こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年5月20日に一部改良が行われた新型トヨタ「シエンタ」のボディサイズや室内寸法を、ライバルのホンダ「フリード」、同トヨタの「ルーミー」、「ノア」・「ヴォクシー」と比較してみました。
※掲載している新型「シエンタ」の写真は、「Z(7人乗り・外装色ホワイトパールクリスタルシャイン・内装色フロマージュ)」、「HYBRID G(5人乗り・外装色アーバンカーキ・内装色カーキ・ファンツールパッケージ&sientaギアセット装着車)」です。
新型シエンタ・フリード・ルーミー・ヴォクシーのボディサイズ比較!
■HYBRID G(5人乗り・アーバンカーキ)
新型トヨタ「シエンタ」のボディサイズ
では、新型トヨタ「シエンタ」のボディサイズをみていきましょう。
■新型シエンタ
- 全長(mm):4,260
- 全幅(mm):1,695
- 全高(mm):1,695(2WD車)、1,715(4WD車)
- ホイールベース(mm):2,750
- 最低地上高(mm):140
- 車両重量(kg):1,270~1,420
- 最小回転半径(m):5.0
ホンダ「フリード」、トヨタ「ルーミー」、「ノア/ヴォクシー」と比較!
次は、新型「シエンタ」のライバル、ホンダ「フリード」と、同トヨタの「ルーミー」・「ノア」・「ヴォクシー」のボディサイズをみていきましょう。
■フリード
- 全長(mm):4,310
- 全幅(mm):1,695(CROSSTAR(クロスター)は1,720)
- 全高(mm):1,755(2WD車)、1,780(4WD車)
- ホイールベース(mm):2,740
- 最低地上高(mm):135(2WD車)、150(4WD車)
- 車両重量(kg):1,370~1,580
- 最小回転半径(m):5.2
■ルーミー
- 全長(mm):3,700(ノーマル)、3,705(カスタム)
- 全幅(mm):1,670
- 全高(mm):1,735
- ホイールベース(mm):2,490
- 最低地上高(mm):130
- 車両重量(kg):1,080~1,110
- 最小回転半径(m):4.6(カスタムGTは4.7)
■ノア・ヴォクシー
- 全長(mm):4,695
- 全幅(mm):1,730
- 全高(mm):1,895(2WD車)、1,925(4WD車)
- ホイールベース(mm):2,850
- 最低地上高(mm):140(2WD車)、125(4WD車)
- 車両重量(kg):1,600~1,670
- 最小回転半径(m):5.5
新型「シエンタ」と「フリード」を比較すると、全長も全高も僅かに新型「シエンタ」の方が小さいことがわかります。
車両重量は新型「シエンタ」の方が100kg前後軽くなっており、優れた燃費性能の要因の1つとなっています。
また、小回りの良さを示す最小回転半径は、新型「シエンタ」の方が20cm小さくなっています。
新型「シエンタ」は運転席のヒップポイントが高く、フロントガラスが立っているため上下左右の視界も非常に広いため、軽自動車並みの運転のしやすさだと感じました。
そのため、総合的な運転のしやすさは新型「シエンタ」が勝ると考えます。
一方「フリード」は、4WDの車であれば最低地上高が150mmと比較的高く設定されています。
クロスオーバースタイルの「クロスター」の設定があることもあり、「フリード」の方がタフな印象が強くなっています。
見た目の部分は好みが分かれるところですが、個人的には「フリード」の方が好印象です。
前述のとおり運転しやすい新型「シエンタ」ですが、1クラス下の「ルーミー」には及びません。
最小回転半径は4.5mに近い数値となっており、圧倒的にコンパクトなボディサイズから、まさに軽自動車感覚で運転できます。
全長や全幅が小さい「ルーミー」ですが、全高は新型「シエンタ」より高くなっているため、横風の影響を受けやすく、揺れやすいといえるでしょう。
新型「シエンタ」より1クラス上の「ノア」・「ヴォクシー」は、当然ですが全てが1回り大きくなっています。
決して運転しにくいわけではありませんが、新型「シエンタ」や「ルーミー」と比較すると、特に全長や小回りの点で大きく感じます。
新型シエンタ・フリード・ルーミー・ヴォクシーの室内寸法を比較!
