こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年10月3日にマイナーチェンジが行われたダイハツ「タント」、2021年12月16日に一部改良が行われたホンダ「N-BOX」、2021年12月3日に一部仕様変更が行われたスズキ「スペーシア」を、室内の広さ・使い勝手の良さ・燃費性能・加速性能・安全性能・価格の各項目で徹底比較いたします。
最もおすすめな軽スーパーハイトワゴンはどの車か!?
【N-BOX vs タント vs スペーシア】小回りの良さ、室内の広さ
まずは、ボディサイズ・室内の広さを比較してみましょう。
ボディサイズについては、全高が異なるだけで全長と全幅は3車ともに全く同じであるため、小回りの良さで比較します。
小回りの良さ
・「N-BOX」:4.5m(「Custom L・ターボ」、「Custom EX・ターボ」、4WD車は4.7m)
・「タント」:4.4m(「カスタムRS」、「ファンクロスターボ」は4.7m)
・「スペーシア」:4.4m(「HYBRID XS」、「HYBRID XSターボ」は4.6m)
上記のとおり、多くのグレードで「N-BOX」より「タント」と「スペーシア」が僅かに小回りがきき、最大でも4.6mとなっている「スペーシア」が最も小回りがきくといえるでしょう。
室内の広さ
・N-BOX
室内長(mm):2,240(スロープ仕様は2,060)
室内幅(mm):1,350
室内高(mm):1,400
・タント
室内長(mm):2,125
室内幅(mm):1,350
室内高(mm):1,370
・スペーシア
室内長(mm):2,155
室内幅(mm):1,345
室内高(mm):1,410
上記のとおり、室内長は「N-BOX」、室内幅は「N-BOX」と「タント」、室内高は「スペーシア」が最も広くなっています。
総合的にみて、室内は「N-BOX」が最も広いといえるでしょう。
【N-BOX vs タント vs スペーシア】使い勝手の良さ
使い勝手の良さについては、各車の良い点をみていきましょう。
「タント」の使い勝手の良い点
「タント」の使い勝手の良い点は、以下のとおりです。
- 運転席を最大540mmスライドできる、世界初「運転席ロングスライドシート」
- クルマに近づくだけでドアが自動で開く、軽初「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」
- 軽初「助手席イージークローザー」
- 軽初「パワースライドドア タッチ&ゴーロック機能」
- 電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能が搭載されている
【タントの良い点】運転席ロングスライドシート
前モデルの「タント」では、運転席のスライドが最大で38cmしかできなかったところを、「新型タント」では
、運転席を最大54cmスライドできる世界初の「運転席ロングスライドシート」が設定されています。
これにより、車内をよりスムーズに移動することができ、降車することなく後席のお子さんのお世話などができます。これは、子育て世帯にはすごく嬉しい機能ですよね!
左側については、前後のドアにピラーを内蔵することでピラーレスな「ミラクルオープンドア」となっており、この機構と併用することによって、乗り降りがかなり楽になっています。
また、リヤシートのスライド幅も「N-BOX」の19cmと比べて、「タント」は24cmと大きくスライド可能です。
【タントの良い点】パワースライドドア ウェルカムオープン機能
「タント」には、降車時に予約しておけば、乗車時に車に近づくだけで自動的にスライドドアが開く「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」が設定されています。
これにより、両手がふさがっている時でも楽に乗車することが可能です。
ただ、「N-BOX」には足で開閉できる「ハンズフリースライドドア」が設定されており、足をかざすという動作が必要なものの、予約しておかなくても使用できるという意味では「N-BOX」の方が利便性が高いと言えます。
■「タント」試乗記(「ウェルカムオープン機能」について)
「タント」の「パワースライドドア ウェルカムオープン機能」を実際試してみました。
まず、ロックした後、あまり早く車に戻りすぎる(5秒以内に車に戻る)と反応しない様です。
また、急いで車に近づく(速く車に近づく)と上手く反応しない場合がある様です。
