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【最新】ヤリスクロス・カローラ(ツーリング・スポーツ)をオーナーが徹底比較!どっちが後悔しない!?

トヨタ カローラ ツーリング 外装 エクステリア車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2024年1月17日に一部改良が行われたトヨタ「ヤリスクロス」と、2022年10月3日に一部改良が行われたトヨタ「カローラ(ツーリング・スポーツ)」の違いを、「カローラツーリング」オーナーの筆者が徹底比較してみました。

 

同じトヨタで価格帯も近い両車。

そんな「ヤリスクロス」と「カローラ」のどっちを買った方が後悔しないのか!?

燃費性能・加速性能・安全性能・運転のしやすさ・エクステリア・インテリア・車内の広さ・価格など、徹底検証いたします。

 

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※掲載している「ヤリスクロス」の写真は「HYBRID Z」(ブラックマイカ)及び「HYBRID G」(ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ)、「カローラツーリング」の写真は「HYBRID W×B」(ホワイトパールクリスタルシャイン)です。

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ボディサイズ・運転のしやすさ・エクステリアの比較

ボディサイズ・運転のしやすさ


トヨタ「ヤリスクロス」公式HPより

トヨタ カローラ ツーリング 外装 エクステリア
ボディサイズについて、比較していきます。

・ヤリスクロス
全長(mm):4,180~4,200
全幅(mm):1,765
全高(mm):1,580~1,590
ホイールベース(mm):2,560
車両重量(kg):1,110~1,270
最小回転半径(m):5.3
最低地上高(mm):170

・カローラツーリング
全長(mm):4,495
全幅(mm):1,745
全高(mm):1,460
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,260~1,450
最小回転半径(m):5.0~5.3
最低地上高(mm):130

・カローラスポーツ
全長(mm):4,375
全幅(mm):1,790
全高(mm):1,460
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,350~1,400
最小回転半径(m):5.1~5.3
最低地上高(mm):135

 

■全長は「カローラ」の方が大きいけど、最小回転半径は「ヤリスクロス」の方が大きい
全長は「カローラツーリング」の方が最大31.5cm長く、全幅は「カローラスポーツ」の方が2.5cm大きく、ホイールベースも「カローラ」の方が8cm大きくなっていますが、最小回転半径は「ヤリスクロス」の方が最大30cmも大きくなっています。

そのため、「ヤリスクロス」の方がコンパクトで取り回しが良さそうに見えますが、「カローラ」の方が僅かに取り回しが良いといえます。

全幅についても、「カローラツーリング」と比較した場合は「ヤリスクロス」の方が2cm大きくなっています。

 

最も異なるのは全高と車両重量で、全高は「ヤリスクロス」の方が最大13cm高く、車両重量は「カローラ」の方が約200kgも重くなっています。

最低地上高はSUVである「ヤリスクロス」の方が最大で4cm余裕があります。

 

運転のしやすさ、視界の広さは「ヤリスクロス」の方が僅かに優れている印象ですが、そこまで大きな違いはありません。

一見「ヤリスクロス」の方がコンパクトで運転しやすそうに見えますが、上記のとおり最小回転半径や全幅に違いがあまりないため、大きな違いはありません。

 

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エクステリア

■ヤリスクロス:「HYBRID G」(ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ)
トヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリアトヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリアトヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリア

 

■カローラツーリング:「HYBRID W×B」(ホワイトパールクリスタルシャイン)
トヨタ カローラ ツーリング 外装 エクステリアトヨタ カローラ ツーリング 外装 エクステリアトヨタ カローラ ツーリング 外装 エクステリア
※「カローラツーリング」は2022年改良前、「ヤリスクロス」は2024年改良前の写真です。

「ヤリスクロス」のエクステリアデザインは、車名に「ヤリス」と付いていますが「ヤリス」とはフロントデザインが結構異なります。

フロントグリルが大きい「ヤリス」に対して、「ヤリスクロス」のフロントグリルは小さく、ヘッドランプもよりシャープになっています。

また、フロントフォグランプとは別に設定されている縦長のデイタイムランニングランプ(ターンランプ)や、ドア下モールディングの車名プレートが全車標準装備されている点も特徴的です。

リヤデザインは、リヤコンビネーションランプの形状など、比較的「ヤリス」と似たデザインになっています。

 

「カローラ」のエクステリアデザインは、「カローラツーリング」と「カローラスポーツ」とで異なり、「カローラツーリング」はフロントサイドが立体的なデザインとなっています。

また、リヤデザインも「カローラツーリング」は「カローラスポーツ」より樹脂バンパー部分の面積が小さくなっています。

フロントフォグランプについては何れも上位グレードでないと標準装備されませんが、「カローラスポーツ」と異なり、「カローラツーリング」の下位グレードは”穴を塞いだ”デザインとならない点が個人的には好印象です。

