こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年9月13日のマイナーチェンジ(年次改良)でB型となった新型スバル「クロストレック」のボディサイズや室内寸法を、同CセグメントSUVのトヨタ「カローラクロス」、同スバルのSUV「フォレスター」と徹底比較いたします。
新型クロストレック・カローラクロス・フォレスターのボディサイズ
新型スバル「クロストレック」のボディサイズ
では、新型スバル「クロストレック」のボディサイズをみていきましょう。
■新型クロストレック
- 全長(mm):4,480
- 全幅(mm):1,800
- 全高(mm):1,575
- ホイールベース(mm):2,670
- 車両重量(kg):1,540~1,580
- 最小回転半径(m):5.4
- 最低地上高(mm):200
新型「クロストレック」のボディサイズは、先代「SUBARU XV」からほとんど変わらないサイズとなっており、昨今の新型車に多い大型化は回避されています。
新型「クロストレック」、「カローラクロス」、「フォレスター」と比較!
次は、同CセグメントSUVのトヨタ「カローラクロス」、同スバルのSUV「フォレスター」のボディサイズをみていきましょう。
■カローラクロス
- 全長(mm):4,490
- 全幅(mm):1,825
- 全高(mm):1,620
- ホイールベース(mm):2,640
- 車両重量(kg):1,360~1,490
- 最小回転半径(m):5.2
- 最低地上高(mm):160
■フォレスター
- 全長(mm):4,640
- 全幅(mm):1,815
- 全高(mm):1,715(X-BREAKは1,730)
- ホイールベース(mm):2,670
- 車両重量(kg):1,570~1,660
- 最小回転半径(m):5.4
- 最低地上高(mm):220
新型「クロストレック」と「カローラクロス」のボディサイズを比較すると、全長は概ね同じものの、全幅は2.5cm、全高は4.5cm「カローラクロス」が大きくなっています。
「カローラクロス」の全幅は1クラス上のSUVである「フォレスター」より大きいため、運転する上で気になる方も少なからずいるでしょう。
車両重量はガソリン車の設定がある「カローラクロス」の方が200kg近く軽くなっています。
新型「クロストレック」は、マイルドハイブリッド車としては車両重量が重く(同じマイルドハイブリッド車の設定があるCX-30は1,400kg前後)、燃費性能や加速性能の面で不利になります。
小回りの良さを示す最小回転半径は、同じタイヤサイズながら「カローラクロス」の方が20cmも小さくなっています。
悪路走破性の1つの指標でもある最低地上高は、新型「クロストレック」の方が圧倒的に高くなっています。
上記より、ボディサイズがコンパクトなのは新型「クロストレック」ながら、小回りは「カローラクロス」の方が優れており、悪路走破性は新型「クロストレック」が圧倒的に優れている、といえるでしょう。
運転のしやすさは、視界性能の良さから新型「クロストレック」の方が優れていると感じました。
新型「クロストレック」と「フォレスター」のボディサイズを比較すると、1クラス上ということもあり「フォレスター」が全ての項目で大きくなっています。
「フォレスター」はミドルサイズSUVとしては全幅の大きさが抑えられており、視界性能が良いこともあって、運転しにくい印象はありません。
ただ、新型「クロストレック」と比較すると1回り大きいため、「フォレスター」だと大きすぎると感じる方には新型「クロストレック」がおすすめです。
新型クロストレック・カローラクロス・フォレスターの室内寸法
新型スバル「クロストレック」の室内寸法
では、新型スバル「クロストレック」の室内寸法をみていきましょう。
■新型クロストレック
- 室内長(mm):1,930
- 室内幅(mm):1,505
- 室内高(mm):1,200
- ラゲッジスペース(ℓ):315
新型「クロストレック」の室内寸法は、先代「SUBARU XV」より室内長は短くなり、ラゲッジスペースも狭くなっています。
※SUBARU XV:室内長2,085mm、ラゲッジスペース340ℓ
特にラゲッジスペースは、先代「SUBARU XV」のガソリン車だと385ℓあったため、かなり狭くなった印象があります。
具体的には、荷室下に格納されている高電圧バッテリーにより荷室床面が高く、それに伴い荷室高が狭くなっていることが主な要因です。
このラゲッジスペースの狭さは新型「クロストレック」の欠点といえるでしょう。
ちなみに、BセグメントクラスのSUVであるトヨタ「ヤリスクロス」は390ℓ、「ライズ」が369ℓありますので、1クラス下のSUVより狭い形になります。
新型「クロストレック」、「カローラクロス」、「フォレスター」と比較!