理由として、ドライバー(キー)の接近を検知してロック解除を行い、次にドアオープンとなるため、接近が速すぎるとドアオープンまで行われないとのことでした。
ディーラーさん曰く「コツがいるシステム」とのことです。
足で開閉できる「ハンズフリースライドドア」も上手く検知しない場合があるなど、何れの機能も一長一短ある印象です。
【タントの良い点】「助手席イージークローザー」、「タッチ&ゴーロック機能」
上記のほか、半ドアの状態でも自動で閉まる「助手席イージークローザー」、パワースライドドアが閉まりきる前に予約ドアロックを行える「パワースライドドア タッチ&ゴーロック機能」が設定されています。
これの機能により、手間や待ち時間がなくなることになり、便利です。
また、フューエルリッドの開閉を手動で行える「ドアロック連動フューエルリッド」は、地味に便利です。
ちなみに、「スペーシア」にも「パワースライドドア予約ロック機能」が設定されていますが、「スペーシア」の機能はリモコンにより予約する機能です。
「タント」はフロントドアハンドルのリクエストスイッチに触れるだけで予約ロックできる機能で、この点が軽自動車初なのでしょう。
「N-BOX」の使い勝手の良い点
「N-BOX」の使い勝手の良い点は、以下のとおりです。
- 助手席を最大57cmスライドできる「助手席スーパースライドシート」
- ラゲッジスペースは最も低床な47cm(タントは58cm、スペーシアは51cm)
- 後席チップアップ機構により、背の高い荷物を積める
- エアコンにマニュアルエアコンの設定がなく、プラズマクラスター技術搭載
- 運転席&助手席シートヒーターが最廉価グレードを除き標準装備
- スピーカー数は最大で8スピーカーとなっており、クラスを超えた内容
- 360° スーパーUV・IRカットガラス、運転席シートリフター、チルトステアリングが標準装備
- 電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能が搭載されている
【N-BOXの良い点】助手席スーパースライドシート
「タント」は運転席を最大54cmスライドできますが、「N-BOX」は助手席を最大57cmスライドできます。
「タント」は助手席を最大38cmスライド可能となっているため、助手席のスライド幅では「N-BOX」が大きく勝っています。
これにより、車内をよりスムーズに移動することができ、助手席から後席のお子さんのお世話などができます。
【N-BOXの良い点】荷室が低床、後席チップアップ機構
ラゲッジスペースは、軽スーパーハイトワゴンの中で最も低床な47cmとなっており、荷室幅も最も広い112cmとなっているため、荷物の積み込みが楽にできます。
また、後席チップアップ機構により後席部分に背の高い荷物を積むことも可能です。
【N-BOXの良い点】快適装備内容(一部)が豪華
快適装備の内容は、軽スーパーハイトワゴンの中でもトップクラスの豪華さとなっています。
- エアコンにマニュアルエアコンの設定がなく、プラズマクラスター技術搭載
- 運転席&助手席シートヒーターが最廉価グレードを除き標準装備
- スピーカー数は最大で8スピーカーとなっており、クラスを超えた内容
- 360° スーパーUV・IRカットガラス、運転席シートリフター、チルトステアリングが標準装備
プラズマクラスターや8スピーカーなどが装備される「N-BOX」の装備内容は、1クラス上の装備内容と言ってよいでしょう。
「スペーシア」の使い勝手の良い点
「スペーシア」の使い勝手の良い点は、以下のとおりです。
- 空気を循環させて、室内全体を適温にする「スリムサーキュレーター」
【スペーシアの良い点】スリムサーキュレーター
「スペーシア」には、「N-BOX」や「タント」にはない「スリムサーキュレーター」が室内天井中央に設定されてあります。
これにより、なかなかエアコンが効きにくい(時間がかかる)後部座席でも、比較的早く涼しく、または暖かくすることができます。
使い勝手の良さ:まとめ
室内や荷室の広さは「N-BOX」が最も広く、シートのスライド幅やアレンジの豊富さでは「タント」や「N-BOX」が優秀でした。「タント」は左側がピラーレスとなっている点も大きな魅力でしょう。
快適装備内容の豪華さでいえば「N-BOX」が最も優れているため、同じ価格であれば「N-BOX」がお得といえます。
「スペーシア」は、シートのアレンジとしては弱いものの、快適な「スリムサーキュレーター」が装備されており、荷室開口部の大きさは「N-BOX」に次いで広くなっています。
どこを重視するかによって見方は変わってきますが、使い勝手の良さは「N-BOX」または「タント」が優秀といえるでしょう。
