こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2018年6月26日に発売された新型トヨタ「カローラスポーツ」、2013年6月25日より日本で販売されている7代目フォルクスワーゲン「ゴルフ」の違いをご紹介します。
同じCセグメント車であり、1.2Lターボエンジン搭載モデルがあるなど、類似している点が多い「カローラスポーツ」と「ゴルフ」。走り、燃費性能、車内の広さ、安全性能、価格など、試乗した上で隅々まで徹底比較、評価(レビュー)してみました。
トヨタ カローラスポーツとは
カローラの歴史
トヨタ カローラは、1966年から販売されている歴史のある車です。
カローラといえば、セダンモデルのカローラ アクシオ、ワゴンモデルのカローラ フィールダーが以前よりありますが、ハッチバックモデルという意味では、2018年まで発売されていたオーリスの後継ということになります。
カローラブランドの顧客層の若返り、及び、日本では知名度が低く売上も低迷していたオーリスをカローラに統一、知名度UP&売上UPが狙いでしょう。
2019年9月17日に一部改良され、国内トヨタブランドとして初めて「ディスプレイオーディオ」(7インチ)が全車標準装備されています。その他詳細は以下の記事にまとめています。
世界一売れている車はトヨタ カローラ!
実は世界で最も販売されている車は、なんとトヨタ カローラ(約116万台)なんです!
※2017年情報
※2位ホンダ シビック(約83万台)、3位フォルクスワーゲン ゴルフ(約79万台)、4位トヨタ RAV4(約79万台)、5位ホンダ CR-V(約75万台)
世界的にSUV人気が高まっていますが、1位~3位を見ると、全てCセグメント車であることは、個人的には嬉しいですね。
コネクティッドサービスはこんなことができる!
コネクティッドサービスで一体何ができるかは、以下のとおりです。
- ボタン、またはエアバッグが作動すると自動的に専門オペレーターが警察や消防に取り次ぎ、迅速な緊急車両の手配を行う
- 車の状態をスマホから確認でき、ドアロックの締め忘れ等を確認でき、ドアロックやエンジン始動が可能
- 走行中でもステアリングの音声認識スイッチより、24時間365日オペレーターに接続、ナビの目的地設定や車の状態確認等が可能(※オプション「オペレーターサービス」)
- 盗難時など車両の位置追跡や警備員の派遣が可能(※オプション「マイカーサーチPlus」)
※車両の追跡や警備員の派遣を依頼する場合は、警察に被害届の提出が必要、また警備員は車両追跡のみで車両の確保は不可 - スマートフォンと連携し、ナビアプリや音声操作が可能な「SmartDeviceLink」、「Apple CarPlay」、「Android Auto」が使用可能
標準サービスは購入後5年間は無料で、6年目以降は3,300円/年(税抜)が必要です。2,200円/年(税抜)の「マイカーサーチPlus」を追加すれば車両追跡や緊急車両の手配などもできるので、保険として利用できます。
1.8Lハイブリッド車と1.2Lターボ車の違い
「カローラスポーツ」の1.8Lハイブリッド車と1.2Lターボ車の違いについて、エンジン以外の装備の違いは、以下のとおりです。
- 1.2Lターボ車の場合、「4WD」を選択できる
※1.8Lハイブリッド車は2WDのみ - 1.2Lターボ車の場合、「6MT」を選択できる
- 1.2Lターボ車の場合、「パドルシフト」が付いている
4WDやMTが選択できるのは1.2Lターボ車の良いところですね。個人的には、パドルシフトが1.2Lターボ車にしか付いていないのがとても残念ですね。
上記以外は1.8Lハイブリッド車と1.2Lターボ車で差はなく、同グレード(例えば「HYBRID G」と「G」)で同様の装備となっています。
”走り”について、1.8Lハイブリッド車と1.2Lターボ車を比較すると、発進時の加速性能は1.8Lハイブリッド車の方が滑らかな印象があります。モーターのアシストにより加速性能が向上しているものかと思います。ただ、その後の加速感は1.2Lターボ車の方がガソリン車特有の面白さがある様に感じましたが、それほど大きな差は感じにくく、燃費性能の圧倒的な違いに勝るほどの差はない様に感じました。
