こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2025年4月17日にフルモデルチェンジが行われた新型スバル「フォレスター」の見積もり額や値引き額、燃費性能をご紹介します。
乗り出し価格は、まさかの500万円以上!?
新型スバル「フォレスター」の価格・燃費性能・各グレードの違い
※上から「Premium S:HEV」、「X-BREAK S:HEV」、「SPORT」
まずは、新型スバル「フォレスター」の各グレードの違いを簡単にみていきましょう。
新型「フォレスター」はフルモデルチェンジで約100万円の価格上昇
新型「フォレスター」は、フルモデルチェンジ前にあった2.0Lマイルドハイブリッド車がなくなっています。
2.0Lマイルドハイブリッド車の「Turing」の車両本体価格が約307万円でしたが、フルモデルチェンジ後の車両本体価格は最も安い「SPORT」でも約405万円となっており、車両本体価格比なら約100万円も価格が上昇していることになります。
日産「エクストレイル」同様、フルモデルチェンジにより、従来のユーザーが手を出しにくいクルマになってしまった印象があります。
■新型フォレスターの価格
- 1.8Lターボ車「SPORT」:約405万円
- 2.5Lハイブリッド車「X-BREAK S:HEV」:約420万円
- 2.5Lハイブリッド車「Premium S:HEV」:約449万円
新型「フォレスター」の燃費性能にがっかり!?
新型「フォレスター」の燃費性能は、WLTCモードで1.8Lターボ車が13.6km/L、ハイブリッド車で最大18.8km/Lとなっています。
同じ2.5Lハイブリッドシステムを搭載しているトヨタ「RAV4」の燃費性能は、WLTCモードで2.0Lガソリン車が15.2km/L、ハイブリッド車で最大20.6km/Lとなっていますので、ガソリン車もハイブリッド車も劣っています。
「クロストレック」と「カローラクロス」の燃費性能差ほどはないものの、やはりトヨタ車には及ばない結果となっています。
※「クロストレック」と「カローラクロス」の比較詳細は、以下の記事に記載しています。

とはいえ、「クロストレック」の燃費性能はCセグメントクラスSUVとして全く劣っていますが、新型「フォレスター」の燃費性能はミドルクラスSUVとして及第点かと思います。
ちなみに、「クロストレック」のハイブリッド車が18.9km/Lとなっているので、新型「フォレスター」と「クロストレック」の燃費性能はほとんど差がないことが分かります。
新型「フォレスター」のグレード構成
新型「フォレスター」は、1.8Lターボ車の「SPORT」、2.5Lハイブリッド車の「X-BREAK S:HEV」及び「Premium S:HEV」というグレード構成がベースになっています。
そこに、EX付きグレード(SPORT EX、X-BREAK S:HEV EXなど)、つまりアイサイトXが搭載されたグレードが設定されています。
新型「フォレスター」で装備が最も廉価なのは「X-BREAK S:HEV」
装備内容的には、「SPORT」と「Premium S:HEV」が上質となっており、「X-BREAK S:HEV」は若干廉価になっています。
具体的には、内装だとステアリングホイール、シフトレバー、フロントベンチレーショングリル加飾、インナードアハンドル加飾パネル、などが高感触革やピアノブラック塗装ではなかったりしています。
また外装だと、フロントグリル、フロント&リヤバンパーガード/サイドクラッディングは艶なし無塗装ブラックとなっています。
一方、「SPORT」は12.3インチマルチインフォメーションディスプレイがオプションでも設定できないため、この点は少しネックです。
※「SPORT EX」は標準装備されています。
上記のとおり、価格が最も安いのは「SPORT」ですが、マルチインフォメーションディスプレイを除き、装備内容が最も廉価なのは「X-BREAK S:HEV」となっています。
ただ、かなり限定的な装備差なので、気にならないユーザーも多いでしょう。
新型「フォレスター」の見積もり額・値引き額
新型「フォレスター」の見積もり額・値引き額
では、新型スバル「フォレスター」の見積り額をみていきましょう。
- SPORT:約425万円
- SPORT EX:約440万円
- X-BREAK S:HEV:約430万円
- X-BREAK S:HEV(パワーシート、パワーリヤゲート有):約445万円
- X-BREAK S:HEV EX:約460万円
- Premium S:HEV:約460万円
- Premium S:HEV EX:約470万円
上記の価格は、マットをオプション設定した場合の価格です。
その他、メンテパックを別途設定していますが、メンテパックは点検代を“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
気になる値引き額は10万円でした。
値引き額は非常に控えめしたが、時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
また、ディーラーに行くと高額なボディコーティングやドライブレコーダー、ベースキットなどが設定され、上記より30万円以上高い価格を提示されることが多く、最上位グレードであれば500万円を超える価格を提示されることもあるでしょう。
