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【最新】トヨタ「カローラ/ツーリング」とスバル「インプレッサ」の違いをオーナーが比較!どっちが買い!?

車の比較&試乗記

こんにちは!青空ひつじ(♂)です。

今回は、2022年10月3日に一部改良が行われたトヨタ「カローラ」及び「カローラツーリング」と、2021年12月16日のマイナーチェンジ(年次改良)にてF型となったスバル「インプレッサスポーツ」及び「インプレッサG4」を、エクステリア・インテリア・加速性能・燃費性能・車内の広さ・安全性能・価格など、各項目を徹底比較いたします。

果たしてどれほどの性能差があり、どっちが”買い”なのか!?

元「インプレッサ」オーナーで、現「カローラツーリング」オーナーである筆者が徹底検証いたします。

 

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■2020年4月12日追記
筆者はスバル「インプレッサスポーツ」からトヨタ「カローラツーリング」に乗り換えました!

「カローラツーリング」の良い点や気になる点、実燃費や価格、各装備の使用感などを大量の写真とともに紹介していますの。是非参考にしてみてください。

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※以降、「カローラ」及び「カローラツーリング」共通事項は「カローラ」と表記、「インプレッサスポーツ」及び「インプレッサG4」共通事項は「インプレッサ」を表記しています。

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ボディサイズ・エクステリアの比較



トヨタ「カローラツーリング」公式HPより
スバル「インプレッサ」公式HPより

ボディサイズ

・カローラツーリング
全長(mm):4,495
全幅(mm):1,745
全高(mm):1,460
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,260~1,450
最小回転半径(m):5.0~5.3
最低地上高(mm):130

・インプレッサスポーツ
全長(mm):4,475
全幅(mm):1,775
全高(mm):1,480~1,515
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,300~1,530
最小回転半径(m):5.3~5.4
最低地上高(mm):130~135

 

・カローラ
全長(mm):4,495
全幅(mm):1,745
全高(mm):1,435
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,230~1,440
最小回転半径(m):5.0~5.3
最低地上高(mm):130

・インプレッサG4
全長(mm):4,640
全幅(mm):1,775
全高(mm):1,455
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,300~1,400
最小回転半径(m):5.3
最低地上高(mm):130

 

「カローラ」と「インプレッサ」のボディサイズはそっくりですが、以下の点で異なります。

  • セダンなら「カローラ」の方が全長が14.5cm小さい
  • 全幅は「カローラ」の方が3cm小さい
  • 最小回転半径は「カローラ」の方が小さく、小回りがきく(最廉価グレードのみ)

 

「カローラ」は新型となりボディサイズの巨大化が一部で嘆かれていますが、「インプレッサ」と比較すると小さい印象です。特にセダンは全長が顕著に違います。

全幅もたった3cmではありますが小さくなっており、狭い道が多い日本では嬉しいところですね。

最小回転半径はエントリーグレードと中間グレードが5.0mとなっている「カローラ」の方が小さく、小回りがききます。

 

”運転のしやすさ”について、ほとんど差がない印象です。

私は、過去に「インプレッサスポーツ」を運転していましたが、今の「カローラツーリング」と比較しても、そこまで感覚は変わりません。

フルモデルチェンジにより両車少しずつ拡大していますが、共に運転のしやすい部類に入るでしょう。

 

エクステリア

エクステリアの質感については、両車ともに高級感などはそこまでなく、同レベルな印象です。

「カローラ」は、フロントロアグリルがブラック艶有り塗装になっていたり、上位グレードであればダークグレーメタリック塗装となるドアミラーやアルミホイールが上質です。

「インプレッサ」は最上位グレードであれば光輝ウィンドゥモールとなります。

「カローラ」は、フロントフォグランプが上位グレードでないと標準装備されませんが、「インプレッサ」は全車標準装備となっています。

同セグメントだと、フロントグリルやリアルーフスポイラー、リアバンパー、センターピラーなど、各場所にピアノブラック塗装が施されているマツダ「MAZDA3(マツダ3)」が、最も高級感がある印象です。

 

