こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2024年1月17日に一部改良が行われたトヨタ「ヤリスクロス」のおすすめオプション、不要なオプションを、試乗で全て試した筆者が徹底検証してみました。
今回ご紹介するオプションのいくつかは筆者の愛車トヨタ「カローラツーリング」とも共通していますので、使用感も合わせてご紹介します。
果たして、「ヤリスクロス」に必要なオプションは一体どれなのか!?
※掲載している写真は「HYBRID Z」(ブラックマイカ)及び「HYBRID G」(ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ)です。
「ヤリスクロス」のおすすめオプション8選
【おすすめオプション】フルLEDヘッドランプ
まず、おすすめするオプションは、メーカーオプションの「フルLEDヘッドランプ」です。
上位グレードなら標準装備されていますが、中間グレードの「G」以下ではハロゲンヘッドランプが標準装備となっています。
それこそ一昔前はハロゲンヘッドランプでもさほど見劣りすることはありませんでしたが、今の新型車でハロゲンヘッドランプのクルマは軽自動車を含めて“ほとんど”ありません。
そのため、標準装備のままでは軽自動車以下の装備内容といえるでしょう。
ハロゲンヘッドランプは他車と比較して劣るだけでなく、LEDヘッドランプとは明るさが全く異なります。
筆者は昔ケチってハロゲンヘッドランプのままで走行していたことがありましたが、夜は暗くて非常に見づらくなっています。
セットでリアコンビネーションランプのバックアップランプ(後退灯)もLEDとなりますので、後退時の見やすさも圧倒的に異なります。
そのため、夜間の安全性を考慮しても、LEDヘッドランプのするべきでしょう。
価格は71,500円と高めではありますが、せっかく250万円以上、ハイブリッド車なら300万円前後するクルマを購入するのですから、ケチらず設定しましょう
「HYBRID G」や「G」の購入を検討している方は、必須のメーカーオプションです。
【おすすめオプション】ブラインドスポットモニター、安心降車アシストなど
次におすすめするオプションは、メーカーオプションの「ブラインドスポットモニター」+「安心降車アシスト」+「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両」のセットオプションです。
上位グレードは標準装備されていますが、中間グレードの「G」はオプション設定となっています。
この装備は、筆者の「カローラツーリング」にも搭載しているおすすめの安全装備です。
「ブラインドスポットモニター」は、走行時に後側方から接近してきた車両を検知してドアミラーのインジケーターが点滅する装備で、車線変更時の安全性に寄与します。
筆者は「カローラツーリング」購入前、“なくても問題ない装備”だと考えていました。
しかし実際使用してみると、ドアミラーでクルマを目視確認するより早くインジケーターの点滅によりクルマの存在を把握できるため、非常に便利です。
ドアミラーの点滅がチカチカと光って結構目に入るため、クルマの確認が早くなります。
さらに、後側方から接近する車両がある状態で方向指示器を操作すると警告音が鳴るだけでなく、車線逸脱抑制機能が作動する仕組みになっているため、車線変更時の事故を大幅に抑制する効果があります。
「安心降車アシスト」は、「ブラインドスポットモニター」のセンサーを活用し、後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる機能で、これにより降車時の事故を防ぐことにつながります。
筆者は、後方から自転車が接近していることに気づかずドアを開けて事故となった現場を目撃したことがあります。
自転車は不意に現れることがあるので、ドアミラーを見ていても気づかないことがあるのでしょう。
その点、「安心降車アシスト」があればドアミラーのインジケーターだけでなくブザー音での警告してくれるため、安心感があります。
同装備は、新型トヨタ「アクア」や新型「ノア」・「ヴォクシー」から採用されている新しい機能です。
「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」は、後退時に後側方から接近してくる車両に対して、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われ、衝突の危険性がある場合は自動ブレーキが作動する装備です。
自動ブレーキですので、普段の運転で恩恵を受ける機会は多くはありませんが、“もしも”の際の安心感があります。
実際、筆者もミラーだけだと気づいていなかった後方接近車両を検知し、警告してくれた経験があり、安全性の高さを実感しています。