新型「フォレスター」の価格をライバル車と比較
参考までに、新型スバル「フォレスター」の価格をライバルのSUVと比較してみましょう。
■RAV4
- X:約350万円
- G:約400万円
- HYBRID X:約405万円
- HYBRID G:約453万円
■CX-5
- 20S i Selection:約319万円
- 20S Black Selection:約352万円
- XD i Selection:約352万円
- XD Black Selection:約386万円
上記のとおり、マツダ「CX-5」が圧倒的に安く、次いでトヨタ「RAV4」が安い結果となっています。
「RAV4」は全て4WD車ですが、「CX-5」は2WD車となっています。
「CX-5」の価格が安い理由として、いずれも2WD車の価格ということもありますが、4WD車だったとしても「CX-5」が最も安いことに変わりはありません。
同じ2.5Lハイブリッド車で比較しても「RAV4」の方が安く、燃費性能も優れていることから、トータルコストで「RAV4」の方が安いといえるでしょう。
新型「フォレスター」の価格が高くなった要因の1つとして、「RAV4」や「CX-5」にある2.0Lガソリン車の設定がないことにあります。
価格面のみで考えれば、従来あった2.0Lマイルドハイブリッド車の復活を願うユーザーも少なくないでしょう。
新型「フォレスター」で1番安いグレードは
新型スバル「フォレスター」の中で最も安いグレードは、「SPORT」の約425万円でしたが、維持費も含めて考えると「X-BREAK S:HEV」が最もお得になるでしょう。
前述のとおり、燃費性能は「SPORT」は13.6km/L、「X-BREAK S:HEV」は18.8km/Lとなっており、その差は5.2km/Lとなっています。
維持費の差は年間走行距離が8千km、ガソリン代170円の場合、「X-BREAK S:HEV」の方が年約2万円安くなります。
- SPORT:ガソリン代(約10万円)+自動車税(約3.6万円)=約13.6万円
- X-BREAK S:HEV:ガソリン代(約7.2万円)+自動車税(約4.35万円)=約11.6万円
乗り出し価格は「SPORT」が約425万円、「X-BREAK S:HEV」が約430万円と5万円程度の違いしかなかったため、「X-BREAK S:HEV」が最もお得になることは間違いないでしょう。
仮に、「X-BREAK S:HEV」にパワーシートやパワーリヤゲートなどのオプションを設定しても約445万円と、「SPORT」と20万円程度の違いのため、10年乗れば価格差を回収できる見込みは高いですし、リセールバリューを考慮すれば「X-BREAK S:HEV」がお得になる可能性は高いといえるしょう。
新型「フォレスター」をお得に購入するには!?
いずれにしても、全込み400万円以上、オプション設定によっては500万円を超える価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「フォレスター」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
新車だと納車を1年以上待たないといけない場合もありますが、中古車なら新車と異なり“すぐに納車される”ことも大きな魅力です。
また、一部性能面では劣るものの、安全性能が依然として高い、先代「フォレスター」の中古車を安い価格で購入するのも賢い選択だと考えます。
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車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
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上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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まとめ
今回は、新型スバル「フォレスター」の見積もり額や値引き額、燃費性能をご紹介しました。
新型「フォレスター」は、アクティブでシャープなエクステリア、先進的なインテリア、そして“なんちゃってSUV”ではない優れた悪路走破性、高い安全性能が魅力のミドルクラスSUVとなっています。
特にスバル車は予防安全性能だけでなく、衝突安全性能が非常に高い点も魅力です。
また、後部座席が広く、視界性能も優れているため、ファミリカーとしても非常におすすめです。
地味な点ではありますが、リヤドア開閉度が「RAV4」より大きく開くため、乗り降りがしやすい点も魅力です。
価格の高さが欠点となりますが、燃費性能を除く性能では引けを取らないコスパの高いSUVであると考えます。
ミドルクラスSUVを検討している方は、新型「フォレスター」を是非検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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