こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、第39回(2018年-2019年)「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の「10ベストカー」に選ばれた各車の詳細情報をご紹介します。
10ベストカーというのは、ノミネートされた日本車10台、輸入車(外車)17台の合計27台の中から第一次選考で選出された車たちです。
2018年といえば、新型スバル「フォレスター」やスズキ「ジムニー」も話題を呼びましたが、スバルもスズキも不正事案があったため辞退しています。
「フォレスター」については、「10ベストカー」にも選べれましたが、上記により選考から外れることとなりました。そのため第39回(2018年-2019年)は9台の中からの選考となります。
最終選考会は2018年12月7日に行われ、ボルボ「XC40」が受賞しました!
昨年は同ボルボの「XC60」が受賞したので、ボルボは2年連続の受賞となります。これは意外でした。
ちなみに「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は1980年から始まった歴史ある賞で、カー雑誌の社員などから構成された60名程度の選考委員により選考されます。
日本には、二大カー・オブ・ザ・イヤーの1つとして「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」もありますが、「2019年次 RJCカー・オブ・ザ・イヤー」については、以下の記事でご紹介していますので、興味のある方は、是非ご覧になってください。
それでは、「10ベストカー」に選ばれた各車の詳細情報をご紹介します。
※以下の価格は2018年当時(消費税8%)の価格です。
日本カー・オブ・ザ・イヤー 過去10年の受賞車
まず、過去10年(2008年まで)の受賞車をご紹介します。
- 2008年(第29回:2008年-2009年):トヨタ「iQ」
- 2009年(第30回:2009年-2010年):トヨタ「プリウス」
- 2010年(第31回:2010年-2011年):ホンダ「CR-Z」
- 2011年(第32回:2011年-2012年):日産「リーフ」
- 2012年(第33回:2012年-2013年):マツダ「CX-5」
- 2013年(第34回:2013年-2014年):フォルクスワーゲン「ゴルフ」
- 2014年(第35回:2014年-2015年):マツダ「デミオ」
- 2015年(第36回:2015年-2016年):マツダ「ロードスター」
- 2016年(第37回:2016年-2017年):スバル「インプレッサ」
- 2017年(第38回:2017年-2018年):ボルボ「XC60」
トヨタ「iQ」とかめっちゃ懐かしいですね。ちなみに「iQ」は2016年に販売終了しています。
ちなみに2010年に受賞したホンダ「CR-Z」も、2017年に販売終了しています。
ここ10年だとマツダ車が1番多く選出されていますね。2018年もマツダ「CX-8」が「10ベストカー」に選ばれています。
2017年は、2013年のフォルクスワーゲン「ゴルフ」以来、輸入車(外車)が選ばれています。
2018-2019 日本カー・オブ・ザ・イヤー ノミネート車
第39回(2018年-2019年)「日本カー・オブ・ザ・イヤー」にノミネート車をご紹介します。
- スバル「フォレスター」
- ダイハツ「ミラ トコット」
- トヨタ「カローラスポーツ」
- トヨタ「クラウン」
- レクサス「LS」
- 日産「セレナ e-POWER」
- ホンダ「クラリティ PEHV」
- ホンダ「CR-V」
- マツダ「CX-8」
- 三菱「エクリプス クロス」
- アルファロメオ「ステルヴィオ」
- アウディ「A7スポーツバック」
- アウディ「A8」
- BMW「X2」
- BMW「X4」
- DS「DS 7 クロスバック」
- ジャガー「Eペイス」
- メルセデス・ベンツ「CLS」
- メルセデス・ベンツ「Gクラス」
- メルセデス・ベンツ「Cクラス」
- ポルシェ「カイエン」
- ボルボ「XC40」
- ボルボ「V60」
- フォルクスワーゲン「ポロ」
- フォルクスワーゲン「パサート TDI」
- フォルクスワーゲン「ティグアン TDI」
- フォルクスワーゲン「ゴルフトゥーラン TDI」
※「10ベストカー」に選ばれた車種は着色しています。
日本車10台、輸入車(外車)17台の合計27台のノミネートとなりました。圧倒的に輸入車(外車)が多くなっていますね。
残念ながら「10ベストカー」には選ばれませんでしたが、ノミネートしたボルボ「V60」については、以下の記事で詳細をご紹介していますので、興味のある方は、ご覧になってください。
No1.トヨタ カローラスポーツ
トヨタ「カローラスポーツ」は、オーリスの後継として2018年から発売された5人乗りのCセグメント車です。
「カローラスポーツ」の詳細や試乗した際の所感、スバル「インプレッサスポーツ」やマツダ「アクセラ」、ホンダ「シビック」などと比較しながら以下の記事でご紹介していますので、興味のある方は、是非ご覧になってください。
「カローラスポーツ」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,375
全幅(mm):1,790
全高(mm):1,460~1,490
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,310~1,400
最小回転半径(m):5.1~5.3
最低地上高(mm):130~135
「カローラスポーツ」のパワートレインは、1.2Lガソリンターボエンジンと1.8Lハイブリッド(ガソリンエンジン+モーター)の2種類となっています。
最高出力は、最も高い1.8Lハイブリッドで90W 〈122PS〉、
最大トルクは、最も高い1.2Lガソリンターボエンジンで185N・m 〈18.9kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は、最も良い1.8Lハイブリッドモデルで30.0km/L(WLTCモード)となっています。