次は、同CセグメントSUVのトヨタ「カローラクロス」、同スバルのSUV「フォレスター」の室内寸法をみていきましょう。
■カローラクロス
- 室内長(mm):1,800
- 室内幅(mm):1,505
- 室内高(mm):1,260
- ラゲッジスペース(ℓ):487
■フォレスター
- 室内長(mm):2,140(「Advance」、「SPORT」、「STI Sport」は2,130mm)
- 室内幅(mm):1,545
- 室内高(mm):1,275
- ラゲッジスペース(ℓ):520(e-BOXER車は509)
新型「クロストレック」と「カローラクロス」の室内寸法を比較すると、室内長は新型「クロストレック」の方が広く、室内高とラゲッジスペースは「カローラクロス」の方が大きくなっています。
“数値=実際の広さ”ではありませんが、実際試乗した際の印象では、後部座席足元スペースは新型「クロストレック」の方が広く、頭上スペースは圧倒的に「カローラクロス」の方が高かったと感じました。
細かな点ですが、リヤドアの開閉度は新型「クロストレック」の方が大きいため、乗り込みやすく、降りやすい印象です。
ラゲッジスペースの広さは172ℓも違うため、ラゲッジスペースを多用したい方には「カローラクロス」がおすすめです。
前述のとおり、新型「クロストレック」は先代「SUBARU XV」から大幅にラゲッジスペースが狭くなっており、同クラスのクルマの中でも狭い部類に入ります。
新型「クロストレック」と「フォレスター」の室内寸法を比較すると、1クラス上ということもあり「フォレスター」が全ての項目で大きくなっています。
大人4人で乗車する機会が多い方、荷物を多く積載する方は「フォレスター」がおすすめです。
後部座席の快適さやラゲッジスペースの使い勝手は、今回比較している3車の中で「フォレスター」が最も優れているでしょう。
新型「クロストレック」の見積もり額・値引き額
最後に、新型スバル「クロストレック」の見積り額をみていきましょう。
- Touring(FWD):約325万円
- Limited(FWD):約347万円
上記の価格は、ナビゲーション機能、ETC2.0車載器、マットをオプション設定した場合の価格です。
オプション総額は約16.5万円となっています。
その他、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
気になる値引き額は10万円でした。
値引き額は非常に控えめしたが、時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
また、ディーラーに行くと高額なボディコーティングやドライブレコーダー、ベースキットなどが設定され、上記より30万円以上高い価格を提示されることが多く、最上位グレードであれば400万円近い価格を提示されることもあるでしょう。
新型「クロストレック」を極力安く購入するために、最低限必要なオプションのみを設定するようにしましょう。
CセグメントクラスのSUVとしては概ね平均的な価格帯といえますが、燃費性能が16.4km/L、つまり“ほぼガソリン車”ということを考慮すると割高だと考えます。
例えば、同CセグメントクラスのSUVであるトヨタ「カローラクロス」なら燃費性能が26.4km/Lのハイブリッド車が購入できる価格帯です。
以下は、オプションにパノラミックビューモニターなど安全装備のセットオプション、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、ディスプレイオーディオPlus、アームレスト(スライドタイプ)、マット等総額約30万円を設定し、値引き額20万円だった場合の全込み価格です。
- カローラクロス Z:約320万円
- カローラクロス HYBRID S:約322万円
- カローラクロス HYBRID Z:約350万円
ちなみに、1クラス上のSUVであるスバル「フォレスター」やスバル「レヴォーグ」だと新型「クロストレック」の+30万円程度の価格となります。
「フォレスター」や「レヴォーグ」だと高すぎる、大きすぎると考える方には、新型「クロストレック」は非常におすすめだといえるでしょう。
いずれにしても、全込み300万円以上、オプション設定によっては400万円に近い価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「クロストレック」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
新車だと納車を1年以上待たないといけない場合もありますが、中古車なら新車と異なり“すぐに納車される”ことも大きな魅力です。
また、一部性能面では劣るものの、安全性能が依然として高い、先代「SUBARU XV」の中古車を安い価格で購入するのも賢い選択だと考えます。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型スバル「クロストレック」のボディサイズや室内寸法を、同CセグメントSUVのトヨタ「カローラクロス」、同スバルのSUV「フォレスター」と徹底比較してみました。
新型「クロストレック」は、アクティブでシャープなエクステリア、先進的なインテリア、そして“なんちゃってSUV”ではない優れた悪路走破性、高い安全性能が魅力のCセグメントSUVとなっています。
特にスバル車は予防安全性能だけでなく、衝突安全性能が非常に高い点も魅力です。
また、後部座席が広く、視界性能も優れているため、ファミリカーとしても非常におすすめです。
地味な点ではありますが、リヤドア開閉度が「カローラクロス」より大きく開くため、乗り降りがしやすい点も魅力です。
燃費性能や価格など、コスト面が欠点となりますが、燃費性能を除く性能では引けを取らないコスパの高いSUVであると考えます。
CセグメントクラスのSUVを検討している方は、新型「クロストレック」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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