こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2023年5月10日にマイナーチェンジ(一部仕様変更)が行われた新型スズキ「ソリオ/ソリオ バンディット」のボディサイズや室内寸法を、軽自動車のスズキ「スペーシア」、ホンダ「N-BOX」と比較してみました。
「ソリオ」と軽自動車はどれだけサイズが違うのか!?
新型ソリオ・スペーシア・N-BOXのボディサイズを比較!
新型スズキ「ソリオ」のボディサイズ
では、新型スズキ「ソリオ」のボディサイズをみていきましょう。
■新型ソリオ
- 全長(mm):3,790
- 全幅(mm):1,645
- 全高(mm):1,745
- ホイールベース(mm):2,480
- 最低地上高(mm):140
- 車両重量(kg):960~1,050
- 最小回転半径(m):4.8
「スペーシア」、「N-BOX」と比較!
次は、軽自動車のスズキ「スペーシア」、ホンダ「N-BOX」のボディサイズをみていきましょう。
■スペーシア
- 全長(mm):3,395
- 全幅(mm):1,475
- 全高(mm):1,785(スペーシアギアは1,800)
- ホイールベース(mm):2,460
- 最低地上高(mm):150
- 車両重量(kg):850~950
- 最小回転半径(m):4.4(カスタムの一部グレードは4.6)
■N-BOX
- 全長(mm):3,395
- 全幅(mm):1,475
- 全高(mm):1,790(2WD車)、1,815(4WD車)
- ホイールベース(mm):2,520
- 最低地上高(mm):145
- 車両重量(kg):890~980
- 最小回転半径(m):4.5(4WD車、カスタムのターボ車は4.7)
上記のとおり、「ソリオ」と軽自動車である「スペーシア」や「N-BOX」を比較すると、全長や全幅が大きく異なっていることがわかります。
具体的には、全長は395mm、全幅は170mmも「ソリオ」の方が大きくなっています。
そもそも軽自動車とは、全長が3,400mm以下、全幅は1,480mm以下、定員4名以下と決まっているため、このような結果となっています。
稀に”ソリオは軽自動車?”という質問も目にしますが、上記仕様から「ソリオ」は軽自動車ではなくコンパクトカー(普通乗用車)ということになります。
また、コンパクトカーの中でも、最も小さいAセグメントに属しているともいえます。
ちなみに、トヨタ「ヤリス」や日産「ノート」などのコンパクトカーはBセグメントに属し、全長は4,000mm前後、全幅は1,695mmとなっていることがほとんどです。
なので、Bセグメントのコンパクトカーと比較すると、「ソリオ」のボディサイズはさらにコンパクトであることがわかります。
ほとんどの項目で「ソリオ」の方が大きくなっている中、全高のみ軽自動車である「スペーシア」や「N-BOX」の方が50mm前後大きくなっています。
これは、室内の広さを長さ(全長)でカバーできない分、高さ(全高)でカバーしようとしているためです。
ただ、全高の高さは走行中に風の影響を受けやすく、さらに全幅が小さいため、車両安定性の面では不利になります。
新型ソリオ・スペーシア・N-BOXの室内寸法を比較!
新型スズキ「ソリオ」の室内寸法
では、新型スズキ「ソリオ」の室内寸法をみていきましょう。
■新型ソリオ
- 室内長(mm):2,500
- 室内幅(mm):1,420
- 室内高(mm):1,365
「スペーシア」、「N-BOX」と比較!
