こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、国産ハイブリッド車の中で”走り”が良くて”燃費”も良い、そんな素晴らしい車をご紹介します。
■選定の基準
「走りが良い」の基準は、0-100km/h加速の数値が9秒を切る車とします。
「燃費が良い」の基準は、実燃費が16.0km/Lより優秀な車とします。
※0-100km/h加速の数値は、あくまで参考程度です。走行環境などにより異なります。
9秒を切るとした理由は、多くの普通車が10秒前後となっており、10秒前後が標準となるためです。
16.0km/Lとした理由は、ガソリン車の燃費性能の良い車が概ね16.0km/Lを上限としていたからです。
燃費性能の優秀な国産ハイブリッド車といえば真っ先にトヨタ車が思いつくと思いますが、トヨタのハイブリッド車の多くは0-100km/h加速が10~11秒台となっています。
では、どんな車が速いのか!?
”走り”と”燃費”を両立した車を購入したい方は、是非参考にしてみてください。
ホンダ「フィット」・「シャトル」・「グレイス」(1.5L i-DCD)
今回ご紹介する車の中で最も燃費性能が優秀な車であるホンダの1.5L「i-DCD」を搭載した「フィット」、「シャトル」、「グレイス」です。
「フィット」、「シャトル」、「グレイス」のスペックは以下のとおりです。
・燃費性能
・フィット ※2WD車
→37.2km/L(JC08モード)
→22.04km/L(e燃費より)
・シャトル ※2WD車
→34.4km/L(JC08モード)
→21.09km/L(e燃費より)
・グレイス ※2WD車
→34.8km/L(JC08モード)
→20.81km/L(e燃費より)
・エンジン性能
・フィット、シャトル、グレイス
エンジン
→最高出力 81kW〈110PS〉/6,000rpm
→最大トルク 134N・m〈13.7kgf・m〉/5,000rpm
モーター
→最高出力 22kW〈29.5PS〉/1,313~2,000rpm
→最大トルク 160N・m〈16.3kgf・m〉/0~1,313rpm
→システム最高出力 101kW〈137PS〉
・0-100km/h加速(参考値)
・フィット
→8.0秒
・シャトル
→8.4秒
・グレイス
→8.8秒
・価格帯
・フィット
→約170万円~約242万円
・シャトル
→約208万円~約263万円
・グレイス
→約198万円~約260万円
実燃費は3車とも20.0km/L以上という素晴らしい燃費性能、そして0-100km/h加速は3車とも9秒を切る素晴らしい加速性能を誇る「フィット」、「シャトル」、「グレイス」です。
実燃費や0-100km/h加速は3車で若干バラつきがありますが、使用環境により多少異なりますので概ね同じだといえます。
3車とも200万円前後から購入可能と、比較的安く設定されている点も良いですね。
3車ともトヨタ「アクア」や「ヴィッツ」や「カローラ」などの競合車が存在しますが、加速性能においては「フィット」、「シャトル」、「グレイス」に軍配が上がります。
同じ1.5L「i-DCD」を搭載した「フリード」は加速性能や燃費性能で「フィット」、「シャトル」、「グレイス」より劣ります。
「フィット」、「シャトル」、「グレイス」ともにコスパが良い車で、おすすめです。
ちなみに「フィット」は2019年にフルモデルチェンジが噂されており、「シャトル」は2019年5月10日にマイナーチェンジが行われます。
日産「ノート」(1.2L e-POWER)
モーターのみで走行する唯一のコンパクトカーであり(2019年上旬時点)、2018年最も売れた普通車として話題となった日産「ノート」。2018年9月にはさらに加速が優れた「e-POWER NISMO S」が追加発売されています。
「ノート」のスペックは以下のとおりです。
・燃費性能
→37.2km/L(JC08モード)
→21.05km/L(e燃費より)
※2WD車
・エンジン性能
・「e-POWER」
エンジン
→最高出力 58kW〈79PS〉/5,400rpm
→最大トルク 103N・m〈10.5kgf・m〉/3,600~5,200rpm
モーター
→最高出力 80kW〈109.0PS〉/3,008~10,000rpm
→最大トルク 254N・m〈25.9kgf・m〉/0~3,008rpm
・「e-POWER NISMO S」
エンジン
→最高出力 61kW〈83PS〉/6,000rpm
→最大トルク 103N・m〈10.5kgf・m〉/3,600~5,200rpm
モーター
→最高出力 100kW〈136.0PS〉/3,008~10,000rpm
→最大トルク 320N・m〈32.6kgf・m〉/0~3,008rpm
・0-100km/h加速(参考値)
→7.7秒
・価格帯
→約190万円~約294万円
「ノート」は同クラスのトヨタ「アクア」、「ヴィッツ」、ホンダ「フィット」と比べると燃費性能では劣るものの、加速性能がぶっちぎりで優れています。
車内の広さもトップクラスで、安全装備も充実していることも魅力の1つですね。
価格は「アクア」、「ヴィッツ」、「フィット」と比べと若干高くなりますが、それでもモーターによるぶっちぎりの加速性能はかなり魅力的です!