しかも、ちゃんとクルマ後方から警告音が鳴るように設計されていますので、直感的にも分かりやすくなっています。
“なくても大丈夫だろう”と思う方も多いかもしれませんが、“もしも”は突然訪れます。
絶対に事故を起こさないと言い切れる人はいないでしょう。
“もしも”が起きる確率を下げるためにも、装備していると安心です。
価格は56,100円と決して安くはありませんが、安全は何物にも代えがたいものです。
10年間乗ると考えれば1年あたり5,610円ですし、リセールバリューの価格アップにも繋がりますので、ケチらず設定することをおすすめします。
【おすすめオプション】パノラミックビューモニターなど
次におすすめするオプションは、メーカーオプションの「アドバンスト パーク」+「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)」+「パーキングサポートブレーキ(後方歩行者+周囲静止物)」のセットオプション、及び「パノラミックビューモニター」です。
このセットオプションは自動駐車機能である「アドバンストパーク」が注目されがちです。
「アドバンストパーク」を実際試してみましたが、駐車位置横に止めれば初期設定が非常にスムーズ(ほとんど不要)で、その後は切り返しも少なく、自分で駐車するのと同じ位早く駐車できるため、非常に実用的な装備となっています。
そのため、駐車が苦手な方には便利な装備といえますが、5万円以上する価格を考慮すると、「アドバンストパーク」単体では不要だと考えます。
また、「ノア」・「ヴォクシー」のハイブリッド車に採用されているスマートフォンによるリモート操作は「ヤリスクロス」には採用されていません。
筆者がこのセットオプションで最も重要視している装備は、むしろ“その他の装備”です。
まず「パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)」は、センサーの数を増やすことで、前後方のみならず側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動する仕組みになっています。
これにより、内輪差や外輪差の巻き込みによる衝突を防止することができます。
そのため、駐車時の衝突事故を“より多面的に防ぐ”ことに寄与してくれます。
「パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)」は、リヤカメラで歩行者を検知し、接触する危険性が高い場合、ブザー音やディスプレイ表示で警告、自動ブレーキも作動する装備です。
前だけでなく後方の歩行者に対しても自動ブレーキが作動するため、この装備を設定することで極めて高い安全性能となります。
ここまで紹介した各種パーキングサポートブレーキを全て搭載することで、全方位的に車両や歩行者との衝突を防ぐことができるといえます。
そして最後は「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)」です。
パワースイッチオンにした際など、車両周辺をカメラ(ムービングビュー)で確認することが可能なため、例えば隠れている子どもや運転席からは見えない障害物などを確認できるメリットがあります。
また、狭い道での接触回避や幅寄せ、縦列駐車時などにも役立ちます。
※サイドクリアランスビュー、コーナリングビュー、ワイドフロントビューなどを使用
駐車するだけならバックガイドモニターでも十分ではありますが、上記の点から「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)」は重要な安全装備だといえるでしょう。
さらに、「ノア」・「ヴォクシー」から搭載されている最新の「パノラミックビューモニター」は、音声操作でも「パノラミックビューモニター」の表示が可能となっており、地点登録することで自動的に「パノラミックビューモニター」が起動させることも可能で、より利便性が高くなっています。
通常の「パノラミックビューモニター」は、ムービングビュー、シースルービュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビュー、地点登録機能などがありませんが、車両周辺やフロント・サイド・バックそれぞれをカメラで確認できるため、必要十分な機能を持っています。
価格は、「Z」以上のグレードなら「アドバンスト パーク」などのセットオプションが55,000円、「G」グレードなら「アドバンスト パーク」などのセットオプションが前述の「ブラインドスポットモニター」などのセットオプションと込みで138,600円、「パノラミックビューモニター」単体で33,000円となっています。
個人的には、後方の安全性が拡大に上がるため、必須オプションだと考えます。
ただ、例えば「G」グレードを選択された方で、少しでも安く「ヤリスクロス」を購入したいということであれば、「パノラミックビューモニター」単体を設定するのもありだと考えます。
