こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、マツダ「CX-3」・「アテンザ」・「デミオ」・「CX-5」・「CX-8」・「CX-4」のモデルチェンジ情報をご紹介します。
CX-3 マイナーチェンジ(2018年5月)変更点・変更内容
2018年5月のマイナーチェンジで、以下の変更が行われました。
- ディーゼルエンジンモデルを1.5Lターボから新開発された直列4気筒1.8Lターボに変更
- ガソリンエンジンモデル(2.0L)の最高出力と最大トルクをパワーアップ
- 安全装備「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」に、マツダ車初採用となる夜間歩行者検知機能付に変更
- 安全装備「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」の全車速追従機能付に変更
- 電動パーキングブレーキに変更
- 特別仕様車「Exclusive Mods」(「20S L Package」、「XD L Package」がベース)を追加
- その他、外装や内装のデザイン変更、乗り心地や静粛性の向上
かなり大幅な改良となりました。
特に注目ポイントは1.8Lディーゼルターボエンジンの搭載でしょう。最大トルクは1.5Lターボと同じものの、最大出力は+8kw(+11PS)の85kw(116PS)となっています。
1.5Lターボだとちょっと物足りないと思っていた方は、要チェックですね。
安全性能も他車で採用しているレベルの装備を追加変更する等、磨きがかかっています。
アテンザ マイナーチェンジ(2018年5月)変更点・変更内容
2018年5月のマイナーチェンジで、以下の変更が行われました。
- ガソリンエンジンモデル(2.5L)ディーゼルエンジンモデル(2.2L)の最高出力と最大トルクをパワーアップ
- 安全装備「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」に、マツダ車初採用となる夜間歩行者検知機能付に変更
- 安全装備「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」の全車速追従機能付に変更
- その他、外装や内装のデザイン変更、ボディの剛性強化
かなり大幅な改良となりました。同時期に行われて「CX-3」と同様の改良が施されています。
デミオ 商品改良(2018年8月)変更点・変更内容
2018年8月の商品改良で、以下の変更が行われました。
- ガソリンエンジンモデルを1.3Lから1.5Lに変更
- 特別仕様車「Mist Maroon」(「15S Touring」、「XD Touring」がベース)を追加
ガソリンエンジンモデルを1.3Lから1.5Lに変更したのは、マツダらしいといえるかもしれません。
他社のコンパクトカーガソリンエンジンモデルの主力エンジンは、日産「ノート」が1.2L、ホンダ「フィット」が1.3L、トヨタ「ヴィッツ」が1.0~1.3L、スズキ「スイフト」が1.2Lとなっており、パワーより燃費優先といった形ですが、マツダはパワー優先としたのでしょう。
CX-5 マイナーチェンジ(2018年10月)変更点・変更内容
マツダ「CX-5」は、2018年10月11日にマイナーチェンジ(商品改良)の予約受注を開始し、11月22日に発売されます。
変更内容は以下のとおりです。
- 2.5Lガソリンターボエンジンモデルの追加
- 最上位グレードの特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ モード)」を2.5Lガソリンターボモデル、2.2Lディーゼルモデルに追加
- 2.2Lディーゼルモデルに6速MT「SKYACTIV-MT」を追加
- ブレーキ制御を追加し、車両姿勢の安定と安心感のある動きを実現する「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC Plus)」の全車標準装備
- アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間の歩行者検知機能を追加
- 「マツダ コネクト」が「Apple CarPlay」「Android Auto」の全車標準対応
- その他、外装や内装の質感向上
今回のマイナーチェンジ(商品改良)の1番のポイントは、2.5Lガソリンターボエンジンモデルの追加ですね。
最高出力169kW〈230PS〉/4,250rpm、最大トルク420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000rpmという素晴らしいパワーを発揮します。最高出力に至っては、2.2Lディーゼルモデルの140kW〈190PS〉を上回っています。
