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カローラ/ツーリング/スポーツ特別仕様車50 Million Editionの違いをオーナーが比較した結果

モデルチェンジ情報

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2021年11月15日に発売されたトヨタ「カローラ」、「カローラツーリング」、「カローラスポーツ」の特別仕様車「“50 Million Edition(ミリオンエディション)”」の他グレードとの違いを、「カローラツーリング HYBRID W×B」オーナーの筆者が徹底比較してみました。

特別仕様車「“50 Million Edition(ミリオンエディション)”」はお得なおすすめグレードなのか!?

 

※2024年4月2日に発売された特別仕様車「ACTIVE SPORT(アクティブスポーツ)」については、以下の記事にまとめています。

カローラ/ツーリング特別仕様車ACTIVE SPORTの違いをオーナーが比較した結果
2024年4月2日に発売されたトヨタ「カローラ」、「カローラツーリング」の特別仕様車「ACTIVE SPORT(アクティブスポーツ)」の違いをオーナーが徹底検証してみました。

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カローラツーリング HYBRID W×B“50 Million Edition”とは


トヨタ「カローラ」公式HPより

トヨタ カローラ ツーリング 外装 エクステリアトヨタ カローラ ツーリング 外装 エクステリア
※上の写真は筆者の「カローラツーリング HYBRID W×B プラチナホワイトパールマイカ」です。
※筆者の「カローラツーリング」はセンターピラーガーニッシュをブラック艶有り塗装に換装しています。

 

特別仕様車「カローラツーリング HYBRID W×B“50 Million Edition”」の特別装備、つまりベース車となる「HYBRID W×B」との違いは、以下のとおりです。

  • アルミホイール:ダークグレーメタリック塗装→マットブラック塗装
  • フロントロアグリル(フレーム部):メッキ→ブラック
  • ドアミラー:ダークグレーメタリック塗装→カラード
  • 9インチディスプレイオーディオ:オプション→標準装備
  • ブラインドスポットモニター+パーキングサポートブレーキ(後方接近車両):オプション→標準装備
  • エアクリーンモニター+ナノイーX:オプション→標準装備
  • 【新装備】除電スタビライジングプラスシート
  • 【新装備】ボディカラー「アーミーロックメタリック」
  • 【新装備】“50 Million Edition”専用ロゴ

など

 

上記の中でも「除電スタビライジングプラスシート」が特別装備の目玉となっており、“50 Million Edition”専用ロゴも含め「カローラツーリング」、「カローラ」、「カローラスポーツ」共通の特別装備となっています。

この装備は、ドライバーと周辺に溜まっている静電気をボディ全体に分散させて帯電量を軽減することで、直進安定性やコーナリング性能の向上に寄与するものです。

 

上記の特別装備が設定されて、価格は「HYBRID W×B」の約280万円より8.5万円高い約288万円となっています。

一見、価格が高くなっている印象もありますが、「HYBRID W×B」だとオプション設定となっている「9インチディスプレイオーディオ」、「ブラインドスポットモニター」、「ナノイーX」などが標準装備されています。

それらを設定した場合の「HYBRID W×B」の価格は約291万円となりますので、特別仕様車は実質ベース車より約2.4万円安いことがわかります。

 

上記を見ると、お得な特別仕様車の様な印象もありますが、アルミホイールはダークグレーメタリック塗装からマットブラック塗装に、フロントロアグリルのフレーム部はメッキ加飾から艶なしブラックに、ドアミラーはダークグレーメタリック塗装からボディカラー同色となるため、特別仕様車は一部装備がベース車より廉価になっています

また、約2.4万円お得になるものの、「エアクリーンモニター+ナノイーX」は不要なオプションだと筆者は考えます。仮に設定しなかった場合の価格差は1万円程度まで減少します。

 

とはいえ、特別仕様車はベース車より安く、「除電スタビライジングプラスシート」が特別装備されるため、「HYBRID W×B」を検討していた方にはおすすめグレードだと考えます。

個人的には、ダークグレーメタリック塗装のアルミホイールとドアミラー、フロントロアグリルのメッキ加飾は非常にお気に入りポイントなため、同様に考える方は「HYBRID W×B」の方が良いでしょう。

いずれにしても、“どちらかが絶対にお得”というわけではないので、「エアクリーンモニター+ナノイーX」を設定しようと考えていた方は特別仕様車「HYBRID W×B“50 Million Edition”」を、そうでない方は「HYBRID W×B」を選択すると良いでしょう。