さらに「タント」は2021年9月の改良にて、「N-BOX」は2021年12月の改良にて電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が搭載されたました。
電動パーキングブレーキの採用によりパーキングブレーキの操作が一切不要になり、オートブレーキホールド機能により赤信号などでブレーキペダルを踏み続ける必要がなくなります。
上記より、運転中の負担軽減といった観点では「スペーシア」より「N-BOX」や「タント」の方が優れているといえるでしょう。
【N-BOX vs タント vs スペーシア】燃費性能
燃費性能を比較してみましょう。
燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・N-BOX
・「EX」 他 ※2WD
→21.2km/L(WLTCモード)
→17.52km/L(e燃費より)
・タント
・「X」 他 ※2WD
→22.7km/L(WLTCモード)
→18.19km/L(e燃費より)
・スペーシア
・「HYBRID G」 ※2WD
→22.2km/L(WLTCモード)
→17.99km/L(e燃費より)
上記のとおり、燃費性能は「タント」が最も優秀でしょう。
従来、燃費性能は「スペーシア」が最も優れていましたが、2022年10月のマイナーチェンジで「タント」が逆転しています。
ただ、実燃費では各車17.0km/L~18.0km/L前後となっており、あまり大きな違いはありません。
年間走行距離が8,000km、ガソリン代が160円だった場合、年間の維持費の違いは2,500円程度しかありません。
【N-BOX vs タント vs スペーシア】加速性能
加速性能の違い
加速性能を比較してみましょう。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・N-BOX
・「EX」 他
→最高出力 43kW〈58PS〉/7,300rpm
→最大トルク 65N・m〈6.6kgf・m〉/4,800rpm
・「EX・ターボ」 他
→最高出力 47kW〈64PS〉/6,000rpm
→最大トルク 104N・m〈10.6kgf・m〉/2,600rpm
・タント
・「X」 他
→最高出力 38kW〈52PS〉/6,900rpm
→最大トルク 60N・m〈6.1kgf・m〉/3,600rpm
・「Xターボ」 他
→最高出力 47kW〈64PS〉/6,400rpm
→最大トルク 100N・m〈10.2kgf・m〉/3,600rpm
・スペーシア
・「HYBRID G」 他
エンジン
→最高出力 38kW〈52PS〉/6,500rpm
→最大トルク 60N・m〈6.1kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 2.3kW〈3.1PS〉/1,000rpm
→最大トルク 50N・m〈5.1kgf・m〉/100rpm
・「HYBRID XSターボ」 他
エンジン
→最高出力 47kW〈64PS〉/6,000rpm
→最大トルク 98N・m〈10.0kgf・m〉/3,000rpm
モーター
→最高出力 2.3kW〈3.1PS〉/1,000rpm
→最大トルク 50N・m〈5.1kgf・m〉/100rpm
ターボ車の最大トルクは「N-BOX」が最も高く、最大トルクが発生する回転数が低く設定されてある点でも優秀です。
ノンターボ車についても、最高出力や最大トルクは「N-BOX」が最も優れています。
一方、最大トルクが発生する回転数は「タント」が最も低く、加速スピードや静粛性が比較的優秀です。
上記のことから、加速性能は「N-BOX」は最も優秀、次点で「タント」が優れているでしょう。
その他、「N-BOX」にはドライビング装備として、コーナーリングで必要に応じてブレーキ制御を行う「アジャイルハンドリングアシスト」や「パドルシフト」が設定されてます。
「パドルシフト」は「スペーシア カスタム」や「スペーシア ギア」のターボ車にも設定されており、「アジャイルハンドリングアシスト」と同様の装備にあたる「コーナリングトレースアシスト」が「タント」にも設定されています。
ノンターボ車とターボ車の違い
最近の軽自動車は、660ccという低排気量でありながら、昔とは比べ物にならない程走りが良くなっています。
そのため、ノンターボ車でも「エンジンが唸るだけで加速は遅いだろう」と考えていると、いい意味で期待を裏切ってくれます。
ただ、やはり登り坂になるとパワー不足が顕著に感じられます。