ただ、燃費を重視する方からすると、燃費12.6km/L(WLTCモード)であるため、燃費17.4km/L(WLTCモード)の2.2Lディーゼルモデルの方が魅力的であるかもしれません。
2.5Lガソリン NAモデルと比較すると、最高出力は+29kW〈+40PS〉、最大トルクは+168N・m〈+17.1kgf・m〉という圧倒的パワーアップされ、価格差は+30万円程度です。
ガソリンエンジン車が良くて、2.5Lガソリン NAではパワー不足に感じていた方にとっては、とても魅力的な車となります。
その他にも、MTモデルが欲しかった方には嬉しい2.2Lディーゼルモデルへの6速MTの追加、夜間の歩行者検知機能の追加、「G-ベクタリング コントロール プラス」の追加など、大規模なマイナーチェンジ(商品改良)となりました。
スバル「フォレスター」やホンダ「CR-V」など、2018年は新型SUVが各社から発売されました。しかし、今回のマイナーチェンジ(商品改良)によりマツダ「CX-5」の人気はまだまだ衰えそうにありませんね。
以下の記事で、新型ホンダ「CR-V」、新型スバル「フォレスター」とマツダ「CX-5」を徹底比較、評価(レビュー)した内容をまとめていますので、興味のある方は是非ご覧になってください。
CX-8 マイナーチェンジ(2018年11月)変更点・変更内容
マツダ「CX-8」は、2018年10月25日にマイナーチェンジ(商品改良)の予約受注を開始し、11月29日に発売されます。
変更内容は以下のとおりです。
- 2.5Lガソリンエンジンモデルの追加(2WDのみ)
- 2.5Lガソリンターボエンジンモデルの追加(4WDのみ)
- ブレーキ制御を追加し、車両姿勢の安定と安心感のある動きを実現する「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC Plus)」の全車標準装備
- 「マツダ コネクト」が「Apple CarPlay」「Android Auto」の全車標準対応
- その他、外装や内装の質感向上
今回の商品改良の1番のポイントは、2.5Lガソリンエンジンモデルと「CX-5」でも設定された2.5Lガソリンターボエンジンモデルの追加ですね。
2.5Lガソリンターボモデルのスペックは「CX-5」と同じで、最高出力169kW〈230PS〉/4,250rpm、最大トルク420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000rpmという素晴らしいパワーを発揮します。最高出力に至っては、2.2Lディーゼルモデルの140kW〈190PS〉を上回っています。
ただ、燃費を重視する方からすると、燃費12.4km/L(WLTCモード)であるため、燃費15.8km/L(WLTCモード)の2.2Lディーゼルモデルの方が魅力的であるかもしれません。
価格も「25T PROACTIVE」は約374万円、「XD PROACTIVE」は2WDが約369万円、4WDが約393万円となっているので、2WDで良い方も2.2Lディーゼルモデルの方が魅力的であるかもしれません。
2.5Lガソリン NAモデルのスペックも「CX-5」と同じで、2.5Lガソリンターボモデルとの価格差は50万円程度です。
その他にも、「CX-5」同様に「G-ベクタリング コントロール プラス」も追加されました。
新型 CX-4 日本導入情報
2016年6月に中国市場専売車として発売されたマツダ「CX-4」が日本にも導入されるという噂があります。
「CX-4」の開発コンセプトは「エクスプローリング・クーペ」で、ボディサイズは全長4,633mm、全幅1,840mm、全高1,535mm、ホイールベース2,700mmとなっています。
「CX-5」をベースとしていますが、全長は88mm長く、全高は155mm低くなっています。全高はマツダで最も小型のSUV「CX-3」よりも低く、全長は「CX-5」と「CX-8」の間のサイズとなっており、かなり特徴的です。
中国市場では2.0Lと2.5Lのガソリンエンジンモデルだけで、ディーゼルエンジンモデルの設定はありませんが、日本に導入されるとなった場合は、2.2Lディーゼルターボエンジンモデルも追加されるでしょう。
まとめ
今回は、マツダ「CX-3」・「アテンザ」・「デミオ」・「CX-5」・「CX-8」・「CX-4」のモデルチェンジ情報をご紹介しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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