「カローラスポーツ」の価格帯は、約214万円~約269万円です。
No2.トヨタ クラウン
トヨタ「クラウン」は、1955年から発売されている5人乗りのEセグメント車です。2018年にフルモデルチェンジされ、「カローラスポーツ」と同日に販売が開始されました。
「クラウン」の詳細、及びトヨタ「カムリ」と以下の記事で比較していますので、興味のある方は、是非ご覧になってください。
「クラウン」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,910
全幅(mm):1,800
全高(mm):1,455~1,465
ホイールベース(mm):2,920
車両重量(kg):1,690~1,900
最小回転半径(m):5.3~5.7
最低地上高(mm):130~135
「クラウン」のパワートレインは、2.0Lガソリンターボエンジンと2.5Lハイブリッド(ガソリンエンジン+モーター)、3.5Lハイブリッド(ガソリンエンジン+モーター)の3種類となっています。
最高出力は、最も高い3.5Lハイブリッドで264kW〈359PS〉、
最大トルクは、最も高い2.0Lガソリンターボエンジンで330N・m〈35.7kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は、最も良い2.5Lハイブリッドモデルで20.0km/L(WLTCモード)となっています。
「クラウン」の価格帯は、約460万円~約719万円です。
No3.ホンダ クラリティPHEV
ホンダ「クラリティ」は、2014年に発売されたトヨタ「MIRAI」と同じく水素で走る燃料電池車ホンダ「クラリティ FUEL CELL」(2016年発売)のPHEV版として2018年から発売された5人乗りのセダンです。
「クラリティ PHEV」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,915
全幅(mm):1,875
全高(mm):1,480
ホイールベース(mm):2,750
車両重量(kg):1,850
最小回転半径(m):5.7
最低地上高(mm):135
「クラリティ PHEV」のパワートレインは、1.5Lプラグインハイブリッド(ガソリンエンジン+モーター)の1種類となっています。システムとしては「i-MMD」をプラグインハイブリッド車用へ最適化したものです。
最高出力は135W 〈184PS〉、最大トルクは315N・m〈32.1kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は24.2km/L(WLTCモード)、EV走行距離は101.0km(WLTCモード)となっています。
「クラリティ PHEV」はグレードが1種のみで、価格は約588万円です。
ちなみに「クラリティ FUEL CELL」の価格は約767万円です。
No4.マツダ CX-8
マツダ「CX-8」は、2017年から発売されている6人または7人乗りのSUVで、2018年10月25日に商品改良が行われています。
商品改良の内容は以下の記事でご紹介していますので、興味のある方は、是非ご覧になってください。
「CX-8」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,900
全幅(mm):1,840
全高(mm):1,730
ホイールベース(mm):2,930
車両重量(kg):1,710~1,910
最小回転半径(m):5.8
最低地上高(mm):200
「CX-8」のパワートレインは、2.5Lガソリンエンジン、2.5Lガソリンターボエンジン、2.2Lディーゼルターボエンジンの3種類なっています。
最高出力は、最も高い2.5Lガソリンターボエンジンで169kW 〈230PS〉、
最大トルクは、最も高い2.2Lディーゼルターボエンジンで450N・m 〈45.9kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は、最も良い2.2Lディーゼルターボエンジンモデルで15.8km/L(WLTCモード)となっています。
「CX-8」の価格帯は、約290万円~約446万円です。
No5.スバル フォレスター
スバル「フォレスター」は、1997年から発売されている5人乗りのSUVで、2018年7月19日にフルモデルチェンジが行われ、発売されました。遅れて2018年9月14日に「e-BOXER」を搭載するマイルドハイブリッドモデル「Advance」が発売されました。
以下の記事で「フォレスター」とホンダ「CR-V」、マツダ「CX-5」、スバル「SUBARU XV」やスバル「レガシィ アウトバック」などと比較しながらご紹介していますので、興味のある方は、是非ご覧になってください。
「フォレスター」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,625
全幅(mm):1,815
全高(mm):1,715~1,730
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,520~1,660
最小回転半径(m):5.4
最低地上高(mm):220
「フォレスター」のパワートレインは、2.5L直噴ガソリンエンジンと2.0L直噴ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」の2種類なっています。
最高出力は、最も高い2.5L直噴ガソリンエンジンで136kW〈184PS〉、
最大トルクは、最も高い2.5L直噴ガソリンエンジンで239N・m〈24.4kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は、最も良い「e-BOXER」モデルで14.0km/L(WLTCモード)となっています。
「フォレスター」の価格帯は、約281万円~約310万円です。
No6.三菱 エクリプス クロス
三菱「エクリプス クロス」は、三菱「RVR」と三菱「アウトランダー」の中間的なサイズの5人乗りのSUVとして、2018年から発売されました。