両車ともに、上位グレードであればドアミラーやアルミホイールがダークグレーメタリック塗装となります。

見た目は好みがあると思いますが、個人的には「カローラツーリング」が最も好みです。横から見た印象がスバル「レヴォーグ」の様にスポーティな印象でカッコいいです。

“C”マークが不評の様ですが、個人的にはそこまで気になりません(良いとも思いませんが)。

2022年の一部改良でフロントロアグリル、リヤバンパーロアのシルバー加飾の形状が変更となっています。

 

「ヤリスクロス」のエクステリアの質感は、ピラーの艶有り塗装やドアベルトモールディングのメッキ加飾などはないため、特別質感高い印象はなく、クラス標準的といった印象です。

「ヤリス」と比較すると、艶有り塗装部分が若干少なくなっていますが、大きな質感差があるわけではありません。

上位グレード「Z」と中間グレード「G」の質感差(装備差)は、「Z」のみに設定されている切削光輝のアルミホイール、ピアノブラックのアッパーグリル程度しかなく、それほど大きな違いはありません。

アッパーグリルの違いはよく見ないと分からないレベルなので、エクステリアの最大の違いはアルミホイールといえそうです。

アルミホイールのデザインは当然「Z」の方がカッコよくなっていますが、2インチもタイヤサイズが大きくなるためタイヤ代が4本で12,000円前後異なりますし、燃費性能にも影響してくるため、一長一短あると思います。

両グレードともにフォグランプはオプションとなっていますが、“フタ”がされている箇所がそれほど目立っていないこと、LEDヘッドランプが非常に明るいことを考慮すると、5万円前後のフォグランプをわざわざ設定する必要はないかと個人的には考えます。

 

中間グレード「G」で気になる点は、LEDヘッドランプ(約7万円)がオプション設定となっている点で、今どきハロゲンヘッドランプというのは軽自動車より劣る装備内容といえるでしょう。

そのため、LEDヘッドランプのオプション装備は必須だと考えます。

とはいえ、アルミホイールが全グレードでオプション設定となっている「ヤリス」よりは大分マシといえます。

「ヤリス」よりも上位グレードと中間グレードの質感差が少なくなっていることも好印象です。

 

「ヤリスクロス」は、2022年7月19日の一部改良にて新たに「Z”Adventure”」が追加されました。

「Z”Adventure”」は、「Z」にはないシルバー塗装の前後バンパー、ルーフレールが設定されることにより、“よりSUVらしい”力強いデザインとなっています。

 

「カローラ」のエクステリアの質感は、上位グレードであればフロントロアグリルやその周辺が艶有り塗装となっており、メッキ加飾も施されるため、質感高くなっています。

「カローラスポーツ」は、ドアウィンドゥフレームモールディングにメッキ加飾があり、センターピラーやリヤバンパーが艶有り塗装となっていますので、その点では「カローラスポーツ」の方が質感が高いといえます。

ただ、「カローラツーリング」も艶ありピラーの純正品をディーラーで装着することができるため、質感を向上させることが可能です。

カローラツーリングのセンターピラーガーニッシュをブラック艶有り塗装にしてみた
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何れにしても、「ヤリスクロス」より1クラス上である「カローラ」の方が質感高いことは間違いありません

ただ、上記は上位グレードに限った話で中間グレード以下だと質感が一気に落ちるため、「ヤリスクロス」との質感差が縮まります。

そのため、「カローラ」を購入するなら、エクステリアだけで比較しても最上位グレードがおすすめです。

 

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インテリア・居住性・ラゲッジスペースの比較

インテリア

■ヤリスクロス:「HYBRID Z」(合成皮革+ツィード調ファブリック[ダークブラウン])
※2024年1月17日改良前

トヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリアトヨタ ヤリスクロス 内装 インテリア

 

■ヤリスクロス:「HYBRID Z”Adventure”」(合成皮革[サドルタン])
※2024年1月17日改良後


トヨタ「ヤリスクロス」公式HPより

 

■カローラツーリング:「HYBRID W×B」
※2022年10月3日改良前
トヨタ カローラ ツーリング 内装 インテリアトヨタ カローラ ツーリング 内装 インテリアトヨタ カローラ ツーリング 内装 インテリアトヨタ カローラ ツーリング 内装 インテリア

 

■カローラツーリング:「HYBRID W×B」
※2022年10月3日改良後


トヨタ「カローラツーリング」公式HPより

「ヤリスクロス」のインテリアデザインは、エクステリアと異なり「ヤリス」とほとんど同じです。

ただ、メーターは2024年1月17日の改良で全グレード7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイに統一されたため、下位グレードで4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用している「ヤリス」とは異なります。

 

「カローラ」のインテリアデザインは、エクステリアと異なり「カローラツーリング」と「カローラスポーツ」で違いはほとんどありません。

最上位グレードなら10.5インチディスプレイオーディオ、12.3インチマルチインフォメーションディスプレイと、非常に先進的かつシンプルで水平基調なデザインとなっています。

2022年の改良でインチマルチインフォメーションディスプレイは完全にデジタルメーターとなり、ナビの地図表示もできるようになっています。

 