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インテリア・居住性・ラゲッジスペースの比較

インテリア


トヨタ「カローラツーリング」公式HPより

インテリアの質感について、まずシートを比較すると最上位グレードであれば合成皮革+レザテックとなる「カローラ」の方が質感が高いといえます。

その他はそこまで差はない様に感じましたが、両車ともに中間グレードとはインパネ、ドアアームレスト、ドアトリム、センターコンソールボックスなど結構質感が異なるため、質感が比較的高いのは最上位グレード(インプレッサなら2.0L車)のみといった感じです。

ちなみに、「カローラ」はインサイドドアハンドルが少し安っぽい印象です。

インサイドドアハンドルについては、シルバー金属調となる「インプレッサ」の方が上質です。

同セグメントだとエクステリア同様、革素材が多く用いられ、メッキ加飾も多く、安い素材がほとんど使用されていない「MAZDA3(マツダ3)」が最も高級感がある印象です。

8スピーカーのオーディオシステムの搭載など、すごい細かい所までこだわって造られているなと感じられます。

 

居住性・ラゲッジスペース


スバル「インプレッサ」公式HPより

室内長の比較

トヨタ「カローラ」:1,830mm
トヨタ「カローラツーリング」:1,795mm
スバル「インプレッサ」:2,085mm

「インプレッサ」の方が+25.5cm~29.0cm広い

室内幅の比較

トヨタ「カローラ」:1,510mm
スバル「インプレッサ」:1,520mm

「インプレッサ」の方が+1cm広い

室内高の比較

トヨタ「カローラ」:1,160mm
スバル「インプレッサ」:1,200mm

「インプレッサ」の方が+4cm高い

ラゲッジスペースの比較

トヨタ「カローラツーリング」:392ℓ
スバル「インプレッサスポーツ」:385ℓ(e-BOXER搭載車は340ℓ)

「カローラツーリング」の方が+7ℓ以上広い

 

トヨタ「カローラ」:429ℓ
スバル「インプレッサG4」:460ℓ

「インプレッサG4」の方が+31ℓ広い

車内の広さ比較 まとめ

室内の広さは上記の数値のとおり、「インプレッサ」の圧勝でしょう。

「インプレッサ」は他のCセグメント車と比較しても室内は広く、ファミリー向けの要素が強い印象です。

私も家族3人で使用していましたが、狭いと感じたことは少なかったです。

「カローラ」は比較的狭い部類に入りますが、圧迫感を感じるほど狭い印象はありません。

ただ、リヤドアの開閉度が狭く、室内高が低いため、小さい子どもを抱っこしての乗車や降車は「インプレッサ」より不便です。

ちなみに「カローラ」シリーズで最も狭いのは「カローラスポーツ」です。

 

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快適装備の比較

トヨタ「カローラツーリング」公式HPより

「カローラ」には、「インプレッサ」には無い以下の装備が搭載されています。

  • カラーヘッドアップディスプレイ
  • エアクリーンモニター
  • ナノイーX
  • ステアリングヒーター
  • ラゲッジ側面に設置された、引けば後部座席が倒れるレバー(ツーリングのみ)
  • コネクティッドサービス

 

「インプレッサ」には、「カローラ」には無い以下の装備が搭載されています。

  • 左右独立温度調整機能付フルオートエアコン
  • リバース連動ドアミラー
  • 運転席&助手席8ウェイパワーシート
  • 運転席シートポジションメモリー機能
  • ドアミラーメモリー機能
  • 集中ドアロック(オートドアロック・アンロック機能付)
  • 雨滴感知オートワイパー
  • 後席への荷物の置き忘れをブザー・画面表示でお知らせする「リヤシートリマインダー」
  • パドルシフト

 

「インプレッサ」は2019年10月のマイナーチェンジ(年次改良)にて、かなり快適装備が充実しました。

そのため、上記以降は「カローラ」と装備差が多くなっています。

特に、リバース連動ドアミラー、各種メモリー機能、集中ドアロックなどは普段使いで便利です。

パドルシフトがあるのも嬉しいです。
※カローラスポーツのガソリン車なら装備されていますが・・・

 