ちなみに、「e-POWER」の仕組みはホンダの「i-MMD」と同じ(というか簡素化した感じ)ですが、「i-MMD」より安く搭載できたことが大きな魅力です。
しかし、2019年にフルモデルチェンジされる噂されている次期「フィット」には、そんな「i-MMD」が搭載されると言われていますので、これは注目です!
ホンダ「ヴェゼル」(1.5L直噴 i-DCD)
直噴1.5Lエンジンとモーターのハイブリッドシステムを搭載したホンダ「ヴェゼル」。パワーは「フィット」、「シャトル」、「グレイス」を上回ります。
「ヴェゼル」のスペックは以下のとおりです。
・燃費性能
→27.0km/L(JC08モード)
→18.93km/L(e燃費より)
※2WD車
・エンジン性能
エンジン
→最高出力 97kW〈132PS〉/6,600rpm
→最大トルク 156N・m〈15.9kgf・m〉/4,600rpm
モーター
→最高出力 22kW〈29.5PS〉/1,313~2,000rpm
→最大トルク 160N・m〈16.3kgf・m〉/0~1,313rpm
→システム最高出力 112kW〈152PS〉
・0-100km/h加速(参考値)
→7.4秒
・価格帯
→約246万円~約281万円
「フィット」、「シャトル」、「グレイス」と比較すると、燃費性能や価格の安さでは勝てませんが、直噴化されたことによりパワーアップしており、ボディタイプも今流行りのSUVであることも魅力的です。
同クラスのコンパクトSUVと比較すると、燃費性能では劣る部分もありますが、加速性能はトップクラスです。
同じ直噴化された1.5L「i-DCD」を搭載した「ジェイド」は加速性能や燃費性能で「ヴェゼル」より劣ります。
2019年1月31日には「1.5L VTEC TURBOエンジン」を搭載したモデルも追加され、エンジンラインナップも面白くなった「ヴェゼル」。
見た目もカッコよくて、走りも良くて、燃費も良い!おすすめです!
ホンダ「CR-V」(2.0L i-MMD)
2モーター式ハイブリッド「i-MMD」を搭載し、2018年に復活したホンダ「CR-V」。
「CR-V」のスペックは以下のとおりです。
・燃費性能
→25.8km/L(JC08モード)
→21.2km/L(WLTCモード)
→18.36km/L(e燃費より)
※2WD車
・エンジン性能
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,200rpm
→最大トルク 175N・m〈17.8kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 135kW〈184PS〉/5,000~6,000rpm
→最大トルク 315N・m〈32.1kgf・m〉/0~2,000rpm
・0-100km/h加速(参考値)
→7.1秒
・価格帯
→約378万円~約436万円
「CR-V」は、同クラスのSUVとしては間違いなくトップクラスの加速性能と燃費性能です。さらに「CR-V」は乗り心地もかなり良くて、快適性も高くなっています。
車内の質感も良く、安全装備も充実していている点も魅力的です。
価格は若干高めなのが気になりますが、価格(予算)さえ見合えばおすすめの1台です。
今回はハイブリッド車のおすすめなのですが、「1.5L VTEC TURBOエンジン」を搭載したモデルの方が個人的にはおすすめです。
ホンダ「アコード」(2.0L i-MMD)
2モーター式ハイブリッド「i-MMD」を搭載した高級セダン、ホンダ「アコード」。
「アコード」のスペックは以下のとおりです。
・燃費性能
→31.6km/L(JC08モード)
→21.08km/L(e燃費より)
・エンジン性能
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,200rpm
→最大トルク 175N・m〈17.8kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 135kW〈184PS〉/5,000~6,000rpm
→最大トルク 315N・m〈32.1kgf・m〉/0~2,000rpm
・0-100km/h加速(参考値)
→7.1秒
・価格帯
→約385万円~約410万円
「アコード」は「CR-V」同様に優れた加速性能を誇り、燃費性能は高級セダンの中ではトップクラスです。
乗り心地や快適性も優れており、信号が変わるタイミングが分かる「信号情報活用運転支援システム」が搭載されているなど、他車にはない先進装備も備わっています。
しかし、「CR-V」同様に価格が高く、全長4,945mm、全幅1,850mmという大きいボディサイズが気になる方も多いかもしれません。
トヨタ「カムリ」と比べても価格がちょっと高いので、販売台数は月100台程度とあまり売れていません。
ただ、売れていないということは”個性”が出せるというメリットがあります。他の人とは違う高級セダンをご所望の方にはおすすめの1台です。
トヨタ「カムリ」(2.5L THS-II)
2017年7月にフルモデルチェンジが行われ、2018年8月にはスポーツグレード「WS」も追加発売された”走り”が良くて、”燃費”も良いトヨタのハイブリッド車「カムリ」。
「カムリ」のスペックは以下のとおりです。
・燃費性能
→33.4km/L(JC08モード)
→20.70km/L(e燃費より)
・エンジン性能
エンジン
→最高出力 131kW〈178PS〉/5,700rpm
→最大トルク 221N・m〈22.5kgf・m〉/3,600~5,200rpm
モーター
→最高出力 88kW〈120PS〉
→最大トルク 202N・m〈20.6kgf・m〉
→システム最高出力 155kW〈211PS〉
・0-100km/h加速(参考値)
→7.2秒
・価格帯
→約330万円~約434万円
「カムリ」はトヨタのハイブリッド車の中でも、走りと燃費を両立させた素晴らしいセダンです。
価格も約330万円から購入可能なので、トヨタ「クラウン」などと比べるとかなり安いですし、加速性能だって「クラウン」に負けていませんし、燃費性能だって「クラウン」より優秀です。
筆者は別に「クラウン」を目の敵にしているわけではありませんが(笑)、「クラウン」が「カムリ」の2倍以上売れている現状に「カムリも良い車ですよ!」と言いたいわけです。
安全装備や質感など、「クラウン」の方が優れている点もありますが、その分安い「カムリ」はコスパが良いスポーティなセダンです。
価格(予算)が許せば、若者にもおすすめしたいセダンです!