 

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カローラ HYBRID W×B“50 Million Edition”とは


トヨタ「カローラ」公式HPより

特別仕様車「カローラ HYBRID W×B“50 Million Edition”」の特別装備、つまりベース車となる「HYBRID W×B」との違いは、以下のとおりです。

 

  • アルミホイール:ダークグレーメタリック塗装→マットブラック塗装
  • フロントロアグリル(フレーム部):メッキ→スパークリングゴールド
  • リアスポイラー:ダークグレーメタリック塗装→カラード
  • ドアミラー:ダークグレーメタリック塗装→カラード
  • インパネパネルなど:スモークシルバーメタリック塗装→スパークリングゴールド塗装
  • ルーフヘッドライニング:ブラック→フロマージュ
  • 9インチディスプレイオーディオ:オプション→標準装備
  • ブラインドスポットモニター+パーキングサポートブレーキ(後方接近車両):オプション→標準装備
  • エアクリーンモニター+ナノイーX:オプション→標準装備
  • 【新装備】除電スタビライジングプラスシート
  • 【新装備】ボディカラー「スレートグレーメタリック」
  • 【新装備】“50 Million Edition”専用ロゴ

など

 

「除電スタビライジングプラスシート」や「“50 Million Edition”専用ロゴ」など、「カローラツーリング」と同様の特別装備となっている一方、インパネやルーフライニングが黒系から白系の色に変更されるため、室内が明るい印象に変わることが「カローラ HYBRID W×B“50 Million Edition”」の特徴です。

 

価格は「HYBRID W×B」の約275万円より8.5万円高い約284万円となっています。

一見、価格が高くなっている印象もありますが、「HYBRID W×B」だとオプション設定となっている「9インチディスプレイオーディオ」、「ブラインドスポットモニター」、「ナノイーX」などが標準装備されています。

それらを設定した場合の「HYBRID W×B」の価格は約286万円となりますので、特別仕様車は実質ベース車より約2.4万円安いことがわかります。

特別仕様車とベース車の価格差は「カローラツーリング」と全く同じであることがわかります。

 

「カローラツーリング」同様、アルミホイールはダークグレーメタリック塗装からマットブラック塗装に、リアスポイラーとドアミラーはダークグレーメタリック塗装からボディカラー同色となるため、特別仕様車は一部装備がベース車より廉価になります。

また、約2.4万円お得になるものの、「エアクリーンモニター+ナノイーX」は不要なオプションだと筆者は考えます。仮に設定しなかった場合の価格差は1万円程度まで減少します。

 

とはいえ、特別仕様車はベース車より安く、「除電スタビライジングプラスシート」が特別装備されるため、「HYBRID W×B」を検討していた方にはおすすめグレードだと考えます。

「カローラ」の場合は室内の印象が特別仕様車とベース車で大きく異なるため、室内は明るい白系が好みで「エアクリーンモニター+ナノイーX」を設定しようと考えていた方は特別仕様車「HYBRID W×B“50 Million Edition”」を、室内は黒系が好みの方は「HYBRID W×B」を選択すると良いでしょう。

 

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カローラスポーツ HYBRID G“Style 50 Million Edition”とは


トヨタ「カローラ」公式HPより

特別仕様車「カローラスポーツ HYBRID G“Style 50 Million Edition”」の特別装備、つまりベース車となる「HYBRID G」との違いは、以下のとおりです。

 

  • アルミホイール:シルバー塗装→マットブラック塗装
  • フロントロアグリル(フレーム部):ガンメタリック艶有り塗装→ブラック塗装
  • リアバンパー:クロムメッキ加飾追加
  • ヘッドランプ:3灯式→Bi-Beam&LEDデイライト
  • LEDフロントフォグランプ:オプション→標準装備
  • 9インチディスプレイオーディオ:オプション→標準装備
  • ブラインドスポットモニター+パーキングサポートブレーキ(後方接近車両):オプション→標準装備
  • メーター:4.2インチ→7.0インチ
  • シート表皮:ファブリック→合成皮革+レザテック
  • シートバックポケット:運転席追加
  • インパネパネルなど:サテンメッキ・シルバー塗装→スモークシルバーメタリック塗装
  • 【新装備】除電スタビライジングプラスシート
  • 【新装備】ボディカラー「プレシャスメタル」
  • 【新装備】“50 Million Edition”専用ロゴ

