こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年11月28日にフルモデルチェンジが行われた新型日産「セレナ」、2022年5月26日にフルモデルチェンジが行われた新型ホンダ「ステップワゴン」、2022年1月13日にフルモデルチェンジが行われた新型トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」の実燃費、維持費(税金)を比較してみました
果たして、ミニバンで最も維持費が安いのはどのクルマなのか!?
※TOPの写真は、新型「ヴォクシー HYBRID S-G」
新型セレナ、ステップワゴン、ノア・ヴォクシーの実燃費・維持費
※ステップワゴン e:HEV SPADA
新型セレナ、ステップワゴン、ノア・ヴォクシーの実燃費
まずは、新型「セレナ」、「ステップワゴン」、「ノア」・「ヴォクシー」の実燃費からみていきましょう。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※以下はドライバーが投稿した実燃費の平均値となります。
■ハイブリッド車
- セレナ 1.4L e-POWER:14.46km/L(WLTCモード:20.6km/L)
- ステップワゴン 2.0L e:HEV:14.80km/L(WLTCモード:20.0km/L)
- ノア・ヴォクシー 1.8Lハイブリッド:16.02km/L(WLTCモード:23.4km/L)
■ガソリン車
- セレナ 2.0Lガソリン:9.86km/L(WLTCモード:13.4km/L)
- ステップワゴン 1.5Lガソリンターボ:10.55km/L(WLTCモード:13.9km/L)
- ノア・ヴォクシー 2.0Lガソリン:11.71km/L(WLTCモード:15.1km/L)
上記のとおり、WLTCモードでも実燃費でも、ハイブリッド車でもガソリン車でも、最も優れているのは新型「ノア」・「ヴォクシー」となっています。
ガソリン車もハイブリッド車も新型「セレナ」や「ステップワゴン」よりも1.0km/L~2.0km/L程度優れています。
次いで優れているのは新型「ステップワゴン」となっていますが、新型「セレナ」との差は限定的です。
ガソリン車の市街地モード(WLTCモード)に各車9.0km/L~11.0km/L程度となっているため、実燃費との差は限定的です。
一方、ハイブリッド車の市街地モード(WLTCモード)は各車19.0km/L~23.0km/L程度となっているため、実燃費との差は非常に大きくなっています。
ハイブリッド車オーナーの筆者としては、ハイブリッド車の実燃費は市街地モードに近い値になる印象があります。
そのため、ハイブリッド車は上記の数値よりもう少し良くできると考えています。
新型セレナ、ステップワゴン、ノア・ヴォクシーの維持費
次は、新型「セレナ」、「ステップワゴン」、「ノア」・「ヴォクシー」の維持費をみてみましょう。
前述の実燃費と自動車税を基に、ガソリン代が160円、年間走行距離が7,000kmの場合で算出します。
■ハイブリッド車
- セレナ 1.4L e-POWER:107,955円(ガソリン代77,455円+自動車税30,500円)
- ステップワゴン 2.0L e:HEV:111,676円(ガソリン代75,676円+自動車税36,000円)
- ノア・ヴォクシー 1.8Lハイブリッド:105,913円(ガソリン代69,913円+自動車税36,000円)
■ガソリン車
- セレナ 2.0Lガソリン:149,590円(ガソリン代113,590円+自動車税36,000円)
- ステップワゴン 1.5Lガソリンターボ:136,661円(ガソリン代106,161円+自動車税30,500円)
- ノア・ヴォクシー 2.0Lガソリン:131,645円(ガソリン代95,645円+自動車税36,000円)
上記のとおり、最も年間の維持費が安いのは新型「ノア」・「ヴォクシー」のハイブリッド車です。
ただ、次いで安い新型「セレナ」のe-POWER車との差は僅か2,041円です。
燃費性能で劣る新型「セレナ」のe-POWER車ですが、その点は自動車税の安さでカバーしています。
ガソリン車で最も年間の維持費が安いのは新型「ノア」・「ヴォクシー」です。
ガソリン代が唯一年間10万円を下回っています。
ガソリン車の場合、自動車税が安い新型「ステップワゴン」が「ノア」・「ヴォクシー」に次いで安くなっており、その差は5,016円となっています。
年間走行距離が3,000kmなど極端に少ない場合、新型「ノア」・「ヴォクシー」と「ステップワゴン」の維持費の差は1,000円を下回ります。
一方、新型「セレナ」の維持費は「ノア」・「ヴォクシー」より年間2万円近く高いなっています。
最も維持費が安い新型「ノア」・「ヴォクシー」のハイブリッド車と、新型「セレナ」のガソリン車を比較すると、年間5万円近い差があります。
加速性能も含め、新型「セレナ」のガソリン車は最も魅力のないパワートレインといえるかもしれません。