【おすすめオプション】アクセサリーコンセント
次は、メーカーオプションの「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」です。
ハイブリッド車専用のオプションとなっています。
「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」は、今やトヨタ「プリウス」、「アルファード」などは標準装備となっており、トヨタはハイブリッド車は災害時に非常電源になるということをプッシュしています。
何と言っても最大の魅力は、災害時に最大5日間も電力供給できるという安心感でしょう。
1500W以下の電化製品も使用できるため、通常アクセサリーソケットでは使用できない電子レンジやポットなどが使用できるメリットもあります。
しかも、それだけでなく、ラゲッジスペースで電源があるというメリットも追加されます。
ラゲッジスペース内で何らかの電化製品を使用する場合、フロントにあるアクセサリーソケットかUSB端子から長いケーブルを引っ張ってくる必要があります。
稀に使用するならそれでも問題ないかもしれません。
しかし、頻繁に使用する場合はケーブルを固定しておきたいところですが、前から後ろまで引っ張ってくるためケーブルが非常に邪魔になってしまうのです。
その点、「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」を設定すれば、電源がラゲッジスペースにも搭載されるため、ケーブルが邪魔にならずにすむのです。
上位グレードならラゲッジスペースにもアクセサリーソケットが設置されるため、上記の魅力は中間グレードの「G」以下で、より発揮される形になります。
価格は45,100円と決して安くはないため、使用用途が決まっていなければ節約して付けない方も多いでしょう。
しかし、「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」はメーカーオプションのため、購入後改めて設定することはできません。
筆者はケチって設定しなかったため、購入後非常に後悔しました。
想像以上にクルマにコンセントがある、様々な電化製品を使用できるということのメリットが多かったためです。
そのため、筆者の様に後悔しないためにも、購入時に設定する様にすることをおすすめします。
【おすすめオプション】ハンズフリーパワーバックドア
次におすすめするオプションは、メーカーオプションの「ハンズフリーパワーバックドア」です。
いわゆる“足で開閉できる”バックドアです。
手がふさがっているときでも、バックドアを開閉できるメリットは大きいでしょう。
ただ、筆者は上記以上に、スイッチでバックドアの開閉ができ、閉じると同時に全ドアをロックできる機能が便利だと考えます。
これにより、狭いスペースだと開けにくいバックドアを、スイッチ1つで開けることが可能になります。
また、閉める際は強く閉めすぎると嫌な音が、優しく閉めすぎると半ドアになるという手動バックドアの欠点から開放されます。
キーのスイッチやハンドル右下のボタンなどでもバックドアを操作できるため、利便性が非常に高い装備だといえるでしょう。
価格は77,000円と比較的高価なメーカーオプションですが、予算に少し余裕があるなら付けておきたいオプションの1つです。
【おすすめオプション】ディスプレイオーディオPlus
次におすすめするオプションは、メーカーオプションの「ディスプレイオーディオPlus」です。
「ディスプレイオーディオPlus」となることで、非通信環境下でも使用できる従来の車載ナビが搭載されるメリットがあります。
コネクティッドナビは、自車位置を中心に80km四方の地図データを常にダウンロード、保持している状態で走行するため、一時的な非通信環境下でも問題なく使用できるとは思いますが、クルマに保存された車載ナビがあるとより安心だといえるでしょう。
また、コネクティッドナビは6年目以降も使用する場合、月880円、年10,560円の支払いが必要になりますが、「ディスプレイオーディオPlus」を設定しておけば、車載ナビが設定されるため、コネクティッドナビを使用しないという対応ができるメリットもあります。
その他、車内Wi-Fiを契約している場合、ディスプレイオーディオでもWebサイトの閲覧ができるメリットもあります。
価格は、61,600円と比較的高価です。
5年間ナビ代がタダの通常のディスプレイオーディオと比較すると、かなり高く感じます。
最大のメリットは、5年目以降もナビ代がタダとなる点にありますので、長く乗り続けようと考えているユーザーにこそ、メリットが大きいといえるでしょう。
10年以内に乗り換えを検討している方は、設定しないという選択もありだと思います。
少し脱線しますが、ディスプレイサイズが最大でも8インチというのは、少し残念なところですね。