■G(5人乗り・カーキ)
■Z(7人乗り・フロマージュ)
新型トヨタ「シエンタ」の室内寸法
では、新型トヨタ「シエンタ」の室内寸法をみていきましょう。
■新型シエンタ(7人乗り)
- 室内長(mm):2,545
- 室内幅(mm):1,530
- 室内高(mm):1,300
■新型シエンタ(5人乗り)
- 室内長(mm):2,030
- 室内幅(mm):1,530
- 室内高(mm):1,300
ホンダ「フリード」、トヨタ「ルーミー」、「ヴォクシー」と比較!
次は、新型「シエンタ」のライバル、ホンダ「フリード」と、同トヨタの「ルーミー」・「ノア」・「ヴォクシー」の室内寸法をみていきましょう。
■フリード(6~7人乗り)
- 室内長(mm):2,645
- 室内幅(mm):1,470
- 室内高(mm):1,260~1,280(グレードにより異なる)
■フリード(5人乗り)
- 室内長(mm):1,935
- 室内幅(mm):1,470
- 室内高(mm):1,260~1,280(グレードにより異なる)
■ルーミー
- 室内長(mm):2,180
- 室内幅(mm):1,480
- 室内高(mm):1,355
■ノア・ヴォクシー
- 室内長(mm):2,805
- 室内幅(mm):1,470
- 室内高(mm):1,405
6人以上乗車する場合は、当然ながら1クラス上の「ノア」・「ヴォクシー」が2列目も3列目も最も広くなっています。
特に3列目が圧倒的に広くなっているため、6人以上乗車する機会が多い場合は「ノア」・「ヴォクシー」が最も快適であることは間違いありません。
新型「シエンタ」と「フリード」を比較すると、室内長は6~7人乗りは「フリード」、5人乗りは新型「シエンタ」の方が広くなっています。
2列目にキャプテンシートを選択できることも「フリード」の魅力です。
2列目足元スペースが広くなった新型「シエンタ」ですが、足元スペースの広さは依然として「フリード」が勝ると考えます。
特に3列目は、2列目を1番後ろまでスライドさせた場合、新型「シエンタ」は足元スペース(膝前スペース)が完全になくなるため、大人だけでなく子どもすら乗車できません。
2列目を1番前までスライドさせた場合、膝前に拳1つ分程度の余裕ができる広さです。
新型「シエンタ」だけでなく「フリード」も共通ですが、3列目の長時間乗車は厳しいといえるでしょう。
室内幅と室内高は新型「シエンタ」の方が余裕があり、3列目を2列目床下に格納できるため荷室の使い勝手が高いことが魅力です。
5人乗りで比較すると、室内長は「ルーミー」>新型「シエンタ」>「フリード」の順で広くなっています。
「ルーミー」は、唯一2列目を単独スライドさせることが可能で、室内高が最も高くなっていることも魅力です。
ちなみに、新型「シエンタ」の5人乗り車と7人乗り車の2列目の広さは、ディーラーさん曰く違いはないという話でしたが、試乗した印象では5人乗り車の方が僅かに広いと感じました。
前述のとおり、新型「シエンタ」は2列目をスライドさせることができませんが、リクライニングと連動して座面が若干スライドするようになっています。
新型シエンタ・フリード・ルーミー・ヴォクシーの価格比較!
