こんにちは!青空ひつじ(♂)です。
今回は、最新の国産車販売台数ランキングより、全込み200万円前後で購入できる比較的“価格が安い”クルマランキングをご紹介します。
※販売台数は、「自販連」と「全軽自協」の最新統計より集計したもの
あくまで“全込み200万円前後”なので、車両販売価格が250万円以上のクルマは当然として、200万円前半のクルマも全込みで250万円以上となるクルマ(トヨタ「カローラ」、日産「ノート」など)は対象外としています。
また、逆に150万円前後で購入できるダイハツ「ミラ」やスズキ「アルト」なども対象外としています。
“全込み200万円前後”となると、車種は軽自動車・コンパクトカー・コンパクトSUVに限定されます。
そんな比較的価格が安いクルマの中で”最も人気のあるクルマ”は何なのか!?
普通車の1位は意外な、あのクルマ!?
全込み200万円前後で買えるクルマランキング
最新の全込み200万円前後で購入できる価格が安いクルマランキングは、以下のとおりです。
順位 | 車種名 | メーカー名 | セグメント | 販売台数 |
1 | N-BOX | ホンダ | 軽自動車 | 18,591 |
2 | スペーシア | スズキ | 軽自動車 | 15,328 |
3 | タント | ダイハツ | 軽自動車 | 13,876 |
4 | ルーミー | トヨタ | コンパクトカー | 11,954 |
5 | ルークス | 日産 | 軽自動車 | 10,973 |
6 | ヤリスクロス | トヨタ | SUV | 10,485 |
7 | ヤリス | トヨタ | コンパクトカー | 10,074 |
8 | ムーヴ | ダイハツ | 軽自動車 | 9,758 |
9 | ハスラー | スズキ | 軽自動車 | 8,217 |
10 | ライズ | トヨタ | SUV | 7,901 |
11 | デイズ | 日産 | 軽自動車 | 6,751 |
12 | フィット | ホンダ | コンパクトカー | 5,782 |
13 | ワゴンR | スズキ | 軽自動車 | 5,693 |
14 | タフト | ダイハツ | 軽自動車 | 5,580 |
15 | N-WGN | ホンダ | 軽自動車 | 5,206 |
16 | ソリオ | スズキ | コンパクトカー | 5,082 |
17 | ジムニー | スズキ | 軽自動車 | 4,138 |
18 | eK | 三菱 | 軽自動車 | 3,978 |
19 | アクア | トヨタ | コンパクトカー | 3,773 |
20 | パッソ | トヨタ | コンパクトカー | 3,006 |
21 | MAZDA2 | マツダ | コンパクトカー | 2,676 |
22 | ロッキー | ダイハツ | SUV | 2,152 |
23 | スイフト | スズキ | コンパクトカー | 1,952 |
24 | N-ONE | ホンダ | 軽自動車 | 1,916 |
25 | トール | ダイハツ | コンパクトカー | 1,689 |
上位25位の中で13車種が軽自動車となっており、日本では軽自動車が圧倒的に人気なことがわかります。
普通車のみのランキングが見たい方は、次項を確認ください。
もはや当たり前になっていますが、最も人気が高いクルマはホンダ「N-BOX」です。
いかなる新型車が発売されても、「N-BOX」の1位は揺らぎません。
2021年12月16日の一部改良で電子制御パーキングブレーキが採用され、もはや無敵状態といえます。
また、スズキ「スペーシア」の人気も衰えることがなく、ダイハツ「タント」や日産「ルークス」のフルモデルチェンジがあっても「N-BOX」に次ぐ人気をキープしています。
「スペーシア」は先進装備ではライバル車より劣るものの、維持費の安さや車内の広さ、価格の安さが魅力です。
「スペーシア」に一歩及ばない「タント」ですが、2021年9月21日の一部改良で電動パーキングブレーキが搭載されるなど、より魅力的になりました。
「スペーシア」は、スズキ「ワゴンRスマイル」に一部販売台数を取られている状況になっているため、それも相まって「スペーシア」を逆転する可能性も出てきています。
軽スーパーハイトワゴンだと「ルークス」の追い上げも凄まじく、「タント」に迫る人気です。
「ルークス」は先進安全装備が最も搭載されている軽自動車となっており、安全性能が高いクルマが欲しい方には非常におすすめです。
軽トールワゴンの中だと一見ダイハツ「ムーヴ」が最も人気な様に見えますが、軽スーパーハイトワゴンの「ムーヴ キャンバス」との合算値のため、最も人気があるのはスズキ「ハスラー」であることがわかります。
「ハスラー」は、電動パーキングブレーキを搭載するなど先進装備が豊富なライバル車、ダイハツ「タフト」が発売されても、その人気は揺らぎません。
スズキの軽自動車の中だと「スペーシア」と「ハスラー」の人気が高いことがわかりますね。
軽トールワゴンだと、電動パーキングブレーキだけでなく、先進ライト「ADB(アダプティブドライビングビーム)」やハンドル支援機能「LKC(レーンキープコントロール)」、駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」などの先進安全装備が豊富に搭載されている「タフト」がおすすめです。
全込み200万円前後で買えるクルマランキング(普通車限定)
さきほどのランキングから軽自動車を抜いて普通車のみとしたランキングは、以下のとおりです。
順位 | 車種名 | メーカー名 | セグメント | 販売台数 |
1 | ルーミー | トヨタ | コンパクトカー | 11,954 |
2 | ヤリスクロス | トヨタ | SUV | 10,485 |
3 | ヤリス | トヨタ | コンパクトカー | 10,074 |
4 | ライズ | トヨタ | SUV | 7,901 |
5 | フィット | ホンダ | コンパクトカー | 5,782 |
6 | ソリオ | スズキ | コンパクトカー | 5,082 |
7 | アクア | トヨタ | コンパクトカー | 3,773 |
8 | パッソ | トヨタ | コンパクトカー | 3,006 |
9 | MAZDA2 | マツダ | コンパクトカー | 2,676 |