ハイブリッド車にしてもガソリン車にしても、燃費性能の優れているクルマは走行距離が多いほどコストメリットがあります。
そのため、年間走行距離が少ないユーザーは初期費用の安いガソリン車を選択するのもアリだと思います。
ちなみに、ガソリン車は高速域での燃費性能が最も優れており、ハイブリッド車との差が大きく縮まるため、高速道路の走行が多い場合はトータルコストでガソリン車の方が安くなる可能性もあるでしょう。
新型セレナ、ステップワゴン、ノア・ヴォクシーの見積もり額・値引き額
※セレナ ハイウェイスターV
最後に、新型「セレナ」、「ステップワゴン」、「ノア」・「ヴォクシー」の見積り額をみていきましょう。
新型セレナの乗り出し価格、値引き額
■e-POWER車
- X:約354万円
- XV:約386万円
- ハイウェイスターV:約405万円
- LUXION(ルキシオン):約470万円
■ガソリン車
- X:約324万円
- XV:約360万円
- ハイウェイスターV:約378万円
上記は、オプションに下位グレードならプラズマクラスター搭載オートエアコンやリヤオートエアコンのセットオプション、アラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーのセットオプション、中間グレードならNissanConnectナビゲーションシステムのセットオプション(プロパイロットパーキングなし)、全グレードにフロアカーペットを設定した場合の全込み価格です。
オプション総額は55万円前後となっています。
※LUXION(ルキシオン)はフロアカーペット代(約6.6万円)のみ
オプション総額が高い印象もありますが、先進装備が豊富で、セットオプション設定により高額になりやすいトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」よりは安めだといえます。
上記の他、メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
気になる値引き額は30万円でした。時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。

新型ノア・ヴォクシーの乗り出し価格、値引き額
■ハイブリッド車
- 「ノア G」:約390万円
- 「ノア Z」:約415万円
- 「ノア S-G」:約395万円
- 「ノア S-Z」:約425万円
- 「ヴォクシー S-G」:約400万円
- 「ヴォクシー S-Z」:約430万円
■ガソリン車
- 「ノア G」:約360万円
- 「ノア Z」:約390万円
- 「ノア S-G」:約367万円
- 「ノア S-Z」:約400万円
- 「ヴォクシー S-G」:約370万円
- 「ヴォクシー S-Z」:約405万円
上記は、アドバンストドライブやアドバンストパーク、アダプティブハイビームシステムなどの先進安全装備、ハンズフリースライドドアやパワーバックドア、オットマンなどの快適装備、ディスプレイオーディオPlus(10.5インチナビ)、マットなど、オプションをフルで設定した場合の価格です。
オプション総額は68万円~75万円と非常に高額になっています。
もちろん、ライバルのホンダ「ステップワゴン」や日産「セレナ」より高額です。
「ノア」・「ヴォクシー」は、先進装備が豊富に設定できる点は非常に魅力的ですが、セットオプション設定により価格が釣り上げられる点が大きな欠点だと考えます。
上記の他、メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
気になる値引き額は30万円でした。時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。

新型ステップワゴンの乗り出し価格、値引き額
■ハイブリッド車
- 「AIR(エアー)」:約359円
- 「SPADA(スパーダ)」:約385万円
- 「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアム ライン)」:約405万
■ガソリン車
- 「AIR(エアー)」:約328万円
- 「SPADA(スパーダ)」:約354万円
- 「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアム ライン)」:約380万
上記は、オプションに11.4インチHonda CONNECTナビ、マット、ETC車載器、を設定した場合の価格です。
オプション総額は39万円となっています。
先進装備が豊富で、セットオプション設定により高額になりやすいトヨタ「ノア」・「ヴォクシー」、「セレナ」と比較すると、オプション総額は安目だといえます。
上記の他、メンテナンスパックは毎年点検代を払うよりお得なため付けるべきかと思いますが、メンテナンスパックの価格は“先に払っているだけ”なため、上記の価格からは抜いています。
気になる値引き額は30万円でした。時期によってはもっと引き出すことも可能でしょう。
ただ、「ノア」・「ヴォクシー」や「セレナ」と比較すると、値引きが引き出しにくい印象があります。
とはいえ、先進安全装備が少ない分、価格の安さでは新型「ステップワゴン」が最も優れているといえるでしょう。

いずれにしても、全込み300万円以上、場合によっては500万円以上する価格となりますので、決して安いクルマではありません。
新型「セレナ」、「ステップワゴン」、「ノア」・「ヴォクシー」を少しでも安く、お得に購入したい方は“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
新車だと納車を半年から1年以上待たないといけない場合もありますが、中古車なら新車と異なり“すぐに納車される”ことも大きな魅力です。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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- 納車後、100日以内であれば返品可能
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まとめ
今回は、新型日産「セレナ」、新型ホンダ「ステップワゴン」、新型トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」の実燃費、維持費(税金)を比較してみました。
前述のとおり、維持費が最も安いのは新型「ノア」・「ヴォクシー」という結果でした。
昨今のトヨタ車は、燃費性能が他を圧倒するレベルとなっており、ミニバンに限らず燃費性能で選ぶならトヨタ車と言っても過言ではありません。
また、予防安全性能の分野でもトップクラスの性能となっており、安全性能を重視する場合でも「ノア」・「ヴォクシー」が最もおすすめだと考えます。
今回ご紹介した実燃費や維持費はあくまで参考値のため、乗り方次第で大きく変わります。
維持費が安いからと新型「ノア」・「ヴォクシー」のハイブリッド車を購入しても、急加速や急減速など燃費に悪い走りをしていると全く意味がありません。
燃費の良いクルマを購入して終わりではなく、燃費に良い走り方をして、少しでも維持費を安くなるよう心がけましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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