗でしょう。
ただ、「シャトル」は「カローラフィールダー」より10万円程度安く購入でき、「カローラツーリング」よりも安く購入できるため、価格が安いという魅力があります。
燃費性能もほぼ同程度のため、10年使用することを考えても「シャトル」の方が安くなりそうです。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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まとめ
今回は、ホンダ「シャトル」のマイナーチェンジによる変更点と、トヨタ「カローラフィールダー」や「カローラツーリング」との違いを比較してみました。
「シャトル」は、毎月安定して約2,300台程度売れており、超人気車種ではありませんが一定の需要がある車種です。フルモデルチェンジにより「カローラツーリング」に人気が傾いているため、さらに強化された次期「シャトル」の登場に期待したいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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