軽自動車でも9インチディスプレイが多くなっていますので、できれば9インチにしてほしかったところです。
いずれもコンパクトカー「ヤリス」と共通したデメリットですが、どこかのマイナーチェンジで改良してほしいところですね。
【おすすめオプション】アームレスト
次におすすめするオプションは、ディーラーオプションの「アームレスト」です。
「ヤリスクロス」は、2024年1月17日に行われた改良で「コンソールボックス付フロントソフトアームレスト」が「G」グレード以上に標準装備されたため、「X」や「U」グレードを選択した場合のおすすめオプションとなります。
「ヤリスクロス」は「ヤリス」同様、室内の質感がライバル車と比較して低くなっています。
また、「X」や「U」グレードはセンターコンソールボックスをオプションでも設定できません。
上記の点から、せめて「アームレスト」は設定しておきたいオプションといえるでしょう。
価格は19,800円となっています。
ただ、上の写真を見てもわかるとおり、軽自動車に設定されている様なアームレストで、見た目も使い勝手も良いとはいえません。
価格を安くするためセンターコンソールボックスを標準装備しないのはわかりますが、せめてオプション設定で選べる様にしてほしいところです。
【おすすめオプション】レインクリアリングブルーミラー
次におすすめするオプションは、ディーラーオプションの「レインクリアリングブルーミラー」です。
これは、ドアミラーが雨により見にくい状態になるのを防ぐ装備です。
つまり、「ガラコ ミラーコートZERO」が施工されたドアミラーということですね。
しかも、親水性が太陽光により自己回復する優れものです。
毎回ガラコを施工していた方からすると、施工する手間が省け、非常に便利です。
言うまでもありませんが、ドアミラーが見えなければ、右左折時や車線変更時など、安全性が非常に低下していることになります。
そのため、「レインクリアリングブルーミラー」は安全装備の1つといえるでしょう。
価格は13,200円のため、「ガラコ ミラーコートZERO」20個分程度の価格です。
1年間に「ガラコ ミラーコートZERO」を何本購入するかによりますが、1年に2本以上購入するなら10年間で元が取れる計算になります。
「ガラコ ミラーコートZERO」を安く仕入れることができる方、施工が煩わしいと思わない方、などは不要かと思いますが、そうでない方にはドアミラーを見やすい状態に維持してくれる便利な装備なため、おすすめです。
「ヤリスクロス」の不要なオプション5選
【不要なオプション】LEDフロントフォグランプ
ここまで「ヤリスクロス」のおすすめオプションをご紹介してきましたが、ここからは“一見必要そうで不要なオプション”をご紹介します。
まず、不要だと考えるオプションは、ディーラーオプションの「LEDフロントフォグランプ」です。
おすすめオプションに「フルLEDヘッドランプ」を挙げましたが、LEDヘッドランプを設定すれば、その明るさからLEDフロントフォグランプが必要となる機会がほとんどありません。
筆者の「カローラツーリング」にはLEDヘッドランプとLEDフロントフォグランプが共に装備されていますが、LEDフロントフォグランプは一度も使ったことがありません。
元々フロントフォグランプは霧などで視界が悪い際に、対向車に自分のクルマの位置を教えるための装備ですので、地域によっては一度も使わず終わることも少なくないでしょう。
車種によってはフロントフォグランプを塞ぐ穴が非常にダサく、見た目上欠点となることがあります。
しかし、「ヤリスクロス」は上の写真のとおりフロントフォグランプを塞ぐ穴はそこまで目立っていないため、見た目を考慮してもフロントフォグランプを設定する必要はないと筆者は考えます。
価格は5万円前後と決して安くないため、おすすめできません。
【不要なオプション】アダプティブハイビームシステム
次に不要だと考えるオプションは、メーカーオプションの「アダプティブハイビームシステム」です。
標準装備されている「オートマチックハイビーム」と異なり、対向車や先行車の部分的に遮光してハイビームを点灯する安全装備です。
「アダプティブハイビームシステム」が「オートマチックハイビーム」より優れた安全装備であることは間違いありませんが、ネックなのは99,000円という高い価格設定です。
そもそも、筆者は「オートマチックハイビーム」すら使用していません。
理由は、LEDヘッドランプが非常に明るいため、ロービームでも安全に走行することができるからです。
そもそも、車両の周囲が明るい街中で「オートマチックハイビーム」が作動する機会はさほど多くありません。
価格の高さ、使用頻度の少なさから、不要なオプションだと考えます。
【不要なオプション】ETC2.0車載器
次に不要だと考えるオプションは、ディーラーオプションのETC2.0車載器です。
ETC車載器は必須です。
