こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2019年にフルモデルチェンジが行われるスバルのフラッグシップセダン、7代目新型「レガシィ B4」の最新情報をご紹介します。
アメリカでは2019年秋頃の発売ということですが、以下の記事のとおり日本では生産終了と発表されましたので、発売されない可能性が高くなっています。
また、現時点で分かっている6代目「レガシィ B4」との違い、変更点についても、ご紹介します。
スバル「レガシィ B4」とは
スバル「レガシィ B4」は、1989年から販売されている車で、2014年にフルモデルチェンジが行われ6代目となります。
5代目まではセダンタイプとステーションワゴンタイプの2タイプ設定されていましたが、6代目からステーションワゴンタイプがなくなり、セダンタイプだけとなりました。
ステーションワゴンは同2014年に「レヴォーグ」として発売されています。派生型としてSUVタイプの「レガシィ アウトバック」が存在します。
価格は、「LEGACY B4 B-SPORT」が約314万円、「LEGACY B4 Limited」が約330万円となっています。「LEGACY B4 Limited」となると、本革シートを採用するなど内外装の質感が高く設定されています。
6代目「レガシィ B4」のパワートレインは、2.5Lガソリンエンジンの1種類のみとなっています。
スペックは以下のとおりです。
→最高出力 129kW〈175PS〉/5,800rpm
→最大トルク 235N・m〈24.0kgf・m〉/4,000rpm
6代目「レガシィ B4」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,800
全幅(mm):1,840
全高(mm):1,500
ホイールベース(mm):2,750
車両重量(kg):1,540
最小回転半径(m):5.6
最低地上高(mm):150
7代目 新型「レガシィ B4」最新情報
2019年2月に開催されたシカゴオートショー2019にて、新型「レガシィ B4」が世界初公開されました。
外観はそこまで大きな変更はなく、先にフルモデルチェンジが行われた「インプレッサ」や「フォレスター」程度の少ない変更かと思われます。
6代目「レガシィ B4」からの変更点
新型「レガシィ B4」の主な変更点は以下のとおりです。
- 従来の2.5L水平対向4気筒エンジンを直噴化
- 新たに2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンを採用
- SUBARU GLOBAL PLATFORMを採用
- 大型の11.6インチディスプレイを初採用
- Apple CarPlay、Android Autoに対応
- 新型「フォレスター」で初採用された「ドライバーモニタリングシステム」を採用
- 最上級グレード「Touring」のシートに、タンカラーのナッパレザーをスバルとして初めて採用
- 最上級グレード「Touring」に、蒸し暑い日でも快適なシートベンチレーションを装備
- 2.4L直噴ターボエンジン車には、車内を素早く暖めるPTCヒーターを採用
- 上級グレード(Limited/Touring)に、運転席クッション座面長の調整機能を採用
- 「ツーリングアシスト」を採用
- フロントガラスにアイサイト作動状態を投影する「アイサイトアシストモニター」を採用
以上です。
上記はアメリカ仕様です。日本仕様で若干の変更が加えられる可能性があります。
2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジン
まず、驚きなのは、2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンの採用ではないでしょうか。
現行の2.5Lエンジンと新たに直噴化された2.5L直噴エンジン、そして2.4L直噴ターボエンジンのスペックを比較してみましょう。
・2.5L水平対向4気筒エンジン
→最高出力 129kW〈175PS〉/5,800rpm
→最大トルク 235N・m〈24.0kgf・m〉/4,000rpm
・2.5L水平対向4気筒直噴エンジン
→最高出力 136kW〈185PS〉/5,800rpm
→最大トルク 239N・m〈24.3kgf・m〉/4,400rpm
・2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジン
→最高出力 194kW〈264PS〉/5,600rpm
→最大トルク 376N・m〈38.3kgf・m〉/2,000~4,800rpm
直噴化されたことにより2.5Lエンジンもパワーアップされていますが、2.4L直噴ターボエンジンは比較にならないほど凄まじいパワーですね。
大型の11.6インチディスプレイ
そしてもう1つ注目ポイントなのが、大型11.6インチディスプレイの採用でしょう。
トヨタ「プリウス」にも同様の大型11.6インチディスプレイが採用されていますが、スバルも導入することになったようです。
Apple CarPlay、Android Autoにも対応しているようです。
その他、Wi-Fi hotspot やリモートエンジンスタートなどの機能があるようですが、日本仕様でも装備されるかどうかは不明です。
ボディサイズの変更
新型「レガシィ B4」のボディサイズは、以下のとおりです。
全長(mm):4,840(+40mm)
全幅(mm):1,840(変更なし)
全高(mm):1,500(変更なし)
ホイールベース(mm):2,750(変更なし)
最低地上高(mm):150(変更なし)
全長がプラス40mm伸びただけで、その他は6代目「レガシィ B4」から変更ありません。
駆動方式は、6代目「レガシィ B4」と同じ全車シンメトリカルAWDです。
「ドライバーモニタリングシステム」や「ツーリングアシスト」など
新型「レガシィ B4」は、スバルの先進安全装備「EyeSight」も強化されます。
ただ、今回の新型「レガシィ B4」から新たに導入される装備はなく、2018年に発売された新型「フォレスター」や「レヴォーグ」に装備されていたものが新型「レガシィ B4」にも装備される形になっています。
■ドライバーモニタリングシステム
「フォレスター」から装備された「ドライバーモニタリングシステム」とは、ドライバーの顔をカメラで認識してシートポジションやドアミラー角度を自動的に再現します。
前回イグニッションOFFした際のマルチファンクションディスプレイ表示や、メーターディスプレイ表示、エアコン設定も再現するほか、登録したドライバーごとの平均燃費も表示されます。
日産やマツダの居眠り運転や不注意運転を検知する機能は、ステアリング操作により判断するところを、「ドライバーモニタリングシステム」はカメラにより「目を閉じているか、顔の向きを前方から外れているか」を判断します。
その他、全車速追従機能付ACCと車線中央維持(全車速域)を組合せた「ツーリングアシスト」、フロントガラスにアイサイト作動状態を投影する「アイサイトアシストモニター」が新たに装備されます。
何れも「レヴォーグ」に既に装備されています。
動画で新型「レガシィ B4」を確認
以下にアメリカ仕様の新型「レガシィ B4」の動画を貼り付けておきます。全編英語ですが、エクステリアやインテリアなどを確認することができます。
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まとめ
今回は、2019年にフルモデルチェンジが行われる7代目新型「レガシィ B4」の最新情報をご紹介しました。
「インプレッサ」や「フォレスター」同様に、外観の変更は少なめでしたが、走りや乗り心地で大きな進化を遂げることは間違いないないでしょう!
また新しい情報が入りましたら、更新いたします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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