「ヤリスクロス」のインテリアの質感は「ヤリス」とほぼ同じで、従来のコンパクトカーと比較すると質感高くなっています。

しかし、「カローラ」の方が圧倒的に上質です。

「ヤリスクロス」は、従来設定されていなかったコンソールボックス付フロントソフトアームレストが2024年1月17日の改良で採用されていますが、上の写真のとおり「プリウス」や「カローラ」などCセグメントクラス以上のクルマに採用されている“ちゃんとした”センターアームレストとは異なり、収納スペースも限定的です。

インパネやドアトリムなどの質感も大きく異なりますが、センターコンソールボックスも「ヤリスクロス」と「カローラ」との大きな違いの1つです。

上記の点は、「ヤリスクロス」の欠点の1つといえます。

「ヤリス」についても、同時期に発売されたホンダ「フィット」と比較すると質感の低さが欠点の1つとなっていましたので、その点では「ヤリスクロス」も同様です。

 

「ヤリスクロス」の上位グレード「Z」と中間グレード「G」の質感差(装備差)は、シート表皮、パワーシート、シートヒーター程度で、「ヤリス」と比較するとそれほど多くはありません。

「Z」グレードは内装色によって見え方が異なりますが、「Z」と「G」に大きな質感差はありません。

「ヤリス」の場合、中間グレード以下だと“ヘッドレスト一体型のシート”となっており、今どき軽自動車でもスズキ「アルト」やダイハツ「ミライース」程度しかない非常に廉価な装備で、大きな欠点となっていました。

その点、「ヤリスクロス」はエントリーグレードを除きヘッドレストセパレート型のシートとなっているなど、「ヤリス」よりも上位グレードと中間グレードの差が少なくなっています。

 

「カローラ」のインテリアの質感は、最上位グレードであれば合成皮革+レザテックとなる「カローラツーリング」の方が質感が高いといえます。

「カローラスポーツ」はオプション設定で本革+メランジ調ファブリックを設定できますが、価格は約16万円と安いとはいえないため、比較的価格を抑えて質感を求めるなら「カローラツーリング」の方がおすすめです。

最上位グレードであれば、インパネ周辺も艶あり塗装や合成皮革が多く使用されており、樹脂部分が少なくなっています。

中間グレードとは、インパネ、ドアアームレスト、ドアトリム、センターコンソールボックスなど、結構質感が異なるため、「MAZDA3(マツダ3)」などと質感を同等にしたい場合は、最上位グレードがおすすめです。

筆者もシート表皮とインパネ周辺の違いが「W×B」グレードを選んだ最大の理由です。写真で見る以上に実際に見ると質感の差がかなり大きくなっています(筆者はディーラーさんにお願いして横並べにして検証しました)。

その他、インサイドドアハンドルが安っぽい塗装となっている点は少し残念です。

エクステリアと同様に、中間グレード以下とは質感差が大きいため、妥協せず最上位グレードを選択した方が無難で、後悔しないでしょう。

 

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居住性・ラゲッジスペース

■ヤリスクロス:「HYBRID G」

 

■カローラツーリング:「HYBRID W×B」
トヨタ カローラツーリング 荷室

ここからは、室内の広さを比較してみましょう。

 

室内長の比較

  • 「ヤリスクロス」:1,845mm
  • 「カローラ」:1,795mm

室内長は「ヤリスクロス」の方が+5.0cm広くなっています。

 

室内幅の比較

  • 「ヤリスクロス」:1,430mm
  • 「カローラ」:1,510mm

室内幅は「カローラ」の方が+8.0cm広くなっています。

 

室内高の比較

  • 「ヤリスクロス」:1,205mm
  • 「カローラツーリング」:1,160mm(カローラスポーツは1,155mm)

室内高は「ヤリスクロス」の方が最大+5.0cm高くなっています。

 

ラゲッジスペースの比較

  • 「ヤリスクロス」:390ℓ
  • 「カローラツーリング」:392ℓ
  • 「カローラスポーツ」:352ℓ

ラゲッジスペースは「カローラツーリング」の方が+2ℓ広くなっています。

 

車内の広さ比較 まとめ

室内の広さは上記の数値のとおり、室内幅やラゲッジスペースは「カローラ」が広くなっているものの、室内高は「ヤリスクロス」が広くなっています。

室内長は「ヤリスクロス」の方が広くなっていますが、後部座席の足元スペースは「カローラ」の方が広くなっています。

 

「ヤリスクロス」は同クラスのSUVと比較すると決して広い部類には入りませんが、「カローラ」より後部座席のの頭上スペースに余裕があります。

一方、室内幅は「カローラ」の方が広いため、後部座席に3人乗る場合は横幅に僅かにゆとりがあります。

何れにしても、両車ともに快適に乗車できるのは4人までで、大柄の人が乗車する場合は2人までとなるでしょう。

ただ、ファミリー世帯(前席に170cm前後の大人2人、後席に子ども)が使用する分には全く問題ありません。

 