ただ、最大の違いは”コネクティッドサービス”になるでしょう。

コネクティッドサービスは、緊急車両の手配、ドアロックなどのクルマの状況確認や遠隔操作が行えるため、便利なだけでなく保険としても使用できます。

全車標準装備されたディスプレイオーディオにより、スマートフォンとの連携(Apple CarPlay、Android Auto)も可能です。

今後発売される新型車は、コネクティッドサービスの使用が当たり前になっていきますので、現時点で使用可能な「カローラ」の方が先進的であるといえます。

さらに、2022年の改良で常時最新の地図状態を維持できるコネクティッドナビ、エアコンの温度調整や窓の開閉が音声操作で可能なエージェント、月1,100円で無制限使い放題の車内Wi-Fi、スマホやスマートキーによりドライバー毎のメーター表示やディスプレイ表示などの設定を復元できるマイセッティングなど、便利なコネクティッドサービスが増えています。

10.5インチディスプレイオーディオや12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ(デジタルメーター)も採用されたため、先進装備では「カローラ」が大きく上回ります。

 

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燃費性能の比較


トヨタ「カローラ」公式HPより

燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。

※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。

  • WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
  • 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
  • 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
  • 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定

 

・カローラ

・1.5Lガソリン  ※「カローラ」
→19.4km/L(WLTCモード)
→15.63km/L(e燃費より)

・1.8Lハイブリッド ※「カローラ」2WD
→30.2km/L(WLTCモード)
→25.03km/L(e燃費より)

 

・インプレッサ

・1.6Lガソリン ※2WD
→14.1km/L(WLTCモード)
→13.17km/L(e燃費より)

・2.0Lガソリン ※2WD
→14.0km/L(WLTCモード)
→12.35km/L(e燃費より)

・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
→15.2km/L(WLTCモード)
→14.25km/L(e燃費より)

 

燃費性能は、「カローラ」のハイブリッド車が圧倒的に優秀でしょう。

「カローラ」のハイブリッド車は「インプレッサ」の約2倍良い燃費性能となっています。

また、ガソリン車(及びマイルドハイブリッド車)で比較しても、「カローラ」が勝ります。

改良前まで設定されていた1.8Lガソリン車は燃費性能が悪かったのですが、2022年の改良で追加された1.5Lガソリン車の燃費性能が非常に優れているため、燃費性能は全モデルで「カローラ」が上回る結果となりました。

ちなみに、燃費性能が2倍違うと、年間走行距離1万kmの場合で年間約6万円安くなることになります。

10年で60万円ですから、すごい差ですよね。

 

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エンジン性能・乗り心地の比較


スバル「インプレッサ」公式HPより

エンジン性能

エンジン性能について、比較していきます。

その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。

  • 出力:クルマの速さ
  • トルク:クルマの加速力

簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。

 

・カローラ

・1.5Lガソリン
→最高出力 88kW〈120PS〉/6,600rpm
→最大トルク 145N・m〈14.8kgf・m〉/4,800~5,200rpm

・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
フロントモーター
→最高出力 70kW〈95PS〉
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉
リヤモーター
→最高出力 30kW〈41PS〉
→最大トルク 84N・m〈8.6kgf・m〉

→システム最高出力 103kW〈140PS〉

 

・インプレッサ

・1.6Lガソリン
→最高出力 85kW〈115PS〉/6,200rpm
→最大トルク 148N・m〈15.1kgf・m〉/3,600rpm

・2.0Lガソリン
→最高出力 113kW〈154PS〉/6,000rpm
→最大トルク 196N・m〈20.0kgf・m〉/4,000rpm

・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,000rpm
→最大トルク 188N・m〈19.2kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 10kW〈13.6PS〉
→最大トルク 65N・m〈6.6kgf・m〉

 

あくまで参考値ですが、0-100km/h加速は何れも10秒~11秒前後といったイメージです。

ただ、「カローラ」は2022年の改良で、ハイブリッド車は第5世代1.8Lハイブリッドシステムに変更されたため、加速性能は大きく改善されています。

「カローラ」や「カローラツーリング」には残念ながら設定されていませんが、「カローラスポーツ」の2.0Lガソリン車は、“走りの楽しさ”という点では最も優れていると考えます。