カローラスポーツの売れ筋&おすすめグレード
試乗時に売れ筋グレードを聞いたところ、1.2Lターボ車の場合「G“Z”」、1.8Lハイブリッド車の場合「HYBRID G“Z”」とのことでした。
1.2Lターボ車と1.8Lハイブリッド車のどちらが売れているか聞いたところ、やはり1.8Lハイブリッド車の方が売れているとのことでした。
おすすめグレードは、1.8Lハイブリッド車の「HYBRID G“Z”」です。ただ、「HYBRID G」は「HYBRID G“Z”」より燃費性能が僅かに優秀なため、維持費も含めて安くできます。質感より安さにこだわるのであれば「HYBRID G」もおすすめです。
フォルクスワーゲン ゴルフとは
ゴルフの歴史
フォルクスワーゲン「ゴルフ」は、1974年から販売されている歴史のあるCセグメント車です。
ちなみに同じく歴史のある車トヨタ「カローラ」は1966年から販売されています。
その後、6度のフルモデルチェンジを経て、2012年11月10日に7代目「ゴルフ」が発売され、日本でも2013年6月25日から販売が開始されています。
■ゴルフはモデルが豊富!
「ゴルフ」には、以下のとおり多くのモデルが設定されています。
2013年9月25日、スポーツモデル「ゴルフ GTI」が発売、
2014年1月6日、ステーションワゴンモデル「ゴルフ ヴァリアント」が発売、
2014年2月20日、レーシングを表す「R」を冠した最速モデル「ゴルフ R」が発売、
2015年5月16日、「ゴルフ R」のステーションワゴンモデル「ゴルフ R ヴァリアント」が発売、
2015年7月21日、「ゴルフ ヴァリアント」のクロスオーバーモデル「ゴルフ オールトラック」が発売、
2015年9月8日、プラグインハイブリッドモデル「ゴルフ GTE」が発売、
2017年10月19日、電気自動車「e-Golf」が発売
■お得な特別仕様車「Meister(マイスター)」が2019年6月4日に発売
2019年6月4日には、新規の安全装備「パークディスタンスコントロール」やレザーシートパッケージが標準装備され、従来の「Tech Edition」よりさらにお得な特別仕様車「Meister(マイスター)」が発売されています。
これまで「Tech Edition」1択だったところが、「Meister(マイスター)」1択になりそうです!
■2.0Lディーゼル車の追加!
日本仕様の「ゴルフ」にも21年ぶりにディーゼル車が追加されました。
ゴルフのおすすめグレード
2019年8月に追加されたディーゼル車の「TDI Comfortline Meister」が最もおすすめです。
理由は、軽油であるため燃料代も安く、燃費性能も優秀で、走りも優秀だからです。1.2L TSI搭載車より40万円程高いですが、維持費が安いため10年間でほぼ同額となるでしょう。
ガソリン車であれば、2019年6月4日に発売された特別仕様車「TSI Comfortline Meister」が最もおすすめです。
予算があれば、レザーシートとなり「TSI Highline Tech Edition」よりお得な「TSI Highline Meister」もおすすめです。
カローラスポーツ、ゴルフの比較
ボディサイズの比較
ボディサイズについて、比較していきます。
・カローラスポーツ
全長(mm):4,375
全幅(mm):1,790
全高(mm):1,460
ホイールベース(mm):2,640
車両重量(kg):1,310~1,400
最小回転半径(m):5.1~5.3
・ゴルフ
全長(mm):4,265
全幅(mm):1,800
全高(mm):1,480
ホイールベース(mm):2,635
車両重量(kg):1,240~1,430
最小回転半径(m):5.2
■ボディサイズに差はほとんどない
全長は11cm「カローラスポーツ」の方が大きく、全幅は1cm「ゴルフ」の方が大きく、全高は2cm「ゴルフ」の方が大きいです。最小回転半径は「カローラスポーツ」の「G“X”」と「G」の2WD車が最も小さい5.1mで、次いで「ゴルフ」の5.2m、「カローラスポーツの4WD車と「G“Z”」が最も大きい5.3mとなっています。
上記のとおり、全長以外にあまり差はありません。
■「ゴルフ」は車両重量が軽い