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快適装備の比較


トヨタ「カローラスポーツ」公式HPより

ここからは、快適装備を比較してみましょう。

「ヤリスクロス」には、「カローラ」には無い以下の装備が搭載されています。

  • 運転席ターンチルトシート
  • 助手席シートアンダートレー
  • 4:2:4分割可倒式リヤシート(リヤセンターアームレスト付[ボトルホルダー2個付])
  • ハンズフリーパワーバックドア

 

「カローラ」には、「ヤリスクロス」には無い以下の装備が搭載されています。

  • センターコンソールボックス ※「ヤリスクロス」も小容量のコンソールボックスあり
  • 12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ(ヤリスクロスは7インチ)
  • 10.5インチディスプレイオーディオ(ヤリスクロスは8インチ)
  • 電動ランバーサポート(運転席) ※カローラスポーツ
  • シートバックポケット(運転席) ※カローラスポーツ
  • 左右独立温度コントロールフルオートエアコン ※カローラスポーツ
  • エアクリーンモニター
  • リア充電用USB端子2個

 

「ヤリスクロス」はハンズフリーパワーバックドアが採用されている点で魅力的でしょう。

ハンズフリーパワーバックドアはトヨタのコンパクトSUVでは初採用で、従来車よりも約2倍のスピードで開閉する最新仕様となっています。

 

一方「カローラ」は、電動ランバーサポート、左右独立温度コントロールフルオートエアコンなど、Cセグメントクラス以上のクルマに多く採用されている快適装備が豊富に設定されています。

センターコンソールボックスが設定されているため、快適性が高いだけでなくインテリアの質感差にも大きく影響しています。

2022年の改良で10.5インチディスプレイオーディオや12.3インチマルチインフォメーションディスプレイが採用され、メーターでナビの地図表示もできるようになっています。

その他、後席用の充電用USB端子2個がセンターコンソールボックス裏に設置されているため、利便性が高くなっています。

 

一時的に、コネクティッドサービスの内容やCD・DVDデッキ有無の違いがありましたが、2024年1月17日に行われた「ヤリスクロス」の一部改良で、コネクティッドサービスの内容は統一され、両車ともにCD・DVDデッキが設定できなくなっています。

 

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燃費性能の比較

トヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリア
※ヤリスクロス:「HYBRID Z」(ブラックマイカ)

 

燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。

補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。

  • WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
  • 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
  • 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
  • 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定

 

・ヤリスクロス

・1.5Lガソリン ※2WD、CVT
→19.8km/L(WLTCモード)
→14.92km/L(e燃費より)

・1.5Lハイブリッド ※2WD
→30.8km/L(WLTCモード)
→25.12km/L(e燃費より)

 

・カローラ

・1.5Lガソリン ※カローラ
→19.1km/L(WLTCモード)
→14.03km/L(e燃費より)

・2.0Lガソリン ※カローラスポーツ
→18.3km/L(WLTCモード)
→13.48km/L(e燃費より)

・1.8Lハイブリッド ※カローラスポーツ
→30.0km/L(WLTCモード)
→25.04km/L(e燃費より)

 

燃費性能を比較すると、ほとんど違いはありません。

カタログ燃費だと僅かに「ヤリスクロス」の方が優れていますが、実燃費だとほとんど差がないことが分かります。

ちなみに、筆者の「カローラツーリング HYBRID W×B」も実燃費25.0km/L程度なため、上記の数値とほぼ同じです。
※実燃費は季節によって異なります。

 

上記のとおり、燃費性能差はほとんどありませんでしたが、ハイブリッド車で比較すると「ヤリスクロス」は「カローラ」よりも自動車税が年5,500円安くなるため、維持費は「ヤリスクロス」の方が安くなります。
※「カローラツーリング」の1.5Lガソリン車と比較した場合、自動車税は同じです。

 

ちなみに、年間走行距離8,000km、ガソリン台160円だった場合の年間の維持費(燃料代+自動車税)は以下のとおりです。

  • 「ヤリスクロス」1.5Lガソリン車:85,790円+30,500円=116,290円
  • 「ヤリスクロス」1.5Lハイブリッド車:50,955円+30,500円=81,455円
  • 「カローラ」1.5Lガソリン車:91,233円+30,500円=121,733円
  • 「カローラ」2.0Lガソリン車:94,955円+36,000円=130,955円
  • 「カローラ」1.8Lハイブリッド車:51,118円+36,000円=87,118円

 

上記のとおり、ハイブリッド車で比較すると「ヤリスクロス」の方が6千円程度安く、ガソリン車で比較すると「ヤリスクロス」の方が5千円~1.5万円程度安くなります。

「ヤリス」の維持費の安さは圧倒的でしたが、「ヤリスクロス」と「カローラ」とでは、そこまで大きな差はありません。

また、両車ともにハイブリッド車はガソリン車より約3.5万円安いことが分かります。

当然、年間走行距離が多ければ、金額差はさらに開くことになります。

 