今どき装備していないクルマはほとんどないと言ってもよいでしょう。
しかし、ETC2.0車載器は不要です。
使用せずに言っているのではなく、前の愛車であるスバル「インプレッサスポーツ」でETC2.0車載器を数年使用した上で不要だと考えています。
というのも、ETC2.0車載器にするメリットがあまりにも少ない、または限定的だからです。
割引サービス、赤信号注意喚起などを行ってくれるDSSS(Driving Safety Support Systems)運転支援機能は一部地域でしか恩恵はなく、多くの地域で通常のETC車載器とサービス差がありません。
にも関わらず、価格はおよそ倍違うため、もはやお金を捨てている様なものです。
以上の理由から、サービスの恩恵を受けられる方は別ですが、そうでない方はETC車載器を選択することをおすすめします。
【不要なオプション】LEDルームランプ
次に不要だと考えるオプションは、ディーラーオプションの「LEDルームランプ」です。
「ヤリスクロス」のルームランプは、残念ながら標準装備だとハロゲンランプとなっています。
この点は、同クラス他車と比較すると劣っていますので、今後是非改良してほしいところではあります。
話が脱線しましたが、上記のとおりハロゲンランプとなっていますので、LEDルームランプに変更することは非常におすすめです。
ただし!社外品で十分です!
純正のLEDルームランプは22,000円と高価です。
しかし、社外品(ヤリスクロス専用設計)であれば3,000円程度で販売されているため、非常にお得です。
明るさも十分で、昼の様に明るくなるため、暗いハロゲンランプとは圧倒的に違います。
取り付けが不安な方は、購入時にお願いすればディーラーさんによっては無料で付けてくれますので、不安な方は是非相談してみましょう。
ちなみに、ラゲッジランプもルームランプと同じくハロゲンで暗いですが、LEDルームランプだけでも非常に明るいため、ラゲッジランプまでLEDにする必要性はないかと思っています。
上記のとおり、社外品にすれば2万円程度節約できるため、純正のLEDルームランプは不要でしょう。
【不要なオプション】サイドバイザー
最後は、サイドバイザーです。
サイドバイザーはメリットが少なく、何と言っても“ダサい”。
これが不要だと考える最大の理由です。
上記の理由で、最近は車種によっては装着率が低いとディーラーさんも話していました。
見た目をどう感じるかは人それぞれですが、約2万円の価値はないと筆者は考えます。
「ヤリスクロス」の乗り出し価格・値引き額
「ヤリスクロス」の乗り出し価格
最後は、新型トヨタ「ヤリスクロス」の乗り出し価格をみていきましょう。
※いずれも2WDの価格です。
※4WD(E-Four)は以下の価格+23万円程度となります。
- 「G」:約238万円
- 「Z」:約264万円
- 「HYBRID G」:約270万円
- 「HYBRID Z」:約296万円
- 「HYBRID Z”Adventure”」:約307万円
値引き額は20万円でした。
オプションは、「HYBRID G」・「G」には、LEDヘッドランプ(約7万円)、アクセサリーコンセント(約4.5万円)、ブラインドスポットモニター+パノラミックビューモニター(約8.9万円)、ディスプレイオーディオPlus(約6.1万円)、マット(約1.5万円)、合計28万円程度を設定しています。
※ガソリン車はアクセサリーコンセントなしで合計24万円程度
「HYBRID Z”Adventure”」・「HYBRID Z」・「Z」には、アクセサリーコンセント(約4.5万円)、ハンズフリーパワーバックドア(約7.7万円)、アドバンスト パーク+床下透過表示機能付パノラミックビューモニター(約5.5万円)、ディスプレイオーディオPlus(約6.1万円)、マット(約1.5万円)、合計25万円程度を設定しています。
※ガソリン車はアクセサリーコンセントなしで合計21万円程度
点検パックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、点検パックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
価格差は10万円程度ありますが、SUVらしいエクステリアにしたい方には、専用フロントバンパーとリアバンパー、そしてルーフレールが設定されることで“よりSUVらしい”力強いデザインになる「HYBRID Z”Adventure”」がおすすめです。
ちなみに、「HYBRID G」・「G」と「HYBRID Z」・「Z」の価格差は25万円程度ありますが、前述のオプションを設定した後の装備差は以下のとおりになります。
- アドバンスト パーク
- 床下透過表示機能付パノラミックビューモニター
- パーキングサポートブレーキ(後方歩行者+周囲静止物)
- アルミホイールのデザイン及びサイズ
- ピアノブラック塗装のフロントグリル