ホンダ「ステップワゴン」(2.0L i-MMD)
2017年9月に2モーター式ハイブリッド「i-MMD」を搭載したモデルが追加されたホンダ「ステップワゴン」。
「ステップワゴン」のスペックは以下のとおりです。
・燃費性能
→25.0km/L(JC08モード)
→20.0km/L(WLTCモード)
→17.52km/L(e燃費より)
・エンジン性能
エンジン
→最高出力 107kW〈145PS〉/6,200rpm
→最大トルク 175N・m〈17.8kgf・m〉/4,000rpm
モーター
→最高出力 135kW〈184PS〉/5,000~6,000rpm
→最大トルク 315N・m〈32.1kgf・m〉/0~2,000rpm
・0-100km/h加速(参考値)
→7.5秒
・価格帯
→約330万円~約400万円
「ステップワゴン」の加速性能はミニバンの中でトップクラスの速さです。燃費性能や車内の広さだって決して日産「セレナ」に負けていない素晴らしいミニバンです。
また、加速性能が優秀なのはハイブリッド車だけではなく、「1.5L VTEC TURBOエンジン」を搭載したモデルも、他の2.0Lガソリンモデルのミニバンと比較すると圧倒的に優秀なんです。
そんな素晴らしいスペックを誇る「ステップワゴン」!おすすめのミニバンです。
日産「セレナ」(1.2L e-POWER)
「e-POWER」モデルが追加されたことにより、2018年最も売れたミニバンとなった日産「セレナ」。
「セレナ」のスペックは以下のとおりです。
・燃費性能
→26.2km/L(JC08モード)
→18.26km/L(e燃費より)
・エンジン性能
エンジン
→最高出力 62kW〈84PS〉/6,000rpm
→最大トルク 103N・m〈10.5kgf・m〉/3,200~5,200rpm
モーター
→最高出力 100kW〈136PS〉
→最大トルク 320N・m〈32.6kgf・m〉
・0-100km/h加速(参考値)
→8.5秒
・価格帯
→約297万円~約340万円
「セレナ」の素晴らしい点は、モーターによる加速性能、トップクラスの燃費性能、トップクラスの車内の広さ、快適装備の多さ、そして全車速追従機能付ACCと車線中央維持(全車速域)を組合せた「プロパイロット」の搭載ですね。
こうして良い点を挙げると、いかに「セレナ」が優れた点が多いかが分かります。
ミニバン年間1位は伊達じゃない!買って後悔しないミニバン「セレナ」。おすすめです!!
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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中古車を買うなら、中古車販売台数トップクラスのガリバーがおすすめです。
中古車業界の最大手で、知名度も高く、信頼性が高いため安心です。
さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
■中古車は早いもの勝ち!非公開在庫もある!
中古車は基本的に1台限りのものですので、良い車も早く問い合せしないと売れてしまう可能性があります。
また、ガリバーでは毎日約500台の車を買取しており、まだネット上で公開されていない車(非公開在庫)もたくさんあります。
ガリバー 公式サイトに登録すれば、自分で検索するだけでは見つけられない”あなたに最適な車”をガリバーが探し出してくれます。さらに「非公開在庫」も優先的に紹介してもらえます。
気になった車、欲しい車がある方はガリバーに登録して探してもらいましょう!
※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、国産ハイブリッド車の中で”走り”が良くて、”燃費”も良い車をご紹介しました。
10車種中7車種がホンダ車という結果には、ホンダが走りも重視したハイブリッド車造りにこだわってきた結果かと思います。
日産の「e-POWER」の登場により加速性能が優秀なハイブリッド車の競争は盛り上がり、電気自動車が多く発売されれば、さらに面白くなりますね。
”走り”だけであればターボ車も優れていますが、”走り”と”燃費”を両立した車となればモーターの存在は必須です。
今後モーターの性能が向上し、”走り”と”燃費”を両立した車がドンドン登場してくれることを期待しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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