何れにしても、維持費は「ヤリスクロス ハイブリッド」が最も安くなるでしょう。

 

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加速性能・走行性能・乗り心地の比較

加速性能の比較

トヨタ カローラ ツーリング 外装 エクステリア
※カローラツーリング:「HYBRID W×B」(ホワイトパールクリスタルシャイン)2022年改良前の写真

 

エンジン性能について、比較していきます。

その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。

  • 出力:クルマの速さ
  • トルク:クルマの加速力

簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。

 

・ヤリスクロス

・1.5Lガソリン
→最高出力 88kW〈120PS〉/6,600rpm
→最大トルク 145N・m〈14.8kgf・m〉/4,800~5,200rpm

・1.5Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 67kW〈91PS〉/5,500rpm
→最大トルク 120N・m〈12.2kgf・m〉/3,800~4,800rpm
フロントモーター
→最高出力 59kW〈80PS〉
→最大トルク 141N・m〈14.4kgf・m〉
リヤモーター
→最高出力 3.9kW〈5.3PS〉
→最大トルク 52N・m〈5.3kgf・m〉

→システム最高出力 85kW〈116PS〉

 

・カローラ

・1.5Lガソリン ※カローラツーリング
→最高出力 88kW〈120PS〉/6,600rpm
→最大トルク 145N・m〈14.8kgf・m〉/4,800~5,200rpm

・2.0Lガソリン ※カローラスポーツ
→最高出力 125kW〈170PS〉/6,600rpm
→最大トルク 202N・m〈20.6kgf・m〉/4,900rpm

・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
フロントモーター
→最高出力 70kW〈95PS〉
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉
リヤモーター
→最高出力 30kW〈41PS〉
→最大トルク 84N・m〈8.6kgf・m〉

→システム最高出力 103kW〈140PS〉

 

「エンジン性能」を比較すると、スペック的には「カローラ」の方が優れていますが、「カローラ」は「ヤリスクロス」より車両重量が200kg前後重くなっています。

そのため、ハイブリッド車は「ヤリスクロス」の方が加速性能が僅かに軽やかです。

「カローラ」は2022年の改良で、第5世代1.8Lハイブリッドシステム、Direct Shift-CVTと組み合わせた2.0Lダイナミックフォースエンジンに変更されており、特に「カローラスポーツ」の2.0Lガソリン車は、“走りの楽しさ”という点では最も優れていると考えます。

一方、「カローラツーリング」のガソリン車は1.8Lから1.5Lにダウンサイジングされましたので、若干パワー不足感がある印象です。

あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は「カローラ」の1.8Lハイブリッド車が9.5秒前後、2.0Lガソリン車が8.5秒前後、1.5Lガソリン車が10秒台、「ヤリスクロス」の1.5L車ハイブリッド車が8.5秒前後、1.5L車ガソリン車が9.5秒前後となっています。

 

両車ともにスポーツモード(パワーモード)を使用すると発進時の加速性能が一気に高くなり、山道で使用するとアクセルレスポンスが早くなることで気持ちよく登ってくれますし、旋回も少しクイックに曲がってくれます。

踏み込んだ際の加速感もリニアで、スーッと加速する感覚があります。

 

走行性能の比較

「ヤリスクロス」のガソリン車には、「RAV4」にも採用されている4WDシステム「ダイナミックトルクコントロール4WD」や「マルチテレインセレクト」、「ダウンヒルアシストコントロール」などが採用されており、「RAV4」並の悪路走破性を誇ります。

「ヤリスクロス」のハイブリッド車には、「RAV4」と同じ「TRAILモード」や「SNOWモード」が採用されており、まさにコンパクト「RAV4」といった感じです。

ロードクリアランス的にも「ヤリスクロス」の方が最大4cm余裕があり、悪路走破性を高める装備も豊富に搭載されています。

そのため、悪路走破性は「ヤリスクロス」の方が優れているでしょう。

 

乗り心地の比較

「ヤリスクロス」の乗り心地は、「ヴィッツ」とは比べ物のならないほど良くなっています。

凹凸をキレイにいなして、コンパクトカークラス(Bセグメントクラス)のクルマとは思えない乗り心地となっています。

感覚的には一昔前のCセグメントクラスのクルマの乗り心地といった印象で、従来のコンパクトカーと比較すると圧勝であるといえます。

シートの座り心地も良く、通常のファブリックシートより合成皮革+ツィード調ファブリックシートの方が快適な印象です。

 

ただ、サスペンションの性能は、やはり1クラス上の「カローラ」の方が優秀です。

路面の凹凸による突き上げなどを感じにくく、同様にサスペンション性能が高いと感じたホンダ「シビック」と似たような印象です。

極端ですが、道路状況によってはスーッと進むので浮いている様な感覚です。

「カローラスポーツ」には唯一AVSを設定できるメリットがありますが、AVSがない「カローラツーリング」も非常に乗り心地が優れています。

ディーラーさん曰く「カローラスポーツ」より「カローラツーリング」の方がソフトな乗り心地になっているとのこと。

静粛性については、「ヤリスクロス」も静かで1クラス上な印象ではありましたが、「カローラ」には及ばない印象です。

また、カーブを曲がる際にかかる横Gや、ブレーキをかけた際にかかる前Gが抑えられている印象があります。

そのため、頭が振られにくく、疲れにくくなっています。

 