その点、ターボ車は登り坂も楽に登ってくれます。ノンターボ車なら3,000回転を確実に超えた登り坂で、ターボ車ならより低回転で登れる感じでパワー不足をそこまで感じません。
そのため、登り坂や高速道路をよく走る方はターボ車を選択した方が良いでしょう。
乗り心地
最近の軽自動車は、静粛性は比較的良く、段差による突き上げも昔に比べればかなり抑えられており、乗り心地は1クラス上のコンパクトカー(Bセグメント)レベルに近づいています。
各車新型車となったことで、”走る・曲がる・止まる”という基本性能大きく改善された印象です。
そのため、走りをそこまで重視しない方であれば、「軽自動車で十分」となるでしょう。
【N-BOX vs タント vs スペーシア】安全性能
安全装備の違い
安全装備を比較してみましょう。
N-BOX | タント | スペーシア |
衝突軽減ブレーキ(横断自転車&夜間の歩行者検知機能付) | 衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者[昼夜]) | デュアルカメラブレーキサポート |
- | ブレーキ制御付誤発進抑制機能(後方) | 後退時ブレーキサポート |
誤発進抑制機能 | ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方) | 誤発進抑制機能 |
後方誤発進抑制機能 | ブレーキ制御付誤発進抑制機能(後方) | 後方誤発進抑制機能 |
路外逸脱抑制機能 | 車線逸脱警報機能、路側逸脱警報機能、ふらつき警報 | 車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能 |
路外逸脱抑制機能 | 車線逸脱抑制制御機能 | 車線逸脱抑制機能 |
LKAS<車線維持支援システム> | LKC(レーンキープコントロール) | - |
歩行者事故低減ステアリング | - | - |
渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール | 全車速追従機能付ACC | アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能付] |
オートハイビーム | オートハイビーム | ハイビームアシスト |
- | ADB(アダプティブドライビングビーム) | - |
- | サイドビューランプ | - |
先行車発進お知らせ機能 | 先行車発進お知らせ機能 | 先行車発進お知らせ機能 |
- | - | ヘッドアップディスプレイ |
標識認識機能 | 標識認識機能 | 標識認識機能 |
- | パノラマモニター | 全方位モニター用カメラ |
- | スマートパノラマパーキングアシスト | - |
パーキングセンサーシステム | コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個) | リヤパーキングセンサー |
上記のとおり、「タント」は多くの先進安全装備が搭載されていることが分かります。
特に以下の点で優秀でしょう。
- 自動ブレーキが夜間の歩行者、横断自転車を検知可能
- 後退時の自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載されている
- 高速道路上(60km/h以上)で、ほぼ自動運転となる「レーンキープコントロール」が搭載されている
- 「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」が搭載されている
- オートハイビームより先進的な「ADB(アダプティブドライビングビーム)」が搭載されている
- 夜間の歩行者を見つけやすい「サイドビューランプ」が搭載されている
- SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンシールドエアバッグが全車標準装備されている
先進ライトを除き、自動ブレーキの性能やレーンキープ、アダプティブクルーズコントロールなどは「N-BOX」や「スペーシア」にも搭載されていますが、全て搭載されているのは「タント」だけとなっています。
電動パーキングブレーキやコネクティッドサービスの採用など、先進装備の搭載は「タント」が最も進んでいます。
ただ、2021年12月3日の改良で「スペーシア」にもコネクティッドサービスが採用され、サービス内容は「タント」よりも充実しています。
駐車支援システムは不要!?