同じ1.2Lターボ車で比較すると、車両重量が70~110kg程度「カローラスポーツ」の方が重くなっています。加速性能についての詳細は後述していますが、「ゴルフ」の方が軽やかな加速性能がある様に感じた要因の1つになっていると思います。
■視界性能は共に良く、運転しやすい
「カローラスポーツ」・「ポロ」ともに試乗しましたが、両車ともに視界は良く、運転しやすいです。
どちらの方が運転しやすいかというのは決めかねますが、両車ともにCセグメント車の中でトップクラスの運転しやすさだと思います。他車でいうと、スバルの「インプレッサ」も運転しやすい部類に入ります。
■質感は「ゴルフ」の方が高い
エクステリアの質感は、両車そこまで変わらない印象があります。インテリアの質感は「カローラスポーツ」のインサイドドアハンドル周辺が安っぽい印象で、少し気になりました。その他は特別質感の低さを感じませんでしたが、「ゴルフ」の方がインテリアの質感が高い印象です。
「ゴルフ」で特徴的だったのはドアの軽さで、閉めたときの音が重厚感のある「ボンッ」という感じというより、「バンッ」という軽めな音でした。これはフォルクスワーゲン「ポロ」も同じでした。
燃費性能の比較
燃費性能は、JC08モード、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・カローラスポーツ
・1.2Lターボ
→19.6km/L(JC08モード)
→16.4km/L(WLTCモード)
→14.62km/L(e燃費より)
・1.8Lハイブリッド
→34.2km/L(JC08モード)
→30.0km/L(WLTCモード)
→20.94km/L(e燃費より)
・ゴルフ
・1.2L TSI
→19.1km/L(JC08モード)
→14.44km/L(e燃費より)
・1.4L TSI
→18.1km/L(JC08モード)
→13.74km/L(e燃費より)
・2.0L TDI
→18.9km/L(WLTCモード)
→17.39km/L(e燃費より)
「燃費性能」については、「カローラスポーツ」の方が優秀です。
ハイブリッド車があるため圧倒的に「カローラスポーツ」の方が優秀で、次点で「ゴルフ」のディーゼル車が優秀です。
同じ1.2Lターボ車で比較すると、「カローラスポーツ」の方が僅かに優秀です。「ゴルフ」は使用燃料がハイオクとなっているため、維持費を安くしたい場合は「カローラスポーツ」の方が良いでしょう。
また、「ゴルフ」のディーゼル車の場合、年1回程度尿素水溶液(AdBlue)の補充が必要になるため別途7,000円程度かかります。そのため、使用燃料が軽油で安いというメリットはあるものの、年間走行距離が多くないとお得感は少なくなります。
エンジン性能の比較
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・カローラスポーツ
・1.2Lターボ
→最高出力 85kW〈116PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 185N・m〈18.9kgf・m〉/1,500~4,000rpm
・1.8Lハイブリッド
エンジン
→最高出力 72kW〈98PS〉/5,200rpm
→最大トルク 142N・m〈14.5kgf・m〉/3,600rpm
モーター
→最高出力 53kW〈72.0PS〉
→最大トルク 163N・m〈16.6kgf・m〉
→システム最高出力 90kW〈122PS〉
・ゴルフ
・1.2L TSI
→最高出力 77kW〈105PS〉/4,500~5,500rpm
→最大トルク 175N・m〈17.8kgf・m〉/1,400~4,000rpm
・1.4L TSI
→最高出力 103kW〈140PS〉/4,500~6,000rpm
→最大トルク 250N・m〈25.5kgf・m〉/1,500~3,500rpm
・2.0L TDI
→最高出力 110kW〈150PS〉/3,500~4,000rpm
→最大トルク 340N・m〈34.7kgf・m〉/1,750~3,000rpm
「エンジン性能」について比較すると、「ゴルフ」の方が優秀です。
当然ですが、2.0L TDIエンジン、1.4L TSIエンジン搭載車の「ゴルフ」が最も鋭い加速性能があり”走りが楽しい”モデルとなっています。