一方、「カローラ」と「カローラツーリング」のガソリン車は1.8Lから1.5Lにダウンサイジングされましたので、若干パワー不足感がある印象です。

 

各ガソリン車は、決してトルクフルでパワーがあるという印象はありませんが、街乗りでパワー不足を感じることはないと思います。

ただ、上り坂や追い越し時はパワー不足を顕著に感じるため、その点では2.0Lガソリン車が最も余裕があります。

「インプレッサ」のe-BOXER搭載車はモーターによるアシストが加わりますが、その分車両重量が200kg重くなっているため、むしろ加速は重い印象があります。

発進時の加速性能は、モーターによるアシストがある「カローラ」のハイブリッド車が最も滑らかな印象です。

その後の加速感はガソリン車の方が面白さがある様に感じましたが、それほど大きな差は感じにくく、燃費性能の圧倒的な違いに勝るほどの差はない様に感じました。

上記より、加速性能の差はほぼないため、エンジン性能は引き分けとしておきます。

 

乗り心地

乗り心地は、「カローラ」の方が優れています

路面の凹凸による突き上げなどを感じにくく、同様にサスペンション性能が高いと感じたホンダ「シビック」と似たような印象です。

静粛性についても、「カローラ」の方が間違いなく静かです。

以上のことを総合して、乗り心地や静粛性は「カローラ」の方が優秀でしょう。

 

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安全性能の比較


トヨタ「カローラツーリング」公式HPより

安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。

カローラインプレッサ
アダプティブドライビングビーム
オートマチックハイビーム
発進遅れ告知機能先行車発進お知らせ機能
レーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラートツーリングアシスト、車線逸脱抑制、車線逸脱警報、ふらつき警報
ドライバー異常時対応システム
プロアクティブドライビングアシスト
プリクラッシュセーフティ[交差点右左折支援・低速時加速抑制機能・緊急時操操舵支援]プリクラッシュブレーキ
ドライブスタートコントロールAT誤発進(後進)抑制制御
プラスサポート(急アクセル時加速抑制)
パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)後退時ブレーキアシスト
ブラインドスポットモニタースバルリヤビークルディテクション
パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)スバルリヤビークルディテクション
 フロント&サイドビューモニター
安心降車アシスト 
ロードサインアシスト 
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能・カーブ速度抑制機能付)全車速追従機能付クルーズコントロール
ステアリング連動ヘッドランプ
ドライブレコーダー(前方)+録画機能付バックガイドモニター 
ソフトウェアアップデート 

上記のとおり、安全性能は「カローラ」の方が先進的で優れています

2022年の「カローラ」の改良までは大きな違いはありませんでしたが、2022年の改良で一気に大差がつきました。

具体的には、以下の点で優れています。

  • 自動ブレーキが最新で優秀
    交差点右左折時の隣接2レーンまでの対向車、歩行者、自転車に対しても衝突警報や自動ブレーキが作動、さらに交差点の出合い頭時にも自車速度5~60km/hと幅広く作動する国産車トップクラスの性能
    低速走行時にアクセルペダルを強く踏むと、出力を抑制、または弱いブレーキをかけて加速を抑制
    歩行者と衝突する可能性が高い際に自車線内に回避するスペースがある際、ドライバーの回避操作をアシスト、車線逸脱抑制に寄与
  • 後退時に後側方から接近する車両に対して、警告だけでなく自動ブレーキも作動する
  • 「プロアクティブドライビングアシスト」により、衝突のリスクを大幅に低減
    歩行車や自転車が横断する場合や、側道に歩行者や自転車、駐車車両がいる場合、ステアリング操作やブレーキ操作支援による衝突を事前に抑制
    先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏みかえ操作を軽減
  • 「安心降車アシスト」により降車時の安全性が高い
    後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる
  • 「ドライバー異常時対応システム」により、高速道路での“もしも”に備えられる
    レーントレーシングアシスト作動中にドライバーの無操作状態が続くとハザードランプやストップランプの点灯、ホーンを鳴らし、自車線内で停止、ドア解錠を行い、緊急車両の手配まで行う
  • レーダークルーズコントロールにカーブ速度抑制機能があるため、使い勝手が良い
    ステアリングの切り始めを検知し、速度を抑制
  • 赤信号の見落としや、赤信号への切り替わりをお知らせしてくれる
  • ドライブレコーダーが標準装備されている
  • ソフトウェアアップデートにより、Toyota Safety Senseに機能の追加や更新があった場合、DCM(通信)でアップデート