など

 

「カローラスポーツ」は、「カローラツーリング」や「カローラ」と異なり、ベース車が中間グレードとなっています。

また、多くの装備が最上位グレード「HYBRID G“Z”」に設定されている装備に変更される形となり、装備がベース車よりグレードアップしていることが特徴です。

さらに、シート表皮は最上位グレード「HYBRID G“Z”」でも標準装備はファブリックとなっているのに対して、特別仕様車「HYBRID G“Style 50 Million Edition”」は「カローラツーリング」などと同じ合成皮革+レザテックシートが採用されていることが最大のポイントです。

 

上記のとおり、ベース車より装備が豪華になっているため、価格は「HYBRID G」の約266万円より17万円も高い約283万円となっています。

最上位グレード「HYBRID G“Z”」の価格が約284万円となっており、装備内容的に「HYBRID G“Z”」にしないと設定できない装備が多いため、最上位グレードに近い特別仕様車といえます。

「HYBRID G“Z”」だとオプション設定となっている「9インチディスプレイオーディオ」、「ブラインドスポットモニター」などが標準装備されています。

それらを設定した場合の「HYBRID G“Z”」の価格は約294万円となりますので、特別仕様車の方が約10.6万円安いことがわかります。

 

「9インチディスプレイオーディオ」、「ブラインドスポットモニター」などを設定した場合の価格は、以下のとおりです。

  • 「HYBRID G」:約275万円
  • 特別仕様車「HYBRID G“Style 50 Million Edition”」:約283万円
  • 「HYBRID G“Z”」:約294万円

 

一方、最上位グレード「HYBRID G“Z”」だとフロントロアグリルはサテンクロムメッキ、ブラック艶有り塗装のセンターピラーガーニッシュ、自動防眩インナーミラー、シートヒーター、合成皮革巻きのインパネアッパー部、ピアノブラック加飾付きのドアトリムなど、特別仕様車にはない質感を高める装備が多く設定されるため、内外装の質感が大きく異なります。

ただし、前述のとおり最上位グレード「HYBRID G“Z”」でもシート表皮は標準装備がファブリックとなっているため、シート表皮に関しては特別仕様車の方が上質になっています。

 

そのため、質感や装備を向上させたいものの、最上位グレード「HYBRID G“Z”」だと価格が高すぎて中間グレードにしようと妥協していた方には、特別仕様車「HYBRID G“Style 50 Million Edition”」がおすすめだといえるでしょう。

本革シートの価格は約16万円と高価なため、個人的には最上位グレード「HYBRID G“Z”」のシート表皮も標準装備を合成皮革+レザテックにしてくれるのが最も良いと思いますが・・・

 

いずれにしても、「カローラツーリング」や「カローラ」と異なり、1つ中間グレードが増えた様な立ち位置となっているため、「“50 Million Edition(ミリオンエディション)”」の中で「カローラスポーツ HYBRID G“Style 50 Million Edition”」が最もおすすめだと考えます。

フロントロアグリル(フレーム部)がエントリーグレードと同じ艶なしブラック塗装となる点は非常に残念ですが、その点だけ目を瞑れば装備が充実した「カローラスポーツ」をお求めやすい価格で購入できるメリットが特別仕様車「HYBRID G“Style 50 Million Edition”」にはあります

 

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まとめ

今回は、トヨタ「カローラ」、「カローラツーリング」、「カローラスポーツ」の特別仕様車「“50 Million Edition(ミリオンエディション)”」の他グレードとの違いをまとめてみました。

 

「カローラ/ツーリング/スポーツ」は、乗り心地や静粛性が非常に優れたクルマとなっており、安全性能も同Cセグメントクラスのスバル「インプレッサ」や「MAZDA3(マツダ3)」と比較しても同等の性能を保持しています。

何と言っても、25.0km/L前後を発揮する優れた燃費性能と、安い価格設定と高い値引き額による総合的なコストの低さが最大の魅力です。

よく欠点として指摘される加速性能については、スポーツモードを使用すれば不満のない走りを実現できます。

後部座席の足元スペースや頭上スペースの狭さ、車両周辺360°カメラを設定できない欠点はありますが、総合力が高く、コスパが高いCセグメントとなっていると考えます。

トヨタ「プリウス」などのCセグメント、トヨタ「カローラクロス」などのSUVを検討していた方は、「カローラ/ツーリング/スポーツ」検討してみましょう。

非常におすすめです!

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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