次は、軽自動車のスズキ「スペーシア」、ホンダ「N-BOX」の室内寸法をみていきましょう。
■スペーシア
- 室内長(mm):2,155
- 室内幅(mm):1,345
- 室内高(mm):1,410
■N-BOX
- 室内長(mm):2,240
- 室内幅(mm):1,350
- 室内高(mm):1,400
上記のとおり、「ソリオ」は軽自動車である「スペーシア」や「N-BOX」より室内長や室内幅が大きくなっていることがわかります。
具体的には、室内長は260mm以上、室内幅は70mm以上、「ソリオ」の方が大きくなっています。
前述のとおり、「ソリオ」は全長や全幅が「スペーシア」や「N-BOX」より大きいため、このような結果となっています。
ただ、“室内長の数値=後部座席足元スペースの広さ”ということではありません。
後部座席の足元スペースの違いは限定的なものの、ラゲッジスペース(荷室)の広さの面で大きく異なっている印象です。
そのため、後部座席を広く快適に使用しつつも、ラゲッジスペース(荷室)の広さも欲しい方に「ソリオ」はおすすめだと考えます。
また、仕様上「スペーシア」や「N-BOX」の後部座席は2人までしか乗れませんが、「ソリオ」は3人まで乗ることが可能になっています。
3人乗車するには少し狭い印象もありますが、3人乗れるという選択肢がある点は「ソリオ」のメリットだといえるでしょう。
室内長や室内幅は「ソリオ」の方が大きくなっていますが、室内高は軽自動車である「スペーシア」や「N-BOX」の方が50mm前後大きくなっています。
前述のとおり、「ソリオ」より「スペーシア」や「N-BOX」の方が全高が高くなっているため、このような結果となっています。
「ソリオ」でも小さいお子さんが立てる場合もありますが、「スペーシア」や「N-BOX」であれば、より小さいお子さんが立てる機会が多くなるでしょう。
新型スズキ「ソリオ」おすすめグレード・最新乗り出し価格
最後に新型「ソリオ」のおすすめグレード、乗り出し価格をみていきましょう。
新型「ソリオ」の中で最もおすすめだと考えるグレードは、「ソリオ バンディット HYBRID MV」です。
車両本体価格が安く、コストメリットが大きいガソリン車ですが、アダプティブクルーズコントロール・LEDヘッドランプ・スリムサーキュレーターなどの安全装備や快適装備が設定できず、室内もプラスチッキーな印象が強いため、利便性や質感を考慮すると、おすすめできません。
ガソリン車よりは装備内容が充実するものの、同理由から「ソリオ HYBRID MX」もおすすめできません。
ストロングハイブリッド車がおすすめじゃない点は、以下の記事にまとめています。
残るは概ね装備内容が同じ設定の「ソリオ HYBRID MZ」と「ソリオ バンディット HYBRID MV」となりますが、「ソリオ バンディット HYBRID MV」はカスタムモデルながら3万円程度の価格差しかないため、「ソリオ バンディット HYBRID MV」が最もおすすめだと考えます。
では、乗り出し価格をみていきましょう。
おすすめグレードの「バンディット HYBRID MV」の他、2022年末に新たに追加されたストロングハイブリッド車の価格もみていきましょう。
- バンディット HYBRID MV:約237万円
- ソリオ HYBRID SZ:約249万円
- バンディット HYBRID SV:約251万円
オプションに全方位モニター付メモリーナビゲーション、マット、ETC車載器程度を設定、値引き額17万円程度だった場合の全込み価格です。
ストロングハイブリッド車とマイルドハイブリッド車の価格差は、諸費用の差から12~14万円程度に縮まっています。
ただ、ストロングハイブリッド車とマイルドハイブリッド車の燃費性能差は限定的なため、ストロングハイブリッド車が購入後価格差を回収するのは難しいでしょう。
新型「ソリオ」は高い!と考えている方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、新型スズキ「ソリオ/ソリオ バンディット」のボディサイズや室内寸法を、軽自動車のスズキ「スペーシア」、ホンダ「N-BOX」と比較してみました。
前述のとおり、「ソリオ」と軽自動車である「スペーシア」や「N-BOX」とは、ボディサイズや室内寸法が大きく異なっていました。
自動車税の面で不利な点もありますが、車両安定性や荷室の広さの面でメリットのある「ソリオ」は、軽自動車だと小さすぎる、後部座席や荷室が狭い、と感じる方に非常におすすめのコンパクトカーだといえるでしょう。
軽自動車やコンパクトカーの購入を検討している方は、ぜひ新型「ソリオ」も検討してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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