 

何と言っても、「カローラ」は自動ブレーキの性能が優れています

「インプレッサ」の自動ブレーキは、交差点右左折時では自動ブレーキが作動しない(しない可能性がある)レベルですが、「カローラ」は2022年の改良で交差点右左折時でも対向車や歩行者、自転車に対しても作動するようになっています。

また、低速時加速抑制機能、緊急時操舵支援が追加、交差点の出合い頭時にも対応できるようになっています。

さらに、“衝突する可能性があるかもしれない”という状況を予測してステアリング操作やブレーキ操作を支援する「プロアクティブドライビングアシスト」も先進的で、この機能により事故を“もっと手前で”防いでくれます。

これらの機能は、新型「ノア」・「ヴォクシー」から採用されたもので、トヨタ「ハリアー」や「RAV4」には一部採用されていない機能も「カローラ」には採用されています。
※交差点右左折時の自転車検知、交差点の出合い頭時の対応、プロアクティブドライビングアシストなど

「カローラ」の自動ブレーキは、2022年時点でトップクラスの性能となっており、一部性能ではスバル「レヴォーグ」すら上回っています

 

高速運転支援も優秀です。

「インプレッサ」のレーダークルーズコントロールは設定速度のままカーブを走行しようとするため、速度を自分で落とす必要がありましたが、今回の改良で自動的に速度が抑制されるようになっています。

また、前方認識範囲を拡大したことで無駄な加速・減速をなくせるようになっています。

そのため、レーダークルーズコントロールの利便性が大きく向上したといえます。

レーントレーシングアシストは、カーブや車両などの回避動作に対応できるようになっており、使用中にドライバーの無操作状態が続くと緊急車両の手配まで行うドライバー異常時対応システムが追加されています。

これにより、“もしも”の際の安心感が向上しています。

 

さらに、「カローラ」は降車時の安全性も高くなっています。

降車時の事故を予防する「安心降車アシスト」は、「ブラインドスポットモニター」のセンサーを活用し後方から接近する車両や自転車を検知して、降車乗員と衝突する危険性がある場合、ドアミラーインジケーターの点滅、ブザー音での警告、ディスプレイ表示などが行われる機能で、これにより降車時の事故を防ぐことにつながります。

 

また、地味に魅力的なのがToyota Safety Senseのソフトウェアアップデート機能の有無です。

これにより、購入後の一部改良などで安全装備が追加されても自動的にアップデートしてくれますので、改良前後での安全装備差が減少することになります。

 

そして、昨今のトヨタ車の流れを組んでいるのがドライブレコーダーの標準装備化です。

何と言っても最大のメリットは、購入後別途ドライブレコーダーを設置する必要がないことでしょう。

その他、ディスプレイオーディオで録画映像を確認できたり、スマートフォンに録画映像を転送して確認できたりできることもメリットでしょう。

画質は若干カクカクしているものの、証拠映像としては問題ないレベルだと考えます。

ただし、「カローラ」に採用されたドライブレコーダーは新型「シエンタ」などに採用されたものとは性能が異なります。

まず、前方のドライブレコーダーは新型「シエンタ」などと同じ車載カメラを使用したものですが、新型「シエンタ」などでは可能な駐車録画ができません

さらに、後方は専用のカメラを使用したものではなくバックガイドモニターを使用した簡易なものになっています。

新型「シエンタ」に採用されたドライブレコーダーですら、録画時間が100分と短い、衝撃を検知した後から録画が開始されるタイプなため衝突時の映像は録画できない、衝撃が軽い人や自転車との接触の場合は保存されない、などとなっているため、気になる方は結局別途ドライブレコーダーを設置することになります。