以上のことを総合して、乗り心地は「カローラ」の方が優秀でしょう。

ただ、2022年の改良で「カローラツーリング」のガソリン車はリヤサスペンションがトーションビームに変更されたため、「カローラ」の中では乗り心地が劣ります。

 

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安全性能の比較

トヨタ ヤリスクロス 内装 インテリア
※ヤリスクロス:「HYBRID G」2024年1月17日改良前

 

「カローラクロス」と「ヤリスクロス」の安全性能を比較してみましょう。

結論から書くと、安全性能は「ヤリスクロス」が優れています

発売当初は「ヤリスクロス」が「カローラクロス」を上回る安全性能となっていましたが、2022年に行われた「カローラ」の一部改良で逆転、2024年に行われた「ヤリスクロス」の一部改良で再逆転しています。

 

「ヤリスクロス」が優秀な点

  • パーキングサポートブレーキ(周囲静止物、後方歩行者)
    車両前後方のみならず側方に対しても衝突の危険性がある際は自動ブレーキが作動し、後退時に歩行者と接触する危険性が高い場合にも自動ブレーキも作動
  • トヨタ チームメイト[アドバンストパーク]
    従来のステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全操作を自動で行う駐車機能に、並列駐車時の前向き駐車、前向き出庫、バック出庫機能を追加
    スマートフォンを操作による駐車および出庫が可能なリモート機能を追加
  • パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)
    サイドクリアランスビュー、コーナリングビューなどクルマを透かしたような映像を表示できる
    さらに、自動表示する地点の登録、音声操作に対応
  • アダプティブハイビームシステム
    対向車や先行車を部分的に遮光する先進ライト

 

上記の中でも、「パノラミックビューモニター」を設定できる点が「ヤリスクロス」の魅力です。

「ヤリスクロス」の魅力というより、「カローラ」の欠点と言った方が正しいでしょう。

昨今の新型車で死角カメラを全く設定できないクルマは非常に珍しく、フロントやサイドカメラすら設定できないのは「カローラ」だけです。

 

一方の「カローラ」は、自動防眩インナーミラーが採用、ドライブレコーダーが標準装備されている点で優れています。

ちなみに、「ヤリスクロス」も以前の改良で「ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー」が採用されていたのですが、2024年1月の改良で廃止、防眩インナーミラーに格下げされています。

 

両車ともに安全性能はトップクラス!

比較すると「ヤリスクロス」の方が優れていた安全性能ですが、両車ともに2024年時点でトップクラスの安全性能となっており、安全性能が高いクルマが欲しい方には非常におすすめです。

 

具体的には、以下の点で優れています。

  • 自動ブレーキが交差点右左折時の隣接2レーンまで対向車、歩行者、自転車も検知可能(プリクラッシュセーフティ)※多くのクルマはハンドル操作中は自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある)
  • 自動ブレーキが交差点の出合い頭時にも作動する(プリクラッシュセーフティ)
  • 自動ブレーキに「緊急時操舵支援機能」が搭載されている(プリクラッシュセーフティ)
  • 歩行車や自転車が横断する場合や、側道に歩行者や自転車、駐車車両がいる場合、ステアリング操作やブレーキ操作支援による衝突を事前に抑制(プロアクティブドライビングアシスト)
  • 後側方から接近する車両を検知し、自動ブレーキが作動(パーキングサポートブレーキ[後方接近車両])
  • クルーズコントロールが作動中の全車速域で車線中央維持支援が可能、さらにステアリングの切り始めを検知し、速度を抑制(レーントレーシングアシスト)
  • レーントレーシングアシスト作動中にドライバーの無操作状態が続くとハザードランプやストップランプの点灯、ホーンを鳴らし、自車線内で停止、ドア解錠を行い、緊急車両の手配まで行う(ドライバー異常時対応システム)
  • 後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる(安心降車アシスト)
  • 信号が青に変わるとブザー音やディスプレイ表示でお知らせする(発進遅れ告知機能)
  • 赤信号を見落とし交差点に進入した場合、ディスプレイの点滅やブザー音で警告(ロードサインアシスト)

 

「ヤリスクロス」と「カローラ」の自動ブレーキは、交差点右左折時の隣接2レーンまで歩行者・自転車・対向車に対しても作動するようになっており、交差点の出合い頭時にも作動します。

交差点右左折時では自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある)多くのクルマよりも圧倒的に優れています

さらに、“衝突する可能性があるかもしれない”という状況を予測してステアリング操作やブレーキ操作を支援する「プロアクティブドライビングアシスト」も先進的で、この機能により事故を“もっと手前で”防いでくれます。