「エクリプス クロス」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,405
全幅(mm):1,805
全高(mm):1,685
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,460~1,550
最小回転半径(m):5.4
最低地上高(mm):175
「エクリプス クロス」のパワートレインは、1.5Lガソリンターボエンジンの1種類となっています。
最高出力は110kW 〈150PS〉、最大トルクは240N・m 〈24.5kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は15.0km/L(JC08モード)となっています。
「エクリプス クロス」の価格帯は、約253万円~約310万円です。
No7.アルファロメオ ステルヴィオ
アルファロメオ「ステルヴィオ」は、2018年(日本)から発売された5人乗りのSUVです。
「ステルヴィオ」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,690
全幅(mm):1,905
全高(mm):1,680
ホイールベース(mm):2,820
車両重量(kg):1,810
最小回転半径(m):6.0
「ステルヴィオ」のパワートレインは、2.0Lガソリンターボエンジンの1種類となっています。
最高出力は206kW 〈280PS〉、最大トルクは400N・m 〈40.8kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は11.8km/L(JC08モード)となっています。
「ステルヴィオ」の価格帯は、約655万円~約691万円です。
No8.BMW X2
BMW「X2」は、2018年から発売された5人乗りのSUVです。
「X2」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,375
全幅(mm):1,825
全高(mm):1,535
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,500~1,620
最小回転半径(m):5.1
最低地上高(mm):180
「x2」のパワートレインは、1.5Lガソリンターボエンジンと2.0Lガソリンターボエンジンの2種類となっています。
最高出力は、最も高い2.0Lガソリンターボエンジンで141kW 〈192PS〉、
最大トルクは、最も高い2.0Lガソリンターボエンジンで280N・m 〈28.6kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は、最も良い1.5Lガソリンターボエンジンモデルで15.6km/L(JC08モード)となっています。
「X2」の価格帯は、約436万円~約515万円です。
No9.ボルボ XC40
ボルボ「XC40」は、2018年から発売された5人乗りのSUVです。
「XC40」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,425
全幅(mm):1,875
全高(mm):1,660
ホイールベース(mm):2,700
車両重量(kg):1,610~1,690
最小回転半径(m):5.7
最低地上高(mm):210
「XC40」のパワートレインは、2.0Lガソリンターボエンジンの1種類のみですが、上位グレード(T5)は最高出力と最大トルクがパワーアップされています。
最高出力は185kW 〈252PS〉、最大トルクは350N・m 〈35.7kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は13.6km/L(JC08モード)となっています。
「XC40」の価格帯は、約389万円~約559万円です。
No10.フォルクスワーゲン ポロ
フォルクスワーゲン「ポロ」は、1975年から発売されている5人乗りのコンパクトカー(Bセグメント車)です。2018年にフルモデルチェンジされ、販売が開始されました。
「ポロ」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,060
全幅(mm):1,750
全高(mm):1,450
ホイールベース(mm):2,550
車両重量(kg):1,160
最小回転半径(m):5.1
最低地上高(mm):140
「ポロ」のパワートレインは、1.0Lガソリンターボエンジンの1種類となっています。
最高出力は70kW 〈95PS〉、最大トルクは175N・m 〈17.9kgf・m〉を発揮します。
燃費性能は19.1km/L(JC08モード)となっています。
「ポロ」の価格帯は、約210万円~約345万円です。
まとめ
今回は、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の「10ベストカー」についてご紹介しました。
10車種中6車種がSUVということで、昨今のSUV人気がよくわかりますね。
ちなみに、「10ベストカー」の中で、
最もお手頃に購入できるのは、フォルクスワーゲン「ポロ」で価格は約210万円から、
SUVのみで最もお手頃に購入できるのは、三菱「エクリプス クロス」で価格は約253万円から、
最高出力が最も高いのは、トヨタ「クラウン」の3.5Lハイブリッドで264kW〈359PS〉、
最大トルクが最も高いのは、マツダ「CX-8」の2.2Lディーゼルターボエンジンで450N・m 〈45.9kgf・m〉、
燃費性能が最も優秀だったのは、トヨタ「カローラスポーツ」の1.8Lハイブリッドモデルで30.0km/L(WLTCモード)でした。
第39回(2018年-2019年)「日本カー・オブ・ザ・イヤー」はボルボ「XC40」でしたが、受賞できなかった各車どれも良い車だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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