同じ1.2Lターボ車で比較しても、車両重量の差とトランスミッションの違いから、「ゴルフ」の方が”走りの面白さ”で勝っているように感じました。特に高回転域での”走りの面白さ”が特徴的で、CVTにはないDSG特有の面白さなのかと思います。
“走りの面白さ”で選ぶなら「ゴルフ」でしょう。
乗り心地ついては、「カローラスポーツ」・「ゴルフ」ともに良かったです。
しかし静粛性は「ゴルフ」の方が優秀で、極端かもしれませんが、日産「リーフ」並の静かさだった様に感じました。「ゴルフ」の静粛性の高さはCセグメント車で間違いなくトップクラスです。
ちなみに「カローラスポーツ」の「AVS」(「COMFORT」や「SPORT S +」)も試してみましたが、サスペンションやステアリング制御の違いを通常の一般道で体感することは難しいと感じました。ディーラーさんも言っていましたが、中々違いを感じにくいです。
通常のサスペンションもかなり良いため、約11万円と高い「AVS」は個人的に不要だと思いました。
居住性(後部座席、ラゲッジスペース)の比較
居住性について、比較していきます。
トヨタ「カローラスポーツ」の室内長は1,795mm
フォルクスワーゲン「ゴルフ」の室内長は1,845mm
室内長で比較すると「ゴルフ」の方が広いです。
室内高で比較すると、「カローラスポーツ」が1,155mm、「ゴルフ」が1,195mmとなっていますので、室内高も「ゴルフ」の方が広いです。
試乗時した際、室内長の差はそれほど感じませんでしたが、室内高ついては「カローラスポーツ」方が天井が低く、若干圧迫感を感じました。
■ラゲッジスペース
ラゲッジスペースについて、比較します。
「カローラスポーツ」が352ℓ、「ゴルフ」が380ℓとなっており、ラゲッジスペースも「ゴルフ」の方が広いです。
全長が「ゴルフ」の方が短くなっているにも関わらず、「ゴルフ」の方が広いというのは素晴らしいですね。
■ドライビング装備、快適装備など
「カローラスポーツ」と「ゴルフ」の装備差を以下にまとめてみました。
- AVS(カローラスポーツのみ)
- カラーヘッドアップディスプレイ(カローラスポーツのみ)
- タイヤ空気圧警告灯(ゴルフのみ)
- スピーカー数(ゴルフは8個、カローラスポーツは6個)
- パワーシート[メモリー付き](ゴルフのみ)
- ドライビングプロファイル機能(ゴルフのみ)
- 後部座席用のエアコン吹出口(ゴルフのみ)
いくつか装備差がありますが、個人的には後部座席用のエアコン吹出口がある点で「ゴルフ」の方が好印象です。ちなみに「ドライビングプロファイル機能」とは「カローラスポーツ」の「ドライブモードセレクト」に近い機能なのかと思いますが、ACCなどのカスタマイズも可能な様です。詳細は以下の動画でご確認ください。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
カローラスポーツ | ゴルフ |
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) | アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付) |
レーントレーシングアシスト(車線中央走行支援) | レーンキープアシストシステム&渋滞時追従支援システム |
- | スタティックコーナリングライト |
- | ダイナミックコーナリングライト |
- | ダイナミックライトアシスト |
オートマチックハイビーム | - |
ブラインドスポットモニター | ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能) |
- | ドライバー疲労検知システム |
リヤクロストラフィックオートブレーキ | リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能) |
プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付) | プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応) |