「タント」に搭載されている「スマートパノラマパーキングアシスト」は、カメラが駐車枠の白線を検知し、ステアリング操作をアシストする機能です。
ドライバーはアクセル・ブレーキ・シフトレバーの操作たけでよくなるため、周囲の安全確認に専念することができます。並列駐車・縦列駐車ともに対応可能です。
実際「スマートパノラマパーキングアシスト」を試してみましたが、駐車スペースの近くに止め、白線を自動検知して作動するシステムであるため、白線を誤認識(別の白線を認識)するケースがありました。
また、最低でも一回は切り返しを行うそうなので、「自分で駐車した方が速い」となりそうです。
ただ、動作毎に行動指示がディスプレイに表示されるため、駐車が苦手な人には向けには良い支援システムだとは思います。
【N-BOX vs タント vs スペーシア】価格
価格を比較してみましょう。
N-BOXのおすすめグレード&価格
「N-BOX」のおすすめグレードは、ノーマルモデルなら「EX・ターボ」 で約183万円、カスタムモデルなら「EX・ターボ」で約204万円です。
ディーラーオプションの8インチナビ(約22万円)を装備すると、「EX・ターボ」 は約205万円、「EX・ターボ」は約226万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+10万円程度の価格になります。
ETCやバックカメラは標準装備されていますので、お得です。
タントのおすすめグレード&価格
「タント」のおすすめグレードは、ノーマルモデルの「Xターボ」 で約165万円、クロスオーバーモデルの「ファンクロスターボ」で約181万円、カスタムモデルの「カスタムRS」で約187万円です。
メーカーオプションのスマートクルーズパック(約5.5万円)、運転席ロングスライドシート(約2.2万円)、パノラマモニター対応カメラ(約3.3万円)、ディーラーオプションの10インチスタイリッシュメモリーナビ(約25万円)を装備すると、「Xターボ」 は約201万円、「ファンクロスターボ」 は約217万円、「カスタムRS」は約223万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+10万円程度の価格になります。
スペーシアのおすすめグレード&価格
「スペーシア」のおすすめグレードは、「スペーシア ギア」の「HYBRID XZターボ」で約180万円です。ノーマルモデルなら「HYBRID X」 で約153万円、カスタムモデルなら「HYBRID XSターボ」で約188万円です。
メーカーオプションの「全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機」(約22万円)とディーラーオプションのETC(約2万円)を装備すると、「HYBRID X」は約185万円、「HYBRID XZターボ」 は約204万円、「HYBRID XSターボ」は約212万円となります。
※「HYBRID X」にはメーカーオプションのアップグレードパッケージ(約8万円)も装備
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+10万円程度の価格になります。
価格比較 結果
上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。
上記金額を比較すると、「N-BOX」と「タント」が概ね同価格で、「スペーシア」が安めな価格であることがわかります。
ノーマルモデルは唯一ターボ車ではないため価格差が大きくなっていますが、クロスオーバースタイルなら「タント ファンクロス」より「スペーシアギア」が13万円程度安く、カスタムモデルなら「N-BOXカスタム」や「タントカスタム」より「スペーシアカスタム」が10万円~13万円程度安くなっています。
以上から、「スペーシア」が最も安くなる可能性が高そうです。
いずれにしても、各車200万円を超える価格となる場合が多く、決して安いクルマではありません!
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さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
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まとめ
今回は、ホンダ「N-BOX」・ダイハツ「タント」・スズキ「スペーシア」を比較しながらご紹介しました。
比較結果を以下にまとめてみました。
- 小回りの良さ:「スペーシア」が優秀
- 室内の広さ:「N-BOX」が最も広い
- 使い勝手の良さ:シートアレンジは「タント」と「N-BOX」、豪華さは「N-BOX」、先進性は「タント」
- 燃費性能:「タント」が優秀
- 加速性能:「N-BOX」が優秀
- 安全性能:「タント」は先進安全装備が豊富
- 価格の安さ:「スペーシア」が比較的安い
上記のとおり、各車それぞれの良さがあります。
筆者は、走り、室内の広さ、使い勝手、装備の豪華さ、先進装備など、総合力の高さから「N-BOX」が最もおすすめだと考えます。
ただ、先進安全装備が最も豊富で2022年のマイナーチェンジでクロスオーバースタイルのファンクロスが追加された「タント」、“価格が安い”という魅力があり、同じくクロスオーバースタイルのスペーシアギアが選べる「スペーシア」も非常に魅力的で捨てがたいところです。
デザインも含め、どのクルマが最も良いかはユーザーによって異なるでしょう。
クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。
安いから何となく選んだ、人気だから何となく選んだ、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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