10 | ロッキー | ダイハツ | SUV | 2,152 |
11 | スイフト | スズキ | コンパクトカー | 1,952 |
12 | トール | ダイハツ | コンパクトカー | 1,689 |
全込み200万円前後で購入できる普通車で最も人気が高いのは、トヨタ「ルーミー」です。
そんな「ルーミー」は、最上位グレードの「カスタムG-T」でも235万円程度で購入可能なため、グレードやオプションによっては、さらに安く購入することもできるでしょう。
「ルーミー」の魅力は、何と言っても圧倒的に広い車内と使い勝手の良さにあります。
同タイプのコンパクトカースズキ「ソリオ」にはない電動パーキングブレーキやコネクティッドサービスが使用できる点でも魅力的です。
そのため、フルモデルチェンジが行われた「ソリオ」の2倍以上の人気で、姉妹車ダイハツ「トール」と合算してみれば、軽自動車人気TOP3のダイハツ「タント」に迫る人気です。
つまり、「ルーミー」は普通車の中でぶっちぎりで人気が高いといえるでしょう。
次いで人気なのが、トヨタ「ヤリス」と「ヤリスクロス」です。
「ヤリス」は最上位グレードの「Z」で220万円程度、「ヤリスクロス」は中間グレードの「G」で235万円程度で購入可能なため、グレードやオプションによっては、さらに安く購入することもできるでしょう。
両車の魅力は何と言っても安全性能と燃費性能が圧倒的に優れている点です。
安全性能では、2021年でトップクラスの性能を誇る自動ブレーキが搭載されており、具体的には交差点右左折時の対向車や歩行者に対しても作動可能となっている点で優れています。
また、「ヤリスクロス」には「ヤリス」の欠点でもあるレバー式パーキングブレーキが電動パーキングブレーキに置き換わっており、先進ライト「アダプティブハイビームシステム」やトヨタ「RAV4」に搭載されている4WDシステムが搭載されるなど、「ヤリス」以上に魅力的なクルマになっています。
それでいて価格は15~25万円程度しか変わらないため、個人的には「ヤリスクロス」がおすすめです。
次いで人気なのは、一時期より人気は落ち着いたものの、まだまだ人気の高いトヨタ「ライズ」です。
「ライズ」は、1.2Lガソリン車の最上位グレードの「Z」なら235万円程度で購入可能なため、グレードやオプションによっては、さらに安く購入することもできるでしょう。
「ライズ」の魅力は、SUVトップクラスの後部座席の広さと、5ナンバーサイズのボディに軽自動車並の最小回転半径による運転のしやすさです。
2021年11月1日の一部改良で1.2Lハイブリッド車も追加され、より魅力的になりましたが、安く購入したいなら1.2Lガソリン車が最もおすすめです。
燃費性能の向上や電動パーキングブレーキが搭載されたことも、大きな魅力でしょう。
今回ご紹介したランキング上位にランクインしているクルマは、いずれもコスパが高いクルマばかりといえます。
各車の違いは“どの項目がより優れているか”という点にありますので、あなたがクルマの中で何を重視するのか、よく確認してから購入する様にしましょう。
コンパクトカーやSUVを200万円以下で購入したい方は、“新車同様の中古車”も検討してみましょう。
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ただし、上記はメーカーオプションの場合のみで、ディーラーオプションの場合は後付けも可能です。
そのため、中古車を選ぶ際は車のカラー及びメーカーオプションを妥協しないようにしましょう。
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さらに、ガリバーは以下のメリットもあります。
- 修復歴車(事故車、事故歴ありの車)を販売していない
- 納車後、100日以内であれば返品可能
- ディーラーより長い10年保証(走行距離無制限、ハイブリッドカーのバッテリーなども保証)
ガリバーによると、修復歴車の約4割(39.4%)の車で何らかの故障が発生していたため、修復歴車の販売をやめたようです。そんな修復歴車を販売していないので、故障が発生するリスクが低いともいえますね。
特に驚きなのが、100日以内であれば返品可能というところではないでしょうか。これなら、仮に購入した車に問題があった場合や、急に車の使用シーンが大きく変わっても安心ですよね。
その他、ディーラーよりも長い10年保証というのも心強いです。ハイブリッドカーのバッテリーなども保証対象なのでさらに安心です。走行距離が何kmでも保証対象です。
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※中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。登録後、ガリバーから電話がかかってくるので、そこで詳しい話を聞いてみましょう。
まとめ
今回は、全込み200万円前後で購入できる比較的“価格が安い”クルマランキングをご紹介しました。
昨今、安全性能の進化、乗り心地や質感の向上、先進装備の搭載などにより軽自動車でも200万円を超える時代になっています。
そのため、コンパクトカーやSUVを全込み約200万円で買えれば、かなり賢い買い方をしたといえるでしょう。
とはいえ、お金を優先するあまり、妥協してクルマを購入するべきではありません。
筆者は昔、価格を優先しすぎて安全装備がなく質感の低い下位グレードのクルマを購入して非常に後悔したことがあります。
購入時はそれほど劣ってみえなくても、時代が進むことにより他車の質感や安全装備の内容は進化し、非常に見劣りすることになります。
特に普段目にする車内の質感、進化のスピードの早い安全装備は新型車との差が顕著なため、妥協して購入することはおすすめできません。
クルマの購入で後悔しないためには、あなたが重視する項目は何なのか、よく確認しておくことが重要です。
1番売れてるから何となく選んだ、SUVが流行っているから何となくSUVにした、などの安易なクルマ選びをしない様にしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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