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ) | パークディスタンスコントロール(衝突軽減ブレーキ機能付き) |
- | オプティカルパーキングシステム |
- | 駐車支援システム |
ドライブスタートコントロール | - |
先行車発進告知機能 | - |
ロードサインアシスト | - |
- | プロアクティブ・オキュパント・プロテクション |
- | ポストコリジョンブレーキシステム |
自動防眩インナーミラー | 自動防眩ルームミラー |
安全性能で比較すると、「カローラスポーツ」・「ゴルフ」ともに良い点があります。
「カローラスポーツ」は、自動ブレーキシステムが夜の歩行者や自転車も検知可能で、オートハイビームシステムがあり、踏み間違いや発進時の操作ミスによる衝突被害を軽減できる装備が設定されています。
また、「レーントレーシングアシスト(車線中央走行支援)」が全車速域に対応している点で優れています。スバルの「ツーリングアシスト」と同様の機能となっています。「ゴルフ」の渋滞時追従支援システムは60km/hまでの対応で、60km/h以上で作動するレーンキープアシストシステムは車線逸脱抑制機能となっています。
「ゴルフ」は、先進ライトの装備が多く、万が一衝突した際のエアバッグの効果を向上させる装備が設定されています。
また、駐車時にセンサーにより障害物との距離や位置をディスプレイに表示する「オプティカルパーキングシステム」や駐車支援システムなど、駐車時の安全装備も豊富です。
どちらが良いかは、どの機能を重視するかによって異なるかと思いますが、個人的には自動ブレーキの性能が良く、「レーントレーシングアシスト」がある「カローラスポーツ」の方が優秀かと思います。
価格の比較
価格について、比較します。
カローラスポーツのおすすめグレード&価格
「カローラスポーツ」のおすすめグレードは、1.2Lターボ車なら「G“Z”」(約257万円)、ハイブリッド車なら「HYBRID G“Z”」(約284万円)です。
メーカーオプションの9インチディスプレイ、ブラインドスポットモニターなどの安全装備、ディーラーオプションのナビキット、ETC代を加えると、「G“Z”」が約279万円、「HYBRID G“Z”」が約306万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
値引き額をディーラーで確認したところ、20万円程度でした。
ゴルフのおすすめグレード&価格
「ゴルフ」のおすすめグレードは、1.2Lターボ車なら「TSI Comfortline Meister」(約323万円)、1.4Lターボ車なら「TSI Highline Meister」(約374万円)、2.0Lディーゼル車なら「TDI Comfortline Meister」(約361万円)です。
「Meister」の場合、ナビゲーションシステムや安全装備が標準装備なため、絶対必要なオプションはありません。
そのため、「TSI Comfortline Meister」が約323万円、「TSI Highline Meister」が約374万円、「TDI Comfortline Meister」が約361万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
値引き額をディーラーで確認したところ、35万円程度でした。
価格比較 結果
上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。
値引き額は「ゴルフ」の方が高かったですが、値引き額を考慮しても「カローラスポーツ」の方が安いですね。
また、「カローラスポーツ」のハイブリッド車、「ゴルフ」のディーゼル車は購入時の諸費用がお得なため、ガソリン車より10万円程度お得になります。
維持費を含めて考えると「カローラスポーツ」のハイブリッド車が最も安く、次点も「カローラスポーツ」の1.2Lターボ車が安くなるでしょう。
さらに安く購入したい方は、”新車同様の中古車”も検討してみましょう。
【PR】車の下取り価格を25万円以上アップさせるコツ!
新車を購入する際、現在の車をディーラーで下取りに出す方も多いと思います。
しかし、中古車買取サービスを使用することで現在の車を25万円以上高く売ることも可能です!
