こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2020年7月16日に行われたレクサス「NX」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点、2020年7月22日に行われたレクサス「RX」のマイナーチェンジ(一部改良)による変更点をまとめてみました。
また、「NX」・「RX」のおすすめグレードは何なのか!?徹底検証してみました。
レクサス「NX」マイナーチェンジ(一部改良)の変更点
レクサス「NX」のマイナーチェンジ(一部改良)の変更点
まずは、2020年7月16日に行われたレクサス「NX」のマイナーチェンジ(一部改良)の変更点を、以下にまとめてみました。
- 「パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]」をオプション設定から標準装備に変更
- マルチメディアシステムがSmartDeviceLink、Apple CarPlay、Android Autoに対応
- 特別仕様車「“Spice & Chic”」、「“Cool & Bright”」を追加
※2020年1月9日に発売された特別仕様車「“Bronze Edition”」の販売終了
上記のとおり、一部改良の内容はかなり小ぶりなものとなっています。
人気のメーカーオプションだった「パーキングサポートブレーキ(静止物)[PKSB]」が標準装備となったことは嬉しいですが、その分価格も3万円前後上昇しています。
驚きなのは、一部改良に伴って2020年1月9日に発売された特別仕様車「“Bronze Edition”」が僅か半年程度で販売終了となったことです。
では、新たに追加された特別仕様車の内容を見てみましょう。
レクサス「NX」特別仕様車「“Spice & Chic”」の特別装備
特別仕様車「“Spice & Chic”」の特別装備は、以下のとおりです。
・ベース車:「NX300h“I package”」、「NX300“I package”」
- L texシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能・ヒーター付)
- シート・インパネ・ドアトリム(特別仕様車専用ブラック&クリムゾン・クリムゾンステッチ)
- シート(ブラック・特別仕様車専用ブロンズステッチ)
- オーナメントパネル(特別仕様車専用ブロンズフィルム)
- ステアリング・シフトブーツ・センターコンソール等(特別仕様車専用クリムゾンステッチ)
- インパネ・ステアリング・センターコンソール・ドアトリム等(特別仕様車専用ブロンズステッチ)
- インテリア[ルーフ/ピラー]カラー(ブラック)
- フロントロアバンパーモール(高輝度シルバー塗装)
- ドアミラー(ブラック塗装)&ドアミラー足元照明(特別仕様車専用)
- フェンダーアーチモール(カラード) ※ボディカラー同色
- 225/60R18タイヤ&アルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)
- ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)
- ブラインドスポットモニター[BSM]
- リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
上記の特別装備の中でも、元々「“I package”」に設定できなかった運転席・助手席ベンチレーション機能やハンズフリーパワーバックドアが標準装備されているのは嬉しいポイントです。
また、オプション設定であるブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラート、ダークメタリック塗装+切削光輝のアルミホイールが標準装備されているため、ベース車である「“I package”」との実質の価格差は45,500円となります。
※特別仕様車「“Spice & Chic”」:約552万円、「“I package”」:約548万円
そのため、特別仕様車「“Spice & Chic”」は”お得な特別仕様車”といえるのではないでしょうか。
ベース車である「“I package”」は、装備が充実しながら比較的お求めやすい価格設定となっている人気の中間グレードでしたので、そんなベース車よりお得な特別仕様車「“Spice & Chic”」は”おすすめグレード”であるといえます。
レクサス「NX」特別仕様車「“Cool & Bright”」の特別装備
特別仕様車「“Cool & Bright”」の特別装備は、以下のとおりです。
・ベース車:「NX300h“F SPORT”」、「NX300“F SPORT”」
- “F SPORT”専用本革シート(“F SPORT”専用ブラック・特別仕様車専用ブルーステッチ)
- シート・インパネ・ステアリング・センターコンソール・ドアトリム等(特別仕様車専用ブルーステッチ)
- フェンダーアーチモール(カラード) ※ボディカラー同色
- ドアミラー(ブラック塗装)&ドアミラー足元照明(特別仕様車専用)
- 225/60R18タイヤ&アルミホイール(ブラックスパッタリング)
- ブラインドスポットモニター[BSM]
- リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
先程の特別仕様車「“Spice & Chic”」と比較すると、特別装備の内容は少ない印象があります。
オプション装備であるブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラートを設定した場合、ベース車である「“F SPORT”」との実質の価格差は134,000円となります。
※特別仕様車「“Cool & Bright”」:約606万円、「“F SPORT”」:約593万円
価格差についても、先程の特別仕様車「“Spice & Chic”」と比較すると”かなり差がある”印象ですね。
特別仕様車専用の特別装備は魅力的なものの、”お得な特別仕様車”とはいえないでしょう。
レクサス「RX」マイナーチェンジ(一部改良)の変更点
2020年7月22日に行われたレクサス「RX」のマイナーチェンジ(一部改良)の変更点を、以下にまとめてみました。
- 「パーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)[PKSB]」、「ブラインドスポットモニター[BSM]」をオプション設定から標準装備に変更
- アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)をフロントセンターコンソールとラゲージルームに追加設定(オプション設定) ※RX450hL、RX450hのみ
上記のとおり、一部改良の内容はかなり小ぶりなものとなっています。
人気のメーカーオプションだった「パーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)[PKSB]」と「ブラインドスポットモニター[BSM]」が標準装備となったことは嬉しいですが、その分価格も11万円前後上昇しています。
また、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が追加設定されており、「プリウス」など昨今のトヨタ車の共通の流れとして、ハイブリッド車は災害時の非常用電源として役立つことを強調しています。
レクサス「NX」及び「RX」のおすすめグレード
ここまでレクサス「NX」、「RX」のマイナーチェンジ(一部改良)の変更点をご紹介してきましたが、各車のおすすめグレードは何なのか!?