トヨタ車に採用が進んでいるドライブレコーダーの標準装備化ですが、性能や仕様が車種によってバラバラなため、注意が必要になっています。

 

上記のとおり、概ね「カローラ」の方が優れていますが、「インプレッサ」は先進ライト「アダプティブドライビングビーム」が搭載されている点で優れています。

また、スバル車は衝突安全性が優れていることも大きな魅力です。

その他、バックカメラ以外のカメラを一切設定できない「カローラ」と異なり、フロント&サイドビューモニターを設定できる点も魅力でしょう。

ただ、これは「インプレッサ」のメリットというより、「カローラ」の欠点という方が正しいでしょう。

昨今の新型車で死角カメラを全く設定できないクルマは非常に珍しく、フロントやサイドカメラすら設定できないのは「カローラ」だけです。

 

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価格の比較


スバル「インプレッサ」公式HPより

価格について、比較します。

 

カローラのおすすめグレード&価格

「カローラ」のおすすめグレードは、1.5Lガソリン車なら「W×B」(約245万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID W×B」(約280万円)です。

オプションに、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、パーキングサポートブレーキなどの安全装備、ディスプレイオーディオPlusを加えると、「W×B」が約267万円「HYBRID W×B」が約307万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+10~20万円程度の価格になります。

値引き額は、30万円程度でした。

 

カローラツーリングのおすすめグレード&価格

「カローラツーリング」のおすすめグレードは、1.5Lガソリン車なら「W×B」(約250万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID W×B」(約285万円)です。

オプションに、アクセサリーコンセント(ハイブリッド車のみ)、パーキングサポートブレーキなどの安全装備、ディスプレイオーディオPlusを加えると、「W×B」が約272万円「HYBRID W×B」が約312万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+10~20万円程度の価格になります。

値引き額は、33万円程度でした。

 

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インプレッサのおすすめグレード&価格

「インプレッサ」のおすすめグレードは、「1.6i-S EyeSight」(約224万円)、「2.0i-L EyeSight」(約224万円)です。

メーカーオプションの「アイサイトセイフティプラス」、ディーラーオプションのナビ、ETC、リアカメラ代等を加えると、1.6i-S EyeSight252万円2.0i-L EyeSight269万円となります。
上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+25万円程度の価格になります。

値引き額は、23万円程度でした。

 

価格比較 結果

上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で相殺されるでしょう。

「カローラ」及び「カローラツーリング」の1.5Lガソリン車、「インプレッサ」の1.6Lガソリン車を比較すると、「インプレッサ」の方が15~20万円程度安く、「インプレッサ」の2.0Lガソリン車と概ね同価格となっています。

最も高いのは「カローラ」及び「カローラツーリング」の1.8Lハイブリッド車で、「インプレッサ」より40万円以上高い価格となっています。

ちなみに、「カローラツーリング」よりも「カローラ」の方が5万円安く設定されています。

 

■最も安くなるのは?
最も安いガソリン車と、最も高いハイブリッド車の価格差が60万円程度ありますが、ハイブリッド車は税金関係で10万円程度お得になるため、実質価格差は50万円程度に縮まります。

燃費性能が2倍違いますので、年間走行距離が1万km程度であれば7年で差がなくなり、10年で逆に20万円ほどハイブリッド車の方が安くなります。逆に7千km未満であればガソリン車の方が安くなるでしょう。
※燃料代を160円で計算した場合

 

さらに安くお得に購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。

“新車同様の中古車”なら、年式2022年、走行距離10km未満、修復歴なしと好条件の「カローラツーリング HYBRID W×Bが約262万円で、「インプレッサ Advance」なら約250万円で買えるクルマもあります!

 

また、上記の価格は現在の車の買取価格を含めていません。

買取価格を最大限上げたい方、安心して現在の車を売りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

現在の車を少しでも高く売って、その資金を基に車を購入しましょう。

【車を高く売る方法】車の下取り価格を30万円以上アップさせるコツ!
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車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。

しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。

さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!