これらの機能は、新型「ノア」・「ヴォクシー」から採用されたもので、トヨタ「ハリアー」や「RAV4」には一部採用されていない機能も「ヤリスクロス」と「カローラ」には採用されています。
※交差点右左折時の自転車検知、交差点の出合い頭時の対応、プロアクティブドライビングアシストなど

「ヤリスクロス」と「カローラ」の自動ブレーキは、2024年時点でトップクラスの性能となっており、一部性能ではスバル「レヴォーグ」すら上回っています

 

もう1つ先進的なのは、高速運転支援です。

多くのクルマのアダプティブクルーズコントロール(レーダークルーズコントロール)は設定速度のままカーブを走行しようとするため、速度を自分で落とす必要がありましたが、「ヤリスクロス」と「カローラ」は自動的に速度が抑制されるようになっています。

また、2022年と2024年の改良で前方認識範囲を拡大したことで、無駄な加速・減速をなくせるようになっています。

そのため、レーダークルーズコントロールの利便性が大きく異なります。

さらに、「ヤリスクロス」と「カローラ」のレーントレーシングアシストは、カーブや車両などの回避動作に対応できるようになっており、使用中にドライバーの無操作状態が続くと緊急車両の手配まで行うドライバー異常時対応システムが採用されています。

これにより、“もしも”の際の安心感が優れているといえるでしょう。

 

降車時の安全性能も優れています。

「ヤリスクロス」と「カローラ」の「安心降車アシスト」は、「ブラインドスポットモニター」のセンサーを活用し後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる機能で、これにより降車時の事故を防ぐことにつながります。

 

その他、「ロードサインアシスト」や「発進遅れ告知機能」は赤信号の変化にも対応している点も、他車には採用例の少ない先進的な装備の1つです。

 

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価格の比較

トヨタ ヤリスクロス 外装 エクステリア
※ヤリスクロス:「HYBRID Z」(ブラックマイカ)

 

最後は、「カローラ」と「ヤリスクロス」の価格を比較してみましょう。

ヤリスクロスのおすすめグレード&価格

「ヤリスクロス」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「Z」(2WD)で約244万円、ハイブリッド車なら「HYBRID Z」(2WD)で約281万円です。

価格差は10万円程度ありますが、SUVらしいエクステリアにしたい方には、専用フロントバンパーとリアバンパー、そしてルーフレールが設定されることで“よりSUVらしい”力強いデザインになる「Z”Adventure”」がおすすめです。

 

オプションに、アクセサリーコンセント(約4.5万円)、ハンズフリーパワーバックドア(約7.7万円)、アドバンスト パーク+床下透過表示機能付パノラミックビューモニター(約5.5万円)、ディスプレイオーディオPlus(約6.1万円)、マット(約1.5万円)、合計25万円程度を設定すると、「Z」は約264万円「HYBRID Z」は約296万円となります。
※上記は値引き額が20万円だった場合の全込み価格です。

 

ちなみに、「HYBRID Z”Adventure”」(約293万円)に同様のオプション設定した場合の価格は、「HYBRID Z”Adventure”」が約307万円となります。
※上記は値引き額が20万円だった場合の全込み価格です。

 

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カローラのおすすめグレード&価格

「カローラ」のおすすめグレードは、ガソリン車なら「カローラスポーツ」の2.0Lガソリン車「G“Z”」で約264万円、ハイブリッド車なら「カローラツーリング」の「HYBRID W×B」で約285万円です。

理由は、ガソリン車なら「カローラツーリング」の1.5Lガソリン車より2.0Lガソリン車の方が加速性能に優れ、走りの楽しさが体感できるからです。パドルシフトを設定できるのも魅力です。

ハイブリッド車なら「カローラスポーツ」よりソフトな乗り心地で、シート表皮が合成皮革+レザテックが標準装備となっている「カローラツーリング」がおすすめです。

「カローラ」は最も安く購入できるメリットがありますが、荷室(ラゲッジスペース)の使い勝手は「カローラツーリング」が優れているため、「カローラツーリング」がおすすめです。

何れも最上位グレードと中間グレード以下で内外装の質感差が大きいため、購入後後悔しないためにも最上位グレードがおすすめです。

 

オプションに、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、パーキングサポートブレーキなどの安全装備、ディスプレイオーディオPlus、マット、合計約23~26万円足すと、「G“Z”」は約275万円「HYBRID W×B」は約290万円となります。
※上記は値引き額が33万円だった場合の全込み価格です。

 

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価格比較 結果

上記価格を比較すると、ガソリン車なら10万円程度「ヤリスクロス」の方が安くハイブリッド車なら5万円程度「カローラ」の方が安いとが分かります。

ちなみに、「カローラツーリング W×B」を選択した場合、価格は約260万円となるため、ガソリン車も5万円程度「カローラ」の方が安くなります

2024年1月の改良で「ヤリスクロス」の車両本体価格が20万円程度上昇したこと、「カローラ」の方が値引き額が引き出しやすいことが大きく影響しています。

値引き額によって上記の価格差は前後しますが、いずれにしても「ヤリスクロス」と「カローラ」はほとんど価格差がないと考えていいでしょう。

ただし、維持費は「ヤリスクロス」の方が安いため、維持費を含めて考えると「ヤリスクロス」の方が安くしやすいでしょう。

 

1番安くなるのは!?