中古車買取サービスは、他社買取業者より高い買取価格がつく楽天Car車買取がおすすめです。
■楽天Car車買取が高価買取できる理由
楽天Car車買取が高価買取できる理由は、楽天が主催するネットオークションに車を直接出品するため、中間コストをカットできることにあります。
そのため、ディーラーの下取りや他社買い取り業者より高い買取価格がつく可能性が高くなっているのです。
実際の高価買取実績は楽天Car車買取公式HPにて掲載しているため、気になる方は確認してみましょう。
■楽天グループが運営する車買取サービスのため安心
楽天Car車買取は、楽天グループの楽天カー株式会社のサービスとなっています。
2023年に発覚したビッグモーターの不正問題など、中古車業界を激震させる事件がありましたが、楽天カー株式会社は売上高が年間1兆円を超えるインターネット関連企業最大手の楽天グループの会社のため、安心感があるといえるでしょう。
■査定を受ける回数は1回のみ!個人情報が流れない!
楽天Car車買取は、いわゆる一括査定サービスと異なり、査定を受ける回数は1回のみとなっています。
私は一括査定サービスに登録した経験がありますが、各業者からの山の様なメールと電話が来て大変鬱陶しい思いをすることになりました。
個人情報も各社に流れてしまうため、プライバシー保護の観点からみても良くありません。
楽天Car車買取は、そういった心配は無用といえるでしょう。
また、査定までの全ての工程を楽天カー株式会社が担当するため、複数の業者と話をする必要はありません。
■楽天ポイントが最大5,000ポイントもらえる!
車の売却成立で1,000ポイント、さらにマイカー割のメンバー登録を行うと合計5,000ポイントが貰えます。
※進呈される最新のポイント数は楽天Car車買取公式HPにてご確認ください。
マイカー割は、お得なメルマガが届いたり、車関連のサービスでポイントが追加で貰えたり、車用品などに使えるクーポンが貰えるキャンペーンとなっているため、入って損はありません。
楽天ポイントは売却価格とは一切関係ありませんので、楽天で車を売るだけで5,000円貰えると言っても過言ではありません。
■あなたの愛車の価格を知り、さらに高く売りましょう!
高価買取実績のある楽天Car車買取で無料査定することにより、あなたの愛車が高く売れる可能性は大きく広がります。
高値がつけば楽天Car車買取でそのまま売ってしまっても良いですし、さらに楽天Car車買取で出された査定額を用いてディーラーで価格交渉の材料に使う手もあります。
私はスズキ「スペーシア カスタム」を売る際、ディーラーで下取りに出した後に楽天Car車買取を知り、「もっと高く売れたなぁ」と大変後悔しました。
私のような後悔をしないためにも楽天Car車買取に出品して、現在の車を少しでも高く売って、新しい車を安く買いましょう。
【PR】“新車同様の中古車”なら、新車より60万円以上安い!
車は基本的に新車で買うもの!私はずっとそう考えていました。
しかし、新古車・未使用車や走行距離1,000km程度の車は新車同様です。
さらに、モノによっては普通に新車を買う場合より60万円以上安く買えるケースも多数あります!
上記を考えると、新車購入を検討中の方は“新車同様の中古車を探してみる”という選択肢も大いにありだと思いませんか?!
また、中古車の場合は納期待ちが長い車と異なり、すぐに納車されます。人気車種の場合は納車に1年以上かかるケースがあることも考えると、魅力的ではないでしょうか。
■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
■中古車を買うなら中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめ!
中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、トヨタ「カローラスポーツ」とフォルクスワーゲン「ゴルフ7」の違いをご紹介しました。
- 圧倒的な燃費性能、優れた乗り心地、先進的な自動ブレーキ等の安全装備を備えた「カローラスポーツ」
- 走りの楽しさ、優れた静粛性、質感の高さや車内の広さなど、車としての基本性能が高い「ゴルフ7」
維持費を含めた金額面を重視すると「カローラスポーツ」が断然有利になりますが、車としての基本性能では「ゴルフ」の方が高いと感じました。
車を購入する優先順位やこだわりによって、どちらの車が良いかは変わってくると思います。
あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント