こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、2022年8月25日のマイナーチェンジ(年次改良)にてE型となったスバル「フォレスター」と、2021年12月16日のマイナーチェンジ(年次改良)にてF型となったスバル「SUBARU XV」の違いをまとめてみました。
同じスバルのSUVでどう異なるのか!?徹底比較、評価(レビュー)いたします。
スバル SUBARU XVとは
SUBARU XVの歴史
スバル「SUBARU XV」は、2010年から販売されているSUVです。
正確には、2010年当初は「インプレッサXV」という名称でした。
しかし、わずか約1年5ヶ月後の2011年10月で生産終了となります。
そして、2012年9月から「SUBARU XV」の名称での再デビューとなります。
現在の「SUBARU XV」と異なり、2代目「SUBARU XV」は、1.6L NAモデルは存在せず、2.0L NAモデルとマイルドハイブリッドモデルのみのグレード構成となっていました。
最新の3代目「SUBARU XV」が2017年5月24日に発売、2018年10月19日に「e-BOXER」を搭載したマイルドハイブリッド(2.0L)モデル「Advance」の発売となりました。
2018年10月のマイナーチェンジ(年次改良)にて、後退時自動ブレーキシステムの追加や「サイドビューモニター」の追加、「オートビークルホールド」の追加なども行われています。
2019年10月10日に行われたマイナーチェンジ(年次改良)により「ツーリングアシスト」の全車標準装備や2.0Lガソリン車の廃止、及びe-BOXER搭載車の拡大が行われました。
2020年9月4日、及び2021年12月16日のマイナーチェンジ(年次改良)による変更内容は、以下の記事にまとめています。
SUBARU XV おすすめグレード
「SUBARU XV」のおすすめグレードは、「2.0e-L EyeSight」です。
理由は、e-BOXER搭載車で比較すると、「2.0e-L EyeSight」と「2.0e-S EyeSight」及び「Advance」とはそこまで装備差はなく、かつ5~10万円程度安く購入できるからです。
また、1.6L車と比較すると、燃費性能差が実燃費で2.0km/L程度あるため、減税を考慮した価格差約24万円は10年間使用すると、ほぼ消滅する可能性が高いからです。
※年間走行距離1万km、燃料代140円で計算した場合
各グレード間の装備差や価格差は、上の記事にまとめています。
スバル フォレスターとは
フォレスターの歴史
スバル「フォレスター」は、1997年から販売されているSUVです。
5代目「フォレスター」の2.5Lガソリンエンジン搭載車が2018年7月19日に発売、遅れて2018年9月14日に2.0Lマイルドハイブリッド「e-BOXER」を搭載する「Advance」が発売されました。
5代目フォレスターは、5代目インプレッサより採用された新プラットフォームSGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)となり、操舵応答性と操縦安定性を飛躍的に向上しています。
2019年6月10日(B型)、2020年10月22日(C型)、2021年8月19日(D型)、2022年8月25日(E型)に行われたマイナーチェンジによる変更点は、以下の記事にまとめています。
フォレスター おすすめグレード
「フォレスター」のおすすめグレードは「SPORT」です。
理由は、加速性能が最も優れた“走りが楽しい”グレードながら、「STI Sport」より価格が27.5万円安いからです。
質感とコスパを重視するなら「Advance」、お得さを重視するなら「Touring」もおすすめです。
おすすめグレードの詳細は、以下の記事にまとめています。
スバルXV、フォレスターの比較
ボディサイズの比較
ボディサイズについて、比較していきます。
・SUBARU XV
全長(mm):4,485
全幅(mm):1,800
全高(mm):1,550
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1.6L車は1,410、「2.0e-L EyeSight」は1,530、「Advance」他は1,550
最小回転半径(m):5.4
最低地上高(mm):200
・フォレスター
全長(mm):4,640
全幅(mm):1,815
全高(mm):1,715(X-BREAKは1,730)
ホイールベース(mm):2,670
車両重量(kg):1,570~1,660
最小回転半径(m):5.4
最低地上高(mm):220
全長は14cm、全幅は1.5cm「SUBARU XV」の方が小さくなっています。
そのため、「フォレスター」だと大きすぎると感じる方は1回り小さい「SUBARU XV」の方が良いでしょう。
全高は「フォレスター」の方が16.5cm以上大きくなっています。
ホイールベースは全く同じで、同様に最小回転半径も全く同じです。
最低地上高は「フォレスター」の方が2cm高くなっています。
最低地上高や全高(室内高)を重視する方は「フォレスター」の方が良いでしょう。
最低地上高について補足しておくと、「SUBARU XV」は「フォレスター」より低くなっていますが、トヨタ「C-HR」の多くのグレードより6cm以上高く、ホンダ「ヴェゼル」より0.5cm前後高いなど、他社のSUVと比較すると高くなっています。
AWD性能でも高い評価のあるスバル車ですので、SUVとしての性能は「SUBARU XV」も「フォレスター」も共に高いといえます。
燃費性能の比較
燃費性能は、WLTCモード、ユーザーが投稿した実燃費を集計したe燃費の値にて比較します。
※実燃費は季節や使用環境により異なります。
※補足:WLTCモードとは
JC08モードはエンジンが温まった状態からの測定結果を75%、エンジンが冷えた状態からの測定結果を25%の比率で燃費を算出していました。WLTCモードでは、エンジンが冷えた状態からの測定結果のみを使用し、乗員や積載物の重量も考慮されることになり、これまでのJC08モードよりも実燃費値に近い条件となります。
- WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
- 市街地モード(WLTC-L):信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定
- 郊外モード(WLTC-M):信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定
- 高速道路モード(WLTC-H):高速道路等での走行を想定
・SUBARU XV
・1.6Lガソリン
→13.3km/L(WLTCモード)
→10.91km/L(e燃費より)
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
→15.0km/L(WLTCモード)
→13.51km/L(e燃費より)
・フォレスター
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
→14.0km/L(WLTCモード)
→11.91km/L(e燃費より)
・1.8Lターボ
→13.6km/L(WLTCモード)
→10.55km/L(e燃費より)
燃費性能を比較すると、両車共に全く同じマイルドハイブリッドシステム(e-BOXER)を搭載していますが、車両重量が僅かに軽い「SUBARU XV」の方が優秀です。
ガソリン車で比較すると、車両重量は「フォレスター」の方が160kg程度重くなっているのにも関わらず「フォレスター」の1.8Lターボ車の方が優れていることに驚きです。
ただ、その差は僅かなため、実燃費では大きな違いはないでしょう。
ちなみに、e-BOXER搭載車の場合およそ1.0km/L程度「SUBARU XV」の方が優秀ですが、1.0km/L優秀だと年間で1万円程度維持費が安くなります。
※年間走行距離1万km、燃料代140円の場合
エンジン性能の比較
エンジン性能について、比較していきます。
その前に「出力」と「トルク」の違いについて、簡単に説明します。
- 出力:クルマの速さ
- トルク:クルマの加速力
簡単に書くと、「最高出力」の値が高い車は速く走れる車で、「最大トルク」の値が高い車は加速が速い車ということですね。ただ、エンジンやモーターの特性、空力性能や車両重量などにより加速性能は全く異なりますので、単に”トルクの値が大きいから加速が速い”というわけではありません。
・SUBARU XV
・1.6Lガソリン
→最高出力 85kW〈115PS〉/6,200rpm
→最大トルク 148N・m〈15.1kgf・m〉/3,600rpm
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,000rpm
→最大トルク 188N・m〈19.2kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 10kW〈13.6PS〉
→最大トルク 65N・m〈6.6kgf・m〉
・フォレスター
・2.0Lマイルドハイブリッド(e-BOXER)
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,000rpm
→最大トルク 188N・m〈19.2kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 10kW〈13.6PS〉
→最大トルク 65N・m〈6.6kgf・m〉
・1.8Lターボ
→最高出力 130kW〈177PS〉/5,200~5,600rpm
→最大トルク 300N・m〈30.6kgf・m〉/1,600~3,600rpm
「エンジン性能」を比較すると、「フォレスター」の1.8Lターボ車が圧倒的に優秀です。
e-BOXER搭載車(2.0Lマイルドハイブリッド車)はモーターによるアシストが加わりますが、その分車両重量が1.6Lガソリン車より120kg以上も重くなっているため、加速性能は僅かに劣ります。
「SUBARU XV」と「フォレスター」のe-BOXER搭載車は全く同じスペックですが、車両重量が100kg程度軽い「SUBARU XV」の方が若干加速は有利でしょう。
「SUBARU XV」の1.6Lガソリン車とは200kg程度変わってくるため、「フォレスター」のe-BOXER搭載車が最も加速が重い印象です。
居住性(後部座席、ラゲッジスペース)の比較
居住性について、比較していきます。
スバル「SUBARU XV」の室内長は2,085mm
スバル「フォレスター」の室内長は2,140mm(「Advance」、「SPORT」、「STI Sport」は2,130mm)
上記の数値のとおり、「フォレスター」が比較的広いでしょう。
室内高で比較しても、「SUBARU XV」が1,200mm、「フォレスター」が1,275mmとなっていますので、「フォレスター」の方が頭上スペースに余裕があります。
■ラゲッジスペース
ラゲッジスペースについて、比較します。
「SUBARU XV」は385ℓ(e-BOXER搭載車は340ℓ)、「フォレスター」が520ℓ(e-BOXER搭載車は509ℓ)となっています。
ラゲッジスペースは、「フォレスター」の方が圧倒的に広いですね。
安全性能の比較
安全性能について、比較していきます。
下表に各車の安全装備を整理しています。同機能の装備を同行に示しています。
SUBARU XV | フォレスター |
アダプティブドライビングビーム | アレイ式アダプティブドライビングビーム |
警報&お知らせ機能 | 警報&お知らせ機能、青信号お知らせ機能 |
ツーリングアシスト、車線逸脱抑制 | ツーリングアシスト、車線逸脱抑制 |
プリクラッシュブレーキ | プリクラッシュブレーキ、緊急時プリクラッシュステアリング |
AT誤発進(後進)抑制制御 | AT誤発進(後進)抑制制御 |
後退時ブレーキアシスト | 後退時ブレーキアシスト |
スバルリヤビークルディテクション | スバルリヤビークルディテクション |
- | エマージェンシーレーンキープアシスト |
フロント&サイドビューモニター | フロント&サイドビューモニター |
- | スマートリヤビューミラー |
- | ドライバーモニタリングシステム(ジェスチャーコントロール機能付) |
全車速追従機能付クルーズコントロール | 全車速追従機能付クルーズコントロール |
ステアリング連動ヘッドランプ | ステアリング連動ヘッドランプ |
安全機能で比較すると、「フォレスター」が先進機能が多く優秀です。
何と言っても最大の違いは自動ブレーキの性能でしょう。
「フォレスター」の自動ブレーキの性能は、2022年時点で国産車トップクラスの性能となっています。
「フォレスター」の自動ブレーキは、右左折時の対向車と歩行者に対しても作動し、さらに自転車に対しても作動可能となっています。
自動ブレーキが右左折時の自転車に対しても作動可能なのは「レヴォーグ」や「レガシィ アウトバック」、「フォレスター」、2022年に発売された新型トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」など一部の車種のみです!
さらに、自動ブレーキでも回避できなかった場合はステアリングアシストを行い回避動作、及び自車線内から逸脱しない様に抑制する機能まで搭載されています。
自動ブレーキ以外だと、「青信号お知らせ機能」も他車にはない先進的な機能です。
先行車発進お知らせ機能は各車搭載が当たり前になっていますが、青信号をカメラで検知してお知らせする機能は「レヴォーグ」や「レガシィ アウトバック」、「フォレスター」、2022年に発売された新型トヨタ「ノア」・「ヴォクシー」など一部の車種にしか搭載されていません。
この機能のおかげで、青信号に気づかず後続車からクラクションを鳴らされることもなくなるでしょう。
その他、「ドライバーモニタリングシステム」も先進的な機能でしょう。
「ドライバーモニタリングシステム」は、居眠りや脇見を検知し注意を促してくれるため、疲労が溜まりやすい長距離ドライブ時などで安心です。
2019年10月のマイナーチェンジにて「SUBARU XV」にも「ツーリングアシスト」や「アダプティブドライビングビーム」が搭載され、一時は「フォレスター」との安全性能差は縮まっていましたが、「フォレスター」の2021年D型改良により、性能差は再拡大した形になっています。
価格の比較
価格について、比較します。
SUBARU XVのおすすめグレード&価格
「SUBARU XV」のおすすめグレードは、「1.6i-L EyeSight」(AWD/5人乗り)で約233万円、「2.0e-L EyeSight」(AWD/5人乗り)で約265万円です。
メーカーオプションのアイサイトセイフティプラス、ディーラーオプションのナビ、ETC、リアカメラ代等を加えると、「1.6i-L EyeSight」は約280万円、「2.0e-L EyeSight」は約310万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15~25万円程度の価格になります。
ちなみに、ディーラーで確認したところ、値引きは25万円程度でした。
フォレスターのおすすめグレード&価格
「フォレスター」のおすすめグレードは、「Touring」(AWD/5人乗り)で約299万円、「Advance」(AWD/5人乗り)で約323万円、「SPORT」(AWD/5人乗り)で約336万円です。
メーカーオプションのアイサイトセイフティプラス、さらにディーラーオプションのナビ、ETC、リアカメラ代等を約30~43万円足すと、「Touring」は約344万円、「Advance」は約354万円、「SPORT」は約366万円となります。
※上記の価格は税金などの諸費用を足していません。諸費用を足すと+15万円程度の価格になります。
ちなみに、ディーラーで確認したところ、値引きは30万円程度でした。
価格比較 結果
上記の価格は税金などの諸費用を足していませんが、値引き額で概ね相殺されるでしょう。e-BOXER搭載車は購入時の諸費用が減税されるため、5万円程お得に購入できます。
装備が比較的廉価な「1.6i-L EyeSight」を抜いて比較しても、「SUBARU XV」の方が35万円程安いという結果になりました。
燃費などの維持費を考えても「SUBARU XV」の方が有利なため、少しでも安く、お得に購入したいのなら「SUBARU XV」がおすすめであるといえます。
ちなみに、年間走行距離が8,000km程度なら、10年間使用した場合、「SUBARU XV」の1.6Lガソリン車とe-BOXER搭載車の価格差約20万円はちょうど相殺される形になります。
※減税により価格差は10万円程度減少、ガソリン代140円で計算した場合
そのため、年間走行距離8,000kmを基準に、多い場合はe-BOXER搭載車を、少ない場合は1.6Lガソリン車を選択した方が安くなるでしょう。
さらに安く、お得に購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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■中古車のメリット、デメリット
“新車同様の中古車”を買う場合のメリットは何といってもその「安さ」が魅力ですが、デメリットは「自分の付けたいオプションが選べない」という点でしょう。
ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、スバル「SUBARU XV」とスバル「フォレスター」を違いをご紹介しました。
価格は「SUBARU XV」の方が55万円程安いですが、安全性能や悪路走破性は「フォレスター」の方が高く、どちらの方が良いというのは、購入する方の優先順位やこだわりによって変わってくると思います。
あくまで個人的な見解ですが、2021年の改良で最新のエクステリアデザインになり、安全装備は先進的でトップクラスの内容に置き換わった「フォレスター」の方が魅力的な印象です。
ただ、「フォレスター」だと少しゴツい印象を受ける方は、スタイリッシュな「SUBARU XV」がおすすめです。見た目としては「SUBARU XV」の方が個人的に好印象です。
車は長く乗り続ける物です。あなたが最も欲しいと思った車を購入する様にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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