「ヤリスクロス」のガソリン車とハイブリッド車の価格差は30万円程度です。

燃費性能が圧倒的に異なるため、年間走行距離が1万km程度であれば10年で10万円ほどハイブリッド車の方が安くなるでしょう。

5千km程度であれば逆に10万円程度ガソリン車の方が安くなるでしょう。
※燃料代140円で計算した場合

そのため、年間走行距離7,500km程度を基準に、上回る場合はハイブリッド車を、下回る場合はガソリン車を選択した方がお得になる可能性が高くなります。

ご自分の年間走行距離によって、お得になる方を選択しましょう。

リセールバリューはハイブリッド車の方が高くなるため、走行距離が極端に短い場合を除き、ハイブリッド車の方がお得になる可能性が高いと考えます。

 

また、発進時の加速性能や静粛性などを考慮しても、ハイブリッド車がおすすめだと考えます。

ハイブリッド車には自動駐車機能「アドバンストパーク」の他、災害時などに役立つアクセサリーコンセントが設定可能な点でもメリットがあります。

 

さらに安く、お得に購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

「ヤリスクロス」や「カローラ」に限った話ではありませんが、深刻な納期待ちが発生しており、半年で買えれば早い方といった異常事態に陥っています。

そのため、今「ヤリスクロス」や「カローラ」を購入するなら、納期待ちがほとんどない中古車が非常におすすめです。

“新車同様の中古車”なら、年式2023年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「ヤリスクロス HYBRID Z」が250万円で、「ヤリスクロス Z」なら205万円で買えるクルマもありますよ!

 

また、上記の価格は現在の車の買取価格を含めていません。

買取価格を最大限上げたい方、安心して現在の車を売りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

現在の車を少しでも高く売って、その資金を基に車を購入しましょう。

【車を高く売る方法】車の下取り価格を30万円以上アップさせるコツ!
車を少しでも高く売る方法をご紹介します。ディーラーで下取りに出すより、現在の車を30万円以上高く売ることも可能ですよ!

 

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【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!


車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。

しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。

さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!

上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!

また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。

 

■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。

中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。

さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。

  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
  • ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)

ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。

また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。

ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。

 

 

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また、個人情報も各社に流れてしまうためプライバシー保護の観点からみても良くありません。

上記のことから、一括査定サービスはあまりおすすめできません。

 

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まとめ

今回は、トヨタ「ヤリスクロス」とトヨタ「カローラ」の違いを徹底比較してみました。

 

「ヤリスクロス」と「カローラ」の比較結果を以下にまとめてみました。

  • 運転のしやすさ:引き分け
  • エクステリアやインテリアの質感:「カローラ」の圧勝
  • 車内の広さ:後部座席の頭上スペースは「ヤリスクロス」、足元スペースや横幅は「カローラ」が広い
  • 快適装備:引き分け(両車一長一短あり)
  • 燃費性能:僅かに「ヤリスクロス」が優秀
  • 加速性能:引き分け
  • 走行性能:悪路走破性は「ヤリスクロス」の圧勝
  • 乗り心地:「カローラ」が優秀
  • 安全性能:「ヤリスクロス」が優秀
  • 価格の安さ:価格差はほとんどない

 

上記のとおり、安全性能・悪路走破性の項目では「ヤリスクロス」が、質感・乗り心地の項目では「カローラ」が優秀でした。

どの項目を重視するかによりますが、質感や乗り心地などを重視しないのであれば「ヤリスクロス」がおすすめです。

何と言っても、流行りのSUVでパノラミックビューモニターを設定できるメリットは大きいでしょう。

 

ただ、質感や乗り心地を重視する方は「カローラ」がおすすめです。

「ヤリスクロス」は「カローラ」と同じ価格帯ながら質感が低く、質感を気にするユーザーにとっては大きなデメリットとなっています。

また、サイズが大きく見やすいディスプレイオーディオやメーターが搭載されている点も「カローラ」の大きな魅力です。

「カローラツーリング」と「カローラスポーツ」であれば、デザインやシート表皮などから「カローラツーリング」の方がおすすめです。

ただ、“走りの楽しさ”を重視するなら、2.0Lガソリン車の設定がある「カローラスポーツ」がおすすめです。

 

前述の通り、両車ともに安全性能は先進的かつ優秀で、価格など引き分け(僅かな差)となった項目が多く、どちらを購入しても大きく後悔することはないでしょう。

クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。

SUVが流行っているから何となくSUVにした、燃費性能が良いから何となくハイブリッド車にした、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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