上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!

また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。

 

■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。

ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。

そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。

 

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  • 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
  • 納車後、100日以内であれば返品可能
  • ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)

ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。

特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。

その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。

 

■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。

また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。

ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。

 

 

気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!

※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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【PR】車の下取り価格を30万円以上アップさせるコツ!


新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。

しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を30万円以上高く売ることも可能です!

中古車買取サービスは、中古車の買取台数トップクラスのガリバー無料査定がおすすめです。

買取台数がトップクラスな理由は、高価買取実績サービスの良さ信頼性にあります。

中古車買取台数だけでなく中古車販売台数もトップクラスのガリバーは、まさに中古車業界の“トヨタ”的存在です。

 

■ガリバーが支持される理由、高価買取できる理由
中古車買取台数がトップクラスということは、多くの人がガリバーで愛車を売っていることになりますが、ガリバーが支持される理由、高価買取できる理由は、以下のとおりです。

  • 買取車両の在庫期間を短くする独自のシステムで、在庫管理コストを大幅に削減
  • 全国約550店の直接販売店舗とオークション会場、海外店舗による圧倒的な販売網で中間業者を挟まずに、マージンカットを実現し買取額に反映
  • ディーラーの下取りと異なり、オプションやアクセサリーを買取額にプラス評価!

 

■筆者の一括査定体験談
買取といえば一括査定というサービスもありますが、実際一括査定に登録してみたところ、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。

また、個人情報も各社に流れてしまうためプライバシー保護の観点からみても良くありません。

上記のことから、一括査定サービスはあまりおすすめできません。

 

■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のあるガリバーで無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。

高値がつけばガリバーでそのまま売ってしまっても良いですが、さらにガリバーで出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。

何れにしも、無料ですのでガリバーで査定を行うデメリットはほとんどありません。

査定時にお車の情報を入力する必要がありますが、45秒程度で行えるため簡単です。

もちろん、とりあえず査定するだけもOKです。

 

 

私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後にガリバーの無料査定を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。

私のような後悔をしないためにもガリバー無料査定を行い、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう

※愛車の査定金額は申込完了ページには表示されません。入力後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。

 

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まとめ

今回は、トヨタ「カローラ」とスバル「インプレッサ」を比較しながらご紹介しました。

 

「カローラ」と「インプレッサ」の比較結果を以下にまとめてみました。

  • 運転のしやすさ:引き分け
  • エクステリアやインテリアの質感:引き分け
  • 車内の広さ:「インプレッサ」の圧勝
  • 快適装備:普段使いで便利な機能が多いのは「インプレッサ」、先進的なのは「カローラ」
  • 燃費性能:「カローラ」の圧勝
  • エンジン性能:引き分け
  • 乗り心地:「カローラ」が優秀
  • 安全性能:「カローラ」が先進的で優秀
  • 価格の安さ:「インプレッサ」が15万円以上安い

 

「カローラ」の方が燃費性能は圧倒的に優秀で、安全性能も先進的で優秀、乗り心地に優れ、コネクティッドサービスなど先進装備が豊富でした。

「インプレッサ」の方が快適装備に普段使いで便利な機能が多く、車内は広さは圧倒的でした。そして何より安い!

どの部分を優先するかによりますが、「カローラ」がおすすめだと考えます。

理由は、実際筆者が「インプレッサスポーツ」の燃費性能の悪さと乗り心地に不満があったからです。

筆者は比較的走行距離が多いため、燃料代を気にせず走れる「カローラ」は魅力的であると考えます。

車内の狭さもそこまで不満を感じるレベルではありません。

ただ、死角カメラが設定できない点は非常に気になります。

「カローラ」シリーズの中では、横から見た印象がスバル「レヴォーグ」の様にスポーティな印象で格好良く、使い勝手が優れた「カローラツーリング」が最もおすすめです。

 

ただ、どの点を重視するかによって、どちらが良いかは変わってくると思います。

クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。

1番売れているから何となく選んだ、燃費性能が良いから何となくハイブリッド車にした、などのクルマ選びをしない様にしましょう。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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