「NX」は特別仕様車「“Spice & Chic”」がおすすめ!
レクサス「NX」は特別仕様車「“Spice & Chic”」がおすすめだと筆者は考えます。
エントリーグレードである「NX300h」及び「NX300」は、何れもエントリーグレードながら装備が充実しており、最もお得に「NX」を購入できるグレードではありますが、シートがファブリックシートというのは何とも残念です。
ファブリックシートにもメリットもありますが、やはり車内の質感は低下してしまいます。せっかくレクサス車を購入したのだがら革シートにしたいところでしょう。
その点、中間グレードの「“I package”」なら、合成皮革ではありますが本革に近い風合いと手触りを追求したL texシートですので、質感は一気に向上します。
そのため、「“I package”」が最もおすすめ!・・・だったのですが、前述の通り「“I package”」に設定できない運転席・助手席ベンチレーション機能やハンズフリーパワーバックドアが標準装備されていながら、価格差は5万円以下となっている特別仕様車「“Spice & Chic”」が最もお得でおすすめだといえます。
本革シートやスポーティな装備にこだわる方は「“version L”」や「“F SPORT”」という選択肢もありますが、その分価格も50万円程度上昇しますので、お得に購入したいなら特別仕様車「“Spice & Chic”」が良いでしょう。
「NX300h」と「NX300」のどちらが良いかという点について、走りは「NX300」の方が優れていますが燃費性能が悪く、使用燃料がハイオクという点も気になります。
その点「NX300h」は、「NX300」より燃費性能が5.0km/L程度優秀で、使用燃料もレギュラーとなっているため、購入時の諸費用がお得になることも合わせて考えれば、年間走行距離が8,000km程度でも10年使用すれば「NX300h」の方がお得になる可能性が高くなっています。
上記のことから、「NX300h」がおすすめです。
「RX」はエントリーグレードがおすすめ!
レクサス「RX」はエントリーグレードである「RX450h」及び「RX300」がおすすめだと筆者は考えます。
「RX450h」や「RX300」は、エントリーグレードながら装備が充実していますが、ファブリックシートである点、「NX」の「“I package”」に設定されていたLEDシーケンシャルターンシグナルランプやパワーイージーアクセスシステムが設定されていない点が気になります。
しかし、何れもオプションにより設定可能で、三眼フルLEDヘッドランプ、パノラミックビューモニター、本革シートを設定しても「“version L”」より約35万円安く購入できるのです。
※「RX450h」:約694万円、「RX450h“version L”」:約729万円
そのため、エントリーグレードである「RX450h」及び「RX300」が最もお得でおすすめだといえます。
セミアニリン仕上げの本革シートやスポーティな装備にこだわる方は「“version L”」や「“F SPORT”」という選択肢もありますが、その分価格も約35万円~約65万円程度上昇しますので、お得に購入したいならエントリーグレードが良いでしょう。
「RX450h」や「RX300」のどちらが良いかという点について、「RX」の場合「RX450h」と「RX300」の何れも使用燃料がハイオクとなっており、車両本体価格差も約87万円と大きくなっています。
「NX300h」と「NX300」の価格差が約65万円であることと比較しても、価格差が大きいことがわかります。
そのため、燃費性能は「RX450h」は「RX300」より3.0km/L程度優秀ではありますが、年間走行距離が8,000km程度なら10年使用しても価格差は埋まらないため、「RX300」の方がお得になる可能性が高くなっています。
年間走行距離が倍の16,000kmを超えるあたりから、「RX450h」の方がお得になる可能性がでてきます。
走りは、3.5Lハイブリッドを搭載した「RX450h」が300馬力を超える圧倒的なパワーを誇りますが、日本の道路では発揮できる場所も限られているでしょう。2.0Lターボの「RX300」も必要十分の加速性能があります。
上記のことから、「RX300」がおすすめです。
何れにしても、レクサス車はその他の国産車と比較すると高めです。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
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まとめ
今回は、レクサス「NX」・「RX」のマイナーチェンジ(一部改良)の変更点、おすすめグレードについてご紹介しました。
一部改良の内容は何れも小ぶりでしたが、「NX」についてはお得に購入できる特別仕様車が発売されましたので、その点は嬉しい限りですね。
SUVの購入を検討していた方は、これを機にレクサス「NX」と「RX」も検討してみては如何でしょうか。
もし「NX」と「RX」で迷う様なら、以下の記事で徹底比較していますので、是非参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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