- 時間調整式のフロントワイパー
- シート表皮(合成皮革+ツィード調ファブリック)
- 運転席パワーシート
- ステアリングヒーター
- シートヒーター
- ナノイーX
- 回転式アシストグリップ(リヤ)
- 照明付きバニティミラー(運転席、助手席)
- 助手席シートバックポケット
- 助手席シートアンダートレイ
- LEDアンビエント照明(前席足元など)
- アクセサリーソケット(DC12V・120W)デッキ
- ハンズフリーパワーバックドア
安全装備は設定するオプションによって差はなくなりますし、質感差は限定的となっています。
一方、2024年の改良後に「ハンズフリーパワーバックドア」という大きな装備差が発生したため、「ハンズフリーパワーバックドア」が不要で、「ヤリスクロス」を少しでもお得に購入したい方は中間グレードの「HYBRID G」・「G」もおすすめだと考えます。
新型「ヤリスクロス」に限った話ではありませんが、深刻な納期待ちが発生しており、半年で買えれば早い方といった異常事態に陥っています。
そのため、「ヤリスクロス」をすぐに購入したい方は、納期待ちがほとんどない中古車が非常におすすめです。
“新車同様の中古車”なら、年式2023年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「ヤリスクロス HYBRID Z」が250万円で買えるクルマもあります!
「ヤリスクロス」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。
しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!
中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。
■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。
そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。
実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。
■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。
2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。
■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。
私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。
楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。
また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。
■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます。
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。
マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。
楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。
■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、「ヤリスクロス」のおすすめオプション、不要なオプションを徹底検証してみました。
「ヤリスクロス」は、運転しやすいボディサイズに「RAV4」並の走行性能、2024年トップクラスの安全性能、そして圧倒的な燃費性能が魅力です。
特に、「カローラクロス」だとボディサイズが大きくて価格が高い、「ライズ」だと安全性能が劣る、などと考えていた方には、ちょうどいいサイズで最高の性能を持った最適な価格設定のSUVであるといえます。
「ヤリス」を検討していた方からしても、価格はそれほど上がらずに優れた走行性能やパワーバックドアが搭載され、少し室内が広く(高く)なっているため、非常に魅力的です。
室内の狭さや質感の低さなど欠点がないわけではありませんが、「ヤリスクロス」が高コスパのSUVであることは間違いありません!
「ヤリスクロス」は、必要な多くの装備が標準装備となっているため、オプションは比較的少ない方かとは思いますが、オプションの設定が漏れたり、ケチって後悔しないように気をつけましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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