こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2020年1月9日に行われたホンダ「ステップワゴン」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点をまとめてみました。
最大の変更点は2モーターハイブリッドシステム「i-MMD」が「e:HEV(イー エイチイーブイ)」に変更されたことですが、その他どこが変わったのか!?
また、「i-MMD」から「e:HEV」になって何が変わったのか!?
「ステップワゴン」の最新の人気状況も合わせてご紹介します。
ホンダ「ステップワゴン」マイナーチェンジ2020による変更点
2020年1月9日に行われたホンダ「ステップワゴン」のマイナーチェンジによる変更点は、以下のとおりです。
■ハイブリッドシステム
- 名称を「i-MMD」から「e:HEV(イー エイチイーブイ)」に変更
- 上記に伴いグレード名が「SPADA HYBRID」から「e:HEV SPADA」に変更
- 左右サイドフェンダーの「HYBRID」エンブレムがなくなり、リア右下のエンブレムが「e:HEV」に変更
■エクステリア、インテリア
- グレード「SPADA」のシート表皮に撥水撥油加工をほどこした「FABTECT(ファブテクト)」を採用
- グレード「SPADA」に「わくわくゲート」レス仕様を設定
■装備内容
- ナビ装着用スペシャルパッケージのETC車載器がETC2.0車載器に変更
- 専用メーカーオプション「ブラックスタイル」を新たに設定
■その他
- 最廉価グレード「B・Honda SENSING」と「SPADA HYBRID B・Honda SENSING」の廃止
- ボディカラー「ミルクグラス・パール」の廃止
上記のとおり2モーターハイブリッドシステム「i-MMD」が「e:HEV(イー エイチイーブイ)」に名称変更されたこと以外は大きな変更はなく、全体的に小ぶりな改良であるといえます。
今回の改良により、グレード「SPADA」の価格は1万円前後上昇しています。
「i-MMD」は「e:HEV」になって何が変わった!?違いは!?
では注目の「e:HEV(イー エイチイーブイ)」になって何が変わったのか調べてみました。
そもそも「e:HEV」はハイブリッドシステムとしては「i-MMD」と同じです。
2020年2月に発売される新型「フィット」から設定されている2モーターハイブリッドシステムの名称が「e:HEV」で、「ステップワゴン」も「フィット」に合わせた形になります。
そして気になるスペックですが、改良前と比較して最高出力も、最大トルクも、燃費性能も、車両重量も、全く同じで一切違いはありません。
その他、細かな違いはありますがオーナー(購入者)的にはただ名称が変更されただけということです。
これは筆者の推測にすぎませんが、日産がハイブリッドシステムを「e-POWER」と名付け、いかにも電動車な感じをアピールして大ヒットとなったため、同じモーター走行が可能な「i-MMD」も”EV”という文字を入れて電動車感を出したかったのかと考えています。
「ステップワゴン」の人気状況は!?
では「ステップワゴン」の人気状況を2018年、2019年の年間ミニバンランキングを見て確認してみましょう。
2018年年間ミニバンランキング
順位 | 車種名 | メーカー名 | 販売台数 |
1 | セレナ | 日産 | 99,865 |
2 | シエンタ | トヨタ | 94,048 |
3 | ヴォクシー | トヨタ | 90,759 |
4 | フリード | ホンダ | 84,121 |
5 | アルファード | トヨタ | 58,806 |
6 | ステップワゴン | ホンダ | 56,872 |
7 | ノア | トヨタ | 56,719 |
8 | ヴェルファイア | トヨタ | 43,130 |
9 | エスクァイア | トヨタ | 40,224 |
10 | オデッセイ | ホンダ | 16,670 |
11 | デリカD5 | 三菱 | 13,502 |
12 | エスティマ | トヨタ | 9,062 |
13 | ハイエース | トヨタ | 9,048 |
2019年年間ミニバンランキング
順位 | 車種名 | メーカー名 | 販売台数 |
1 | シエンタ | トヨタ | 110,880 |
2 | セレナ | 日産 | 92,956 |
3 | ヴォクシー | トヨタ | 88,012 |
4 | フリード | ホンダ | 85,596 |
5 | アルファード | トヨタ | 68,705 |
6 | ノア | トヨタ | 52,684 |
7 | ステップワゴン | ホンダ | 52,676 |
8 | エスクァイア | トヨタ | 42,489 |
9 | ヴェルファイア | トヨタ | 36,649 |
10 | デリカD5 | 三菱 | 20,085 |
11 | オデッセイ | ホンダ | 14,614 |
12 | ハイエース | トヨタ | 10,277 |
「ステップワゴン」の人気は減少傾向!?2019年は「ノア」にも負けた!
2018年は同クラスミニバンとして日産「セレナ」、トヨタ「ヴォクシー」に次ぐ3位の位置にいた「ステップワゴン」ですが、2019年はトヨタ「ノア」にも負けて4位に転落しています。
販売台数的にはトヨタ「シエンタ」、ホンダ「フリード」、トヨタ「アルファード」、トヨタ「エスクァイア」、三菱「デリカD:5」を除いて減少傾向にあるため、「ステップワゴン」の人気だけが落ちているわけではありませんが、「ステップワゴン」がミニバン市場で苦戦していることは間違いないでしょう。
今回の改良で一気に販売台数が伸びるとは思えませんが、人気=良いクルマではありません。
「ステップワゴン」は、走りも燃費も使い勝手も優れた良いクルマだと筆者は考えます。
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まとめ
今回は、ホンダ「ステップワゴン」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点をまとめてみました。
改良内容は小ぶりなものとなっているため、人気の「セレナ」や「ヴォクシー」を抜く人気となることは難しいかと予想されますが、せめて「ノア」は再度抜いてほしいところです。
前述の通り、「ステップワゴン」は走りも燃費も使い勝手も優れた良いクルマです。安全性能では「セレナ」に負けてしまっている印象はありますが、個人的におすすめのミニバンであると考えています。
ミニバンの購入を検討している方は、「ステップワゴン」も検討してみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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