■Z(7人乗り・ホワイトパールクリスタルシャイン)
■HYBRID G(5人乗り・アーバンカーキ)
最後に、新型トヨタ「シエンタ」の見積り額をみていきましょう。
■ガソリン車
- G(5人乗り):約265万円
- G(7人乗り):約270万円
- Z(5人乗り):約286万円
- Z(7人乗り):約290万円
■ハイブリッド車
- G(5人乗り):約294万円
- G(7人乗り):約300万円
- Z(5人乗り):約315万円
- Z(7人乗り):約320万円
上記は、オプションにアルミホイール、ドライブレコーダー、天井サーキュレーター、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、ディスプレイオーディオPlus(Gのみ)、マットを設定した場合の価格です。
オプション総額は「HYBRID Z」で19万円、「HYBRID G」で29万円、「Z」で15万円、「G」で25万円となっています。
上記の他、メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
先進装備が豊富で、セットオプション設定により高額になりやすいトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」と比較すると、オプション総額は安目だといえます。
気になる値引き額は15万円でした。時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
以下は、オプションを必要最小限とし、値引き額が40万円だった場合の「ノア」・「ヴォクシー」の価格です。
※オプションにディスプレイオーディオPlus、ユニバーサルステップ、Gならデュアルスライドドア、ハイブリッド車ならアクセサリーコンセント+インパネ一体型センターコンソールボックス、マット、合計約28~37万円を設定した場合の価格
「ノア」ガソリン車の中間グレード「G」と、新型「シエンタ」の「HYBRID Z」が同価格帯であることがわかります。
- 「ノア G」:約314万円
- 「ノア Z」:約337万円
- 「ヴォクシー S-G」:約326万円
- 「ヴォクシー S-Z」:約352万円
- 「ノア HYBRID G」:約341万円
- 「ノア HYBRID Z」:約359万円
- 「ヴォクシー HYBRID S-G」:約353万円
- 「ヴォクシー HYBRID S-Z」:約374万円
新型「シエンタ」の見積り額を、ライバルのホンダ「フリード」と比較してみると、以下のとおり20~30万円程度高くなっています。
※オプションに11.4インチHonda CONNECTナビ、スタンダードマット、ETC車載器を設定した場合の価格
「フリード」の方が高くなる要因は、オプション代(ナビ代)が高いことにあります。
■ハイブリッド(e:HEV)車
- AIR(エアー)6人乗り:約320万円
- AIR EX(エアーEX)7人乗り:約340万円
- CROSSTAR(クロスター)5人乗り:約350万円
■ガソリン車
- AIR(エアー)6人乗り:約300万円
- AIR EX(エアーEX)7人乗り:約320万円
- CROSSTAR(クロスター)5人乗り:約325万円
新型「シエンタ」の見積り額を、1クラス下のトヨタ「ルーミー」と比較してみると、30万円以上安い価格となっています。維持費を含めても安さでは「ルーミー」には及びません。
※オプションにコンフォートパッケージ、パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ、ナビ、ETC、マット、合計約33万円を設定した場合の価格
- G Sパッケージ:約217万円
- カスタムG-T:約235万円
いずれにしても、全込み250万円以上、場合によっては350万円以上する価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「シエンタ」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型トヨタ「シエンタ」のボディサイズや室内寸法を、ライバルのホンダ「フリード」、同トヨタの「ルーミー」、「ノア」・「ヴォクシー」と比較してみました。
新型「シエンタ」は、2024年時点で安全性能がトップクラスのトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」に近い先進安全装備が搭載され、燃費性能がトップのトヨタ「ヤリス」に迫る優れた燃費性能、非常に快適で広い2列目、そして軽自動車並に運転しやすいコンパクトなボディサイズが魅力です。
一方で、エクステリアが特徴的なため、先進的なデザインやシュッとしたデザインが好みな方にはおすすめできません。
また、3列目は依然として補助席的な広さで、子どもが街乗りで30分程度使用する程度しか活用方法はないため、5人以上乗車するケースがあるなら、やはり1クラス上の「ノア」・「ヴォクシー」には敵いません。
とはいえ、エクステリアの見た目と3列目の使用頻度が低いのであれば、今最もおすすめのコンパクトミニバンだといえるでしょう。
ライバルのホンダ「フリード」よりも安全性能と燃費性能、先進装備が圧倒的に優れており、「ノア」・「ヴォクシー」だとボディサイズが大きすぎる、価格が高すぎると考えているユーザーには非常におすすめです。
ミニバンの購入を検討している方は、新型「シエンタ」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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